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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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出ました出ました西尾維新先生の新刊「少女不十分」。
(このタイトルって、「証拠不十分」のもじりですかね? だとしたら意味がわかりませんが)
この本はなんと西尾先生の私小説風、といいますか、10年前、作家志望の大学生だった自分を現在の自分が回想している、という体裁をとっているんです。
だから、「あのころの僕はどうしようもないやつだったけどそれは今も変わっていない」みたいなセルフ突っ込みが激しくて、見ようによっては言い訳がましい本です。
タイトルにもなっている、少女をめぐる物語が本筋(私小説風、と言ってもこの物語自体はフィクションでしょう)なのですが、読んでいて胸を打たれるのはむしろ西尾先生の「仮面の告白」ともいうべきカミングアウトの数々。
西尾先生の読者であれば、これまでの本を読んでいても「この人、ちょっと人付き合いは苦手そう」とか「頭が良すぎちゃってかえって生きていくのが辛そう」という感じを受ける人が多いと思いますが、いや、本書を読んで、フツーに暮らしていくだけでこんなに大変な人もいるんだー、という感慨を覚えずにいられません。
ほんとに、もしこのあふれんばかりの物書きとしての才能がなければ、この人はどういう人生を送っちゃったんだろう・・・って思います。
ほとんど強迫神経症とか境界神経症とかのレベルで、例えば「他人の家に入ったことは数えるほどしかない」とjか「他人が座った椅子には座りたくない」とかそんな話ばっかり、ずーっとしてるんですよ・・・。でも、人としてそれじゃいけないんだ、という理性も強くて、善良たらんとする努力(フツーの人がフツーにやってる事でも、西尾先生には意識した努力のたまものだったり、とか・・・)をおこたらないあたり、西尾先生の精一杯誠実であろうとする姿に胸を打たれます。
何か意図せずして「人として生きていく不条理」みたいな非常に純文学的な味が出ちゃってる、そんな風にも読めます。
作中で西尾先生自身が、10年前は嘘ばっかり書いていた、と書いています。
「いーちゃんシリーズ」のころは確かに、賢くて気の利いた子供が書いているような印象もありましたが(それはそれで面白かった)、10年たって大人になったんですね・・・感慨深い。
「この本を書くのに10年かかった」というのも、納得です。
もっとズボラでも適当でも悪人でもいいのに・・・西村賢太をちょっとは見習ったらいいのに(西村先生ゴメンナサイ! 先生のそのダメダメ感も、大好きなんです)。もう少し楽に生きればいいのに。
前にジャンプで西尾先生が「大きな才能を持っているほど、その人は不幸になると思います」みたいな意味の発言をしてらして、この、「少女不十分」を読んでてずっとその事を思い出していました。
ガンバレ西尾先生! なんか人として、応援したくなっちゃいます。

そういう、西尾先生萌えな本ではありますが、小説として読むと、・・・うーん、イマイチ?(苦笑)



小岩戦隊第六話、そろそろ先が見えてきたので予告を出します。
予告、やりたかったんですよね。ほんとは一話終わるごとに次回予告をやりたいんだけど、ほとんどの場合その時点では次回のネタが白紙なのでできません(T.T)
まあそれはそれ、気を取り直して予告、行っちゃいます~!

****************

南小岩の小学生、サトシとリョータ。
卒業を控えた彼らがどうしても本当かどうか確かめたいこと、それは「学校の七不思議」。
調べるほどに深まる、謎の数々。
我らがサンフラ和ーの面々も加わって、小学校を舞台に大活劇。
あの冷たい銀色の騎士に、サンフラ和ーはどう立ち向かうのか?
そして最後まで解けない謎、それはサトシの持っていた大事な秘密。
子供時代を卒業していく彼らに、素敵な未来が待っていますように。

小岩戦隊・サンフラ和ー第六話「音楽室と鉄塔と」
COMING SOON!


 卒業する前にやっちゃわないと、と言ったのはリョータだ。

 ぼくはリョータには逆らえない。借りがあるからだ。
 夏休みに、サンロードを横切る鉄塔「花総線」をたどって、足立区にある始まりの「花総1号鉄塔」と千葉県船橋市にある最終の「花総79号鉄塔」まで自転車で走る二日がかりの、ささやかな「鉄塔をめぐる冒険」に付き合ってくれたのはリョータだった。
 ぼく一人ではとても無理だったろう。ぼくは臆病だし根性もない。そもそも知らない町に一人で行くなんて想像もできなかったし、二日目、ぼくの自転車がパンクして歩き続けたら夜になってしまい、泣きそうになっていた時も、リョータが気をきかせて交番でわけを話し、お巡りさんと一緒に近くの自転車屋に行って修理してもらって(代金は翌日、親からもらって届けに行った)なんとか無事に家に帰れたのだ。
 その時に撮った1号から79号までの鉄塔の写真は、ぼくの宝物だ。一生、大切にする。

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 そんなわけでぼくとリョータは、翌朝はやく家を出て(親には夕べの事で先生に早くくるように言われている、とまた嘘をついて)、小岩戦隊の本部に向かったのだった。
 リョータがゆうべのうちに連絡しておいてくれたおかげで、戦隊の人たちはみなぼくらを待っていた。
 ドアをあけて出迎えてくれたのは、ぼくたちの母親と同じくらいのおばさんだった。
「おはよう、ケンタから話は聞いているわ。あなたがリョータくんね? うん、よく似てる。それで、あなたがサトシくん? 初めまして。私はマキコっていいます」
 ぼくたちがあいさつを返していると、マキコさんの後ろから若い男の人が顔を出した。見間違いようがない、リョータに似ている。この人がレッドのケンタさん。
「リョータ、なに、面白そうなことに首突っ込んだんだって? ゆっくり聞かせろよ、その話」

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フオーゼが面白すぎてもうたまりません!
ジェイクの「J」と「K」にまず大笑い。いいノリですよー快調です!
そしてロッカーの脇で二人で決める「狙い撃ち」ポーズ、もうお馬鹿高校生全開です。ジョジョ4部の仗助・億泰コンビみたいで好き好き。
(黒板消しを使って敵を発見するシーンも「色をつけておるんじゃよ・・・」みたいでしたね!)
そしてクィーンのパフォーマンスも素晴らしかったですね。もうこの人クィーンでいいじゃん。ちょっとくらい性格悪くてもさ。女王様なんだから、むしろ性格悪いほうが萌えるじゃん(笑)
私も、こんな高校で青春を過ごしたかったですよ。
あああ来週が待ち遠しい。ウップス!

そしてゴーカイジャーではブルーのアップを前から後ろから堪能してしまいもうお腹いっぱいです。
演技が下手なとこがまたそそりますなあこの人は。
しかしあの髪、あそこまで伸ばすのは相当長い年月が必要と思いますが、この子は学生時代からこんな長髪だったのかしらん。
後ろで一つに束ねてるゴムに結び目があることを発見。つまり、輪にした状態のゴム使ってるんじゃなくて、その都度ぐるぐるっと巻いてから後ろ手に結び目を作ってるんですねえ。あの太い両腕を後ろに回して・・・想像すると萌える~(変態ダ・・・)
でもあの髪をドライヤーで乾かしてるところは想像すると萎える・・・。
「戦艦ポチョムキン」ばりの階段乳母車シーンもありましたね!
こういうのを臆面もなく使ってくる戦隊の安さも私はすごく好きなんですよ~。
階段乳母車といえばデ・パルマ監督の映画「アンタッチャブル」。
超カッコいいシーンになっていて、忘れられません。


私の大好きな大好きな津原泰水先生の最新短編集「11」。
もうこれは、極上のお酒を飲むように、毎日少しずつ読んでいくのが正しい。私たち本読みの最高に贅沢な時間です。妃の位も何にかわせむ。
でもねえ・・・もう読み終わっちゃったんですよ(T.T)
次の贅沢時間はいつ来るのかなあ・・・(ちなみに前回の贅沢時間は奥泉光「シューマンの指」を読んでた時です)

さてこの本、津原ファンなら、少年の人形の写真がカバーになっている所にまず「オッ」と思いますね。「ピカルディの薔薇」の人形作家の青年が作った人形ってこんなのかなあ・・・。「たまさか人形堂綺譚」もよかったなあ・・・。
「11」は津原先生の短編集特有の華麗なる文体標本箱の様相を呈していますが、ほんとにこの人の文章は繊細な宝石細工のように美しいので、もうそれを味わうだけでも満足ですよ自分は。

でもその中でも目をひく巻頭の「五色の舟」はなんとキャサリン・ダン「異形の愛」のごとき、見世物小屋一家の話。異形のもの同士が寄り集まった家族が生まれたばかりの「くだん」を買いに行く。「くだん」はもちろん、未来を正確に予言するという妖怪「件」のこと。故・小松左京先生にも「くだんのはは」という傑作短編がありましたね。第二次大戦中の話かと思いきや、後半はまさかのパラレルワールドSFタッチ、だけど切ない情緒はそのまんま。かすかにBLの香りまでする。凄いよう津原先生凄いよう・・・。

そしてもう一編、どうしても触れておきたいのが巻末の「土の枕」。
酔狂にも他人の名を借りて出征した男の数奇な運命を、日露戦争から昭和の高度成長あたりまで特に何の外連味もなく書いてあるだけの短編なのですが、なんかマジックリアリズムの手法で書かれたタイムスリップ小説みたいな、時間の流れていく感じがフツーじゃないんですよ。説明しにくいのですが。でも別に、SFでもファンタジーでもないんですよね、不思議。ちなみにこの小説のモデルとなった酔狂な男は実際に津原先生の親戚にいらっしゃったそうです。

さてしかし、もし津原先生の本読むのは初めてという方がいらっしゃったら、最初はまず「芦屋家の崩壊」をオススメします。猿渡くんと伯爵(あだ名)の二人組が次々に怪事件に巻き込まれる連作短編集。誰が読んでも絶対面白いので、「文体が・・・」とか「極上の酒の・・・」とかブツブツ言わずに真夏の生ビールのようにググーッといっちゃってください。どれも怪奇小説として良くできているし、猿渡と伯爵のお豆腐その他の食べ物談義も楽しいし、オッサンのくせに意外と色っぽい猿渡(キャスティングするならオダジョーがいいと思います)とか、薀蓄の数々とか読みどころはいっぱい。でも恐ろしいことに、読み進むうちに徐々に津原ワールドが身体に浸透していって、巻末の「水牛群」という奇跡の一編を読み終えるころには、あなたも立派な津原ファンに。
そのあとは「綺譚集」でも「ペニス」でも「バレエ・メカニック」でもお好きなのをドーゾ。

書き添えておきますが、津原先生の魅力の一つに「男性が魅力的」というのがあります。(「たまさか人形堂」はいい男の宝庫。でも一番好きなのは伯爵かな)
BL要素もいとわずにスイスイ書いていく人なので、たまに「うわー美しすぎ~」と感じたりすることもありますが。でもそういう読み方で読むのはむしろもったいないですよ。


巷で評判の「タイガー&バニー」、夜更かしして何度か見ているのですがなんかピンと来ない・・・。楽しみが増えるかと期待していたんですが。
ファンの人、ごめんなさいね。
テンポもよくないしキャラも普通すぎる感じ。
絵もあまり好きになれないなあ・・・(でもスーツだけはメッチャ好い! スーツのまま肩で息をしてハアハアしてたりするとこっちまでハアハアしちゃうぞ? もういっそ、それ脱がないでくれ)

でもそもそも、自分、アニメって苦手なんですね。
今思い出しても、「面白かった!」と言い切れるのは
「ルパン三世」(青い背広版。それ以外はルパンとは認めていないよオレは)
「新世紀エヴァンゲリオン」(画面も音楽も展開も、ほぼ非の打ち所なし)
「楽しいムーミン一家」(平成版。しかもシリーズ前半、トーベ・ヤンソンの原作付きの部分のみ。昭和版は、見てないんです)
この3本くらいかなあ・・・。
特に平成版ムーミンは大好きで、一歩一歩ムーミンの家が近づいてくるオープニング(これは、春が来てスナフキンがムーミン谷に帰ってきたとき、まっさきにムーミンの家に向かうときのスナフキン視点だと勝手に思っている)、あの北欧の短い春を思わせる美しくももの悲しい主題歌、もうこれだけで傑作だと思っています。
そして何より、スナフキン役の子安武人さんの声がイイ! 静かで大人びていて、でもどこか子供っぽくもあって・・・。
13話「地球最後の竜」24話「帰ってこないスナフキン」あたりが個人的にオススメですが、30話あたりまではどれを見ても面白いです。
あと、劇場版の「ムーミン谷の彗星」は、世界がどんどん破滅にむかっていく、そのいかにも北欧的な世界観にまずヤラレます。空が赤く染まって白と黒の樹がいっぱい生えてる画面とか。
そしてどんな状況になってもあくまで冷静なスナフキン様のカッコよさったら・・・!

そして私、実はドラマも苦手なんですよね。毎週見るのって、マジで戦隊とライダーだけ。
ドラマで全部見て「面白い!」と思ったのは唐沢敏明主演の「白い巨塔」(野心もプライドもある男を主人公にするとこんなに面白いのか!)くらいかなあ。
映画は大好きなんですけどね・・・。

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