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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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地球が一番傾く日


誰から見て、どういう角度に傾いているのか、よく考えるとまったくわかりませんが、今日は夏至、地球の北半球が太陽に対してもっとも傾きを大きくする日ですね。
「夏と冬、どっちが好き?」
と聞かれたら、迷わず夏と答える派ですが、より正確に言うと、夏至をはさんで前後1か月くらいが一番好き。
何と言っても、夕方、日が暮れるのが遅いのがイイです!
ゆっくり暮れていく空の、サックスブルーからラベンダーに移り変わっていく感じ、この季節特有の美しさがあります。
「ムーミン」シリーズなどを読むと、北欧の国の、夏至のお祭りの楽しさが描かれていますが、あっちはこの時期、白夜ですからね~!
見たことはないけど、夜中、ウッスラと明るいんですよね~。多分、自分はその空の色が大好きですね。
逆に、冬場はほとんど太陽が出ないわけで・・・どうしてそんな国で暮らそうと思う人がいるのかは謎です。
あ、でもオーロラは激しく見てみたいですけどね!

私は6月生まれなので、余計に6月が好きなんです。
「12か月擬人化」によると、6月は鬼畜キャラなんだそうですけどね!
(どうしてかっていうと、6月には休日が1日もないため)

真夏はさすがに暑すぎてダルいんですが(仕事さえなければ、そのダルい感じも好きだったりする)、「夏の終わり」という季節も大好きです。
夕暮れが早くて、カナカナとかが鳴き出すあの感じ、カンナや鶏頭など、真っ赤な花が、真っ赤な夕日の中で咲いているあの感じ。
夏はいいなあ。小学生か!

桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活
(2011/05)
奥泉 光

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不覚ですた。
奥泉光先生は劇愛している作家さんの一人なのに、このオサレな表紙を見て、若い人狙いで軽~く書かれた、『ユーモア学園ミステリ』かと思って、今まで食指が動かなかったんです。何となく、森見登美彦とか東川篤哉とか(どちらもあまり好きでない)っぽい感じもして。

で、この本、<若い人狙いで軽~く書かれた、『ユーモア学園ミステリ』>そのものなんですが、・・・奥泉先生が書けば、こんなに面白くなっちゃうんですね~。
ゆうべ、うっかり布団の中で読み始めたら止まらず、久々に真夜中一気読み。
以下、ネタバレのない感想です。

桑潟幸一、略してクワコー。
「モーダルな事象」という作品にも登場していた、超ダメダメ下流大学教授。
とにかく、教授のくせに研究らしき事はまったくせず、怠惰で小心者で気弱で人品卑しく僻みっぽく、向上心のカケラもなくプライドもなく、長い物には巻かれ大樹の陰にしか寄らない、腹が出てきた40歳の男が主人公なんですよ。
この表紙の左側のイケメン兄さん、赤い自転車に乗っている所を見ると、クワコーらしいんですが・・・詐欺だろこれー!(大笑)
ほんとにスタイリッシュな大学生活を思わせる綺麗な装丁なんですが、もうこれ自体がギャグだから(笑)

クワコーの通う「たらちね国際大学」は、千葉のド田舎にあり、偏差値底辺のおバカ女子大生たち(短大から4年制に変わったばかりなので男子生徒は一人しかいない)相手にクワコーは文芸部の顧問を務めることになります。
この文学部っていうのがもう可笑しくて可笑しくて、田舎の底辺校の文芸部にはそもそも腐女子しかいない(笑)
新入生が「村上春樹を読んでます」っていうだけで、読書家と言われてしまうような、そんな部です。
部員全員、コスプレ大好き、コミケ前には同人誌作りに励む、そんな部。
そしてこの、腐女子たちのトークがめっちゃ面白い。奥泉先生、どうしてこんなに腐女子の会話に詳しいの? どうしてさり気なく、テニミュとかHey! Say! JUMPとか出てくるの?
ちょっと長くなるけど、新入生勧誘のためにクワコーにもコスプレをさせようとする、彼女たちの会話を引用します。

「白衣路線でいくなら、クワコー先生にやってもらうといいかも」
(中略)
「あ、それいい。外科医とか」
「外科医って、けっこう王道かも」
「きたー、直江庸介」
「誰、それ?」
「白い影。って知らない? 中居がやったの」
「知ってる。ワタジュンでしょ。わたしけっこう萌え」
「どっちに?」
「ワタジュンに決まってるでしょ」
「出た、リカちゃんのジジイ萌え」
「アイルケ好きの女」
「でも、外科医だったらむしろ戝前のほうがよくない? 雰囲気的には」
「誰?」
「知らない? 戝前って。白い巨塔」
「知ってる、戝前。それ、けっこうヤバいかも」
「戝前教授の総回診でございます。って、研修医とかがぞろぞろついていくの。病院の廊下を」
「ほほう」
「研修医ってちょっと萌えるよね」
「萌える、萌える」
「私は患者の方が萌えるな」
「出た。ミズホンの包帯フェチ」
「および点滴フェチ」
「ほぼ変態」
「で、どうですか、先生的には(中略)やっぱり戝前がいいですかね?」
 あまりの急展開に桑幸が声を失っているところへナース山本が口を出した。
「戝前が駄目なら、ドクター・コトーっていうのもありますけど」


この、リアルでスピーディーな会話、まさしく私の知っている腐女子トークそのものですよ!
っていうかもう、この会話に入りたい(笑)。たらちね文芸部の飲み会混ざりたいww
作家の石田衣良さんも、この本読んで『混ざりたい』とおっしゃったそうですが・・・
いいんですか?
「やっぱキングは総受けでお願いします」
「じゃあ今回のお相手は、ツインタワーって事で」
「出た! イザクさん得意の『かわるがわる攻めたてる』攻撃!」
「キョーダインか!?」
みたいな会話が飛び交っちゃいますよ。それでもいいんですか?
(『キング』と『ツインタワー』はいずれも石田衣良の出世作、『池袋ウエストゲートパーク』シリーズの登場人物)

学力偏差値は底辺でも、彼女たちの頭の回転が実に早くギャグセンスも鋭く、読んでてドライブ感があるとでもいいますか、気持ちいいです。彼女たちの萌えトーク、この本の最大の読みどころの一つですww
それにしても、なんで腐女子の会話なんて書く気になったんだろう、奥泉先生・・・。
逆に、この本苦手、っていう人の感想を読むと、この腐女子トークが駄目みたいですね。
うーん・・・確かに、この流行っぽい表紙を見てスタイリッシュな学園モノを期待した人は可哀想かも(笑)

さてさて、この本は、クワコーが巻き込まれた三つの事件を、文芸部のホームレス女子大生、ジンジン(神野仁美)が鋭い推理でズバズバと解決していく、シリーズものです。毎回、クワコーが可哀想な目に合うだけ(笑)で、誰かが死ぬわけでもないし、もうこの先いくらでも続けられますね。っていうか、続けて欲しいー!

どうしようもない中年男、クワコーが、だんだん可愛く見えてきます。
クワコーは本当に駄目な奴なんだけど、邪悪さがないんですね。他人を害するという事がない。っていうか、基本的に善良な倫理観の持ち主なのと、気が弱すぎるのとで、怖くてそういう事ができないんだと思う。
しかも自尊心も低いために、他人にいいように利用されてしまったり。他の教授に、苛められて泣いちゃったり。
更に、給料が安すぎてびっくりしたクワコーは、外食をやめて自炊を始めるんですが、けっこう料理が得意で節約上手だったり、お金を使わない生活に充実感を覚えちゃったり、もともと貧乏性、っていうのがまたいじらしくて・・・。
文芸部の女の子たちにも、威張ったりしないし。っていうかむしろ、可愛がられてるし。

あと、大学の教授たちの世界っていうのも、なんだか世界が狭くて人間関係がドロドロしてそうで怖いですね。
昔読んだ、筒井康隆の本(『文学部只野教授』だったかな・・・?)を思い出してしまいました。

「・・・が その甘さ 嫌いじゃあないぜ」
出ました球磨川!
このセリフは前にも言っていましたね。もはや彼の「決めゼリフ」または「口癖」なんですねww
ジョジョの名言集のように、あちこちで使ってみたいお言葉ですw
しかし球磨川はいつも、こーやってオイシイ所を攫っていくんですねー。頑張った善吉が可哀想だろ!(笑)
しかも、何で南極までひょこひょこ出てくるんだろう? まあいいけど(笑)

そして今週の「めだかボックス」はその他にも名言がいっぱい!
めだかちゃんのお言葉。
「やらずに後悔するよりやって後悔する方がいいという言葉があるが 私に言わせればやりたいことをやっておいて後悔するのなら そんなものやらないほうがよいに決まっている」
・・・た、確かに! 深い・・・!
更に、
「やらずに満足するのとやって満足するのでは 断然後者を選ぶべきだぞ。」
・・・その通りです師匠! 自分、人生舐めてました!

あと、江迎ちゃんの、死を覚悟した告白の言葉も泣けますね。
「本当に好きだったよ 初めて会ったときからずっと 初めて会ったときよりずっと」
・・・正直、今の「めだかボックス」は話の展開とかむちゃくちゃなんだけど、こういう、今までにない、新しいモノ(セリフでも絵でも展開でも)が一つでもあると、それだけで感動してしまいます。
やっぱり西尾先生は素晴らしい。

逆に、どんなに面白くても、「どこかで見たような・・・」と思わせるモノは、すごく評価が低くなってしまいます。
「戦星のバルジ」
だんだん面白さが増してきてるし、ティアマトさんのキャラもいい感じに立ってきて、少しずつ好きになってるのですが・・・惜しいのは、絵もストーリーも、どこかで見たような感じがしてしまうこと!
今のままで器用にまとまらず、もう一回り大きくなってくれないかなこの人・・・!
「ハイキュー!!」も、最近の展開がどっかで見たような感じになってて、ちょっと心配ですぞ?
連載開始当初の、あの無駄な熱さを取り戻してほしい。

「斉木楠雄の災難」
今回のコレの感想(笑った箇所)を真面目に書いたら、黒バスのファンに殴り殺されそうな予感がするので止めておきます・・・。
でも、これだけは書き残しておきたい・・・(笑)
(僕が本気で投げたら顔面はセーフじゃないぞ? アウトだ 顔面がな リアルなアンパ〇マンが見たいのか?)

「こがねいろ」
高校3年生の下の娘が、チャレンジ(通信講座)をやってるんですが、そこに載ってるマンガ(チャレンジなら、部活やってるオレでも長続きしたぜ! とか、飽きっぽい私だけど、ていねいに添削された回答を見て、またヤル気が出ちゃった! とか)の方がリアリティがあって熱い、と言っていましたよ(笑)
他人がスポーツ頑張ってるのを見ると応援したくなるけど、他人が受験してても応援する気にならない、とも・・・。
当事者のリアルな現場の声をお届けしました。
この人は絵柄も雰囲気も悪くはないので、もっと違う題材でばばーんと勝負に出て欲しいですね。

我が家のジャンプは、娘が高校のクラスに持って行って、そこで回されてるらしいのですが、男子高校生諸君はみんな、「パッキー復活しないかな」と言ってるそうですよ!
気が合うなあ君たち。今度、肉マンでも奢ってあげようか。

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(2009/06/19)
ジョン・トラヴォルタ、ミシェル・ファイファー 他

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数年前、映画館で見てとても楽しかったこの映画、近所のブックオフで安く売っていたのでさっそく購入し、鑑賞。

映画にも舞台にもなった作品のリメイクですが、なぜか主人公の太った母親役は男優が演じるのが恒例となっており、今回も監督は嫌がるジョン・トラボルタを口説き落として出演させたのだとか。

いやー、若い子たちが踊りまくるミュージカルは見ていて本当にワクワクする楽しさ!
中でも、女の子たちの憧れの地元スター、リンクを演じるザック・エフロンの、ちょっと気障な、いちいち決め顔や決めポーズを取ってくるカッコ良さには、改めて惚れ惚れ。身体にも表情にも、切れと華があります。
初登場時の、ちょっとポーズをつけて「リンク!」と自己紹介する時の恰好良さ。
「レディのお気に入り」というナンバーを歌う時の清潔な色っぽさ。
「ジーンズ」という若者文化が定着する前の、高校生もスーツとネクタイだったりする時代の、細い足首のキュートさ。
もう、彼を見るためだけにこの映画を見てもまったく損はしませんね。

1962年、アメリカ、ボルチモア。
ミニスカートとロングブーツに代表される60年代文化が押し寄せる直前の、保守的なアメリカの都市。
地元ローカル局がやっている、歌と踊りのショーは若者たちの間で大人気。
主人公の太った少女、トレーシーはパワフルな踊りっぷりでこの番組のレギュラーになり、人気者になるが、やがてTV局の人種差別意識に反感を抱くようになり・・・

「黒人への差別」というテーマが古臭い、といいますか、少なくとも現在はこの問題は表面には現れずとも、もっと根深く、陰湿になっているのではないでしょうか。こんな風に、それぞれの立場のもの同志が反感もあらわに対立したりデモ行進をしたりするのは、ある意味大らか、というか・・・。

それと全体に、白人のダンスと黒人のダンスを対比させていて、黒人のダンスの方が新しくてカッコいいだろ? みたいな気配なんですが、映画を見ている限りでは、50年代のアメリカ文化(女の子のフワッとしたスカートや、男の子のタイトなスーツ姿、凝ったステップやクルクル回転する踊り方)のほうがむしろ新鮮で、オシャレで今時っぽい感じがしてしまうのが難点ですかね。
今は、Kawaiiの時代だものね。

しかしこの映画の見どころはとにかく歌と踊り、それに次々変わる登場人物たちの衣装も可愛くゴージャスで見ごたえタップリ。
見終わったあと、思わず口ずさんでしまうような、ノリのいい名曲も多いんです!
トレイシーの、太った母親役のジョン・トラボルタを始め、ライバルの母親役のミシェル・ファイファー(美しく年を重ねていらっしゃる!)、クリストファー・ウォーケン(善良だが変人のお父さん役を、実に飄々と演じています)など、大スターが歌い踊るのも豪華です。

更に良いのが、少年少女たち。
主役のトレイシー(ニッキー・ブロンスキ)、リンク(ザック・エフロン)はもちろん、トレイシーの友人、厳格な家に育ったペニー(アマンダ・バインズ)、その恋人となる黒人青年シーウィード(イライジャ・ケリー)、どの子も可愛くて大好きです。特に、シーウィードが「甘味の王様はブラックベリー、白人は退屈なバニラ味・・・」と、スクールバスの中で歌い踊るシーンの恰好良さには、これまた惚れ惚れ。

黒人と共に、この映画では「デブ」というのも差別の対象になっている(ようにも見える。このへん微妙)のですが、肥満の問題も現代アメリカ社会ではこんなふうに陽気に笑い飛ばすことはできないのでは?
個人的には、太目の女の子には独特の可愛さがあって、好きですけどねー。
(そしてもちろん、大相撲ファンの私は太った男も大好きなのでした・・・)

フォーゼのない朝がこんなにも空虚なものだとは・・・。

自分は今の戦隊(ゴーバスターズ)にはあんまり惹かれないので、ますます空虚感が強いです。
最初の1か月くらいしか真面目に見ていないので、どこが好きじゃないのか自分でもよく分かりませんが、無駄な暑苦しさがないのが、どうも物足りない。役者さんたちの顔立ちも、どうも涼しげすぎる(笑)
熱くてナンボでしょ戦隊は! アキバレンジャーの方が、よっぽど無駄に熱いですよ!

・・・空虚感のあまり、ゴーバスの悪口を書いてしまいました。ファンの方々、ごめんなさい。
(本当はもっといっぱい書けるのですが、自粛)
まあ自分、特撮好きだけど、ハマる作品に出会うのって2年に一度、あるかないかだからね。
特撮とライダー合わせても、その頻度だからね。

ちなみに現在まで、自分が大ハマリした特撮作品は以下の通り。(子供時代は除く)

「恐竜戦隊ジュウレンジャー」
幼かった子供と一緒に見ていて、戦隊の面白さを初めて認識した作品。が、このころは自分がオタ気質だという自覚がなかったため、深入りはしなかった。翌年の「ダイレンジャー」も毎週面白く見ていた。

「ウルトラマンガイア」
対立する二人の天才少年科学者、という設定にコロリとやられて、以後、腐女子とか同人誌とかそういう世界に足を踏み入れることになった自分の人生の中でも記念碑的な作品。
個性的な登場人物が多数登場するのも良かった。

「仮面ライダーアギト」
ガイアで特撮に気持ち悪い方向で開眼し、平成ライダーを見始めて最初に好きになったのがコレ。謎が多くて人間関係も入り組んでいて(特に好きだったのが、意地悪キャラの北條さん!)、あとギルスの口が開くのも可愛くて好きだったなw

「忍風戦隊ハリケンジャー」
途中から出てくる、ゴウライジャー兄弟がとにかく好きで好きで・・・。最後まで仮面を取らない、シュリケンジャーも大好きだったし、ウェンディーヌ様とフラビージョは、歴代悪役美女の中でもトップクラスだし、とにかく何もかも好きだった。素顔の戦士に会うために後楽園にも行きました。

「仮面ライダーW」
主人公が二人組の私立探偵、という設定がとにかく素晴らしい。
事件を解決しつつ、悪と戦っていくストーリーが毎週コンパクトにまとまっていて、全体を通した大きな謎とドラマも同時に進行していく、まったく新しい展開に毎週クギ付けだった(今のフォーゼと同じ状態)。
二人の主役も実にカッコ可愛くて、友情度もめっちゃ高くて、イザクの趣味に照らして言えばほぼ非の打ちどころナシ、でした。

代表的な所はこんな感じですが、もちろんこれ以外にも好きだった作品はいっぱいあります。
自分は普通のTVドラマは見ない(興味がない)のですが、特撮だけは別。
毎年、新しいシリーズが始める時期には「ヨシ! 今年はOK!」とか「コレは駄目だな・・・」とか、個人の趣味で判定し、以後一年間の行動が左右されます(笑)
このブログを始めたせいで、「フォーゼ」は今までで最大級のハマリ具合なんですが、それだけに終了した後の空虚感が今から恐ろしいです。廃人になってしまいそうです。

東京都内に住んでいる割に、東京のことを全然知らなくて、有名なのに行ったことのない場所も多いのですが、そんな自分にもこっそりと、自分だけのお気に入りスポットがあります。
JR中央線、水道橋駅で下りて、東京ドームがある後楽園遊園地に行くのはもうそれだけでウキウキと楽しいものです。特に夜間は照明が綺麗です。

この、東京ドームに併設された「LaQua(ラクーア)」という、スパとショップとレストランが混じったような施設の中庭が、なんとも言えない雰囲気の良い場所で、大好きです。
初めてこの中庭を見た時(東京ドームから行くと、二階からこの小ぢんまりした中庭を見下ろす形になります)、「桃源郷」という言葉が頭に浮かびました。桃源郷というのは、その昔の中国、深い山奥に、突然開ける小さな谷間、平和で穏やかで、花が咲き桃の実がなり、小鳥は歌い子供は遊び、・・・という、外界と故絶した、小さなパラダイスの事です。
この、ラクーアの中庭は、まわりをぐるっと二階建てレストラン街に囲まれていることもあって、本当に、すぐ隣を車がビュンビュン走っているとは思えない、心地よく秘密めいた場所です。
さして広くない敷地の中に、大きな人口池と野外ステージと観覧車やメリーゴーランドの乗り場と、樹々と軽食用のテーブルセットが置かれています。
夏の日の夕方、このテーブルに座って、ゆっくりと暮れていく空と、点灯していくイルミネーションを見ながら飲むビールは最高です!
周囲のレストラン街では、ハンバーガーからタコ焼き屋まで、テイクアウトの軽食も充実してますので、夜風に吹かれながら夕食を取るのも気持ちがいいです。
なぜか、ここで見る夕暮れの空の色は綺麗なのですよ。それをゆっくり楽しみたいので、初夏、ちょうど今頃のシーズンが一番好きです。

人口池では光と音楽に合わせて噴水が踊ったりもします。夜になるとメリーゴーランドや観覧車の光がことさらに美しいのは言うまでもありません。大きすぎない、中庭のほどよい規模、人も店も、どこかゆったりとくつろいだ感じがします。
私のお気に入り、ムーミンファンの聖地、ムーミンカフェが出店しているのもポイントが高いです。
(それを言ったら、行楽園遊園地にはジャンプショップも出店していて、見るだけで楽しいです)

そうやって楽しんだあと、贅沢をしたい気分であれば、岩盤浴が気持ちいいラクーアの中のスパをオススメします。まだ一度しか入ったことがないのですが、最上階のスパへの階段を上っていく時には「天空の神殿」という言葉が頭をよぎりました(笑)
ゼル伝とかに出てきそうな、やたら威圧感のある、ダンジョン入口みたいな雰囲気だったんですよー。
でも、一歩中に入ると、南国っぽくダラッとした感じで、岩盤浴もいくつも部屋があって居心地がいいのです。

この程度の、ささやかなお気に入りスポットがもう少し増えれば、自分も胸を張って東京人ですと言えるんですけどね・・・。

小説版めだかボックス(上)久々原滅私の腑抜けた君臨または啝ノ浦さなぎの足蹴による投票 (JUMP j BOOKS)小説版めだかボックス(上)久々原滅私の腑抜けた君臨または啝ノ浦さなぎの足蹴による投票 (JUMP j BOOKS)
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小説版 めだかボックス (下) 朳理知戯のおしとやかな面従または椋枝閾の杯盤狼藉マニフェスト (JUMP j BOOKS)小説版 めだかボックス (下) 朳理知戯のおしとやかな面従または椋枝閾の杯盤狼藉マニフェスト (JUMP j BOOKS)
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西尾 維新、暁月 あきら 他

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この、「めだかボックス」のノベライズ本を求めて、何か月も前から本屋さんのラノベコーナーのチェックを欠かさなかった私ですが、灯台もと暗し。といいますか、この上下本は、コミックスのコーナーに、めだボのコミックスと並べて、ほとんど同じ体裁で売られていたのですよ。
迂闊でした。「木は森の中に隠せ」という奴ですね!(違うと思う)

さて、この表紙を見れば分かるように、4人の新キャラが登場しますがこの人達は4人とも箱庭学園の教師なのです。ストーリー的には、黒神めだかが箱庭学園に入学してから、生徒会長に立候補するまでの短い期間、教師たちがめだかちゃんに振り回される話です。
良くも悪くも、西尾先生の仕事っぷりがプロっぽいといいますか、過不足なくサラッと読めてしまう本です。「化物語」のシリーズみたいにはしゃいで書いてる気配もないし、こないだの「悲鳴伝」みたいな真剣さも薄く、キャラに対する思い入れもあんまり無さそうで、でもそれなりに面白く読めてしまうあたりが西尾先生っぽい仕事ぶりだなあ、と(笑)

4人の中では、最初に登場するヤル気のない教師、久々原滅私(くぐはらめっし)が好きでした。
ヤル気の塊である、入学したてのめだかちゃんを前にして思い悩み、なんと真黒兄さんの所にカウンセリング(?)を受けに行く、という、根は真面目そうな好青年。上巻の表紙の右側、いかにもヤル気の無さそうな目つきの男です。
あと、長者原融通とか不知火半袖とか、コミックスの読者にはおなじみの面々があちこちに顔を出しているのも楽しい。ノベライズ本って、時々「このキャラはこんな喋り方はしないよな」っていう、イメージ違いを感じる時があるのですが、これはマンガ原作者がそのまま書いてるノベライズなのでもう全くそんな違和感もなく、挿絵や口絵がばんばん入っていることもあって、コミックス読むのとほとんど同じ感覚で読めました。

西尾先生らしいこだわりが感じられたのは真黒兄さんが「天才」について語る場面。
「天才と言っても、大したことはない。むしろ凡人に奉仕する存在だ」という意味のことを言おうとして、こんな質問をしてきます。
「『世界一面白い漫画』。読む人になりたいですか。描く人になりたいですか?」
うーん・・・これは難しい。読む人になりたいけど、描けたら幸せなんじゃないか、とも思うのは、やはり私も、天才に憧れる凡人だからなのでしょうか。
西尾先生は(真黒の口を借りて)こう言っています。
「僕が神様に感謝することがあるとすれば、それは自分が手塚治虫じゃなかったことですよ」
・・・まあ、そりゃそうかも知れませんけどねえ・・・。なにか、図らずも西尾先生の天才性が露呈してしまったような気もしますねえ・・・。

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