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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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バレンタイン 兵どもが 夢のあと

毎年、バレンタインデーには特に力を入れている「妖怪ウォッチ」、今年も神回でした!
もうケータくんの顔芸が可笑しすぎて、「ケータくん可哀想・・・」と言いながら3回も録画を見直して爆笑してしまいましたよww
それにしても、毎年2/14が来るたびに「女の子で良かった」って思いますねw
ギャグ漫画やアニメの数々を見るにつけ、男の子たちって平静を装いながらもこの日を必死の思いで過ごしてるんだな、って思うと哀れを催しますw

バレンタインデーだからと言って、いちいち女の子にチョコをもらえるかどうかを気にしない、バレンタインデーを普通の日と同じように過ごす「バレンタインデースルー職人」天野ケータ。

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悟り切ったオジサンみたいな顔になっています。
もうこの時点で必死すぎるww

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何気ない風を装いつつ、下駄箱の中をチェック!
もちろん何も入っていません。

クマやカンチたちとも、お互いスルーしあって普段と変わりなく接しているものの、フミちゃんの「本命チョコ」発言をうっかり耳にしてしまい・・・

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ジョジョ5部みたいになったァアアアーッッッツ!!!

気落ちしたまま、学校からの帰り道、なんとフミちゃんが電柱の影で待ち伏せ!

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いつもより更に可愛いフミちゃん。
しかも「大好きです」とまで言われ、チョコまでもらってしまう驚愕の展開に!
妖怪ウォッチを普段から見ている人なら、「これ絶対ありえないから妖怪のしわざでしょ」とこの時点で気付くとは思いますが、案の定、ケータくんの痛々しい姿を見て居られなくなったウィスパーたちが仕組んだ芝居だったのでした。
(あの可愛いフミちゃんがモノマネキンだったのには爆笑)

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「悪党どもに喰わせるチョコはねえ!」
と怒りを爆発させ、服まで破いてしまうケータ。

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妖怪たちを「あたたたた・・・!」とふっ飛ばしたあと、一人、ひざまずいて男泣きするケータ・・・
このラストは哀れすぎる・・・(T.T)

妖怪ウォッチの世界では、子供番組らしい「因果応報」とか「勧善懲悪」とかいった因果律は存在せず、したがって「ドラえもん」ののび太くんみたいに、ズルをしたり楽をしたりすると必ず最後にその報いを受ける、という事が無いのですよ。
逆に、良い事をしたからといって最後にハッピーやラッキーがおとずれる、という事もない。
むしろケータくんの場合、「何も悪いことをしていないのに一方的に酷いことに巻き込まれる」というケースが圧倒的に多く、その容赦のなさ、不条理感がすごく好きなのですが、それにしても今年のバレンタインは本当にキツいよこれ・・・。

本心から、「男の子じゃなくて良かった」と思いましたです、ハイ。


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まだ最終回じゃなかった・・・安堵。

もはや私の生きがいと言ってもいいアニメのヘボット、まだ来週も見られるのが超ウレシイ!

最終回直前の今週は、ヘボットの世界の秘密をついに、ほぼ説明してくれました。
でも結局よくわかんないのはもう仕方ないよね。ヘボットだから。
イインダヨ~。分かんなくてもイインダヨ~。(ダメだろ!)

結局、エース・オカが作った世界は最初から壊れることコミで、駄目になった時はいつでもリセットできるように「終わらせる者」の存在も最初から決まっていたのかな。
「フェッセンデンの宇宙」みたいに、誰かが「こんな宇宙作っちゃった~♪ すぐ寿命が来る宇宙だけどね」って、遊び半分で作った世界の内側で、住人たちが必死になって世界の存続のために、幾度も周回を繰り返しながら希望の道を探し続けてきたのだろうか。
だとしたら悲しすぎる・・・でも、「エース・オカが始まりの者」という設定の意味を、ギャグ要素抜きで考えるとそういう事になっちゃうのよね・・・。

そんな、世界中のみんなの、何周も何周も階層を重ねてきたみんなの思いがネジル(この周回のネジル)に託されていると思うとまた、その壮大すぎる使命、というかロール、役割に泣けてくる・・・。
っていうか、ネジルの服が2週くらい前から変わっているのは何なんでしょうか。
いつものネジルはオレンジのベストを着ているのに、最近のネジルは白いTシャツ着ているでしょ、あれ、周回が違うってことだと思うんだけど・・・。
分からなくてもイインダヨ~(出てくんな!)

それにしても、黒くなってしまったヘボットの電源を切るネジキール卿には泣けた・・・。

あと、いつも出てくる可愛いマカロニは、ヘボットだったんですね!
いつも何かもの言いたげにしてたり、屁こきながら寝てたりするのはそのせいだったのか。
フィーネ姫の役割がやっと分かったのに、即、ギャグキャラ化していたのには恐れ入った。グチリーマンやモエカストリオが主人公の盾となって戦う、稀に見るシリアス展開だったのに、突然タンクトップ仮面が出てきてブチ壊していったり、ネジキール卿とマンちゃんが合体したらブタ肉になっちゃったり、どんな場面にもギャグをかませて来るのにはいちいち驚きませんが、「ラスボス決定1発ギャグバトル」には笑った・・・っていうか戦慄したよ!
最終回だと思って見ていたから、TVの画面に7:21の表示があるのに、もう本当に世界を救うための時間が無い(放送時間が無い)のに、こいつら何やってんだ、って!
グダグダにしたあげく、「イインダヨ~、グダグダで終わってもイインダヨ~」(マジかよ!)で終わらせるという荒業も、ヘボットならあってもおかしくないしね・・・。

結局のところ、幼いヴィーテ姫の魂は、流れ流れて今のヘボットに入っているのかな?
そのヘボット、つまりヴィーテ姫の魂とネジルがしっかりと結ばれることで、世界はあるべき姿になって安定する、という事でいいのかな?
ラスト、いつもの世界に戻ったように見えましたが、まだ来週も放映があるのでまったく油断はできません。
しかし、次週の最終回のタイトルが「にちようびのせかい」って・・・。
「ヘボット!」の放映が終わるのはもちろんですが、10月から、その後に続いて放映する「宇宙戦隊キュウレンジャー」と「仮面ライダービルド」も放映時間が1時間以上ズレてしまうんですよね。
日曜の朝、子供たちが早起きしてワクワクしながらアニメや特撮を見ていたゴールデンタイムが無くなってしまいそう(時間がズレてしまうと、リアルタイムで見られなくなって夜に録画で見ることが多くなりそう)。
「にちようびのせかい」というタイトルには、なんか、そんな朝からTV見て楽しんでいた子供たちに対する愛とノスタルジーをヒシヒシと感じますね。
ネジルとチギル兄さんたちがよく並んで「マンデー」って言って踊っていたのも、何か意味があるのかなあ・・・。
エンディングが「気付けば大人になっていて」という歌詞だし、「にちようびのせかい」は子供の世界、「マンデー」は大人の世界、を表しているような感じもします。

まあとにかく、「ヘボット!」にはすっかりハマってしまい、実は冬コミも「ヘボット!」で申し込んでいるのですw
更に、DVDボックスが出るみたいなので買っちゃおうかな・・・とすら思っていますww
ありがとうスタッフとキャストのみなさん、バンダイナムコさん。
空前絶後に冒険的、破天荒なアニメでしたが、いろんな意味で感動しました!

最終回のタイトルが「さよならヘボット」って何なんだよォオ~!

いよいよ次週が最終回となる「ヘボット!」。
日曜朝から脳が壊れそうなシュールなのかギャグなのかわからないネタを連発しつづけ、かと思えば少年少女(とロボット)の切ない絆のエピソードを挟んできたり、やりたい放題で視聴者を惑乱しつづけてきた伝説のアニメも、いよいよ年貢の納め時です。

それにしても・・・。
「ヘボット!」の世界が今のような世界になったのは、バンダイナムコの社員がヘボットの試作品を作ったことが始まりだったのか・・・。
「可愛いでしょ、こんなの出来ちゃいましたー。あのね、ここにネジを刺すと駄洒落をいう機能があるんです。ネジをいっぱい作って、妖怪メダルみたいに子供に買ってもらいましょうよ~」
「うーん・・・。でもコレ、どうやって売るの?」
「とりあえずコロコロで連載して、あとはニチアサでアニメ化ですかね?」
「しかしなあ。駄洒落じゃバトル場面が入れられないし、ギャグアニメで1年続けるのも大変だしなあ」
「今時っぽくセカイ系の伏線張っておけばいいんじゃないですか」
「そうだなあ。じゃあアニメスタッフに、『SFっぽくても何でも好きにやっていいぞ』と言ってくれ」
・・・と、いうような流れだったのだろうか。

最終回近くなって、設定がいきなりシリアスになるのかと思っていましたが、そもそもの世界のはじまりからしてギャグの世界観の中だったのが新鮮、というか・・・。
そんなギャグから始まった世界の中で、出会ってしまったネジル、幼いヴィーテ姫、そしてヘボット。
更に弟を守り抜くチギル兄さんや、10万年の時を超えてめくりあう黒ヘボットとネジキール卿、それぞれの強い思いが世界を動かし、世界を変えていくドラマでもある。
先が読めない、という意味では「新世紀エヴァンゲリオン」に並ぶ展開で、オタク臭さは「ケロロ軍曹」並み。
もうスタッフの人たちのお遊びが過ぎて、途中から明らかに、販促をあきらめた感がありました(笑)

なんかねー、こんな世界の中での話なんだけど、ネジルとヘボット、チギル、ペケット、ヴィーテ姫、そして他のみんなも、最終回、幸せになって欲しい。なんだかんだ言って、ネジルもヘボットも、みんなもスゲエいい奴。そうこのアニメって、悪い人がいない(変な奴は一杯いるけど)
「さよならヘボット」ってホント何なんだろう・・・やめてよ切なすぎるよ・・・。

すでに私の中ではエヴァンゲリオンに並ぶ深読み誘発アニメ・・・

ヘボット、もうすぐ最終回なんですよねー。
最近、「実は×××だった!」的な展開が多くて1秒たりとも目が離せません。
今週も、冒頭1分で世界の秘密を解き明かすような大ネタをサラッと入れてきてました。
そう、現在の世界でネジキール卿となっている灰色ネジルと、幼いヴィーテ姫、そしてプロトタイプの白ヘボット。
なんかこ場面見ると、ヴィーテ姫はネジルといつも一緒にいられる白ヘボットが羨ましくて、ヘボットに自分の魂を入れてしまったのか?
そのせいで、世界が周回するごとに必要となる姫の心の力的な何か(?)が足りなくて、世界はだんだん歪んでいるのか?
・・・「世界を滅びに向かわせるのは、一人の少女の恋心」っていう、「レイアース」みたいな話だったのかもしれない・・・。
うーん、まあヘボットはただ単に思わせぶりなだけかもしれないんだけどね、でも、先週今週と見てきて、余剰なネジル達をはじめ、重要なキャラ達もデリートというよりは他者の記憶ごと、別の存在にいつの間にか切り替わっているのえお見るにつけ、あのネジが島の人外キャラの数々って、もしかして本当はもっとまっとうな人間だったのに、いつの間にか駄キャラに置き換わっている、という可能性も出てきました。
・・・と、いうことは、春風ムラキの真の姿はやはりあの人なのか(笑)

そして、全体を貫く経糸が、チギルとヘボットの絆(世界のはじまりから形を変えて続き、そしておそらくは世界を滅亡から救う鍵となるもの、「友情」とか単純に一言で言い表せないもの)なのがもう、最近泣けて泣けて・・・。
先週の「劇場版ヘボット? ナニソレ」で見せた、記憶を失ったヘボット(外見はネジル)と、電池切れになるまでヘボットを追い続けるネジル(外見はヘボット)のストーリー、「君の名は。」のパロディであるにもかかわらず、「君の名は。」より泣けた・・・。

先日、トイザラスに行ったので、ヘボットのおもちゃを探してみたのですが、ほとんど無いのよこれが。スゴスゴインダーネジとか、もしあれば欲しいと思っていたのにw
かろうじて、ヘボットのソフビ人形を売っていたので入手いたしましたw
ソフビットがヘボットに取って変わろうとする話(17話「ネジささる ゆえにヘボあり」)の中での、ソフビットの懸命な姿を思い出すと、ソフビにも愛着が湧くのよねw
実は冬コミを、ひそかに「ヘボット!」で申し込んであるので、もし当選してスペースが取れたら、ぜひこのソフビットも連れていってやろうと思っています。

ダイダイ
ナグリちゃんのキャラデザが近来稀に見る完成度!

ついに登場しました、チギルとネジルの母である王妃ナグリ!
「引っ張るだけ引っ張ってやっと出たと思ったらただの筋肉フェチだった」と、早速突っ込まれていましたがほんとに、彼女、OPやEDに登場してからが長かったよね。キャラデザも設定も、ある程度の想像はついてはいたのですが、実際動いているのを見ると期待以上の可愛いさ。
何といっても、あの太い三つ編み(?)が印象的で、唐突ですが西尾維新の「いーちゃんシリーズ」に出てくる、竹さん描くところの橙ちゃんを思い出しました。

↓橙ちゃんってのはこの子。
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二人とも、超肉体派・武闘派というところも共通していますが、ナグリちゃんは竹さんイラストっぽいシンプルな可愛さにプラスして、藤崎竜の「封神演義」に出てきそうな萌えキャラ臭まで兼ね備えていて、まさに最強の完成度。
(萌えキャラ臭=萌えキャラ、というわけではないんです、念のため)

↓「封神演義」に、似たような女の子がいたはず・・・と思って探してみたら、やはりいました。名前忘れちゃったけどw
この、左手が巨大な感じとかが「萌えキャラ臭」なんですけど・・・わっかるかなー(笑)
手足がロボット的に巨大なのは萌え要素を加味されている、というか「行っくよー!!!☆」とか言っちゃうような、ある種のキャラ付けがされている証だと思います(笑)
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えー、三つ編み談義はこれくらいにしまして、今週のヘボットは裏の世界、というか別の階層の話もだいぶ明らかにされてましたね。
土星ババアって怖いなー、って思ってたけど、土星のみならずあまたの惑星、太陽系外宇宙までが、地球の、というかネジが島の動向に注目している模様・・・。そして、ナグリ妃と同様、ネジが島の秘密を知り、他の階層でネジが島を守るために戦い続けていると思われる金髪おだんご頭にゴーグルの姫らしき人物(彼女はこの階層では黒髪の目がイッちゃってる狂った女キャラらしいのだが・・・)、何だか宇宙会議っぽい席で糾弾されてましたが・・・。
更に、今までにもちょいちょい出てきた、世界が何週かした後のネジルの成れの果てらしきオッサン。
あのオッサンの目的は、凍てつく氷のクレバスに閉じ込められたままの自分の相棒ぼボキャボットを救出すること、だったらしい・・・。
ナグリ妃がボキャ美を見て、何か言いかけるのも気になるし、最後にみんなで撮った家族写真がEDの絵と同じなのも気になるし。
なんか最近、悲しい最終回しか想像できなくてマジ切ないんですけどー。
ヘボットでこんな気持ちにさせられようとは・・・。



あらためて感じる、「電気羊はアンドロイドの夢を見るか」って凄いタイトルだよなあ・・・

「アルジャーノンに花束を」や「博士の奇妙な愛情」に並ぶ名タイトル(日本語訳)だわ。
「電気羊」という造語のイメージ喚起力と、「アンドロイド」という言葉の字面や響き、「夢」の持つ広がりとファンタジー感、「~を見るか」の、なんか切って捨てるような容赦のない語調、すべてに隙が無い。
それにしても「電脳鼠はボキャボットのダメをみるか」このタイトルだけでスタッフの方々のSF愛やディック愛が伝わってきてしまうなんて、あらためて、時代を超えたいいタイトルなんだなあ、としみじみします。それだけに、聞いただけで内容がある程度予測できちまうぜ、って思ってたんだけどね・・・

ブレードランナーっぽい
↑ まさか冒頭から、いきなりこの画面で「わたしはバッティ。逃亡中のアンドロイドさ」ってモノローグが入るとは思わなかったわー!
この画面だと分かりにくいけど、もちろんこの場面、雨が降ってるからねー!
映画版「ブレードランナー」を見た人ならすぐピンときますが、髪型といい、首筋から肩の辺の筋肉の盛り上がりといい、この映画で世界にその名を売ったオランダ人俳優、ルドガー・ハウアーでそのものなんですよね。
ってか普通にこの画面ヤバイ。カッコいいッス・・・。
(なお、1982年の映画「ブレードランナー」で大人気となったルドガー・ハウアー、あまりその他の出演作には恵まれませんでしたがあのカッコ良さをもう一度堪能したい方には1985年の「レディホーク」がオススメ! 騎士物ファンタジーの衣装が似合う似合う)

さてストーリーは、SNSに登場したこのイケメンアンドロイド、バッティの痕跡を求めてネジル達一行がハッカー鼠の手を借りて、電脳世界に行くものの、実はバッティの正体は・・・、という、ヘボット得意のデジタルワールド物。
先週紹介した春風ムラキもまたまた登場し、「ブレードランナー」でハリソン・フォードがやってた共感性テストみたいなのをやってるのがまた可笑しい。
「砂漠でトマトがひっくり返っている。でもそれはモツ鍋だった」
意味わかんねー!(褒め言葉)
あと、どうやら「マトリックス」ネタもかなり多めだったみたいなんだけど、私あの映画あんまりピンと来なくてよく憶えてないんで、分からないギャグいっぱいあって残念です。ヘボットを十全に楽しむために、DVD借りてきてちゃんと見直そうかな(笑)
チギル兄さんがネットで自分の名前を検索(エゴサーチ)するのを防ぐため、電脳世界の破壊をもくろむペケットの熱すぎる友情にも萌えたぜ!

ところで今思いついたんだけど、春風ムラキの元祖の人も、名タイトルが多いですね。
「羊をめぐる冒険」
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
このへんはよく、もじって評論のタイトルとかに使われていた記憶が。「映画をめぐる冒険」とかね。
でも個人的にはタイトルの最高傑作は、1982年発行の大友克洋のコミックス「気分はもう戦争」ですかね!
「気分は有頂天、サル合体!」ってヘボットのオモチャのCMのフレーズも、元をたどるとココから来ていると思います。
「気分はもう~~」という言い方自体は、当時はやっていた男性向け雑誌「POPEYE」の記事からもらってるっぽいんだけど、そこに「戦争」と入れるだけでこんなにも耳に残るタイトルが生まれるとは。
あのころコピーライターという職業も流行していたけど、このタイトルに関しては、多くの評論家とかが「時代の空気を体現している」とかって手放しで激賞していたような覚えがあります。
大友克洋は「AKIRA」が有名になりすぎちゃって他の作品の知名度が今一つな気がするけど、他の作品も時代を変えるような傑作ぞろいなんですよ!
当時青春時代を過ごしていたものとして、これだけは声を大にして言っておきたい!(ヘボットと関係ないけどw)

「僕は春風ムラキ。(中略)孤高の騎士団長だ」
コレだけで爆笑してしまう私は、笑いの沸点が低いのだろうか・・・。

「インスマ浜の呼び声」
タイトルだけで分かる人には分かるように、ラブクラフトの「インスマウスの呼び声」を下敷きにしたクトゥルー神話ネタの回。
禁断の書「ネジレノミコン」を手に入れたのち、失踪した大富豪を探しにネジが島にやってきて、光と闇の戦いに巻き込まれる私立探偵・春風ムラキってのがこの人。

ハルキ
に、似てる・・・(爆)
誰にとは言わないが、似てるぅうーーーッ!!!
ちなみにこの春風ムラキは今回が初出のキャラではなく、準レギュラーとしてこのアニメにずっと出ていて、娘(可愛い)もいる設定。一応、人間ではないキャラになっているのはスタッフのせめてもの気遣いだろうか・・・。

前にも書きましたが、このアニメの作者はかなりの村〇春樹ファンと思われ、今回の話も冒頭のあたりなど「羊をめぐる冒険」っぽい感じがあります。「ネジが島クロニクル」という話もあったしね。「光と闇のナンタラ」てのが、そもそもね。
しっかしこのキャラデザインは・・・。
愛ゆえなのか、心からバカにしているのか(笑)
でも、村上作品をかなり熱心に読んでいるっぽいギャグが多いんですよね。「孤高の騎士団長だ」も最新作ネタだしねw
熱烈なファンなだけに、欠点もまた笑いながらも愛してしまう、業の深いタイプなのだろうか・・・好きですよそういうタイプ(笑)
是非、このまま突っ走って欲しい。
万が一、本家がノーベル文学賞を取るようなことがあったらこの映像を世界に拡散したい。
「イヤ別に、日本での彼の扱いはこんなもんですよ」ってコメ付けて・・・。

・・・さて、春風ムラキの紹介が長くなってしまいましたが、35話「インスマ浜の呼び声」は立派(?)なクトゥルー神話へのオマージュ。インスマ浜の薄暗い街をこそこそと歩く魚のような顔の住民たちの描写は、まさに「インスマウスの呼び声」で描かれるイメージそのもの。
私も「インスマウスの呼び声」は学生時代に読んだことがありますが、「ああ、確かに映像化するとまさしくこんな感じだったなあ」と感心しました。
更に、失踪した大富豪の顔が当時の人気SFマンガ家、吾妻ひでお風だったのにも時代の空気を感じましたw
あと、その地を走る魚バスがトトロに出てくる猫バスのパクリなのにも笑った。
最後まで見ても結局意味が分からない(シュールというべきか)、まあヘボットらしい話でしたがこの濃密なサブカル臭というかオタク魂というか、そんな昭和のSF色をイマドキの子供向けギャグアニメに仕立て上げる手腕に惚れ惚れします。
今回もまた、神回です!

「恋のヘラがえしがえしがえし」
ヘボットに一途な恋をするボキャ美。
そのボキャ美に惚れてしまったダガシープの、ちょっと泣ける恋話。
前々から思っていましたが「ヘボット!」に登場する女の子キャラは全員すごくかわいくて、ボキャ美も以前から「こんなに可愛いのにフラれ続けて可哀想・・・」って思ってたんですよね。
女の子だけじゃなくて、ネジルも可愛くて仕方ないし、ヘボットやペケットが女学生に変身してる姿も可愛い(特にペケット、乃木坂46のようにちょっとお姉さんな感じがイイ!)
ヘボットって男らしくて熱血でなかなかいい奴だと思うのですが、いかんせん、まだ小学生男子っぽくて女に興味が無さそうですもんね。
いつの日か、ボキャ美の恋が成就することを願ってやみません。

それにしても、ダガシープが振られるたびに「妹の名前ーっ!」と叫ぶのは一体なんのギャグなんだろう?
世の中、まだまだ私の知らない作品だらけのようです。

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