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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
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ダイダイ
ナグリちゃんのキャラデザが近来稀に見る完成度!

ついに登場しました、チギルとネジルの母である王妃ナグリ!
「引っ張るだけ引っ張ってやっと出たと思ったらただの筋肉フェチだった」と、早速突っ込まれていましたがほんとに、彼女、OPやEDに登場してからが長かったよね。キャラデザも設定も、ある程度の想像はついてはいたのですが、実際動いているのを見ると期待以上の可愛いさ。
何といっても、あの太い三つ編み(?)が印象的で、唐突ですが西尾維新の「いーちゃんシリーズ」に出てくる、竹さん描くところの橙ちゃんを思い出しました。

↓橙ちゃんってのはこの子。
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二人とも、超肉体派・武闘派というところも共通していますが、ナグリちゃんは竹さんイラストっぽいシンプルな可愛さにプラスして、藤崎竜の「封神演義」に出てきそうな萌えキャラ臭まで兼ね備えていて、まさに最強の完成度。
(萌えキャラ臭=萌えキャラ、というわけではないんです、念のため)

↓「封神演義」に、似たような女の子がいたはず・・・と思って探してみたら、やはりいました。名前忘れちゃったけどw
この、左手が巨大な感じとかが「萌えキャラ臭」なんですけど・・・わっかるかなー(笑)
手足がロボット的に巨大なのは萌え要素を加味されている、というか「行っくよー!!!☆」とか言っちゃうような、ある種のキャラ付けがされている証だと思います(笑)
RR640860.jpg

えー、三つ編み談義はこれくらいにしまして、今週のヘボットは裏の世界、というか別の階層の話もだいぶ明らかにされてましたね。
土星ババアって怖いなー、って思ってたけど、土星のみならずあまたの惑星、太陽系外宇宙までが、地球の、というかネジが島の動向に注目している模様・・・。そして、ナグリ妃と同様、ネジが島の秘密を知り、他の階層でネジが島を守るために戦い続けていると思われる金髪おだんご頭にゴーグルの姫らしき人物(彼女はこの階層では黒髪の目がイッちゃってる狂った女キャラらしいのだが・・・)、何だか宇宙会議っぽい席で糾弾されてましたが・・・。
更に、今までにもちょいちょい出てきた、世界が何週かした後のネジルの成れの果てらしきオッサン。
あのオッサンの目的は、凍てつく氷のクレバスに閉じ込められたままの自分の相棒ぼボキャボットを救出すること、だったらしい・・・。
ナグリ妃がボキャ美を見て、何か言いかけるのも気になるし、最後にみんなで撮った家族写真がEDの絵と同じなのも気になるし。
なんか最近、悲しい最終回しか想像できなくてマジ切ないんですけどー。
ヘボットでこんな気持ちにさせられようとは・・・。


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あらためて感じる、「電気羊はアンドロイドの夢を見るか」って凄いタイトルだよなあ・・・

「アルジャーノンに花束を」や「博士の奇妙な愛情」に並ぶ名タイトル(日本語訳)だわ。
「電気羊」という造語のイメージ喚起力と、「アンドロイド」という言葉の字面や響き、「夢」の持つ広がりとファンタジー感、「~を見るか」の、なんか切って捨てるような容赦のない語調、すべてに隙が無い。
それにしても「電脳鼠はボキャボットのダメをみるか」このタイトルだけでスタッフの方々のSF愛やディック愛が伝わってきてしまうなんて、あらためて、時代を超えたいいタイトルなんだなあ、としみじみします。それだけに、聞いただけで内容がある程度予測できちまうぜ、って思ってたんだけどね・・・

ブレードランナーっぽい
↑ まさか冒頭から、いきなりこの画面で「わたしはバッティ。逃亡中のアンドロイドさ」ってモノローグが入るとは思わなかったわー!
この画面だと分かりにくいけど、もちろんこの場面、雨が降ってるからねー!
映画版「ブレードランナー」を見た人ならすぐピンときますが、髪型といい、首筋から肩の辺の筋肉の盛り上がりといい、この映画で世界にその名を売ったオランダ人俳優、ルドガー・ハウアーでそのものなんですよね。
ってか普通にこの画面ヤバイ。カッコいいッス・・・。
(なお、1982年の映画「ブレードランナー」で大人気となったルドガー・ハウアー、あまりその他の出演作には恵まれませんでしたがあのカッコ良さをもう一度堪能したい方には1985年の「レディホーク」がオススメ! 騎士物ファンタジーの衣装が似合う似合う)

さてストーリーは、SNSに登場したこのイケメンアンドロイド、バッティの痕跡を求めてネジル達一行がハッカー鼠の手を借りて、電脳世界に行くものの、実はバッティの正体は・・・、という、ヘボット得意のデジタルワールド物。
先週紹介した春風ムラキもまたまた登場し、「ブレードランナー」でハリソン・フォードがやってた共感性テストみたいなのをやってるのがまた可笑しい。
「砂漠でトマトがひっくり返っている。でもそれはモツ鍋だった」
意味わかんねー!(褒め言葉)
あと、どうやら「マトリックス」ネタもかなり多めだったみたいなんだけど、私あの映画あんまりピンと来なくてよく憶えてないんで、分からないギャグいっぱいあって残念です。ヘボットを十全に楽しむために、DVD借りてきてちゃんと見直そうかな(笑)
チギル兄さんがネットで自分の名前を検索(エゴサーチ)するのを防ぐため、電脳世界の破壊をもくろむペケットの熱すぎる友情にも萌えたぜ!

ところで今思いついたんだけど、春風ムラキの元祖の人も、名タイトルが多いですね。
「羊をめぐる冒険」
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
このへんはよく、もじって評論のタイトルとかに使われていた記憶が。「映画をめぐる冒険」とかね。
でも個人的にはタイトルの最高傑作は、1982年発行の大友克洋のコミックス「気分はもう戦争」ですかね!
「気分は有頂天、サル合体!」ってヘボットのオモチャのCMのフレーズも、元をたどるとココから来ていると思います。
「気分はもう~~」という言い方自体は、当時はやっていた男性向け雑誌「POPEYE」の記事からもらってるっぽいんだけど、そこに「戦争」と入れるだけでこんなにも耳に残るタイトルが生まれるとは。
あのころコピーライターという職業も流行していたけど、このタイトルに関しては、多くの評論家とかが「時代の空気を体現している」とかって手放しで激賞していたような覚えがあります。
大友克洋は「AKIRA」が有名になりすぎちゃって他の作品の知名度が今一つな気がするけど、他の作品も時代を変えるような傑作ぞろいなんですよ!
当時青春時代を過ごしていたものとして、これだけは声を大にして言っておきたい!(ヘボットと関係ないけどw)

「僕は春風ムラキ。(中略)孤高の騎士団長だ」
コレだけで爆笑してしまう私は、笑いの沸点が低いのだろうか・・・。

「インスマ浜の呼び声」
タイトルだけで分かる人には分かるように、ラブクラフトの「インスマウスの呼び声」を下敷きにしたクトゥルー神話ネタの回。
禁断の書「ネジレノミコン」を手に入れたのち、失踪した大富豪を探しにネジが島にやってきて、光と闇の戦いに巻き込まれる私立探偵・春風ムラキってのがこの人。

ハルキ
に、似てる・・・(爆)
誰にとは言わないが、似てるぅうーーーッ!!!
ちなみにこの春風ムラキは今回が初出のキャラではなく、準レギュラーとしてこのアニメにずっと出ていて、娘(可愛い)もいる設定。一応、人間ではないキャラになっているのはスタッフのせめてもの気遣いだろうか・・・。

前にも書きましたが、このアニメの作者はかなりの村〇春樹ファンと思われ、今回の話も冒頭のあたりなど「羊をめぐる冒険」っぽい感じがあります。「ネジが島クロニクル」という話もあったしね。「光と闇のナンタラ」てのが、そもそもね。
しっかしこのキャラデザインは・・・。
愛ゆえなのか、心からバカにしているのか(笑)
でも、村上作品をかなり熱心に読んでいるっぽいギャグが多いんですよね。「孤高の騎士団長だ」も最新作ネタだしねw
熱烈なファンなだけに、欠点もまた笑いながらも愛してしまう、業の深いタイプなのだろうか・・・好きですよそういうタイプ(笑)
是非、このまま突っ走って欲しい。
万が一、本家がノーベル文学賞を取るようなことがあったらこの映像を世界に拡散したい。
「イヤ別に、日本での彼の扱いはこんなもんですよ」ってコメ付けて・・・。

・・・さて、春風ムラキの紹介が長くなってしまいましたが、35話「インスマ浜の呼び声」は立派(?)なクトゥルー神話へのオマージュ。インスマ浜の薄暗い街をこそこそと歩く魚のような顔の住民たちの描写は、まさに「インスマウスの呼び声」で描かれるイメージそのもの。
私も「インスマウスの呼び声」は学生時代に読んだことがありますが、「ああ、確かに映像化するとまさしくこんな感じだったなあ」と感心しました。
更に、失踪した大富豪の顔が当時の人気SFマンガ家、吾妻ひでお風だったのにも時代の空気を感じましたw
あと、その地を走る魚バスがトトロに出てくる猫バスのパクリなのにも笑った。
最後まで見ても結局意味が分からない(シュールというべきか)、まあヘボットらしい話でしたがこの濃密なサブカル臭というかオタク魂というか、そんな昭和のSF色をイマドキの子供向けギャグアニメに仕立て上げる手腕に惚れ惚れします。
今回もまた、神回です!

「恋のヘラがえしがえしがえし」
ヘボットに一途な恋をするボキャ美。
そのボキャ美に惚れてしまったダガシープの、ちょっと泣ける恋話。
前々から思っていましたが「ヘボット!」に登場する女の子キャラは全員すごくかわいくて、ボキャ美も以前から「こんなに可愛いのにフラれ続けて可哀想・・・」って思ってたんですよね。
女の子だけじゃなくて、ネジルも可愛くて仕方ないし、ヘボットやペケットが女学生に変身してる姿も可愛い(特にペケット、乃木坂46のようにちょっとお姉さんな感じがイイ!)
ヘボットって男らしくて熱血でなかなかいい奴だと思うのですが、いかんせん、まだ小学生男子っぽくて女に興味が無さそうですもんね。
いつの日か、ボキャ美の恋が成就することを願ってやみません。

それにしても、ダガシープが振られるたびに「妹の名前ーっ!」と叫ぶのは一体なんのギャグなんだろう?
世の中、まだまだ私の知らない作品だらけのようです。


ヘボットはみんなで実況しながら見ないとキツいぞ、1人で見たら脳をやられる

↑ ツイッターでこのように呟いている人がいるのを見ました。ヘボットを一言で表した名言だと思う・・・。

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青春時代を筒井康隆の短編と「マカロニほうれん草」で過ごし、2児の母となってからも「ボボボーボ・ボーボボ」をはじめ、クダラナイ(褒め言葉)ギャグが大好きな私が、「この年になって、こんなに新しいギャグで笑わせてもらえるなんて」と、毎週日曜朝、楽しみにリアタイで見ているアニメ、それが「ヘボット!」。
いやもうホント、気合い入れて、身構えて見ないと脳がやられるわ。
30分番組なのに、最初の10分くらいで「まだ10分しか経ってないのかよ・・・」って驚愕するくらい脳が疲れる(笑)
そんな恐るべき「ヘボット!」について、今週は初めて語ろうと思います!

もう何年も前から、毎週日曜の朝はテレ朝のヒーロータイムをリアタイで視聴していたのですが、数ヶ月前に朝7:00スタートの「ヘボット!」というアニメが始まって、その予告やオモチャのCMも目にするようになったのですよ。
でも、「コロコロが、また新しいオモチャを子供に売ろうとしてるなあ」としか思わず、そのいかにも子供向けな作りに、「ペンギンの問題」やら「デュエルマスターズ」やらの同類だろうとタカをくくって、まったく注目していなかったのですよ。
(去年、大絶賛していたアニメ「怪盗ジョーカー」やコミックスの「ウソツキ! ゴクオーくん」をはじめ、「コロッケ!」「ケシカスくん」そしてもちろん「妖怪ウォッチ」などなど、私は「コロコロコミック」系で大好きな作品は一杯あります。ただ、いかにも子供向け過ぎてピンと来ない作品もまた多いのよ。それでも少女漫画誌よりはずっと読むところが多いんだけどねw)

そんな「ヘボット!」でしたが娘(アラサー)の知人に勧められ、第17話「ネジささる、ゆえにヘボあり」を見たところ、なんと・・・!
超ハイテンション超密度セカイ系ナンセンス友情ギャグアニメだったー!

16話までどんな話だったのか分かりませんが、17話からいきなり見始めて分かることは以下の通り。

ネジの形の島「ネジが島」の王子、ネジをこよなく愛する主人公のネジル(画像の中央下のあたりにいる、髪が茶色い少年)。
彼と一緒にいるのが相棒のヘボット(画面中央の黄色いロボット)。
ヘボットの頭にはネジを差し込む穴があり、ここにいろんな種類のネジを入れることでヘボットはさまざまなダジャレを口にして、「ボキャバトル」(ネジが島で広く行われている、面白いフレーズを言ったものが勝つゲーム)で戦っている。このように、ネジを差し込むことで言葉を発するタイプのロボットをこの世界では「ボキャボット」と呼ぶ。
ネジが島の王家にはいろいろ秘密があるらしいが明らかにされていない。
異世界で戦い続ける、ネジルの成長した姿らしき青年や、ネジルの成れの果てらしきオッサンが時折姿を現すが、誰なのかわからない。
世界を救う姫らしき人物がちょいちょい出てくるのだが、詳細はわからない。

・・・とまあ、こんな感じで、「表の世界と裏の世界」というか、「この次元とパラレルワールド」「今の世界と何周か回った世界」「現在と時空がつながった遠未来」みたいな、ラノベが好きそうな、わけありそうな設定がされているのですよ。
で、見ているほうもちょっと驚いて、「お。これはもしかして、ギャグアニメの皮をかぶった本格SFか?」と本腰を入れて見ようとするも、そういう設定自体もギャグの世界観に織り込んでくるのですねー。
このへんちょっと説明しづらいけど、例えば、今までにも時々登場しては思わせぶりな言動をしていた、異世界の青年とオッサン(このオッサンのキャクターデザインがやたら恰好いい)、この二人、今週29話に登場してそれぞれ、「ネジルが、ヘボットを失った世界での未来の姿」であると、はっきり自分たちで説明していました。世界の秘密っぽいこういう話は、最終回近くで明かされるものだとばかり思っていましたよ。全然思わせぶりじゃなかったー(笑)!
しかもネジルに「こういう大人になりたくない・・・」とまで言われ、すっかりギャグキャラ扱い・・・。
つまり、「この世界の構造」とか「現実の階層と虚構」とか、ディックあたりから始まる現実否定ネタ(?)すらもはやギャグになっている、という・・・。
原作者の方(小ガエルさんという漫画家が作画をしておられるが、原案はバンダイナムコが出している模様)が村上春樹のファンらしく、ハルキに似たキャラクターも時々登場するし、明らかにハルキ作品のパロディだと分かるギャグもあります。
(第15話はズバリ「ネジが島クロニクルの巻」)
村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」などの作品でも、こういった表の世界と裏の世界が互いに影響を与えあっている世界観が描かれることが多いので、その辺も影響受けてるのかな、と思ったり。

さてまあ、そんな世界観についていくら語っても「ヘボット!」の凄さの片鱗もお伝えできないわけで。
「マカロニほうれん草」「ボーボボ」という作品名を出しましたが、これらを知っている方は、アレがもっと矢継ぎ早に脈絡なくなった状態だと思ってください。
どっちも知らない、という方は・・・。
日曜朝、早起きしてください!
ただし、慣れない最初のうちは一人で見ようとすると脳が壊れるからご注意を!
(あまりに意味がないカットやギャグが頻繁に挿入されるので、脳がそれを理解しようとしてオーバーヒートしますw)
あと、昭和平成のアニメで育った人ならすぐ分かる、パロディネタの数々も凄いよ。こちらは、「ケロロ軍曹」あたりを思い浮かべていただければ、大体イメージが掴めるかと思います。
まったく何の脈絡もなく、「ヘボットは考えるのをやめた」などと3秒くらいの画面をネジ込んでくるので油断も隙もない。

でもってこのアニメの更なる魅力は、キャラが魅力的なこと!
主人公のネジル君、最初は声優さんの声も甘すぎて、ユルユルすぎだろ、と思っていましたが、見れば見るほど可愛いくて好きになります。ほんと、素直で友達思いで邪念のカケラも無い、いい奴なのよ。
最近出てきたチギル兄さんがまた、キャラが立っててかっこいいのよ。
女の子たちも可愛いし、敵モンスターは不気味だし。
SF設定こそあるものの、全体のノリはネジルと愉快な仲間たち。
ホンワカ楽しいアニメなのですが・・・。

最近エンディングが新しくなったのですが、そこで、夕焼けの土手を走っていくネジルと仲間たちのシルエットが、一人消え、二人消え、やがてネジルが振り返った時にはたった一人になっている、という画面がありまして・・・。
これってもしかして、最終回近く、ネジルはヘボットさえ失って独りぼっちになってしまうことを暗示しているのだろうか・・・ワイ、そんなことになったら絶対泣いてしまう自信あるわ・・・。
だってえ、何だかんだいってネジルとヘボットの友情の絆って強いんだもん・・・。

いわゆる「名作」ではないし、必見というわけでもないアニメなのですが、子供たちの柔らかい心に、確実に爪痕を残しているんだろうなあ・・・。
「ダメだダメだ、ダメダメだ!」(チギル兄の口癖)とか「オブリガード。ダンコン。グラシアス」(ボキャボットのスチャットがキャラ強化したのち、世界各国の感謝の言葉を口にするようになっった)などなど、小学生の間で流行っているんだろうなあ・・・。
この凄まじいポテンシャルエネルギーを無駄に消費しながら爆走しつづける暴走特急がどこに向かおうとしているのか、気になって気になって、しばらくの間は日曜朝も早起きしてしまいそうです。

もんげー!!!
レベルファイブが、攻めてるズラね~!

アニメ「妖怪ウォッチ」でスタートしたばかりの新コーナー、「黒い妖怪ウォッチ 第1話ケータ・第2話クマ」が面白すぎて我が家ではもう10回以上、録画を見返してはその度に爆笑しています。
それどころか、会社で仕事中に第1話のコマさんの「もんげー!」を思い出して、一人で思い出し笑いをしてしまう始末。

「妖怪ウォッチ」は一時期の勢いこそ無くなったものの、まだまだ毎週楽しくて、ひそかに金曜日の楽しみだったのですが、「黒い妖怪ウィッチ」は水木しげるの「墓場鬼太郎」風のダークで昭和な暗い画面に、藤子不二夫の「笑うせえるすまん」の不気味さを加味した、今時の子供には新鮮、大きいお友達には懐かしい(タイトルの文字が「ウルトラQ」みらいにグニャリと溶け落ちるのも嬉しいw)、まったく新しい妖怪ワールドを作りだしており、レベルファイブの底力を改めて思い知らされた気がします。

クズ妖怪っぽい外観になったジバニャン、コマさんのビジュアルも怖可愛いし、何よりこの二人の声優を変えたのが大正解でしたね!
普段は女性の声優の可愛い声なのに、黒くなったとたん野太い男性のドスの効いた声になってて、もうそれだけで大笑い。
特にコマの声がもう良くて、なんか好きで好きでたまりません!
第1話でジバニャンに言う「道理で臭えと思ったぜ!」のセリフ、何度聞いてもカッコ良すぎw
「~思ったぜ!」この言い方が、なんかBLっぽくて好きw
誰か黒いコマ×ジバで本出さないかなあ・・・
そして、妖汁の臭さに思わず舌を吐いて「もんげー!」と叫ぶ場面・・・。
そうだね、「もんげー」って本来こういう使い方をするんだね(笑)
顔も声もヒドイのに、なぜかカッコ良く見える不思議・・・。
このコマさんはもはや、「ルパン3世」みたいに、「恰好悪ければ悪いほど恰好良い」というゴールデンスパイラルに入っていると思うのですがいかがでしょう?
更に第2話の、「おめえの大好物のクズ肉だぜェ?」
この「ぜェ?」の口調が絶妙で、なんつーかもうチンピラの色気みたいのがプンプンただよって来るのですよ!
声優は矢部雅史さんという方で、ちょっと調べてみたのですが「怪盗ジョーカー」でDJピーコックの声を演じていらしたお方です。
ああー、ちょっと納得・・・。DJピーコックも、33話「カウントダウン・テレビジョン」で悪役っぽいキャラになっていた時、やたらカッコ良くて惚れ直したことありますもん。

この2匹の妖怪がいきなり音楽に乗ってなんの意味もなく踊り出す絵面もまた可笑しく、しかも尺が無駄に長い(1曲まるまる踊り続ける)ww
もう、仕事から帰って一人寂しく夕飯を食べながら録画を見ていて、一人で大爆笑・・・。

ケータの声優は従来通りですが、なんか裏返った声で絶叫しまくっていて、これもまた可笑しすぎるw
「絶望的、世紀末的にポイズンだぜー!」
このセリフとか、何度も見返さないと何言ってるかわかんなかったけど、小学生あたりで流行しそうw

更に商魂たくましいのが、ここで登場する「黒い妖怪ウォッチ」(クズ妖怪を召喚する、生きていて喋るウォッチ)と黒い妖怪メダルを売り出すこと。マジか・・・。
でも、欲しいよあの黒いウォッチ・・・。
ってかこのシリーズでミニタオルとかクリアファイルとか出ないかな。キャラクターデザイン的にも、江戸の妖怪っぽさがあって可愛いんですよね。和柄っぽいデザインでシリーズ化してくれないかな。
TVCMで何気にイケメン犬が黒いメダルになっているのが気になる(笑)
イケメン犬のクズバージョン、見たいなあ(笑)

最近の「妖怪ウォッチ」はアメリカ寄りで、メリケン妖怪が主流でした。
トムニャンも好きだし(特に転がりながら歌うのが好きw)、エンディングテーマに陽気なバンジョーの音が鳴り響いている感じも良くって、それはそれで悪くなかったんですが、「黒い妖怪ウォッチ」は原点回帰というか、本来の日本の妖怪の世界に着想を得ている感じ。
昔から、日本人は妖怪が大好きだものね。江戸時代なんて妖怪の絵本みたいの数えきれないほど出版されているものね。
この井戸は、掘っても掘っても尽きないよね。
「黒い妖怪ウォッチ」は和のテイストなので、召喚時の効果音に、笛や小堤(「ヒイリョオ~、ポンポンポンポン・・・・」みたいな)などの和楽器が使われているのもいい感じです。やはり和と妖怪ってマッチしますね~!

この強烈な「黒い妖怪ウォッチ」のコマさんを見たあとに、コマコマ兄弟のほのぼの路線「日本全国もんげー旅」なんて続くと、
「コマよ・・・。お前の本当の顔は、どっちだ・・・?」
と思わずつぶやいてしまいますね!
それと密かに期待してるのが、コマじろうの黒化ね(笑)
昔、麻布のクラブでDJやってたころのチャラいノリでゲスってくださいお願いします(笑)

ネット上でざっと見た限りでは、このシリーズの感想は賛否両論?
私は絶賛の嵐だろうと思っていたので、ちょっと意外・・・。
小さな子供をお持ちのご家庭では子供が怖がって泣く、という声もあるらしく、まさかとは思いますがこのシリーズ、コマさんタクシー送りになっては大変と思い、微力ではありますが全力で賞賛しようと思った次第です。

頑張れレベルファイブ!
このまま、攻めの姿勢を持ちつづけてくれ!

最終回の悲しみを公式ファンブックで癒すぞ~!


「怪盗ジョーカーミラクルファンBOOK」
発行:小学館
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ここ数週ですっかりジョーカーに取りつかれた私は、公式サイトを見て「公式ファンブック」がすでに発行されていたことを知り、今日、さっそく本屋に行ってお取り寄せを申し込んできましたよ!
今年の6月に発刊ということで、表紙を見る限りプロフェッサー・クローバーまでしか扱われていないようですがそれでもジョーカーのあの素晴らしいアートワークを手元に置いておけるだけで大満足!
しかもこの表紙、めっちゃカッコ可愛くないですか?
薄い本の表紙などで、この手の豪華な椅子はよく見るのですが、こんなに可愛い椅子見たことないよ!
「JOKER」のロゴもいい感じだし、よく見ると後ろにシャドウが隠れてるのもたまりませんな!
もしかして、本の裏表紙はシャドウなのかな?
この表紙ひとつ取っても、スタッフさん達のジョーカーへの愛がひしひしと伝わってきますww
シーズン3、シーズン4の本(フェニックスとプレジデントDが登場するやつ)も、作ってくれないかなあ・・・。

さて。
そのようにはしゃいでいても、本日はアニメ最終回だったわけだが。
くすん。
ええハナシやった・・・(つ∀`)・゜・

ハチが一瞬で蘇ったのには、
「さすがジョーカー」と感心しましたが、「命は一番大事なお宝である」というジョーカー全体のメインテーマが、最終回できっちり表現されているのには感動しました。
宇宙船に戻ったフェニックスが、ミサイル攻撃が避けられないのを知ってジョーカーたちだけでも逃げてくれ、と、
「もう十分だよ。君たちの大事なお宝が、命が失われてしまう」
と言ったのに対してジョーカーが、
「命ってのはなあ、必死にあがいて輝いているからこそお宝なんだよ。お前を捨てて逃げちまったら、あきらめちまったらお宝じゃねえ!」
と答えるくだりは圧巻で、1年間、けっこうクダラナイ回もお笑い回もありつつ,、ゆる~い感じで続いてきたこの作品、この一言の為にあったのか、とすら思えました。
そうね、確かに、必死であがいているから輝いているのね・・・。ただ漫然と生きて居るだけじゃお宝としての価値がないのね・・・。

・・・と、感動させた直後に、ミサイルの軌道に1時間前に乗り捨てた宇宙船の軌道をクロスさせて破壊する、とかすんげえトリックに驚愕!
これ、両者が正確に衝突する確立って、0.00001・・・%(ゼロが100個以上は並びそう)程度じゃないのか!?
ジョーカーってば、腕時計見て時間を計ってたし(笑)
フェニックスの宇宙船の「ウラシマ効果」のくだりも適当だったよねw
宇宙船が光速に近い速さで飛んでいたら、「彗星が接近中!」という発見があった数分後には地上に激突してるんじゃないの?
まあ、ジョーカーのトリックも毎週「ウソだろー!」と笑いながら見ていたので、今更驚きはしないのだが・・・w

それより今週はいつにもまして作画に気合いが入っていて、特にジョーカーがシューテングゲーム感覚でミサイルを撃ち落とすあたり、往年の任天堂64名作ゲーム「スター・フォックス」を彷彿とさせる凝った画面でした。
また、5か国それぞれに保管されたパスワードを皆で手分けして取りに行くとき、シャドウにも声をかけるのがいいですね最終回らしくて!
プレDが大金を積んでパスワードを買い取ろうとする場面は久々に彼の恰好良い姿がみられて嬉しかったです。
(しかし彼はスペードに相手にされず、スパイダーAとセットにされているのが哀れだ・・・。まあ、スペードにはダークアイがついているから仕方ないのか・・・キョキョ)
そして最後、プレDがチャーターしたスペースシャトルで地球に帰るジョーカーたち。
アレですな、ジョーカーのチート能力(バルーンガムとか)とプレDの財力があれば向かう所敵なしですなw

カレーパーティは無かったが、みんなが自分の好物でパーティを開こうと言うのが微笑ましい。
プレDのステーキパーティって、胃にもたれそう・・・。
そしてシャドウ&ローズ兄妹、「アップルパイパーティ」って・・・。駄目だお前ら可愛いすぎるぞ! シャドウ! お前は光を塗りつぶす黒い影じゃなかったのかよ! 

まあ何というか、全員が収まるべきところに綺麗に収まった、まことに最終回らしい最終回で、見ている側も大満足です。
綺麗すぎて、続編作る気が無さそうなのが・・・(T.T)
ジョジョ4部も終わってしまったし、ジュウオウジャーももうすぐ最終回だし、この先の人生、何を楽しみに生きていけば・・・?
・・・とか言いながら、公式ファンブックが届くのが楽しみでならない私です。
このタイミングでお取り寄せして良かった~!


失ってはじめて分かるジョーカーの素晴らしさ。

次週第52話予告のタイトルが「輝く夜へようこそ!」・・・。
もうコレ、すべてを回収して綺麗に終わらせる気まんまんじゃないですか!
この先、新たなシーズンを作る気皆無じゃないですか!
ああ・・・。
毎週、当たり前のように「今週も色がキレイだなー」「ゲストキャラ可愛いなー」と言いながら見ていて(ここしばらくはプレジデントDのおかげで大いに盛り上がったが)、良質なアニメだなあとは思っていましたが、そこまで熱く大ハマリしていたわけでもなかったのですが・・・。
今感じる、この寂寥感は何だろう・・・。
ジョーカーは原作もまだまだ続いているし、小ネタばかりでもいいから、半年や1年おきでもいいから、この先も細く長く続けてくれないかな。あいつらにもう会えないなんて寂しすぎる。
そして、絵も音楽もキャラクターデザインも、とっても上質で丁寧だったなあと今更ながらに感じています。

・・・さて、そんな感慨をいだくのも、今週の51話が凄い展開になっちゃったからなんですがそれは!
まず、あくび野郎ことフェニックスがいきなり受けキャラ弱体化!
しかも、あの鳥っぽいマスク脱いじゃって、羽毛のついた白いチュニックみたいのも脱いじゃって、なんか黒いピッタリしたボディスーツ姿みたくなってるのがエロい・・・。
表情も弱々しいのが更にエロい・・・。
先週、プレDをあんなに受けキャラ化弱体化したのにあきたらず、フェニックスまで!

そして、凶弾に倒れるハチとその身体を抱いて絶叫するジョーカー・・・!
言葉少なくなっていくハチに必死に話しかけるジョーカーの声に、つい涙・・・(涙腺ユルユル)。
でもまあジョーカーの世界でハチが死ぬのはありえないので、来週助かるのはもはや決定事項なんですけどね(笑)
つまりアレだ、フェニックスの心臓をドクター・ネオが狙っていたのは、不老不死の力を得るためだったわけだが、フェニックスの体液か何かが蘇生の効果を持っているわけじゃな(シルバーハート風に)。
以前、インドの霊感少年の母親の病気を治してやったりもしておったしな。その時にインドの少年に「あなたはなぜ、そんなに悲しい目をしているのですか」と言われておったがそれは「故郷の星に帰りたいから」だったわけじゃな。
だからまず、フェニックスはハチを生き返らせる、と。
そしてジョーカーは、お宝として彗星つまりフェニックスの宇宙船を手に入れ、お礼としてフェニックスに返してあげる、と。
シルバーハートとエージェント・パープルは旧敵であるドクター・ネオを倒し、最後はフェニックスお別れ会をかねた大カレーパーティーで幕、と。
プレDがとスパイダーが、スカイジョーカーの中の人外部屋(ロコさんとダークアイのいる部屋)で妙に馴染んでいるのが辛いですが、あの二人も当然カレーパーティ-には参加するのでありましょう。
・・・すごい綺麗な終わり方、というか、ザ・大団円という感じ。
ラスト、夜空へ飛び立ったフェニックスを見送ったジョーカーが「輝く夜へようこそ!」と言う声まで聞こえてくるようだ・・・。

「怪盗ジョーカー」については絵柄ばかり褒めていましたが、内容的にも勇気と希望にあふれた、子供向けらしい素直で夢のあるアニメだったと思います。とにかく、「良心的」とでもいうのか、スタッフの方々の子供向けアニメへの愛が感じられました。
私はいい大人ですが、長いこと楽しませていただきました。
どうもありがとうございました!(イヤまだ1週あるって 汗)

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