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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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主人公のキャラが固まってなくて、見ていて辛い。

まあ、仮面ライダーの宿命とも言えるのだが・・・。

若くて経験の浅い役者をヒーローとして起用して、慣れない芝居をさせて毎週変身ポーズを取らせたり決めセリフを言わせたりしていくうちに、ドラマの主人公のヒーロー魂が乗り移るかのように、主人公がヒーローらしく成長して、貫禄と気迫と個性を身に付けていくのを見守るのが大人ファンの楽しみでもあるわけで。

今思えば、「ドライブ」の進ちゃんも最初の頃は「脳細胞がトップギアだぜ」とか言ったり、すぐサボッたり、なかなか痛いキャラだった。それが最終回の頃には稀に見る大人の正義感と現実味を持ったヒーローに成長していたし。
「ウィザード」のハルトも最初はクサいセリフを言うだけの恰好つけ野郎だったのが、いつの間にか傷つきやすい若者、感情移入できる等身大のヒーローとして戦うようになっていたし。
結局、ヒーローを演じる役者の素のキャラクターが、少しずつ脚本や監督やスーツアクターさんと影響を与えあって、1年かけてその人だけの個性を持ったヒーローが誕生するんだろうな、って思うんです。

桐生クンはね、まだそこまで行ってないから正直見ていて痛い。
正義感が強いのか単に優しいのか、何かトラウマがあって強迫的に人助けをしてしまうのか、女に弱いのか子供に弱いのか。
個性が無いから好きにもなれないし感情移入もできない。
しかしまあ、私もライダーを見続けて、「早くてもクリスマス頃までは我慢して見守らないと、ライダーは突然化ける」という法則を掴んでおりますので、まだしばらくは注視いたしますよ。
・・・ただ、ビルドは今のところ、主人公だけじゃなくてヒロインの美空ちゃんも痛いキャラなんだよなあ・・・。
ただ単に「変わり者」を出せばいい、ってもんじゃないんだよなあ・・・。

P.S.
TVをつけっぱなしにしていて、続いて「スイートプリキュア」のOPを見ていたら、なんと「脚本 香村純子」の文字が!
「ウィザード」や「ジュウオウジャー」の脚本で、私のなかで「神」の地位を欲しいままにしている香村先生がプリキュア?
ああ、でも、たまに流し見してると「おおー。なかなかいい話だなあ」と思うことがあったのですが、やはり香村先生の脚本だったのだろうか。
まあでも、先生には早く特撮の世界に戻ってきて欲しいですけどね。
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コッテコテやあ~!

先週から始まった新ライダー、先週は感想をアップできなかったので今日、まとめて語らせていただきます!

まず、第一印象は「昭和のコテコテ感」!
だってさ、「日本3分割」でしょ、「改造人間手術」でしょ、「指名手配犯」でしょ、あと、主人公の2人、桐生と万丈の掛け合いも、ひと昔前の探偵バディものっぽい。
(あ、今書いてて気づいたんだけど、主人公の苗字が「桐生」なのねー! 桐生クンといえば陸上100m9秒台おめでとー!!! 「ジェット桐生」ってあだ名があるんだってねー超カッコイイ! 最近、短距離男子はイケメンが多いなか、桐生クンの無骨な野武士のような風貌も大好きだったので、ことさらに嬉しいですww)

エグゼイドやドライブみたいな、社会人としてきちんと仕事をしている今時の「働くお兄さん」のライトな感じとは対照的な、「裏切り者の名を受けてすべてを捨てて戦う男」みたいな、大時代なドラマ性を感じるのよね。
そのくせ、変身した後のビルドの指さし確認みたいな決めポーズは、やたら明るくて、ドライブの時のマッハみたいな「陽性のライダー」っぽいし。
第2話冒頭の桐生と万丈の軽妙な掛け合い(なかなか達者で頼もしい)を見る限り、「あぶない刑事」みたいな友情だかブロマンスだかわかんない腐女子ウケしそうなバディものを目指していそうで、ちょっと心配な感触ではあります。

主人公の「天才物理学者」っていう設定も、今のところあまり活かせてないようですが、コテコテ感を強めていますね。
攻撃するときに放物線みたいなの出して軌道計算するのがちょっと面白い。
でもアホ毛が立つのはどうなのか(笑)
あのアホ毛のせいで、世間知らずの学者馬鹿みたいなキャラかと思わせておいて、けっこう行動派だったり武道派だったりするあたりも、なんか統一性が無いというかコテコテなんです。

まあしかし、無駄な要素はこの先多分、そぎ落とされて行くでしょう。
「日本3分割」のような、ありえたかも知れない現実味を持ちかつ壮大な世界観のライダーはあまり記憶になく、その世界をどう生かすか、という点だけを見てもこの先が多いに期待できます。

前向きー!

やっぱり復活したねポッピーとパラドさんw
ヨカッタヨカッタww
やや綺麗にまとまりすぎた感はあるものの、すべてのエピソード、すべての人物が収まるべきところに収まった、「大団円」と呼ぶにふさわしい幕切れで、しかも、明日への希望を強く持ち続ける前向きさが、非常にエグゼイドらしくって良いと思いました。
ゲーム病やバグスターとの戦いで命を落とした人々の名前を全員読み上げるのにはちょっと驚きましたね。
しかも、そのすべての人たちを蘇らせる、という未来を目指している、という。
医療という重すぎるテーマを扱ってきて、力及ばす患者の命を救えないこともあるわけで、しかしそれでも前を向く、実際の医療の現場に携わる人たちへの共感と応援のメッセージにもなっているのですね。

そして、劇場版はやはりTVシリーズの最終回後の世界であることも、東映公式サイトに明記されていました。
そうだよねー。
つまり、CRチームの面々やタイガさん、もちろんポッピーもパラドさんも、今と同じような感じでずっと終わりなきゲームをプレイしつづける、と。こういう不死というか、不変の世界観はゲームっぽいのよね。

それにしても今週も、エムの表情の凛々しさが素晴らしい。
シリーズ中盤はクロト役の岩永くんが、後半はエム役の飯島くんが見事にドラマを引っ張ってくれましたねー!
最初は素人くさくて演技も棒っぽかったのが、みるみるうちに演じることの楽しさを、また、ヒーローとしての気迫を身に付けていったのは、見ているほうとしても本当にライダーファン冥利に尽きました。
さなぎから出てきた蝶がみるみるうちにハネを広げていくのを見守るような。
これからも多方面で活躍してほしい。

正直、途中の盛り上がりに比べて最終3話は消化試合みたいで今一つかな、と思っていたのですが、どうもソレって、クロノスこと壇正宗こと貴水さんの演技が、エムたち若い俳優の気迫に負けてたからじゃないか、って思うのよね・・・。
「絶版だア!」の言い方もいつも同じだったしね・・・。
正直、最終3話にはもう一人、ラスボスがいても良かったかなとは思いますね・・・。

さてしかし、冬映画でまた皆に会えると思うと、いつまでも寂しがってもいられません。
来週は早速、新ライダービルドのアピアランスを目撃する、という一大イベントが控えています。
9月、それは特撮ファンの新学期・・・!

真のエンディングというよりは後日談。

しかも、よく出来た後日談だと思いました。
患者の心情と医師としての熱意、そこにゲーム要素やデジタルワールド要素などが無理なく組み合わさって、エグゼイドならではの泣かせるストーリーに。

小学2年生の女の子、まどかちゃん。幼い頃から難病で入院を繰り返しており、父親は生まれたばかりの時に家を出てしまっている為、家族は優しく付き添ってくれる母親のみ。
そんな彼女の夢は、運動会に出て50m走で1着を取り、母親の作ったお弁当を食べること。
しかし彼女を診ているエムは、それがほとんど叶えることの出来ない夢と知っていて、それでも彼女に笑顔になってもらおうと日々、心を砕いている。
外資系ゲーム会社、マキナビジョンの作ったゲーム、「ハリケーンニンジャ」は感染した人々を仮想現実の世界に送りこむゲーム。
感染者はまどかちゃんが在籍する小学校の児童とその親たちや、入院する病院の関係者、近所の人たちなど。
謎の男がまどかちゃんの病室に入りこみ、彼女をデータ化して仮想現実の世界に取り込む。
そう、この仮想現実の世界は、まどかちゃんが健康な普通の子供として、お母さんやお父さんと一緒に楽しく運動会に参加できる、まどかちゃんの夢の世界だった。
取りこまれた人々を、そしてまどかちゃんを助け出すべく、エムはクロトが開発したVRシステムを使って仮想現実の世界に入って行く・・・。

・・・とまあ、ここまでで全体の1/3くらいなんですが、「まどかちゃん」という小さな女の子をめぐるお話だ、ということ、まどかちゃんのパパが鍵を握っていそうだな、ということ、くらいは想像がつくかと思います。
この、「まどかちゃん」役の森山のえるちゃんという子役の女の子がね、可愛いのよ!
変に芸達者というのではないけれど、喜怒哀楽を自然に表現していて引き込まれるのよ!
「まどか」という名前で某魔女っ娘アニメを思い出す方も多いと思いますが、「まどか」という名前は「円」とも書くし、なにか、「ザ・ワールド」的な、世界をまるごと自分の内側にしちゃう少女のインナーワールドと申しますか、この映画で言うと、ラスト、彼女と父親との確執が解けて二人がお互いを受け入れることで彼女の望みがかなう、そこでようやく物語がエンディングを迎えるわけですね。
もちろん、エムをはじめ仮面ライダーたちが「ハリケーンニンジャ」の中で敵ライダーやゲムデウス(壇正宗のTV版とは違う、映画版オリジナルのゲムデウス。なかなか強そう)と戦って勝利したからこそ、まどかちゃんと父親は再会できるわけですが・・・。

あ、この「父親」の役をケミストリーの堂珍嘉邦が演じていて、なかなか恰好良いです。謎めいた感じも良く出ていてね。
ただ、DAIGOみたいな黒い革手袋しちゃってるし、小学生として自分の父親がこんな外見だったらちょっと嫌かも(笑)
仮想現実の「楽しい運動会」の中で「俺に撮れないものはない!」と叫んでビデオカメラを構えていたヒイロさんのほうがパパとしては感じが良かったですね(笑)

この映画、壇正宗も「仮面ライダークロニクル」も登場しないんですよね。
そして、CRの面々やタイガさん達は普通に今まで通りに活動している。つまり、今TVでやってる戦いが終わってひと段落したあとの、エムたちの医師としての日常を描いた映画、という印象です。
今回のボスは外資系のゲーム会社の社長、ジョニー・マキシマという男でしたが、この「エグゼイド」の世界観だったら他にも、ゲーム会社やVR関係の人間で野望を持った奴なら「デジタルっぽいウイルスを流行らせて人類を支配」というシナリオが簡単に書けてしまいそうなので、この映画の後にも、同じようなピンチ、同じような戦いは何度あってもおかしくない。見終わって、むしろそんな感想を抱きました。

だから「トゥルー・エンディング」というのは、まどかちゃんにとってのトゥルー・エンディングなのかな、と。
とすれば、この先も、見ている人一人一人にそれぞれの「トゥルー・エンディング」があってもおかしくはないのかな、と。
・・・とまあ、なんか良い事を言ってまとめようとしていますがそれって、
「頑張っている君を応援したい」
「でも、自分の力でなし遂げないと」
ポスッ「意味ねーんじゃねえのか」
・・・と言うことでもありますよね(笑)

あと、夏映画では次作ライダーが無意味に話に絡んでくる「顔見世興行」シーンが必ずあるのですが、この映画ではそれがエンディングの後、ストーリーとは全く関係のない場面だったのも好印象です。
本編が、以上に述べてきたように、少女の内面をめぐるドラマだっただけに、無駄に異種ライダーとか出すとバランスが悪かったんじゃないかと思うんですよね。エムやヒイロさんの変身はあの世界観では「医療行為」だしね、そういう意味ではあの世界、「医師」はいても「ヒーロー」はいない世界だものね。

あと気になるのが、クロトが「ライフ残り1」になってからゲーム内でパラドと一緒に倒されたこと。
これって、もう復活できないんじゃ? と心配になりました(だから「トゥルー・エンディング」なのか!?)が後のシーンでしれっと登場していました。
どういう事なんだー!?
誰か教えてくれー!!

最後になりましたが、戦いの場に最後に登場するエムの貫禄、「ザ・ヒーロー」感は凄かったです。
「よっ! 待ってました!」
と大向こうから声がかかりそうな感じ。
カッコいい画面効果も手伝って、一年間かけて成長したライダーの夏映画のクライマックスにふさわしい無敵のヒーローオーラが出ていました。
ああ・・・。
やっぱ年間通してライダーを見続け、夏映画を鑑賞するというのは最高の贅沢ですなあ・・・(笑)

P.S.
ラストにちょっとだけ出てきたビルド、
「究極の救済を意味するエクストリーム・エイドを略してエグゼイド、だな」
などと、いちいち言葉の意味を確認する面倒くさそうな喋りがなかなか個性的で面白い奴です。
動物とか鉱物とかの、いろんな要素を瓶に詰めて収集している(それが変身のバリエーションになる)し、変身時、プラモデルの枠(?)みたいな実験器具(?)にプシューとはさまれるのも斬新。


最近の神はチートすぎ(笑)

最終回近くなってきて、敵進化⇒撃破⇒更に進化⇒撃破、のスピードがどんどんアップしてるのはいいんだけど、なんか解決が速すぎてちょっと軽い印象になってきているのは否めない。
(特に、神ことクロトが何でもあっさり解決してしまうのはいかがなものか)
ちょっと前の、ピポパポちゃんが敵サイドとドクターサイドの間で悩みつづけていたころのようなドラマの深さが感じられないというか・・・。
まあしかし、今ラスボスが進化しつづけてるのは壇正宗が人間を棄てているせいでもあるので、ドラマの深さとかそういう次元の話ではないのも分かるんですが。うーん、でもなんっか、ここに来て全体にペラペラしてる気がするんですよねー。ゲームというものの持つ宿命なのか、それとも中盤で盛り上がりすぎて、最終話のテンションが相対的に低くなってしまったのか。

っていうか、ニコちゃんに戦って欲しかった。
天才ゲーマーの力を見せて欲しかった。正直、同じクロノスのスーツで戦うのであれば、医者くずれのタイガさんより、ゲーマーとしてのニコちゃんの方が強いのではないかと思いますが・・・。
そして先週、タイガさんが病院の待合室のシーンで白衣を着ておらず黒いTシャツ一枚だったのは、夏で暑いからなのかなあと思っていました(笑)が、ちゃんと今週に繋がる伏線だったのね。タイガさんがかっこよく白衣を着るためだったのね。
いやもう、そういう演出いいから、ニコちゃんに、
「あんたアタシの主治医でしょ! このゲームをクリアできるのはアタシしかいないし、アタシを治すのはあんたしかいないんだよ!」
とか言って欲しかった。
ニコちゃんって重要人物なのに、これまであんまり大きな働きをしてなくて気の毒だと思っていたのよね・・・。ピポパポちゃんに比べても、話にあまりからんで来なくて飾りっぽいというか。医者は医者の本分を、ゲーマーはゲーマーのの本分を尽くしてほしい。
ニコちゃん仕様のクロノスの姿も見てみたかったし、ゲーマーならではのトリッキーな戦い方なども見てみたかったです。


新しい 仮面ライダーの 予告見た
わが心にぞ 秋風の吹く

・・・今年ももう終わりかあ(違う)

エグゼイドが尻上がりにどんどん神作品になってきたおかげで、
今年の夏の終わりは例年になく寂しい終わりになりそうです。
新ライダービルドね、うん、まあ・・・、いいんじゃない?
なんかキカイダーとWを足して2で割ったような感じだけど、スーツのデザインではエグゼイドで冒険しすぎた(しかもかなり不評だっったぽい)からまあ、原点回帰的な、ね。
しかしエグゼイドのあのガワのダサさですら、今や愛すべき個性として私の目には映っているので、今は何を見ても良くは見えないけど・・・こんな事言いながら、見始めて半年くらい経つと「こんなにハマるとは思わなかったー!」ってここのブログに書くことになるのよね。仮面ライダーの底力、恐るべし!

さて、先週はちょっと忙しくて感想をパスしてしまったのですが、相変わらず毎週毎週、驚きの展開があって目が離せません。
先週は、「これでいい」と言って悪役としての命をまっとうするグラファイトさん、なんかジョジョっぽく人間を超えた檀正宗ことクロノスとゲムデウスが合体するという最終回近い感満載の敵キャラ進化。
そして今週は、そのゲムデウスクロノスに更に対抗すべく、キリヤさんとクロト神の戦いによって抗体ウイルスを作りだしちゃうという荒業。
いやーっ、ホント予想もつかない、ってか予想を軽々と超えてきますね!
そんな中でも、ニコちゃんが意外とナースに向いてるんじゃないか的なひとコマや、キリヤさんやクロト神の今後のCRにおける扱いなど、最終回後の前向きな未来を思わせるエピソードにも事欠かず、また、エムとパラドが協力して戦ってる感じがかつてのマイティブラザーズみたいに仲よさそうで息がピッタリで(当たり前かw)、ヒイロさんとタイガさんもすっかり友情パターンが出来上がってあり、ドラマ全体としては壮絶なクライマックスへと向かう反面、一年間、自分と、あるいは敵キャラたちと苦しみながらも戦い続けてきた若者たちに、それぞれふさわしい居場所が用意されてきている気配がなんか嬉しい。

そうだよね・・・みんな、頑張ったよね・・・成長したよね・・・。
最初のころ、私、クロトとグラファイトの顔の見分けが付かなかったものね。
なんかいつも暗い場所で暗ったい顔してる人たち、ってイメージで(笑)
今や、片や神・片や王道敵キャラだもんね。
特にクロトに関しては、まさかこんなハジケキャラになるとは予想もしてなかったよね(笑)
うん、ほんと、みんな頑張った。感動した!
とりあえず、今週中に映画館には行く予定なので、近いうちにちょっとその辺も熱く語りたいです。

今週も 神回だったぜ エグゼイド
最終回が 来るのが怖い

もうね、一瞬も目が離せない、息つく暇もない、とはこのことですね!

30分の間に、パラドの復活・パラドの改心・エグゼイドとパラドの共闘・クロノス撃破・クロノスの超進化(?)とリセット、これだけの要素を詰め込んで、バタバタした感じも駆け足の感じもない。
パラドという悪役を、真に自分の一部として迎え入れるエムの心情にも無理がなく、っていうかエムが医師として・ゲーマーとして・仮面ライダーとしてこの先自分の進むべき道を進むためには、真になりたい自分になるためには、パラドという影を抱きしめることが必要不可欠だったんだなあ、と。
光だけの自分であろうとするのではなく、影の部分もまた自分であることを認め、そのすべてが自分であること、自分の責任から逃げないこと、そういう決意をするのはエムのほうなので、一見パラドが己の非を悔い改めて改心したように見えるけど、実は心理的に、もっと大きな決断をしていたのはエムの方だったんじゃないのかな、と思います。

屋上の場面、パラドが泣きわめいて地面にうち伏しても、厳しい表情を崩さず振り向きもしないエムの横顔、心の中で激しい感情が渦巻いているのにそれを理性で押さえつけているのが手に取るように伝わってきて、「ああエムってば、このあと何を言うつもりなの? 突然感情を爆発させちゃうの?」とドキドキしながら食い入るように見つめちゃいました。
大声を出しているわけでも泣いたり怒ったりしているわけでもないのに、痛いような緊張感で引き込まれてしまうような演技。凄い。
エグゼイドの成功の最大の要因は、飯島くんを主役に据えたことじゃないかしら。
「医師でゲーマー」という、ちょっとどうなのかと思われた主人公に血肉を与え、悩める等身大の青年でありかつまたヒーローでもあるという存在を魅力的に演じきっていて素晴らしい。
研修医をやってるときの明るい笑顔から戦いの中で見せる容赦のない冷たい目つきまで、同一人物とは思えないほど表情・顔つきが変わるのも凄いです。

今週はあと、パラドさんこと甲斐くんも良かったですね~!
死の恐怖に直面したことで初めて、自分のしてきたことを悔いる、というのはちょっと甘い気もしましたが、「パラドには心がある」ということで納得。「心」って便利な言葉だなあ。ドライブの時にチェイスが「にんげん・・・こころ・・・」とかブツブツ言いながら戦っていたのを思い出しますね(笑)
そしてエムと二人、並んで変身にも心が躍りました。
やっぱアレですね、ヒイロさんが改心したあとの「並んで変身」にも心が躍ったのですが、ただ並んで変身するだけじゃなくて、「苦しんだ末に主人公の側に立って戦うことを決意したもう一人のライダーと、主人公が並んで変身」だからこそカッコイイんですね。
二人の決意と、互いへの信頼とがそこに見えるからこそ燃えるんですね。
パラドさん、久々に楽しそうに戦っていて良かった良かった。

・・・しかしまあ、ここに「リセット」という大技を持ってくるとは。
うーむ、確かに「ポーズ」があれば「リセット」もアリ、ですよね・・・。
もうすぐ最終回、この高いテンションを維持したまま突っ走るのだろうか。
史上まれにみる最高のラストを見せて欲しい! と思う反面、もしこれでラストバトルがショボかったら勿体なさすぎる! という不安もちょっとだけあり、予測もつかない展開を期待しつつ、最終回後にエグロス(エグゼイドロス)に陥る自分の姿が今から想像できてしまい怖くもあり・・・。

とにかく、熱い熱い夏が来てしまうことだけは間違いありません!
そして映画館に行くのも今から楽しみでならない自分です。
HAHAHA、特撮愛に年齢も性別も関係ないぜ!


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