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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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小岩戦隊第六話、そろそろ先が見えてきたので予告を出します。
予告、やりたかったんですよね。ほんとは一話終わるごとに次回予告をやりたいんだけど、ほとんどの場合その時点では次回のネタが白紙なのでできません(T.T)
まあそれはそれ、気を取り直して予告、行っちゃいます~!

****************

南小岩の小学生、サトシとリョータ。
卒業を控えた彼らがどうしても本当かどうか確かめたいこと、それは「学校の七不思議」。
調べるほどに深まる、謎の数々。
我らがサンフラ和ーの面々も加わって、小学校を舞台に大活劇。
あの冷たい銀色の騎士に、サンフラ和ーはどう立ち向かうのか?
そして最後まで解けない謎、それはサトシの持っていた大事な秘密。
子供時代を卒業していく彼らに、素敵な未来が待っていますように。

小岩戦隊・サンフラ和ー第六話「音楽室と鉄塔と」
COMING SOON!

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 卒業する前にやっちゃわないと、と言ったのはリョータだ。

 ぼくはリョータには逆らえない。借りがあるからだ。
 夏休みに、サンロードを横切る鉄塔「花総線」をたどって、足立区にある始まりの「花総1号鉄塔」と千葉県船橋市にある最終の「花総79号鉄塔」まで自転車で走る二日がかりの、ささやかな「鉄塔をめぐる冒険」に付き合ってくれたのはリョータだった。
 ぼく一人ではとても無理だったろう。ぼくは臆病だし根性もない。そもそも知らない町に一人で行くなんて想像もできなかったし、二日目、ぼくの自転車がパンクして歩き続けたら夜になってしまい、泣きそうになっていた時も、リョータが気をきかせて交番でわけを話し、お巡りさんと一緒に近くの自転車屋に行って修理してもらって(代金は翌日、親からもらって届けに行った)なんとか無事に家に帰れたのだ。
 その時に撮った1号から79号までの鉄塔の写真は、ぼくの宝物だ。一生、大切にする。

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 そんなわけでぼくとリョータは、翌朝はやく家を出て(親には夕べの事で先生に早くくるように言われている、とまた嘘をついて)、小岩戦隊の本部に向かったのだった。
 リョータがゆうべのうちに連絡しておいてくれたおかげで、戦隊の人たちはみなぼくらを待っていた。
 ドアをあけて出迎えてくれたのは、ぼくたちの母親と同じくらいのおばさんだった。
「おはよう、ケンタから話は聞いているわ。あなたがリョータくんね? うん、よく似てる。それで、あなたがサトシくん? 初めまして。私はマキコっていいます」
 ぼくたちがあいさつを返していると、マキコさんの後ろから若い男の人が顔を出した。見間違いようがない、リョータに似ている。この人がレッドのケンタさん。
「リョータ、なに、面白そうなことに首突っ込んだんだって? ゆっくり聞かせろよ、その話」

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