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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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なんじゃこりゃあーっっ!!!

ハハハ、はい来ましたね往年の刑事ドラマの傑作「太陽にほえろ!」ネタ(大笑)
怪盗ネタ、ルパンネタの数々が華麗に炸裂する中、当然「刑事ネタ」というのもあるわけでして・・・。
今後どのような刑事ネタを出してくるのか、期待とともに見守りたいと思いますw

さて今週は、ルパン戦隊の面々の戦う動機が明らかになりました。
3人それぞれの、「大事な人を取り戻したい」という強い気持ちが彼らをして怪盗戦隊に変身させていたのですね。で、その時裏で彼らを動かしていたのが、実は老執事のコグレ(温水洋一)だったという・・・。
さすが温水さんほどの大物、影の顔を持つ(今のところ)一番の重要人物だったわけです。
コグレにも、コグレなりの深い事情、強い思いがありそうです。っていうか、「仮面ライダーウィザード」の時の笛木さんみたいなポジションじゃないかという予感もします。同じく香村先生の脚本だしね。

・・・というわけで、俄然ドラマが面白くなってきた第2話でしたが、今週は警察戦隊の戦いっぷりが笑えました!
特に、3人が融合する「パトレンU号」(「融合」のダジャレ?)のアイデア、外見には驚愕&爆笑!
自分たちが融合していると気づいた時の絶叫「なんじゃこりゃー!」も可笑しいですが、そのあとの、パトレッドがパトピンクに殴られ、パトグリーンに「汗臭い」と言われる一人芝居も絶妙! 
ビルの屋上からその様子を見ている怪盗戦隊たちの場面で、混乱したU号が地面を転げ回っていたのも笑えました。
パトピンクの奥山かずささん、可愛い顔に似合わぬドスの効いた低い声なのがまたナイスだし、すぐに手が出る暴力タイプのキャラっぽくてそれもまたヨシ。今後に期待!

そして、足元が紅いハイヒール(?)のお色気怪人、ゴーシュ・ル・メドゥ。
「ジュウオウジャー」の時のナリア様みたいな、最後に怪人を巨大化させる役目を持っていました。
彼女が登場する時の、光る空間を突き破って出てくるような画面効果、スパイ映画のお色気シーンみたいな音楽、どちらも最高!
これまた、今後に期待です。

怪盗戦隊と刑事戦隊の微妙な友情のつながり具合も心地よく、今後「すれ違いドラマ」というか、素顔の時のつき合いと変身後の敵対関係を平行してやっていくっぽいのも楽しい。
(ラストの引きは、「バレた!」じゃなくて「刑事たちはお店に食事に来ただけ」だと思う)

次週も刮目して見ちゃいます!

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「ルパン」という名前の強さ!

さて、再開後初めての記事は本日スタートの新戦隊の感想です。

まず、「怪盗戦隊vs警察戦隊」というコンセプトの斬新さに敬意を表したい。
ライダーにしても戦隊にしても、過去の伝統を踏まえつつ、流行のものや新しいものを取り入れることに貪欲ですよね。
「試しにやってみよう」感がすごい。
私は「ウルトラマンガイア」で特撮ファンになった人間なので、しばらくはウルトラマンシリーズを見続けていたのですが(仮面ライダーや戦隊はヒーローや怪獣が巨大サイズじゃないのが物足りなかった)、円谷の作品はなんか過去に縛られていて古臭いし、飽きがくるんですよね。
そういう大時代な雰囲気が好き、という方もいるのであくまで個人の趣味の問題ですが。

「怪盗戦隊」という要素には以前に「宇宙海賊ゴーカイジャー」という類似の戦隊がありましたし、「警察戦隊」についても「特捜戦隊デカレンジャー」があってけして目新しくはないのですが、それを両方出してvsものにしちゃう、ってのがね。新しい。
新しいものにはそれだけで大いなる価値がある。
この年になるとね、つくづくそう思うんですよ(笑)

それと思ったのが、「ルパン」という言葉というかコンテンツの強さ。
「怪盗紳士」というイメージの強烈さ。
シルクハット、マント、あとはトランプカードとか予告状を小道具として使ったりとか、正体が貴族っぽかったり物腰が優雅だったりする、更にはおフランスの香りとか、美女とのアバンチュールとか、ある一定のイメージを「ルパン」の3文字で醸し出してしまえるという・・・。
(「ホームズ」という言葉も強いんだけど、「ルパン」には負ける気がするの・・・)

そんな「ルパン」戦隊、2年前のアニメ「怪盗ジョーカー」の影響もちょっと見られるようなカードを使った戦い方などもしていましたし、変身ポーズが壁の前でスポットライトが当たっているのは「ルパンⅢ世」っぽいし、「ルパン」という言葉の持つイメージを引き出しまくっていてとても楽しいです。
ルパンレッドが貴族のぼっちゃまで、老執事(なんと温水さんだー!)がお仕えしているのもナイス。
怪盗同士が、他のメンバーに対してドライなのも良いですね。お互いがお互いの実力を信用しているからこその、
「お前がピンチになっても、オレはお前を助けない。お前のことだ、勝手に逃げるだろ」
みたいなねー、良い友情の在り方ですねw
・・・なあんて思っていたら、脚本が私の大好きな香山純子先生だったのよー!
(香村純子先生は「仮面ライダーウィザード」や「動物戦隊ジュウオウジャー」でおなじみの脚本家です)
やっぱりね、なんかツボを分かってらっしゃるわー!

警察戦隊に関しては、登場シーンが少なかったので様子見です。

あと、悪役マフィア怪人どものパーティー会場のシーンも良かったですねw
床が白黒の市松模様なのもゴージャスだったし、何よりも、よくもまああんなに怪人を集めた(作った)と感心致しました。
ああやって、ヒトならぬものたちが大勢集まってワヤワヤやってる雰囲気はスター・ウォーズのタトゥイーンの酒場っぽくて好きだー!

「宇宙戦隊キュウレンジャー」も最後まで楽しくみていましたが、今度の新戦隊もこの調子だとけっこう楽しめそうな気がします。
ただ、時間が朝の9:30からになってしまったので、録画しないと見づらいのが面倒くさい・・・。
日曜朝は戦隊のおかげで早起きできていたのに・・・。

祝! 野外ステージ復活!

改修のため、去年からお休みしていた東武動物公園のステージがこの秋、ついに復活!
私にとってはもはや、ヒーローショーの聖地と言ってもいい場所だっただけに、もう嬉しくてたまりません。
10/9、そんな東武動物公園に「仮面ライダーエグゼイドショー」を見に、長女のA、そして特撮仲間のKさんと共に行ってまいりました。
Kさんは写真を撮るのが上手くて、今回も隣でやたら何枚も写真を撮っているなあ、と思っていましたら、なんとそれを全部CDに焼いて送ってきてくださいました。
その数、なんと200枚(笑)
いやー、いつもありがとうKさん。面倒くさがりの私が、充実した特撮ライフを送れるのもひとえにKさんのおかげです。

さて、今回はショーの流れを、そんなKさんの200枚の中から厳選した写真を使ってご紹介いたします~♪

新しくなったステージ、今まではテントみたいな布製だった屋根が白い鉄骨作りになりました。これなら台風の日でもショーが中止にならないぞ(笑)
「仮面ライダーエグゼイド スペシャルショー」の看板も嬉しいステージに、司会のお姉さんが現れて「『がんばれー!』って大きな声で応援してねー♪」、と子供達を煽るのですが、子供達はすでにMAXハイテンション。すぐ後ろの席にいた子供が、大声で「がんばれー!」って叫びすぎて、途中で疲れて静かになってしまっていたのが愛おしいw
最初に登場するのは、ステージ中央の両開きの石の扉をあけて現れたブレイブ。
(変身時のあの動作を思い浮かべてください)
続いて、エグゼイドも登場。
1.gif
ところが、邪悪なバグスターの手によってブレイブはウイルスに感染してしまう・・・。

001_魔法使い降臨-2
そこに颯爽と現れた魔法使いことウィザード!
ゴーストも登場して、バグスターと戦いブレイブたちを逃がすのだが・・・。

3.gif
そこで、やたらうるさい奴、電王のモモタロスが登場(笑)。
「運がいい奴だぜ。10周年のアニバーサリーイヤーの刀の錆になるとはな!」
などと、威勢よくメタ発言な啖呵を切り大暴れ。

002_会話-4
ウィザードとゴーストは、舞台右手の岩に座って呆れ顔(?)でモモタロスの様子を見ながら、何やら二人でおしゃべりをしている。
この時の二人の、仲の良さそうな小芝居がメッチャ可愛くて、舞台中央のバトルよりも、そっちばかり見ちゃいましたw
ウ「何だアイツ?」
ゴ「僕のずーっと前の先輩ですかねえ。元気な人ですねえ」
ウ「まあ、ここはアイツにやらせとくか」
みたいな会話をしていたかと思われ(笑)

003_共闘-4
また別の敵が現れて、なごみ中の二人も一気に戦闘態勢に!

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すると今度はドライブと鎧武がそれぞれのテーマ曲と共に登場、敵を蹴散らすのだった。

004_威嚇-6
見得を切るドライブとゴースト。
決めセリフが、
ド「フルスロットルで」
ゴ「命燃やすぜ!」
だったのには笑ったw
瞬殺だろそれww

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さて、そのころウイルスに侵されたブレイブは、心を操られ悪の手先に。更に、ドライブ・鎧武もウイルスに感染し、ライダー達は絶体絶命・・・かと思われたのだが、会場の小さな子供たちの声援がブレイブたちの洗脳を解き、全員で協力したライダーたちは見事、悪のバグスターたちを倒したのだった・・・。

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司会進行のお姉さんが、会場のみんなにお礼を言って、「10秒間のサービスタイム」をプレゼントしてくれました。
ライダーたちが勢ぞろいで、前向き・左向き・右向きに、それそれ決めポーズを取ってくれるという、まさに大サービス!
写真撮り放題! 
この豪華なメンバーが一斉にポーズしてくれるなんて、滅多に見られません!

005_休憩中-9
1回目のショーの「右向き」の時に、モモタロスが寝そべってポーズを取っていたのがメッチャ可愛かった!

・・・とまあ、非常に満足な内容のショーだったのですが、ウィザードファンの私はやはり何といっても、久々に見る魔法使いのお姿をどうしても目で追ってしまいました。
何といっても、このカッコ良さですよ!
006_剣風一閃-7
ひるがえる裾が美しい!

11:30と14:00、ショーは2回ありましたがもちろん2回ともガッツリと鑑賞。
後楽園のシアターGロッソのショーも好きなのですが、やはり東武動物公園のショーは開放的な感じがすごく良いです。
ヒーローと観客の距離が近い、というか。作りこまれたステージではなく、本当にヒーローたちが目の前にいて、声援に応じて戦ってくれてるような感じ。
最後にライダーたちと握手が出来るのも、「本当にそこに生きている感じ」を強くしています。
入園料の他に、ショーを見るための料金が要らないのも嬉しいですね。ショーがあるという事を知らずに入園した家族連れが、ふと立ち寄って楽しむこともできる、というのが。
「お金を払って予約して、ヒーローショーを見に行く」というのではなくってね。「お休みの日に動物公園に遊びに行ったら、仮面ライダーがいて戦っていて、応援したらお礼を言って最後に握手までしてくれた」というのは、子供にとっては最高の思い出になると思います。

・・・さて、東武動物公園のヒーローショーといえば、そんな純真な子供たちだけではなく、私たちのような大きくて濃いお友達も集結してしまう場所なわけですが・・・。
特に今回は、エグゼイドとブレイブ以外にウィザード・鎧武・ドライブ・ゴーストそれにモモタロスという豪華絢爛な顔ぶれだったので、それぞれのライダーのファンの人がかなり大勢来ていました。
(マスコット人形を持っていたり、Tシャツの柄やお面で主張していたり、大きなカメラを持っていたりするのですぐにお仲間と分かるw)
目についたのは親子でハマッている人たちで、まだ3歳くらいの子供にビーストのTシャツとベルトさせてたり・・・イヤ、君、まだその時生まれてないよね? 
10歳くらいの男の子でウィザードのコスプレしている子もいたなあ。その子は、お母さんも赤い細身のズボンに黒いジャケット、といううハルトっぽいスタイルでした。
お母さんが先に特撮にハマって、幼いわが子に英才教育をほどこしているという・・・。
微笑ましいといえば微笑ましいけど、やはり何事もやりすぎはいかんよね。
保育園でみんながビルドの真似をして遊んでいる時、一人だけウィザード、っていうのは子供が気の毒かと・・・。

エグゼイドショーと言う割には、エグゼイドとブレイブにあまり見せ場がなく、スナイプもレーザーも出てこないのは残念でしたが、この先さらに11/5にもエグゼイドショーがあり、そちらにはこの二人と更にムテキゲーマーも登場する模様。
(個人的には、ゾンビが一番見たいw)
11/12には早くもビルドのショーも予定されています。
ああ楽しみw

本当に、東武動物公園さま、ヒーローショー復活させてくれてありがとう!
これからもよろしくね!

主人公のキャラが固まってなくて、見ていて辛い。

まあ、仮面ライダーの宿命とも言えるのだが・・・。

若くて経験の浅い役者をヒーローとして起用して、慣れない芝居をさせて毎週変身ポーズを取らせたり決めセリフを言わせたりしていくうちに、ドラマの主人公のヒーロー魂が乗り移るかのように、主人公がヒーローらしく成長して、貫禄と気迫と個性を身に付けていくのを見守るのが大人ファンの楽しみでもあるわけで。

今思えば、「ドライブ」の進ちゃんも最初の頃は「脳細胞がトップギアだぜ」とか言ったり、すぐサボッたり、なかなか痛いキャラだった。それが最終回の頃には稀に見る大人の正義感と現実味を持ったヒーローに成長していたし。
「ウィザード」のハルトも最初はクサいセリフを言うだけの恰好つけ野郎だったのが、いつの間にか傷つきやすい若者、感情移入できる等身大のヒーローとして戦うようになっていたし。
結局、ヒーローを演じる役者の素のキャラクターが、少しずつ脚本や監督やスーツアクターさんと影響を与えあって、1年かけてその人だけの個性を持ったヒーローが誕生するんだろうな、って思うんです。

桐生クンはね、まだそこまで行ってないから正直見ていて痛い。
正義感が強いのか単に優しいのか、何かトラウマがあって強迫的に人助けをしてしまうのか、女に弱いのか子供に弱いのか。
個性が無いから好きにもなれないし感情移入もできない。
しかしまあ、私もライダーを見続けて、「早くてもクリスマス頃までは我慢して見守らないと、ライダーは突然化ける」という法則を掴んでおりますので、まだしばらくは注視いたしますよ。
・・・ただ、ビルドは今のところ、主人公だけじゃなくてヒロインの美空ちゃんも痛いキャラなんだよなあ・・・。
ただ単に「変わり者」を出せばいい、ってもんじゃないんだよなあ・・・。

P.S.
TVをつけっぱなしにしていて、続いて「スイートプリキュア」のOPを見ていたら、なんと「脚本 香村純子」の文字が!
「ウィザード」や「ジュウオウジャー」の脚本で、私のなかで「神」の地位を欲しいままにしている香村先生がプリキュア?
ああ、でも、たまに流し見してると「おおー。なかなかいい話だなあ」と思うことがあったのですが、やはり香村先生の脚本だったのだろうか。
まあでも、先生には早く特撮の世界に戻ってきて欲しいですけどね。

コッテコテやあ~!

先週から始まった新ライダー、先週は感想をアップできなかったので今日、まとめて語らせていただきます!

まず、第一印象は「昭和のコテコテ感」!
だってさ、「日本3分割」でしょ、「改造人間手術」でしょ、「指名手配犯」でしょ、あと、主人公の2人、桐生と万丈の掛け合いも、ひと昔前の探偵バディものっぽい。
(あ、今書いてて気づいたんだけど、主人公の苗字が「桐生」なのねー! 桐生クンといえば陸上100m9秒台おめでとー!!! 「ジェット桐生」ってあだ名があるんだってねー超カッコイイ! 最近、短距離男子はイケメンが多いなか、桐生クンの無骨な野武士のような風貌も大好きだったので、ことさらに嬉しいですww)

エグゼイドやドライブみたいな、社会人としてきちんと仕事をしている今時の「働くお兄さん」のライトな感じとは対照的な、「裏切り者の名を受けてすべてを捨てて戦う男」みたいな、大時代なドラマ性を感じるのよね。
そのくせ、変身した後のビルドの指さし確認みたいな決めポーズは、やたら明るくて、ドライブの時のマッハみたいな「陽性のライダー」っぽいし。
第2話冒頭の桐生と万丈の軽妙な掛け合い(なかなか達者で頼もしい)を見る限り、「あぶない刑事」みたいな友情だかブロマンスだかわかんない腐女子ウケしそうなバディものを目指していそうで、ちょっと心配な感触ではあります。

主人公の「天才物理学者」っていう設定も、今のところあまり活かせてないようですが、コテコテ感を強めていますね。
攻撃するときに放物線みたいなの出して軌道計算するのがちょっと面白い。
でもアホ毛が立つのはどうなのか(笑)
あのアホ毛のせいで、世間知らずの学者馬鹿みたいなキャラかと思わせておいて、けっこう行動派だったり武道派だったりするあたりも、なんか統一性が無いというかコテコテなんです。

まあしかし、無駄な要素はこの先多分、そぎ落とされて行くでしょう。
「日本3分割」のような、ありえたかも知れない現実味を持ちかつ壮大な世界観のライダーはあまり記憶になく、その世界をどう生かすか、という点だけを見てもこの先が多いに期待できます。

前向きー!

やっぱり復活したねポッピーとパラドさんw
ヨカッタヨカッタww
やや綺麗にまとまりすぎた感はあるものの、すべてのエピソード、すべての人物が収まるべきところに収まった、「大団円」と呼ぶにふさわしい幕切れで、しかも、明日への希望を強く持ち続ける前向きさが、非常にエグゼイドらしくって良いと思いました。
ゲーム病やバグスターとの戦いで命を落とした人々の名前を全員読み上げるのにはちょっと驚きましたね。
しかも、そのすべての人たちを蘇らせる、という未来を目指している、という。
医療という重すぎるテーマを扱ってきて、力及ばす患者の命を救えないこともあるわけで、しかしそれでも前を向く、実際の医療の現場に携わる人たちへの共感と応援のメッセージにもなっているのですね。

そして、劇場版はやはりTVシリーズの最終回後の世界であることも、東映公式サイトに明記されていました。
そうだよねー。
つまり、CRチームの面々やタイガさん、もちろんポッピーもパラドさんも、今と同じような感じでずっと終わりなきゲームをプレイしつづける、と。こういう不死というか、不変の世界観はゲームっぽいのよね。

それにしても今週も、エムの表情の凛々しさが素晴らしい。
シリーズ中盤はクロト役の岩永くんが、後半はエム役の飯島くんが見事にドラマを引っ張ってくれましたねー!
最初は素人くさくて演技も棒っぽかったのが、みるみるうちに演じることの楽しさを、また、ヒーローとしての気迫を身に付けていったのは、見ているほうとしても本当にライダーファン冥利に尽きました。
さなぎから出てきた蝶がみるみるうちにハネを広げていくのを見守るような。
これからも多方面で活躍してほしい。

正直、途中の盛り上がりに比べて最終3話は消化試合みたいで今一つかな、と思っていたのですが、どうもソレって、クロノスこと壇正宗こと貴水さんの演技が、エムたち若い俳優の気迫に負けてたからじゃないか、って思うのよね・・・。
「絶版だア!」の言い方もいつも同じだったしね・・・。
正直、最終3話にはもう一人、ラスボスがいても良かったかなとは思いますね・・・。

さてしかし、冬映画でまた皆に会えると思うと、いつまでも寂しがってもいられません。
来週は早速、新ライダービルドのアピアランスを目撃する、という一大イベントが控えています。
9月、それは特撮ファンの新学期・・・!

真のエンディングというよりは後日談。

しかも、よく出来た後日談だと思いました。
患者の心情と医師としての熱意、そこにゲーム要素やデジタルワールド要素などが無理なく組み合わさって、エグゼイドならではの泣かせるストーリーに。

小学2年生の女の子、まどかちゃん。幼い頃から難病で入院を繰り返しており、父親は生まれたばかりの時に家を出てしまっている為、家族は優しく付き添ってくれる母親のみ。
そんな彼女の夢は、運動会に出て50m走で1着を取り、母親の作ったお弁当を食べること。
しかし彼女を診ているエムは、それがほとんど叶えることの出来ない夢と知っていて、それでも彼女に笑顔になってもらおうと日々、心を砕いている。
外資系ゲーム会社、マキナビジョンの作ったゲーム、「ハリケーンニンジャ」は感染した人々を仮想現実の世界に送りこむゲーム。
感染者はまどかちゃんが在籍する小学校の児童とその親たちや、入院する病院の関係者、近所の人たちなど。
謎の男がまどかちゃんの病室に入りこみ、彼女をデータ化して仮想現実の世界に取り込む。
そう、この仮想現実の世界は、まどかちゃんが健康な普通の子供として、お母さんやお父さんと一緒に楽しく運動会に参加できる、まどかちゃんの夢の世界だった。
取りこまれた人々を、そしてまどかちゃんを助け出すべく、エムはクロトが開発したVRシステムを使って仮想現実の世界に入って行く・・・。

・・・とまあ、ここまでで全体の1/3くらいなんですが、「まどかちゃん」という小さな女の子をめぐるお話だ、ということ、まどかちゃんのパパが鍵を握っていそうだな、ということ、くらいは想像がつくかと思います。
この、「まどかちゃん」役の森山のえるちゃんという子役の女の子がね、可愛いのよ!
変に芸達者というのではないけれど、喜怒哀楽を自然に表現していて引き込まれるのよ!
「まどか」という名前で某魔女っ娘アニメを思い出す方も多いと思いますが、「まどか」という名前は「円」とも書くし、なにか、「ザ・ワールド」的な、世界をまるごと自分の内側にしちゃう少女のインナーワールドと申しますか、この映画で言うと、ラスト、彼女と父親との確執が解けて二人がお互いを受け入れることで彼女の望みがかなう、そこでようやく物語がエンディングを迎えるわけですね。
もちろん、エムをはじめ仮面ライダーたちが「ハリケーンニンジャ」の中で敵ライダーやゲムデウス(壇正宗のTV版とは違う、映画版オリジナルのゲムデウス。なかなか強そう)と戦って勝利したからこそ、まどかちゃんと父親は再会できるわけですが・・・。

あ、この「父親」の役をケミストリーの堂珍嘉邦が演じていて、なかなか恰好良いです。謎めいた感じも良く出ていてね。
ただ、DAIGOみたいな黒い革手袋しちゃってるし、小学生として自分の父親がこんな外見だったらちょっと嫌かも(笑)
仮想現実の「楽しい運動会」の中で「俺に撮れないものはない!」と叫んでビデオカメラを構えていたヒイロさんのほうがパパとしては感じが良かったですね(笑)

この映画、壇正宗も「仮面ライダークロニクル」も登場しないんですよね。
そして、CRの面々やタイガさん達は普通に今まで通りに活動している。つまり、今TVでやってる戦いが終わってひと段落したあとの、エムたちの医師としての日常を描いた映画、という印象です。
今回のボスは外資系のゲーム会社の社長、ジョニー・マキシマという男でしたが、この「エグゼイド」の世界観だったら他にも、ゲーム会社やVR関係の人間で野望を持った奴なら「デジタルっぽいウイルスを流行らせて人類を支配」というシナリオが簡単に書けてしまいそうなので、この映画の後にも、同じようなピンチ、同じような戦いは何度あってもおかしくない。見終わって、むしろそんな感想を抱きました。

だから「トゥルー・エンディング」というのは、まどかちゃんにとってのトゥルー・エンディングなのかな、と。
とすれば、この先も、見ている人一人一人にそれぞれの「トゥルー・エンディング」があってもおかしくはないのかな、と。
・・・とまあ、なんか良い事を言ってまとめようとしていますがそれって、
「頑張っている君を応援したい」
「でも、自分の力でなし遂げないと」
ポスッ「意味ねーんじゃねえのか」
・・・と言うことでもありますよね(笑)

あと、夏映画では次作ライダーが無意味に話に絡んでくる「顔見世興行」シーンが必ずあるのですが、この映画ではそれがエンディングの後、ストーリーとは全く関係のない場面だったのも好印象です。
本編が、以上に述べてきたように、少女の内面をめぐるドラマだっただけに、無駄に異種ライダーとか出すとバランスが悪かったんじゃないかと思うんですよね。エムやヒイロさんの変身はあの世界観では「医療行為」だしね、そういう意味ではあの世界、「医師」はいても「ヒーロー」はいない世界だものね。

あと気になるのが、クロトが「ライフ残り1」になってからゲーム内でパラドと一緒に倒されたこと。
これって、もう復活できないんじゃ? と心配になりました(だから「トゥルー・エンディング」なのか!?)が後のシーンでしれっと登場していました。
どういう事なんだー!?
誰か教えてくれー!!

最後になりましたが、戦いの場に最後に登場するエムの貫禄、「ザ・ヒーロー」感は凄かったです。
「よっ! 待ってました!」
と大向こうから声がかかりそうな感じ。
カッコいい画面効果も手伝って、一年間かけて成長したライダーの夏映画のクライマックスにふさわしい無敵のヒーローオーラが出ていました。
ああ・・・。
やっぱ年間通してライダーを見続け、夏映画を鑑賞するというのは最高の贅沢ですなあ・・・(笑)

P.S.
ラストにちょっとだけ出てきたビルド、
「究極の救済を意味するエクストリーム・エイドを略してエグゼイド、だな」
などと、いちいち言葉の意味を確認する面倒くさそうな喋りがなかなか個性的で面白い奴です。
動物とか鉱物とかの、いろんな要素を瓶に詰めて収集している(それが変身のバリエーションになる)し、変身時、プラモデルの枠(?)みたいな実験器具(?)にプシューとはさまれるのも斬新。

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