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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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Sunny 3 (IKKI COMIX)Sunny 3 (IKKI COMIX)
(2013/01/30)
松本 大洋

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待ちに待った松本大洋最新作「Sunny」3巻、本日発売ッ!!!
ヤヴァイ・・・1話に1回、マジ泣けるわコレ・・・。
1・2巻に比べると、エピソードがバラバラで話としては進んでいない気がするのだけれど、それでもその1話1話がもれなく泣ける・・・。
現時点で松本大洋先生の到達点、ということはある意味日本のコミックスの到達点なのでわ・・・。

今回は特に、人生に悩む大学生のマキオさんの話が好きだったな。好き嫌いを善悪で語る人は苦手なんだ、って、分かる。分かるよマキオくん。マキオくんのようなナイーブな心を、自分はどこで失くしてしまったんだろう・・・。こういうマキオくんのような人物を創造できる、松本先生ご自身が子供のようなナイーブな心を持ち続けておられるのですね・・・。
駅のホームですっかり社会人となった彼女(?)に手を振るマキオさん、画で内面を語りつくす、この辺の描写が物凄い。

松本先生ご自身が投影されているのではないかと思われるせい君と、逃げたブタの話も好きだった。
松本先生の描く、せい君とか「ピンポン」のスマイルとか、喜怒哀楽を表に出さない、じっと相手を観察しているような少年が大好きです。ハルオやペコのような輝きを持った少年に憧れて、でも自分とは違うと思って静観しているみたいな、知的で大人びた少年たち。こういう陰影のある人物像を描写できる、っていうだけでも凄いと思う。

それにしても、・・・松本先生、この漫画描くのって辛くないのかな・・・。
表現者としていつかは乗り越えなければいけない壁のような作品なんじゃないかと思います。
どこまでも付いていきますんで、極めて欲しい。何を極めるのか分かんないけど。
(1巻と2巻の感想はこちら)
(4巻の感想はこちら)
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ウソツキ!ゴクオーくん 1 (てんとう虫コミックス)ウソツキ!ゴクオーくん 1 (てんとう虫コミックス)
(2012/04/27)
吉もと 誠

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ウソツキ!ゴクオーくん 2 (てんとう虫コミックス)ウソツキ!ゴクオーくん 2 (てんとう虫コミックス)
(2012/10/26)
吉もと 誠

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こないだ3巻を読んで大好きになった「ウソツキ! ゴクオーくん」の1巻と2巻を入手しました。
いやー、面白い!
痛快にして熱血、基本が勧善懲悪なので読後感が爽快。
ゴクオーくんの正体は、嘘つきを暴き、裁きを下す地獄の閻魔大王です。
でもゴクオーくんには、嘘を見抜く特殊能力はないんですね。(こいつは怪しい。嘘をついているのでは)という、カンを頼りに、カマをかけたりハッタリを言ったりして、相手がボロを出すように仕向けるのです。コン・ゲームっぽいというか。
つまり、ごく普通の小学生でも、知恵さえあれば「嫌な奴」や大人の嘘を暴くことができる、これが痛快じゃなくて何でしょうか。
そして「ゴクオーくん」の特徴は、嘘をついた者の舌を抜き、新しく、本当の事しか喋れない舌を与えるところ。子供たちがついた嘘は、その多くが小さな意地やプライドを守る為のもの。ゴクオーくんにウソツキと裁かれて、今まで騙していたみんなの前で「自分は嘘をついていました」と告白するわけですが、本当の気持ち、心情を正直に告白することで、かえって皆に理解されて仲良くなれることも多いのです。喧嘩のあとで仲良くなるみたいに、一度ぶつかってみることで分かり合えるような、子供たちの素直さが心に沁みます。嘘をつくことの苦しさ、正直になる勇気を教えるこのコミックス、小学校の課題図書にしたいですねw
「どいつもこいつもウソついて自分を隠して結局バレて・・・、それでもゆるされて、また仲良くなって・・・、またいつかウソをつく・・・。 やっぱりオレっちは、人間のつくウソが好きだね!」
そう言い切るゴクオーくん。人間たちの懸命のドラマを愛してやまない少年です。

ただ一人、ゴクオーくんの正体を知っている女の子、天子ちゃんの、他人を信じる心の強さ、他人の心を思いやる優しさ・・・漫画を読んでいてこんなに「いい子だ~!」と思わされることも珍しい。ちょっとしたセリフやエピソードの使い方が上手なんでしょうね。

ただ、現役小学生はこんな「いい話」よりもやっぱ「でんじー(デンジャラスじーさん)」とかの方が好きなんじゃないかなァ(笑)

キャラが完成されていて地獄の描写なども派手なので、アニメ化のしがいがあると思うのですが、月刊誌の連載なのでペース的に難しいですかね?
最近、こういう純粋に子供向けのアニメ(オモチャを売ろうとしていない物)って少ない気がするので、やってくれたら嬉しいけど。

「新米婦警キルコさん」
お化けコスの表紙絵がめっちゃ可愛い! みんなノリノリだし似合ってるしチームワークも良さげデス。ただ残念なことに、夏っぽいんだけどねw
いまいちグッと来ない今井千代ちゃん、もし自分が男だったら彼女のグラビアにはけっこうグッと来ちゃいそうデスw 外見的にはパーフェクトじゃない方が絶対エロいよね・・・って、マニアックですかね自分!?
千秋さんがハル先輩のことをすごくナチュラルにゲスと呼んでるのが好きだなー(笑)
まあ、今ジャンプで一番ゲスな野郎っていったらハル先輩以上に「斉木楠雄」の鳥束くんじゃないかと思いますが(笑)

「スケット・ダンス」
そしてその鳥束を超えてゲス道を極めたゲスリング部が真夏のビーチに登場だァア!!
水着姿なんて見放題なのに、こいつらがからむと何でエロいんだ?ww
覚悟を決めたチェリーボーイの眼が美しすぎる(笑)
「そこは『普段は近くにいすぎて気づかなかったけどアイツ意外とエロい体してんな』でしょーが」
ゲスだ・・・まったくもってゲスの王道だ!

「烈!!! 伊達先パイ」
さー君(サスケ)ってばいい弟だな・・・。
マシュマロモンスターの愛さん、フワフワのセーターが色っぽいです。片倉の果報者め~!
キタさんのチョコ教室、「華貌」から手づくりなんて本格的ですねーw 刻むとこからまず難しそう、ってか怖いですw
テンパリングが更に凄いwもう大笑いww
「うおおお 待ってろやマサァァァ!! うめえチョコ食わしたらああ!!」
「跡部様アア!!」
まさに、乙女心ナメんなよ!(笑)
そして、「2月て・・・何かイベント無かったっけ?」
「オイオイ節分はこないだ終わったぜ?」
と言ってる3人組が、先週「ごらんあれがリア充という生物だよ 珍しいねえ」と言っていた人たちと同じですねw さっそくレギュラー化(笑)
次週、霧子さんと伊達先パイの顛末が気になります・・・! 片倉はどうでもいいよリア充爆発しろ。

「超能力者斉木楠雄のΨ難」
あ、新しいニャ!
斉木は動物の心も読めるのか・・・。(なのに燃堂の心だけは読めない、って所がやっぱズッキュン萌え)
この猫、そもそも何でこんなすき間に挟まってるんでしょうねw 何かジョジョっぽい(笑)
(だが一つ言っておこう 『助けてください』だ)
111p右上のコマ、斉木君の本質的なSさ加減が遺憾なく発揮されております。ヤベエ惚れなおしちまう。それにしてもコイツに限らず、猫って何で偉そうなのかな・・・犬派なのでわかりません!

優しいパパを騙してまんまと家に潜入したときには、さすがのくーちゃんもちょっと青ざめていましたね。斉木家がねっこねこになったらくーちゃんの居場所がなくなる・・・!
でも燃堂が幾度も遊びに来て、そのたびにギュウギュウ抱いたり頬ずりしたりするので、そのうちに「こんな家いられないニャ!」と言って逃げ出すんですよw
そして数日後、
「遊びに来たぜ相棒~! お? ニャンコいないの?」
(やれやれ・・・。またコイツに感謝しなければならない事が増えたな)
そんな展開もいいかと思ったけど、それ以前にママが猫アレルギーだったニャ。
ちなみに私も軽く猫アレルギーで、猫をなでたり抱いたりしてると後で目がかゆくなったり涙や鼻水が止まらなくなっちゃうんですよね。だから猫カフェ行かれません。まあいいけどね、犬派だから。

ウソツキ!ゴクオーくん 3 (てんとう虫コミックス)ウソツキ!ゴクオーくん 3 (てんとう虫コミックス)
(2013/01/25)
吉もと 誠

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小学生向け漫画雑誌「コロコロコミックス」連載中の漫画。
本屋さんで平積みされていた表紙の、元気一杯の少年漫画パワーに惹きつけられてジャケ買いしてみたら、やはり期待を裏切らぬ面白さでした。
コロコロコミックは昔、樫本学ヴ先生が「コロッケ!」を連載していた頃も定期購読していたりして、けっこう好きな雑誌ですw ほんとに我ながら、ココロは小学生男子・・・。

さてこの「ゴクオーくん」は簡単に言うと、地獄の大王であるゴクオーくんが人間の世界で、嘘を探す話なのですが、許せないウソを見つけると地獄の大王である本性を現して嘘つきを裁くのが、ちょっと初期の「遊戯王」に近い感じです。ただ、他人を傷つけまいとしてついた嘘には寛大で、結果的に人間関係のもつれを直してやったりもします。早い話、意外にも泣ける話が多いのです。
今回私が買ったのは発刊されたばかりの3巻ですが、特に、ここに収録されているガチャポンの話は最近読んだ漫画の中でも一番の、と言っていい感動作。単純な話なのですが、登場する子供たちの心情が素直に心を揺さぶります。正直、毎週ジャンプを読んでいますがこんなに「いい話だ~」と思う事は滅多にありません。もしこれが新人さんの読み切りだったらもう金杯賞とかあげたいです。子供向け漫画なので、絵もコマ割りも変に凝ったところがなくて読みやすいのも高評価。
そして、このゴクオーくんのキャラクターデザインがまた、カッコ可愛いのですよ。
表紙のこの、黒いシャツを着た男の子ですが、線が力強くて絵柄としてもすごく好きですね。色使いも元気一杯な感じが好もしい。

我が家では一夜にして「ゴクオーブーム」が訪れました。
上の娘は、「次回のコスプレはゴクオーくんだ~!」と言い、下の娘は「最近ジャンプを読んでつまらないと言っているクラスの男子に読ませる」と言っています。とりあえす私は、1巻と2巻を探す旅に出ます。
次巻、4巻の予告では最大のライバル、首にヘビを巻いた天使の少年(甘いマスクキャラ)が登場するらしいのですが・・・ああもう待ちきれない! また、毎月コロコロを買ってしまいそう・・・。

東京ビッグサイトのシティに行って、斉木楠雄の薄い本を漁ってきましたよ~♪
今日は小規模なイベントでしたが、「黒子のバスケ」関係が熱気がありましたね。例の脅迫騒ぎで冬コミもオンリーも中止されてしまったとの事、その鬱憤を晴らすかのように盛り上がっていて、ジャンルは違えど同じ同人仲間として、良かったなー、としみじみ思いました。

ジョジョアニメ関係(特にSPW)も探したのですが、先週ジョジョオンリーがあったばかりなのでさすがに二週連続で出るところはなかったらしく、収穫ゼロだったのは残念。でも代わりにキルコさんと後白河法皇(去年の大河ドラマ「平清盛」ネタ)を入手できたので良しとするww

そして冬コミで初めて斉木楠雄の恰好をして、コスプレに目覚めた上の娘は、何と友人たちと「スタジオでマギ合わせ」というのをして、凄く楽しかったとはしゃいでいます。
「マギ」というのは最近アニメにもなってる漫画ですが、その集まった友人たちというのは半分以上、マギを見た事が無いんですって。(昔、ジョジョ5部の暗殺チームにハマッていたころ知り合った仲間たちとのこと)でもその「マギ」というのは人気があって衣装も派手なので、コスプレ服がみんな通販で買えるんんですって。なので原作を知らない人でも、それぞれキャラを割り振って集団コスプレできるんですって。
で、「スタジオ」というのがまた面白くて、今やコスプレ写真撮影用のスタジオというのが立派にあるんですね。「教室」や「オフィス」「電車内」といった日常的なシュチュエーションから、「洞窟(しかも洞窟の奥には滝があるらしい)」などの冒険漫画っぽい背景まで好きに使えて1日2,500円なんですって。
そこでさんざん写真を撮って、知らない人とも仲良くなって「今度一緒に〇〇合わせやりましょうよ~」などとお話しして帰ってきたとの事。剣や鎧などを作るのには、東急ハンズで売ってる「ライオンボード」というのを使うといいらしい、というような事まで、いろいろ知らない事(っていうか知らなくてもいい事w)を知ってしまいました。
深いです、コスプレの世界。

エコー・メイカーエコー・メイカー
(2012/09/28)
リチャード パワーズ

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アマゾンなどで本を探していて、「この本を買った人はこんな本も買っています」という一文につられて芋づる式に本を探すことってありますよね。
この「エコー・メイカー」は、「忘れられた王都」⇒「青い脂」⇒「2666」⇒、という流れでたどり着いた作品。いかにも難解そうですねw ちなみに全米図書賞受賞作。
(「青い脂」は以前、100pくらい読んで挫折しましたw ロシアの近未来SFっぽい言葉遊びドタバタ小説・・・だと思う。ロシアの小説が好きな人だと楽しさ倍増ではないかと。「2666」も図書館に予約入れてますが、超分厚い本らしいので多分挫折しそうww)

さてこの「エコー・メイカー」という本は、地理的にアメリカのど真ん中にあるネブラスカ州という土地を舞台にしています。ここには、毎年無数のカナダヅルの群れが繁殖地へと向かう渡りの途中で訪れる、プラット川という名の川があり、自然保護派と観光推進派との争いが続いています。
この土地でマークという男がある晩、交通事故を起こし脳を損傷してしまう。マークの姉のカリンは仕事をなげうって郷里に戻り、必死で弟を看病するが、意識を取り戻したマークはカリンを姉と認められず、何かの組織が送ってよこした偽物だ、早く本当の姉に会わせてくれ、と言う・・・。
脳に起きる症例の一つで、親しい人間を本物と認められない「カブクラ症候群」。
自分の人生に疑問を持ち始めた初老の脳科学者、ウェーバーが、この珍しい症例に興味を持ち、ネブラスカまでやってくるのだが・・・。

病室に残された謎の書置き、不自然なまでに献身的な看護師バーバラの過去、などなど、最後に明かされる謎もあって、全体がミステリのようにも読めますが、私はこの小説は文章が美しい(翻訳でも十分伝わってきます)のと、人物の描写がいいのがポイント髙かったです。特に、弟との関係に疲れたカリンが付き合うことになる二人の対照的な男、鶴保護活動家のダニエルと建築業界のやり手ビジネスマン、ロバート。
付き合いはじめは魅力に思えた事が、一緒に暮らすうちにどうしても許せない欠点に思えてきてしまう過程とかw その反動で昔なら欠点に見えたに違いない、新しい男の性格、とか。恋の始まりと、その終わりがリアルだなあ、と・・・。
相性の良い妻と、何不足ない結婚生活を送ってきたウェーバーが、理由も分からずに引きずりこまれて行くような新しい恋、とか。

珍しい脳の症例の数々を脳科学者が紹介したノンフィクション本では、オリバー・サックスの「妻を帽子と間違えた男」というのを昔読んで、大変面白かったのですが、「エコー・メイカー」はそこに更にミステリと人間ドラマを持ち込んだ、という感じです。
ただ、・・・ここまで分厚い本にする必要あったなかな、という気も・・・。特にミステリ要素は不要では。
感動的な筋立てなのですが、長すぎて感動も薄れた、というのが正直なところ。
訳者あとがきを読むと、これは「脳再構築小説」なのらしいのですが、イヤ別に再構築に興味ないから・・・w

季節になるとプラット川に赤い絨毯のように大群で押し寄せるカナダヅルの乱舞するさまが非常に美しく、ネブラスカ州という、今までほとんど知らなかったアメリカの片田舎に観光に行ってみたくなります。
少なくとも、地図でどこにあるのか確認したくはなりますよ(笑)
そしてこの州の州境線が、ほとんど直線で出来ていることには驚いてしまいました。



いやー、リサリサ先生素敵すぎー!
私も高校の先生とかになってあんな目でDK(男子高校生)を見てみたいッ!ww

それにしても、何でわざわざベネチアなんですかね。リサリサさんが登場する時に、仮面をかぶりたかっただけなんじゃないですか?(笑)
そして、「神秘性十分っ!!」(シーザー氏・談)の島にあるヘルクライムピラー、維持費が馬鹿高いんじゃないかと思ったのは私だけではありますまい。
まあ固い事は言うまい、ジャンプ漫画で修行シーンなのだから。漢は塔に登らねばらならんのだッツ!!!

シーザー、「嫌な奴」っぽかったのは最初だけで、すっかり「主人公の友人ですっげえいい奴」になっちまいましたね・・・それって死亡フラグだろー! 今週は、「おれとジョジョとの・・・」といった語りも多かったし、ジョジョシの琴線に触れる回でしたねw
10秒間に13回「離すなよ」と叫ぶジョゼフの手を握り続けるシーザー・・・その間、言い返したセリフを考えるだけで夏コミ向けの薄い本ができちゃいそうですww
「オーノー! おれの嫌いな言葉は1番が『努力』で2番が『頑張る』なんだぜぇ~っ!!」
このセリフも可愛かったなあw

そして、無事帰宅したスピードワゴンとエレナおばあちゃんが一緒にお茶を飲んでいるシーンで和む~。
エレナがジョゼフの事を全然心配してなくて、「まったく。どこで遊んでいるのかしらあの子は」みたいに怒ってて、その隣でSPWが一人でオロオロしてるようなシチュエーションだったらもっと素敵w

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