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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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ネットの中で新たな陰謀トピックを探してフラフラしてたら、凄いニュースに出くわしました。
「ローマ法王とエリザベス女王、児童虐殺(その数なんと5万人)の罪で逮捕へ」
冗談かと思ったら本当のようです。
数年前、カナダでバチカンと英国王室がカナダの先住民モホーク族の寄宿舎で児童の大量虐殺をおこなっていた事が明らかになったというニュースがたあったそうなのです。全然知りませんでしたが。
この寄宿舎は19世紀にモホーク族の子供を投獄(?)するために英国国教会によって設立されたもので、ここに行った子供たちの半分以上はそのまま戻らず、その遺体は学校の周辺に大量に埋められているということです。

カナダ人のケビン・アネットさんという方が、地道な調査を重ねてその証拠を集め、ブリュッセルにある国際慣習法裁判所に提訴していたそうです。で、その判決が2/25に出たのです。
ローマ法王ベネディクト16世と、英国王室エリザベス女王、そしてカナダのスティーブン・ハーパー首相、その他バチカン関係者など30人に懲役25年(仮釈放無し)の有罪判決がくだりました。個人財産もすべて没収されるとの事です。出頭する期限は3月4日で、それを過ぎると逮捕状が出るそうです。

これで、あの、シスの暗黒卿もといベネディクト16世の突然の退任の謎も解けましたね・・・
さすがに、現役ローマ法王が逮捕されるわけにはいきませんよね・・・。

このニュース、あまりに大きすぎてかえって話題になりにくいといいますか、普通にTVでニュース見ててももちろんやってないし、そもそも児童5万人って、あまりにスケールがデカすぎて、かえって信憑性を欠くきらいがあります。っていうか端的に人間の所業とも思えないので、にわかには信じられないのです。が、ちゃんとソースを貼ってあるサイトもあり、やはり本当のようです。犯罪は大がかりなほどバレにくい、といいますが、まさかバチカンが・・・英国王室が・・・と、まず思って普通、そこで思考停止してしまいます。
それにしても、ブリュッセルの裁判所、凄いです。
ローマ法王に有罪判決を下すことが可能なんだ、というだけでも私などは驚いてしまいます。

そして気になる3月4日ですが・・・。
素直に出頭するとも思えませんし、判決を無効とするような何らかの手段を講じてくるのではないでしょうか。
逆の証拠をそろえて、ひそかに上告(?)するとか。
何か大事件を起こして、ウヤムヤにしてしまう事も考えられます。戦争や紛争が起こらないといいのですが。重要人物を暗殺してしまうとか。隕石を装った地表への攻撃? まさか、日本で地震や噴火はないよね・・・?
それとも、闇の勢力から、彼らはこの機に切られ、捨てゴマとなってしまうのでしょうか。

面白くなってきましたね・・・。
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桐島、部活やめるってよ(DVD2枚組)桐島、部活やめるってよ(DVD2枚組)
(2013/02/15)
神木隆之介、橋本愛 他

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下の娘が今年、大学受験だったので我が家ではこの冬、DVDはほとんど見られなかったのです。ようやく、昨日の試験で全行程が終わり、後は結果待ちとなりました。親のほうもほっと一安心。
DVDも解禁となり、さっそく借りてきたのがずっと気になっていた、「桐島、部活やめるってよ」。先日、「何者」で直木賞を受賞した朝井リョウの、二十歳の時のデビュー作を映画化したもの。原作は読んでいないのですが、一度聞いたら忘れられないこのタイトルの良さもあって、ずっと気になってはいました。
(細かい事を言うようですが、キリシマという名前の響きが非常にカリスマ性を感じさせて効果的です。アオヤマやサイトウでは全然恰好いいタイトルにならないです)
以下、ネタばれ気味の感想です。

とある高校。
2年生のヒロキは、運動神経は良いのだがスポーツに熱中する気になれず、野球部をやめ帰宅部となっている。親友である、バレーボール部の桐島は部活の中心であったが、ある日突然、部活をやめ学校にも来なくなってしまう。理由もわからず、とまどう生徒たち。
桐島の抜けた穴を懸命に補おうとするバレーボール部、強いわけでもないのに黙々と練習をつづける野球部、他の部活から見下されながらも、自分たちの好きな映画を作りたくて頑張っている映画研究会・・・。さまざまな部活に、青春を賭けて打ち込む高校生たちの、友情、諍い、恋愛、誤解、・・・。
「桐島が部活をやめる」という、たったそれだけの出来事を、十数名の高校生の眼を通して描いた青春群像劇。

・・・とまあ、あらすじをざっと紹介するとただの「いい話」みたいでちっとも面白そうじゃないんですが、この映画、めっちゃ面白かったです!
始めのうちは、ただ高校生たちのおしゃべりを淡々と映しているだけのようで、意味も良くわからないのですが、何度も同じシーンを角度を変えて映しているので、徐々に桐島くんとその周りの人間関係が見えてきます。その過程が、ジェンガを1本ずつ抜いていくようでとてもスリリング。
高校生たちの演技が自然すぎて、どの子を見ても「あー、いるいる、こういう奴」と思えてしまいます。
特に、女の子たちの仲良しグループの、ちょっとした感情のやりとりが、同性として超リアル。バトミントン部の女の子がまた演技がうまくて、目線や顔の角度だけで考えてる事が全部わかっちゃって怖い~!
無名の若い俳優さんばかりですが、やはり中では映研部長役の神木隆之介、情けないギーグ系メガネ男子っぷりが実に魅力的でした。

構成や舞台が、映画「告白」に似ているので、同じように角度を変えると見えてくる事件が隠されていたり、どんでん返しがあるのかと思って見ていましたがそんな事もなく、ある意味、何も起きずにそのまま映画は終わってしまいます。でも、ヒロキを中心とした高校生たちの、青春の光、そして影、どちらも痛いほどに伝わってきて、引き込まれて見入ってしまう映画でした。高校の時、部活もっと真剣にやっときゃ良かったなァ・・・。

ちょっと凝っている箇所といえば、結局、桐島くんは最後までこの映画に登場しない、というか画面に映らないんです。「部活(何かに熱中すること)」というのはこの映画の大きなテーマなのですが、桐島くんが登場しないことで、個々の高校生たち、そして観客の、部活に対する思いがクッキリと浮かんできます。
クライマックスの場面では、ブラスバンド部の練習曲の静かなメロディがずっと流れているのも青春群像劇にふさわしい、清涼感のある演出だと思いました。
(ちなみに。この映画に出てくる男女生徒のほとんどに感情移入できるのですが、ブラバンの部長にだけは無理だった。行動がキモい。それに、映研が可哀想だろー!)

「スケット・ダンス」
いやーははは!
今週は何と、ゲストキャラに実在のお笑いコンビ「バイきんぐ」が登場。
ほぼ全ページ、ツッコミの小峠さんがスケット団のボケにいちいちツッコミ抜く、という非常に贅沢(?)な構成になっていましたw
篠原先生も、バイきんぐお好きなんでしょうね。あの、独特の畳み掛けるツッコミの口調が活字で再現されていて、読んでいると声が紙面から聞こえてくるようです。
「ピッコロさんに見せな」
「キミハート強いな!!」
「ピッコロさんが怒ったらこうです」キュルキュル
「お前クレイジーだな!」
「ターバンで隠そう」
「止まんねーなオイ!!」
ノンストップのピッコロさんネタには特に大笑いww

「恋するエジソン」
エグい・・・。
エグいけどでも・・・可笑しいww
「西園寺さそりのΨ難」ってタイトルからして素敵ですが、
・餌を乞うイケメン
・ウインクする7年目のイケレーザー
・スピカちゃんに簡単に弾かれるイケメテオ
・抱かれて燃えろ!!! イケファイヤー!!!
これらのどこが災難なのか・・・うーん・・・災難かなあ、やっぱし・・・
一番衝撃なのが、葵ちゃんの彼氏が自動販売機に〇〇〇〇を〇〇〇〇〇〇いる所を写真に撮られた件。

「GLASS FEET」
新人さんですね。構図の取り方とか、やたら上手いしカッコいいんだけど・・・。
「好きな漫画」が「ベルセルク」「トライガン」「ドロヘドロ」って、そのまんまだなオイ!(バイきんぐ風に)
せっかく描ける人っぽいのにもったいない。「神」とか「悪魔」とか、そういう安い言葉(安いと思うよ・・・今時のコミックスの世界では・・・)を封印して、もっと身近な所からストーリーを練ってみてはどうでしょうか。

「超能力者斉木楠雄のΨ難」
ほうそれで? 忙しいんだ またあとで
表紙絵の楠雄がクール過ぎてもうメロメロです!
コーヒーゼリーを食べてる最中に訪問販売に行ったら、Ψ高に不機嫌なくーちゃんを見ることが出来そうですねw
それと思ったんですが、斉木パパの靴舐め料って案外高いんじゃないですか?(笑)
でも、こんなハッピーな人たちがご両親で、斉木は幸せものだと思います。

訪問販売の名簿って実際にあって、怖いんですよね~。
私の母も、一人暮らしでしっかりしていたのに年齢には勝てず、いつの間にかボケはじめていて、しばらくの間にいろんな保険に入らされたり、化粧品を買わされたりしてたんですよー。後から気付いてクーリングオフしたのですが、もう連絡も取れない会社もけっこうありました。
そのころ、母の家に行くと、知らない業者からじゃんじゃんいろんな勧誘の電話がかかってきてて、怖かったです。もちろん片っ端から強く断りました。
こういうのって、「自分は大丈夫」って思ってる人ほど危ないって言いますから、みなさんも気をつけてね。

恐竜ジャー第二回、今日はちゃんとOPから見ましたよ~!
画面がガチャガチャと明るい、にぎやかなOPで子供も好きそう。やはり特撮、特に戦隊は子供を置き去りにしちゃいけないと思うのですよ。迎合するのもどうかと思うのですが(ゴーバスの反動なのか、キョウリュウにはちょっとその気配が見えて、やや心配)
ブルーの、ノボーッとしたおじさんっぷりが大泉洋に似ている(笑)。
っていうかこのドラマ全体の、あんまりスマートじゃなくて、ちょっと呑気であっけらかんとして陽性な感じが、どことなく大泉洋っぽい(←意味不明w)
ピンクはやっぱキツイ性格でした、うん、いい感じ!
グリーンの子が、喋り方といい予告のポーズといい、変なキャラ立ってて恰好良いです。次週に期待しますw
でもなあ・・・しつこいようだけど、やっぱレッドが弱い気がするんだよなあ・・・
外見的にどっちかっていうと「キング」じゃなくて「プリンス」なんだよなあ・・・。
あと、サンバが唐突なのがどうしても気になります。誰か説明してくれ~!

そしてウィザード。
いやあ、ウィザードでこんなに「面白い!」と思ったのは初めてですよ!
(途中、全然見ていない期間も長かったのでそんな事は言えないのですが)
そして、コースケを見ていて思ったのですが、コースケはフォーゼの時の天之川高校のキング(大文字先輩)に似ています。大文字先輩は、「キング」と呼ばれることに何の違和感も感じさせなかったので、コースケもやはりキング顔と言っていいかと思います。
やはり、押し出しっていうか貫禄っていうか、あと胸板の厚みとか? そんなモノがないと、「キング」っぽくないんですよ。キョウリュウレッドは私の中では「おしゃもじ顔」に分類されていますからねー。
(「おしゃもじ顔」とは・・・城みちる(古い)、木村拓哉などの、のっぺりした二枚目クラスタを指す、イザクの造語。白馬が似合いそうな甘いマスク、といえば聞こえはいいが、どうしてもしゃもじに見えてしまうのが難点)

それはさておき、「魔法少女ビースト」には笑ったなーww
やっぱヒーローもので「正体バレ」ネタはシリアス方向でもお笑い方向でも、面白いですよねw
「マジか? マジで?」
とぼやき続けるハルトの声も可笑しい。
毅然としたおばあちゃん、それに弱い孫息子というのも、エリナばあちゃんとジョゼフみたいで微笑ましい。
コースケがいよいよ正体を明かすとき、
「ばあちゃん、説教は後でな」
と、低い声で言っていたのも恰好良かったです。
その後ウィザードと背中合わせになり、
「結局、自分で来たんだな」
「見ての通りだ。それより早く片付けるぞ」
「フン」
という会話を交わしていたのも良かったw
特に最後の、ハルトの「フン」は、文字では表現できないんですけど、彼の、あの、熱のない口調で、それでも相手を認めている気配の伝わる、ハルトならではの良さが出ていましたよ~!

この話、次週で決着なのかな?
テンポ良く、2週でキチキチッと話をまとめて来る感じも、Wやフォーゼのようで実に好ましい。
開始以来、さんざん文句を言ってきましたが、今の私は「ウィザードが好き」と胸を張って言える気がします。

いや今回はマジですごい良かったですね!
シーザーとワムウどっちも「闘い馬鹿」みたいな所があるので、勝っても負けても、ある意味気持ちがいいです。
終盤の音楽も高貴な感じで良かった。
でも、神砂嵐をくらってもジョゼフはチャッカリ逃げたのになぜシーザーは? とか、ジョゼフとリサリサ、もっと急いで館に行けば間に合ったんじゃね? とか、メッシーナは結局どうなったの? とかちょこちょこ疑問は残りましたw

それにしても、シーザーってほんとに幸薄い奴・・・。
最後の力でワムウのピアスを奪い、
「だからオレもなんかしなくっちゃ、カッコ悪くてあの世に行けないぜ・・・」
ってアンタ、もう君の一族は「死ぬこと前提」なのか!?
死ななきゃ人の役に立てない一族って、やだな・・・(笑)
それと、コロッセオのあの場面からリサリサの所に修行に行って、結果女たらしキャラになるってのが複雑すぎてようわからん(笑)

「最後の最後まで、キザな野郎だぜ!」
うひゃひゃひゃ、こういう、悲しみの中で吐く悪口って大好きですね!ww
そして冷静を装うリサリサに対して、あんたこんな時まで冷酷なのかよ!って言おうとして顔をあげ、リサリサ先生の隠した悲しみに目ざとく気付いて、タバコが逆さだぜ、と低い声で教えてやるジョゼフにはやはり男の優しさを感じました。
しかしその後、二人して慟哭というのは・・・。じゃあメッシーナの事はどうなの? 「二人対二人」と言ってたからには、もう死んでるって認識してたんだよね、って思ったのは私だけではありますまいw

毎週、ジョジョアニメはげらげら笑いながら見ていたのですが、今週はお笑い要素が少ないなー、って思っていたら、シュト様が「ジョジョのブルーレイは世界一ィイイイ!!!」と叫んで笑いを補充してくれましたw

さて、テレビでもCMをやっていた、ジョジョのオールスターバトルゲーム。
とっても画面がきれいで、ジョジョリオンの定助まで出る(しかも「ンまいなぁ~~~!!」ヴッチュゥーーウウン!! って画面があるんですよねw)、すんごい楽しそうなゲーム。
個人的にはエルメェスの「ヘイ! 何やってんだテメエ!」が男前すぎて好き好きw 自分がプレイするとしたらキャラはエルメェスにしますww
このゲームの初回特典が、吉良参戦って何ソレ。99%の人が初回予約するっしょ。
ってか、ディオ以外の敵キャラは基本参戦しないの? ブッチ神父の裾がひるがえる所が見たい・・・!

どのくらいたくさんのキャラが出てくるんでしょうね。2対2の対戦モードがあって、康一くんと由花子さんが組むと由花子さんがマジ強いとか、ジョリーンとアナスイが組むとアナスイが色んな言葉を喋るとか、そういうのがあったら楽しいです。
ジョゼフとシーザー、シーザーが先に死ぬとジョゼフがしばらく無敵モードに入る。億泰とトニオさんでトニオさんが回復役。いろいろ考えつくなあ。あー楽しい楽しい。
ジョナサンとスピードワゴン。SPWが声援を送ると、ほんの少しだけジョナサンが回復する。うわー考えただけで悲しい・・・!

ゆみに町ガイドブックゆみに町ガイドブック
(2011/11/26)
西崎 憲

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またも西崎憲さんのファンタジイ。
この本、タイトルも表紙絵も、いかにも若い女性むけのメルヘンっぽい軽いファンタジーのような印象で、損をしていると思います。
読んでみても実際、前半部分はほとんど、本の好きな女性の一人称の語りで、日常的な生活ぶりが淡々と語られ、「ほんとにこれ、ファンタジイなの?」と思ってしまうのですよ。ところが半分くらいまで来た所で突然、何かが解き放たれるようにして現実の世界と虚の世界、どこともわからない異界の話がすごい勢いで展開していきます。

1)ごく普通の町であるゆみに町に暮らす自称作家の女性の話
2)人知れず、その町を設計しプログラミングし続ける男の話
3)ゆみに町とまったく関係ないけれどどこかつながっている異世界の話

この3つのパートは互いにつながりを持っているのですが、そこには確かな法則や関係性がなくて、後半は特に伏線と謎だらけで突き進んでいくような感じなのです。でも私はそういうのがわりと好きだったりするので意味がわからないながらも惹きつけられて読みました。
最後のほうは、話は明らかにカタストロフに向けて加速しているかに見えるのに、ページ数がどんどん少なくなっていって(えっ。コレどうやって終わらすつもりなの?)とか思いながら読んでいました。
結論からいうと、ラストは取ってつけたようで唐突だし、前半のあの日常生活の部分と後半の幻想小説の部分がうまくミックスされておらず、習作的というか完成度が低いというか、そんな印象を受けました。

ただこの人、この世ならぬものを視る、そのイマジネーションみたいなのが強くて、簡潔な文章力、描写力ともあいまって、1冊の本としてはまとまりがなく思えるものの、読んでる最中のトリップ感がすごく良いんです。
今までに読んだ、面白かった本をあれこれ思い出しました。
虚の世界と実の世界が、互いにからんでいく面白さには村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を。
外の世界に翻弄される、異世界の不思議な生き物たちのつつましい暮らしぶりには梨木香歩「沼地のある森を抜けて」を。
凪いだ水面のような静けさにはいしいしんじの「みずうみ」を。
謎は謎のままに何の説明もなく開けっ放しで終わっていく感じには、奥泉光の「葦と百合」を。

これらのファンタジーにくらべると、この「ゆみに町」はまだまだ荒削りという印象なのですが、やはり個人的に、好きか嫌いかでいうと、好きだなあこの人。
早く次の本が読みたいです。

Robi (ロビ) 2013年 3/12号 [分冊百科]Robi (ロビ) 2013年 3/12号 [分冊百科]
(2013/02/19)
不明

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2、3日前から、インターネットを開くとこのロビの広告がやたら目について、気になっていろいろ画像とか見てみたらあまりの可愛さにグラグラ心が揺れているのは私だけではありますまい。
週刊誌に部品が毎週付いてきて、70週続けると自分の手でロボットが完成する、というのがまずグッドアイデアです。最後に組み入れる部品は、やはり集積回路のチップか、それとも電源パーツだろうか・・・。はめ込んで、パチリと蓋を閉めた次の瞬間、ヴゥーーン・・・と、かすかな起動音とともに目が点滅し(動画を見た人なら分かるとおり、目の周囲が赤や青に光ります)、こちらの顔を見上げ(動くものに反応し、そちらを向くようにプログラミングされています)、
「はじめまして、ぼく、ロビ。ぼくを作ってくれてありがとう」
とか話しかけてくれたらどうしよう!? (録音された声っぽいですが、子供の声で喋ります)
想像しただけでもうメロメロ。

そもそも、この表紙の写真を見てくれれば分かるように、デザインがものすごく可愛いんです!
何年か前に「ロボットの天才」という本を出していた、高橋智隆さんのデザイン。

ロボットの天才 (空想科学文庫)ロボットの天才 (空想科学文庫)
(2011/05/25)
高橋 智隆

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この本に載っているロボット達も、どれもすっごくキュートなんです!
スマートなのに親しみやすくて、不気味の谷のずっと手前にいるのにどこか人間くさい、手塚治虫の絵柄がそのまま立体化したような洗練された外見。アトムみたいに、胸は少し反らし気味で、腕はやや内側に曲がるようにデザインされているのですが、ボディはそういうちょっとした曲線を生かして子供っぽい体型にデザインされ、頭部は思い切り単純なのがまた、ロボ愛をくすぐります。
この外見に加え性能も最先端で、二足歩行はおろか、片足で立ってバランスを取る、音楽に合わせてロボットダンスを踊る、などの離れ業も楽々こなします。ちょっと腰をひねったりする、微妙なポーズも可愛いんですよー!
「ただいま」っていうと「おかえり」と返事をしてくれるし、「テレビをつけて」というと、腕をあげて内臓されたリモコンで「ピッ」と付けてくれます。
更に可愛いのが、充電器が黄色い椅子の形をしている事。あそこまで自分で歩いていって、自分で座って充電してくれないかなあ。そしたら「ちびロボ」みたいで超カワイイんだけどなあ。

このロビの広告を見て、しばらく前に読んだ「オタクで女の子の国のモノづくり」という本を思い出しました。

オタクで女の子な国のモノづくり (講談社BIZ)オタクで女の子な国のモノづくり (講談社BIZ)
(2007/07/18)
川口 盛之助

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ガラパゴス化とも言われる日本のモノづくりの、ヒット商品の最先端の傾向を考察した本で、いろいろ面白い発見があったのですが、オタクで女の子な日本人が目指す、究極のkawaiiの一つの形がロビにはあるんじゃないかと思います。

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