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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
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映画の内容以前になんかいろいろ酷すぎる・・・

下の娘が映研の先輩に「面白いよ」と言われたとかで、「キャリー」みたいな映画らしいとかで、暇だったので見に行ったのですが、なんかもうとんでもなかったです。

16歳でお堅い天才少女、ジュスティーヌが獣医学校に入学するところからスタートするフランス映画。
ベジタリアンで肉類は一切食べたことのない彼女が、新入生歓迎会、というか大学の先輩たちによる通過儀礼として生のウサギの腎臓を無理やり食べさせられてしまい、生肉の味を覚えてしまう。
同時に、同級生への恋心、というか性欲に目覚めた彼女はどんどん放埓に変貌してゆき、人間の血や生肉を欲しがるようになっていきそして・・・

と、いうような展開で、「キャリーみたい」というのは最初の歓迎会で新入生が豚の血を頭から浴びせられるシーンからの連想だと思うのですが、なんかその、気持ち悪い血で染まった白衣をみんなそのまま着たまま、食堂に行ったりしてんだけどあり得なくない?
歓迎会が終わったらソッコーでシャワー&着替えでしょうが!
いや、もしかしたら自分が聞き逃しただけで、「新入生は今日一日その白衣を脱ぐな」という先輩からの命令があったのかも・・・と、気を落ち着けてその続きを見るものの、なんかもうこの獣医学校(全寮性)の若い学生たちのあまりの馬鹿さかげんに、「お前ら何のために大学来たの?」と心でツッコミまくり。
もうね、毎日毎晩、自堕落に酒とセックスびたりなのね、学生たちが全員。ジュスティーヌは最初のうちは普通の学生っぽい恰好をしてるんだけど、先輩がたに「娼婦のような恰好をしろ」と迫られ、ノースリーブのミニ丈ワンピース姿で学内パーティーで泥酔するようになっていくのよ・・・。
もう一度言う、「お前ら何のためにこの学校来たの?」
親御さんも、高いお金を払って子供を全寮制の大学に入れたのだろうに・・・。

「キャリー」みたいなもう一つの要素として、お堅い少女が恋を知ってどんどん綺麗に可愛く変身していく、という展開があるかと思います。
だがしかし、「キャリー」は好ましい方向に変わっていったけどジュスティーヌは崩れた色気が無駄に出てきただけで、正直、入学前のほうがずっと良かった。
「キャリー」はホラー映画というより、不器用なアメリカの高校生の青春ストーリーとして割と好きなんですが、「RAW」にはそういう青春のきらめきが無い。
21世紀の欧米の学生の、これが普通なのか?
だとしたら欧米の若者は終わっている・・・。っていうか、彼らの人生への絶望すら感じられて何だか切なくなる。

ジュスティーヌのお姉さんのアレックスというのがまた怖くて、この姉妹は何やら血をすするのが好きなので、「もしかしてこれ、吸血鬼の映画なのかな?」って思ったりもしたけど・・・(これ以上言うとネタばれになるので書きませんが、まあ伊達にR15指定はくらっていないな、と)。

アメリカの映画を見ていて、大学で新入生の歓迎でちょっと手荒な洗礼の行事が「わが校の伝統だ」みたいになってる時があって、それはそれで「ひえー怖い。でもちょっと楽しそう」なんて思ったりもしてたんです。獣医学校ともなれば、血や生肉に慣れることは必須だろうし、少々荒っぽい伝統があってもそれはそれで、まあアリかな、許容範囲かな、と・・・。
日本でも、全寮制の大学なんかじゃこういった「伝統」があるところもあるだろうな、とは思うのよね。
何となくですが、この監督の出身校がこの手の「伝統」があるところで、「どうよ。オレらの学校、楽しそうじゃね?」みたいなそこはかとない自慢の気配も感じられる気もするのですが・・・。
この映画に関しては「イヤ、それただの悪趣味だから」と全力でツッコミたい!

この映画、高評価する人もいるようですが、日本人ならほとんどの人が「学生の本分は勉強だろうがよ」という感想を持つのではないでしょうか?
もしこれがフランスの大学生たちの、ある程度標準的な生活であるのならば「フランス人は皆バカなのか?」と言いたくなります。
まあ、大学時代というのは一番自由な時間でもあるので、勉強しないで遊んでもいいとも思うのですが、酒とセックスとか、そういった発展性の無い遊びじゃなくて、もうちょっと何かに凝るとか好きな事を極めるとか、面白い遊びをすればいいのに。

まあ、ホラー映画の一種なので、グロくて当たり前だしそこを批判するつもりは無いのですが、なんかもう内容以前に白人馬鹿学生の集会をうっかり除いてしまったような、何とも言えない後味の悪い映画でした。

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すべてが愛おしい!

昨年の映画のマイベストは、9月に見た「ワンダーウーマン」で決定だと思っていましたが、年末になってとんでもない映画に取って変わられました。
人形アニメ製作会社のライカが作った、「クボ 二本の弦の秘密」です。

「ワンダーウーマン」も、本当に本当に大好きな映画で甲乙つけがたいのですが、私はとにかく「人形アニメ」(ストップモーションアニメ)が大好きなのと、主人公のクボが可愛くてたまらないので偏愛度でこっちに軍配。
このブログでも何度も書いていますが、私はCGアニメが好きでないので、そのぶん、手作業の味がある人形アニメに肩入れしてしまうのです。
ただまあ、ライカの作品の場合、あまりにも動きがなめらかなので見ているとCGアニメだと錯覚してしまうんですけどねw
もう少し、ストップモーションのギクシャクした動きが残っているほうがいいと思ってしまいます。
若い頃に、ハリーハウゼン監督の「シンドバット 黄金の航海」に登場した、6本腕の仏像がそれぞれの手に刀を持ち、ガッシャガッシャと動き出す素晴らしいシーンを見て以来、ストップモーションがとにかく好きで好きでたまりません。
スターウォーズシリーズでも、第一作(つまりエピソード4)で、R2とチューバッカがチェスみたいなゲームをやってて、そこに出てくる小さなモンスターが人形アニメだったのが嬉しかったです。
そして人形アニメの極め付けは、やはりティム・バートンの「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」ですかね。
もうこの作品の素晴らしさに関しては今更いうまでもありませんが、動きのなめらかさとギクシャクさのバランスも、ちょうど良かったように思います。
映画を見ていて、「人形が動いている」ということの魔法、マジックを存分に感じられるとでもいいますか・・・。

さて、人形アニメについてつい長々と語ってしまいましたがこの「クボ」という作品、画像を見ていただければ分かる通り、日本を舞台にした剣と魔法のファンタジーなのですよ。
主人公の少年クボが、両親を殺し自分の左目を奪った冷酷な「月の帝」(クボの祖父でもある)を倒すため、サル(女剣士)とクワガタ(記憶喪失の武人)を御供に従えて、三種の神器ならぬ三種の武具を探す旅に出るという、メインストーリーからしてなんだか日本昔話っぽい。
そしてクボの造形が、なんか昔の「風のフジ丸」とか「カムイ外伝」っぽいのも可愛いww

クボは、殺される前の母親から、自分の父親の話を何度も聞かされてはいるのですが、母親は精神を病んでいるため、その話にはいつも結末が無い。父と母がどうやって出会い、自分がどうやって生まれたのかを知らず、想像の中で父親を強く勇ましいサムライとして美化し、その武勇伝を町の広場で大道芸のように語って聞かせる日々。
この、最初の大道芸の場面からしてもう凄すぎて涙が出そう。
クボは母から魔法の力を譲り受けているのですが、その力というのが、「三味線を弾くと、折り紙で折った動物や人間を自由自在に動かすことができる」という、何とも日本的かつファンタジックな能力なのですよ。
映画全体に使われる音楽も、三味線がメインなのですが三味線の音色ってこんなにカッコ良くて勢いがあって心がたぎるものなのかと、改めて思い知らされる気がします。本当に、命なきものに命を吹き込むような音色なのよ。
折り紙のクリーチャーたちがその音に乗って空を舞うこの大道芸のシーン、折り紙の動きとストップモーションの相性も良く(しつこい)、この映画一番の見どころと言って良いかと思います。

そして二番目の見どころは、クボたちが三種の武具のひとつ、「折れずの剣」を手に入れるために巨大骸骨の化け物と戦うシーン。
「骸骨」というもののガクガクした動きとストップモーションの相性が以下略、とにかくもう凄い迫力。
監督は日本の「ガシャどくろ」を参考にしたとの事ですが、アレが動くんですよガッシャガッシャと。
↓ガシャどくろ
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もう凄いよとにかく凄い。
エンディングで、このシーンを撮影するために骸骨の人形を少しづつ動かしていくメイキング画像が流れますが、照明の角度から何から、本当に一秒分のシーンを取るのにどれだけの手間暇がかかっているのか・・・。

日本を舞台にしながら、欧米の映画にありがちな「なんちゃって日本」感があまり無いのも評価が高いです。
一番気になったのが、町の盆踊りの時の曲が「炭坑節」だったことかな(笑)
雪原に巨大仏像が埋もれていたり、クワガタの甲冑が西洋騎士みたいだったりするのもまあ変っちゃあ変だけど、そこはファンタジーってことで許せるかな。
西洋人にありがちな「アバウト東洋趣味(日本と中国の混同)」が無いのも嬉しい。
冷酷な「月の帝」の衣装が中国の皇帝風なのも、クボたちの住む人間の世界(日本風)との違いが出ていて納得できます。
日本の風習、「お盆」「灯篭流し」が重要なエピソードになっているのも、自然すぎて気が付かなかったけどよく考えると「よくぞそこまで」って思いますね。

「月の帝」を倒すための旅が、同時に何も知らなかった自分の両親を知る旅になるということ、自分の過去、自分のルーツを知ることで困難に立ち向かう勇気や自分の人生を自分で決める決断力が生まれること。
少年の成長を描くファンタジーとしても非常に良い話です。

そして特筆しておきたいのが、サルの声を演じているシャーリーズ・セロンの素晴らしさ。
「クボ」の映画評をいくつか読みましたが、皆さんシャーリーズ・セロンを絶賛しておられますね。
ぶっきらぼうでそっけなくて、でも本当は暖かくて優しくて、なおかつ戦いの場面では凄まじい雄叫びをあげる、この声なくしてはこの映画、もっと安っぽく平板なものになってしまっていたかもしれません。
人形に命を吹き込むのは、もちろんアニメーターさんたちの地味な作業でもありますが、命だけでなく個性や魅力を吹き込むのに声優の力がどれだけ大きいのかを感じました。
シャーリーズ・セロンは「マッドマックス 怒りのデスロード」や「モンスター」で大好きになった女優さんですが、「クボ」のおかげでますます自分の中で評価が爆上がりです。

エンディング、三味線の音が「♪ペペンペペンペペーン」と鳴り響くと「オッ! このイントロは、もしや?」と胸が高鳴りました!
そう、エンディング曲はジョージ・ハリスンの名曲中の名曲「While My Guitar Gently Weeps(おれのギターが悲しげにすすり泣くとき)」。
誰でも一度は耳にしたことのあるあの名曲の、なんと三味線バージョンですよ!
あの印象的なイントロを三味線で、ってカッコ良すぎか!
しかもタイトルの意味も映画にかぶっていてね。そう、ネタばれになるのであまり言えないけど、クボは結局寂しい子供だし、彼の三味線は時に悲しくすすり泣くだろうからね・・・。

上映館も少なく、あまり話題にもならない映画でしたが、私は2度映画館に行きました。DVDが出たらもちろん買うつもり。
「ベイマックス」以来の大はまりアニメ、一人でも多くの人にこの良さを知って欲しいと思います!
王道を行くって素晴らしい!

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この夏の話題作、DCコミックス原作シリーズの「ワンダーウーマン」を見てきましたが、期待以上の面白さ!
アメコミヒーローものでありながら、女の子が社会に出て、成長し恋を知り現実に目覚め大人になっていく、その一つ一つが「元・女の子」として共感できる、「女の子映画」となっています。

この映画の美点をいくつかに整理してみました。
どんどんネタばれもしちゃいますので、これから見る予定の方は読まないでくださいね~!

美点①強くて当たり前
ヒーローものってどうしても、「男の世界」でしょ。
女の子が出てくることはあっても、「女の子だって強いのよ!」「男には負けないわ!」という扱い、つまり、男と比較しても、まあ遜色ないんじゃね? という扱い、添え物にすぎなかったわけですよ。
そこを最初に打ち破ったのは、もしかして「美少女戦士セーラームーン」なのかな、とも思うのですが、とにかく男がいようがいまいが、女であろうがなかろうが、強いものは強い、というごく当たり前の世界観が気持ちよい。
映画の最初のほうで出てくるアマゾネスの島の女戦士たちの甲冑姿の、なんと凛々しく恰好良いことか!
(人種差別的な発言になってしまうが、黒人のほうが褐色の肌に金属の鎧が映えて、カッコ良さが数倍増しだと思いました)


美点②美味しいとこ取り
主人公ダイアナが秘密の島のお姫様、というのはディズニーの「モアナと伝説の海」みたいだし、島に流れ着いた男を助けて恋に落ち・・・、これはご存知「人魚姫」のパターン。
他にも、個性的な仲間を集めて小さな村を救う場面は「七人の侍」みたいだし、世間知らずのお姫様が街中で騒動を巻き起こすのは「ローマの休日」を思い起こさせるし。
もうホントに、「面白くなる要素」を貪欲に、これでもかってくらい取りこんでいるのが見ていて楽しい。

美点③役者がイイ
ダイアナことワンダーウーマン役のガル・ガドット、美しさと凛とした気迫を兼ね備えた適役でしたが、その彼女が好きになる、英国軍スパイのスティーブ役、クリス・パインがまた良いですね~。
金髪に青い目で、いかにも女の子映画の彼氏役にふさわしい甘いマスク。
役柄も、ちょっとシャイで慎重派、俺様っぽさは全然無いけど正義感は強く理想に燃える、いかにも世間知らずの女の子が最初に好きになりそうなタイプなんですけど、実に魅力的に演じています。
クリス・パインってどこかで見たなあ・・・と思っていたら、2013年の「スター・トレック イントゥ ダークネス」でカーク船長をやってた人なのねー。
あの時も、「オッ。今時のカーク船長は若くてハンサムやのォ~」と思った記憶があるのですが、当時私はバッチ様(ベネディクト・カンバーバッチ)一辺倒だったため、あんまり注視していませんでした。惜しいことをしました。
また、そのスティーブが集める個性豊かな仲間たち、アラブ人(?)のサミーア、スコットランド人のチャーリー、インディアンの酋長、この3人が実に味があって良くってね。サミーアとスティーブがパーティー会場に潜入するために打つ小芝居が可笑しすぎる!
あと、スナイパーとして雇われたチャーリーが、過去のトラウマに苦しめられて結局、最後までスナイパーとしての腕を見せずに終わったのにはちょっとビックリ。掟破りだなあ・・・。
いや、チャーリーはダイアナに「いろんな人間、いろんな人生がある」という大事なことを教えてくれる人なので、それはそれでいいんですけどね・・・。

美点④少女マンガか!
主人公ダイアナがロンドンにやってくると、その美しさに誰もが振り向く描写とか、いろんな服を試すけど結局一番地味な服を着て、そのうえ眼鏡までかけてなおかつ「ただの美人だ」と言われてしまう場面とか、なんつーか女の子の夢をよく分かってるなあ、というか・・・。
面白い少女マンガを読んでる時の、気持ちよさ。
この映画の監督はパティ・ジェンキンスという女流監督ですが、今までに2003年の「モンスター」しか長編映画を撮ったことがないんですね。
よく、そういう人に監督を任せたなあとも思いますが、「モンスター」は私、かなり好きな映画で、恋に落ちる瞬間の感じや、恋をすることの怖さみたいのがよく出ていると思っていたので、なんか納得です。
そうかあ、あの「モンスター」の監督だから、女の子の気持ちの描写に無理が無いんだろうなあ・・・。

美点④愛のために戦う!
小さな島で成人し、島に伝わる伝説を信じて真直ぐな正義感を持ったダイアナが、外の国々を知り、戦争の無残さを知り、世界の複雑さを知り、そして男を知り恋に落ち愛を交わす。
「人間」を信じて行動してきたダイアナが、「人間」は罪深いものだと、救う価値のないものだと聞かされ、絶望の中で目の前で愛するスティーブ乗った飛行機が爆発するのを見る・・・。
ここでダイアナが、生まれ持った神の力に覚醒し、「私は愛のために戦う!」と宣言するのが素晴らしい!
今までのダイアナのたどってきた人生が、身体のうちにため込んできた様々な感情や体験が、最愛の人の自爆をキッカケにして爆発してしまうんですね。
うーん、うまく言えないけど、これ、誰でも大人になる時に、こんな風に今までの自分のカラを打ち破るような瞬間って、あるんじゃないかな?
もちろんこんなに派手じゃないだろうし、1回だけとは限らないし、自覚もしてないだろうけど。子供の自分が死んで、大人の自分が生まれるポイントって、誰でも人生のどこかにひっそりとあるんじゃないのかなあ・・・。
(私の場合だと、離婚して子供の寝顔を見ながら泣いていたあの数日がソレにあたるんじゃないのかな)

そこで出てくる言葉が、「愛のために戦う」なのも良いんですよね~。
人の世には憎しみが渦巻いている、人間のために戦うのは無意味なのかも知れない。「正義」も「善」も、無意味なのかもしれない。
でも「愛」は私に力をくれた、私は「愛」を信じる! という、まことにヒロインにふさわしい決断で、ここに至るまでのスティーブとの関係が丁寧に描かれているからこそのインパクトなんですよね。
特に、最後、敵の攻撃をくらって一時的に耳が聞こえなくなっていたダイアナに、スティーブが別れの言葉と「アイラブユー」の一言を告げて走り去る場面、その声を後から聞いて、自分もまたスティーブを深く愛していたことに気付き絶叫するダイアナ・・・このへんの一連の流れがね、もう映画「タイタニック」のようでね・・・。
「タイタニック」でも生き残ったヒロインのローズが、死んでいったジャックの分まで人生を謳歌する話になっていますが、このダイアナも、死んでいったスティーブの分まで戦い続けることを決意するわけですよね、そう、愛のために。

今年の夏映画は「スパイダーマン・ホームカミング」で決まり、と思っていたのですが、ワンダーウーマンのこの堂々とした王道っぷりに比べると、マニアックで小味な印象になってしまいます。(私はスパイダーマン大好きなので、それはそれですごく面白いのですが)
強くて美しくて正義の味方で恋もしちゃう、そんなスーパーヒロインの雄姿。
アメコミオタクの男の子だけじゃなくて、ぜひぜひ一人でも多くの女の子たちに見て欲しい!


傑作!

「新しいSF映画を創ろう」という意気込み、志の高さが感じられる必見映画だと思います。
唯一の不満は、スカヨハの裸体(?)があまりに太って見えるので、うまくCG処理してスマートに見せてやって欲しかったことくらい・・・(T.T)

私は日本に住んでてオタク歴もSF歴も長いのに、「攻殻機動隊」という作品は今まで見たことが無かったのです。
(15年くらい前に一度、アニメ映画版のどれかを見たんだけど絵も話も地味で、30分くらいで見るのを止めてしまったことならあります。知人に言わせると、どうやらソレは「ハズレ」だったらしい)
「マトリックス」をはじめ、ハリウッドのSF映画に多大な影響を与えた作品だということは知識としては知っていたのですが。
なので実写映画化の話も最初はあまり興味が無かったのですが、主役がスカヨハことスカーレット・ヨハンソンと聞いて俄然気になりはじめ、予告編など見ると実に近未来SFらしい凝った画面なので、公開前から見るのを楽しみにしていました。
結果的に、予備知識も作品に対する思い入れも無い状態で映画を見られたので、とても楽しめました。

スカーレット・ヨハンソンといえば、普通に美しい女優さんでしたが「アベンジャーズ」のブラック・ウィドウ役で一気にブレイク、というか、硬質で愛嬌や媚びのない、女っ気のない可愛気のないそのヒーローっぷり(間違っても、キャアキャア悲鳴をあげる「ヒロイン」ではないw)が高く評価され、なんかもうSFアクション御用達女優、になっちゃいましたね。
今日も映画見ていて思ったのですが、普通の女優さんだと殴られると痛そうで、見ているほうも辛くなってしまうのですが、スカヨハだと平気(笑)
肩を怒らせて、猫背になってのしのし歩く、女優としてのエレガントさのカケラもない歩き方なのですが、スカヨハだとそれもカッコいい(笑)
ずーっと眉を寄せて眉間に縦ジワが入ってるのに、それでも美しい。
いやほんと、スカヨハでなければこの映画、成り立たなかったと思います。
アメリカの映画評などを読んでいたら、「素子(ヒロインの名前)は日本人女優じゃなきゃ。何でも白人が演じるのはおかしい!(この手の白人主義みたいな差別問題を「ホワイトウォッシュ」と言うらしい)」という意見が多く、映画自体の評価も低かったようなのですが、日本人女優でここまでアクションがハマる人はいない(断言)し、それに日本の女優さんが裸体になったらなんか変にエロくなっちゃうと思うんですよね。
日本人は別に日本人俳優にこだわっていないし、役柄に合っていればそれでOKだと思うのですが、アメリカって今、少数民族の宗教の差別になるから、という理由で「メリークリスマス」も言えない国になっちゃってると言うし、このホワイトウォッシュ問題も何か無理やり人種差別につなげようとする、政治的な匂いがして嫌だなあと思っています。
(あ、でも「AKIRA」の実写映画化だけは日本人でやって欲しいかも・・・)

スカヨハの話ばかりになってしまいましたが、この映画、「ブレードランナー」を思わせる、ゴチャゴチャと猥雑でカッコいい近未来都市の映像もまた素晴らしいのです。
街中に、CMらしき巨大なホログラム映像がいくつも動いていて、ちょっと遠近感が狂うような、初めて見るめくるめく未来都市の姿で、これだけでもこの映画を見る価値があると思うし、私が「志の高い映画だ」と思ったのもまさにこの「まったく新しい未来都市をつくる」という、「SFは絵だ」という名言を地で行くような心意気を感じたからなのです。
(椎名誠の「アド・バード」という傑作近未来SF小説があるのですが、この都市の景観を見て私は「アド・バード」の近未来都市を連想しました)

冒頭の宴会の場面で出てくる芸者ロボットの、「なんちゃって日本」風のデザインも良いし、その芸者ロボットがいきなり蜘蛛みたいにカシャカシャ動き出すのもカッコいい。
ディズニーの「ベイマックス」みたいに、ちょっとした日本趣味があちこちに見受けられ、それが映画全体の近未来観を増しています。いつの間にか、すっかり「日本=近未来」、のイメージになっちゃってたんですね。「ブレードランナー」の時は日本趣味はまだ、エキゾティックさを演出するためのものだった気がするんだけどね・・・。

さてこの映画、ビートたけしが大物政治家(?)役で出ていて、最初はどうかと思ったのですが後半、拳銃をバンバンぶっ放すあたりがやたらカッコ良くて、監督は日本のヤクザ映画などもかなり好きな人だろうと思いました。
主人公の上司、カッター役のピーター・フェルディナンドという人がどうもイマイチ役不足な感じでしたが、それ以外は全員がハマリ役と言っていいのでは。
特に、いつも主人公(素子)のそばにいるバドーという銀髪のオッサンがやたらカッコ良くてもう大好き!
ピルー・アスベックという俳優さんだそうですが、ガタイが良くて、時折不器用な男の優しさを見せるあたり、めっちゃタイプ!(聞いてない)
途中で両目がレンズに交換されちゃうのも、それはそれでカッコイイですw
女医の役でフランスの大物女優、ジュリエット・ビノシュが出てくるのも見どころ!
この女優さん、若いころは何となくムチムチしてて押しつけがましくて好きではなかったんですが、適度に油っ気が抜けていい感じになっていました。
あと、日本人では桃井かおりとか福島リラ(ウルバリン・サムライの時は凄かった)も出ています。福島リラ、どこにいるのかと思ったら芸者ロボットの役だったみたい。ちゃんと見ておけば良かった・・・!

ストーリー自体はやや暗めで、傾向としてはあまり好きではないのですが、ここまで書いてきたようにSF映画としてのスタイリッシュさがあり俳優陣に恵まれた、傑作と言っていい映画だと思います。
この映画への評価が低い人は、多分、原作を愛するあまりイメージ違いが許せない人だと思うの・・・。
まあ自分も、そういう人の気持ちはとってもよく分かるので、責める気持ちは毛頭ありません。
今回に関しては、「まっさらの状態で見られてラッキーだったな」という気持ちです。
っていうか、アニメの「攻殻機動隊」をちゃんと見てみたくなりました。
なんだか一杯あるんだけど、どっから見たらいいんだろう・・・。

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「ステマくさい」と、すぐに思ってしまう自分が悲しい・・・。

ここ数ヶ月、映画ファンなら誰しも大注目していた「ラ・ラ・ランド」、封切り初日に見てまいりました!
さすが、前評判に恥じないすばらしさ!
ただ・・・。
アカデミー賞候補最多とか、映画業界がこぞって大騒ぎしてるけど、正直そこまでのモノか・・・?
2年ほど前にスターウォーズの新作のステマを、あまりに大々的にやりすぎて、自分はむしろ見る前から反感を持ってしまっていたのですが、あの感じを思い出してしまいます。
何かの大きな圧力が、この「ラ・ラ・ランド」を押してる気配がするのよー。
何のために? 普通に良くできたミュージカル映画だと思うのですが・・・・。

監督は「セッション」で一躍名をはせたデミアン・チャゼル。
「セッション」と同じく、音楽の使い方が本当に上手というか、音楽と画面と、登場人物の感情が一体になった感じが素敵です。
この映画を褒める人がよく口にするのが、「音楽の入り方が凄く自然なんで、普段ミュージカルが苦手な人でも大丈夫」という言葉なのですが、私がむしろ、「ミュージカル苦手な人は見なくていい。昔ながらのミュージカル好きにこそ見て欲しい」と思いました。
最近の映画って、ホラ、妙に現実的で夢が無いでしょ。
画面も現実の風景をそのまま映しちゃう感じで、映画ならではのワンダー、マジックが無いというか。
この「ララランド」は、昔ハリウッドが全身全霊を賭けてミュージカルを量産していたころの、夢とロマンにあふれた映画の香りがあるのよ。
夢を、ロマンを信じていたころの勢いがあるのよ。
いわゆる「ミュージカルが苦手な人」は「どうして突然歌いだしたり踊りだしたりするの? 不自然じゃない?」と言いますが、この映画、オープニングの高速道路シーンをはじめ、踊り出すタイミングはかなり唐突。
「ミュージカル」というものの欠点でもあり美点でもあるその不自然さを、そのまま愛している感じがする。監督はかなり昔のミュージカル映画が好きな人だと思います。
「あの楽しさ」を現代によみがえらせるにはどうしたらいいか、それを追求した結果が「ララランド」だと思うの。
だから私だったら、この映画を褒める言葉としては、
「これぞ21世紀のミュージカル! あの楽しさが帰ってきた!」
みたいになるかな・・・。

昔のミュージカルとこの「ラ・ラ・ランド」の大きな違いは、ほろ苦く考えさせられる結末だと思います。
偶然に出会って恋に落ちるジャズピアニストのセブと女優志願のミア。
二人が夢を追いながらも、春から夏にかけて恋をして、秋になって破局を迎え、そして5年後の冬・・・。
この、春から夏にかけての、どんどん恋に落ちていく感じね、まさに、人生の中の夢の季節というか。
歌って踊って、そんな雲の上の楽しさ。
それを表現できるのがミュージカル。
プラネタリウムでの、文字通り宙を舞うような浮かれ切った気持ち、人生で一度も経験しない人は不幸だと思います。恋っていいなあ。
(このシーンには「惑星ソラリス」を思い出しましたw)

しかし現実は厳しい・・・。
愛しあっているのにお互いに現実に立ち向かう中で、傷つけあい、心が離れていってしまう二人・・・。
5年後、すっかり別の人生を歩んでいる二人が偶然出会い、ピアノの音をきっかけに5年前の気持ちを怒涛のごとく思い出して、あり得たかも知れない二人の幸福な5年間を一瞬のうちに夢想するシーンが圧巻です。
なにかSF的というか夢幻の彼方というか。
現実世界ではセブをあっさりクビにするレストラン経営者(「セッション」でおなじみJ・K・シモンズ)が、夢の世界ではにっこり笑って二人を祝福するシーンでは思わず笑ってしまうのと同時に泣きそうになりました。
「タイタニック」の最後で、若い時の姿で再会する二人をタイタニック号の楽団のみんなが音楽をかなでて祝福してくれる、あのシーンを思い出しました。
全力で恋をすると、例えそれが実らなくても自分の中になにか美しいものが残るのでしょうかね・・・。

ストーリー的には、恋愛の光と影mというか、恋に舞い上がる気持ちが終わってからの、本当の二人の関係、という意味で「スパイダーマン3」や「ブルー・バレンタイン」を思い出してしまいましたね。
特に主役のライアン・ゴスリングが、ハンサムなのに幸の薄い男というか、なにか彼と一緒になって幸せな未来が築ける気がしないのですが(笑)
エマ・ストーンは歌声も可愛く、踊る姿もチャーミング。この映画ですっかり好きになりました。

全体として、ミュージカルとしても恋愛映画としても見応えがありしかも新鮮なのですが、うーん、どうもやはり宣伝が「ステマくさい」と感じてしまうのが悲しいです・・・。

噂にたがわぬ傑作。

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あまりにも評判が良いので、「なんかステマくさくね?」的なひねくれた心になりかかっていたのですが、新海監督の背景(特に夜空)を大画面で見るだけでもいいと思って映画館に行ってみたところ、あまりの素晴らしさに感動し,自分の曇った心を反省しました。

すでに多くの感想が書かれているので、今更何を言ってもあまり意味が無い気もしますが、この作品を映画館で見て良かったと思うのは、画面の美しさももちろんなのですが、音楽、というか音量?が良かったです。
画面に合わせて、いい場面で良い感じでテーマソングや劇中歌が流れてくるのですが、その、映画館ならではの周囲から大音量で流れてくる感じ。何か、熱気というか分厚い情熱みたいなものを感じるんですよ。
私はこの監督の作品は今まで、「ほしのこえ」「秒速5センチメートル」あと何か1本(タイトル忘れました)続けて見たのですがいずれもDVDだったので、画面はともかく音楽の使い方はあまり印象に無く、意外でしたし、「この監督の映画って、もしかして映画館で見なきゃいけないのかな?」と思いました。音楽の使い方も、もしかしてすごく上手な人なのかも知れないな、と。
DVDではそのへんがイマイチ伝わらなくてね。
何しろ、DVDで3本続けて見た結果、「この人、背景はキレイだけどドラマ的にはウジウジしててメンメンとしてて、なんか苛々するわー。オタクのドリームって奴か?」などど自分の中では非常に評価が低くかったのです。細やかな情感ってヤツが苦手なもので(苦笑)
「秒速5センチメートル」の中での山崎まさよしの名曲「One more time, One more chance」の使い方に関しても、「いつまでもジメジメ思ってんじゃねえ!」と、むしろ怒りを覚えたくらいで(笑)。
「君の名は。」では、音楽はむしろ主人公たちの背中をどんどん押してくれるものとなっており、聞いている側も熱量が高まってくる感じなのです。

そして、その3本と比較すると今回の「君の名は。」は新海監督の集大成っぽいと感じました。
「時間と空間とに引きさかれていく恋人たち」や、「誰を探しているのかも分からないままにいつも誰かを探している自分」などなど、今までの映画でやろうとしていたことが、すべてストーリーの中で無理なくピッタリと、強い情感と共に表現されていて、誰が見ても感情移入できて文句なしに面白い。
ストーリー自体も、昭和の頃のロマンチックな時間SFみたいなラブストーリーで、うるさがたのオタクから普段は映画をほとんど見ないOLまで泣けること請け合いです。
今まで、「新海誠? あー、私あの人の映画、趣味じゃないわー」などと散々ディスっていたことを、今は反省し申し訳なく思っております。

あとやはり、大画面で見る新海監督の夜空は美しかった・・・。
彗星がストーリーの重要なポイントになっていますので、なおさら夜空を見上げる場面が多く、堪能できます。

絵・音楽・ストーリー、すべてが揃った傑作で、日本のアニメの一つの到達点とすら思いました。

【注・ネタバレしてますので未見の方はご注意ください!】

エンディングのクレジット、最後の方に自衛隊や海上保安庁、内閣府などの文字が続くのを見ていて、「ポケモンGO」と同じく、これもコンテンツの力ってやつだな」と思いました。
政府のかなり上のほうの人でも、「ゴジラの映画なら子供のころ見た」っていう人、多いんじゃないかな。
「ゴジラの映画を作るので協力してください」と言えば、協力を得やすいのではないかな。少なくともまったくの新作怪獣映画では、ここまで皆さんがノリノリ(?)で協力してはくれないと思う。
何十年も国民的なコンテンツとして大事に愛してきた「ゴジラ」だからこそ、完成した映画という感じ。
つまり、これはもはや「国民映画」です。
テーマを一言でいうと「ガンバレ日本!」ってことじゃないですか?

この映画、エヴァっぽいという感想が多いようですが私は見ていて「下町ロケット」を連想しました。
なんかね、特に後半、「これぞ日本が誇る先端テクノロジーだ! でも最後は人力に頼るw」みたいなね、町工場的な日本人のアイデア力と丁寧な仕事っぷりが、結局は日本を救うというストーリー、やはり見ていて痛快なんですよ。
新幹線に爆弾を積んでゴジラに体当たりさせたり、謎を解くヒントが「折り紙」だったり、このへんはまだ外国向けの「ニッポンのハイテク」という感じなのですが、ゴジラとの戦いも終盤に入って、山手線や京浜東北線などのいわゆる在来線、サラリーマンのように日々「はたらく電車」たちが自らの意志のようにゴジラの巨体に突進していって盛大にはね返される場面はちょっと涙が出そうになりました。なぜかこの場面、自衛隊や米軍のどんな攻撃シーンより熱い!
新幹線にくらべたら、普通の、というか平凡な、というか、科学者でも軍人でもない一般市民のような電車たちまでが、こうして日本という国を守るためにわが身を犠牲にし心を一つにして戦っているのだなあ、という気がして・・・。
もう、ヒトも機械も、文字通りの総力戦。

倒れたゴジラの口に、タンクローリー車が何台も駆け寄って凝固剤をちゅーちゅーと流し込むシーンも、なんか「はたらく車」っぽくて可愛いのよねw
まあ、怪獣と同じ画面に映ると電車も車もミニサイズみたいで可愛さアップなのは当然なのですが、あの車たちも自らの意志で日本の為に頑張っているように見える。
機械だけでなくもちろん人間も、上は総理大臣から下は避難所の子供たちまで、この映画に出てくる日本人はみな、自分の義務と責任を果たして、国を守るために頑張っているように見えます。
あと、総理大臣というのは無能でも素直であれば大丈夫なんだな、って思ったよw
総理大臣の仕事って、周囲の進言を聞いて決断をくだすこと、それによって生まれる責任を取ること、なんですね。
特に後半の里美総理代理(平泉成)が、「東京に核を落とす」という苦渋の決断をさせられ、「こんなことで歴史に名を残しちゃうなんてなあ・・・」とぼやいていたり、(核攻撃を延期してほしくて)フランスに頭を下げてたり、なんかもうオジサン萌えっていうか、「ああ、こういうオジサンたちが一生懸命日本の為に働いてくれてるんだな」と思えて泣けてきました。
避難所で遊ぶ子供たちや明るく挨拶を交わす家族たちの姿もチラッと映されますが、理不尽な災害によって住処を失い避難生活を送ることになっても、怒らず嘆かず他人を攻撃せず、お互いに明るく優しくふるまうこと、これも、政治家でも科学者でも軍人でもない一般市民としての義務、国のために心を一つにして戦う姿だと思いました。
こんなところが、日本の強さなんだなあ、って・・・。

ゴジラはもはや、無敵すぎて怪獣というより巨大な地震や津波のような、避けようもない自然災害のメタファーとしか思えません。
子供の頃見ていた怪獣映画の怪獣たちは、もっと自分の意志や感情というものを持っていて人間くさかったけど、このゴジラは行動がまったく読めなくて、生き物というより「動く災害」だし、ダイダラボッチのように自然そのものが形を取って動いているようにも思えます。

まあいろいろ考えさせられる映画ですが、一言でいうと、とにかく面白いです!
ハリウッド版ゴジラがあくまで映画らしい映画、(設定がSF寄りの)人間ドラマだったのに対して「シン・ゴジラ」は映画の作りとしては異形というか、ただひたすら、突如現れた怪獣から日本を守るための対策をオジサンたちが立て続けるだけの、会議や会話ばかりの映画なのですがそこが面白い。
そして、いろいろ書いてきましたがやはり日本人のための「ガンバレ日本」映画だと思います。
中国をはじめ周辺諸国が騒がしい今、東京都知事が舛添さんから小池百合子さんに変わった今、こんなふうに「日本はやる時はやるんやで!」と熱く語りかけてくれる映画が見られて良かったです!

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