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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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第八話の予告です


もともとこのブログは、小岩戦隊というオリジナル小説を発表する場所が欲しいな、と思って始めた場所。
なのに、ブログ続けているうちに日記だの感想だのを書いたり、他の人のブログを見て回ったりコメント残したり、という活動が楽しくなってしまい、小岩戦隊もすっかり書くペースが落ちてしまいました。
でもッ!
ペースは落ちても、地下水脈のごとく脈々と細々と続いてはいるのですよ。
んなわけで、ようやく形になってきた第八話の予告です。
お暇な方は、読んでやってね。

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霧に包まれたその古い修道院で、若い修道僧のジャッロは厳しい戒律のもとに日々を送っていた。
子供の頃から十数年も続いたその変化のない毎日は、「世界の秘密」と題された黒い本にはさまれた、小さな水色の紙をきっかけに、ある日突然に、ジャッロの目の前で崩壊していった・・・。
いつの時代かも分からぬ謎の修道院と、二十一世紀の小岩をつなぐ「世界の秘密」とは?
とらわれた仲間と、そして小岩の子供たちとを救うべく、我らが小岩戦隊が図書館を舞台に大活劇。
本の世界に遊ぶのは素晴らしいこと。でも、そこから戻ってくるのも大事なこと。

「今思うと、ほんとに内容のない本でしたね。僕ならもっとうまく書きますよ」

小岩戦隊・第8話「ポストイットと子供の部屋と」
COMING SOON!

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 重く冷たく立ち込めた霧が晴れることは、ひと月のうちに何日もなかった。
 黒い壁をくりぬいて作った小さな窓からは、早朝のうっすらとした霧が入り込み、石敷きの廊下に沈んでいた。
 
 今日もまた、日が昇っても外の景色は見えないだろう。

 ジャッロはそう思いながら、まだ暗い廊下を早足で歩いていた。朝の礼拝の時間である。
 ジャッロは物心ついた時からこの修道院で暮らしているが、未だにはっきりと遠くまで、外の景色を見た覚えがない。そもそも、ジャッロはこの建物の敷地から外に出たことがなかった。

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