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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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ウソツキ!ゴクオーくん 5 (てんとう虫コロコロコミックス)ウソツキ!ゴクオーくん 5 (てんとう虫コロコロコミックス)
(2013/12/27)
吉もと 誠

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いよいよ今年も最後なので、何かそれっぽい記事を書こうと思っていたのですが、年末の買い物に行ったついでにフト立ち寄った本屋でゴクオーくんの新刊を発見!
なので、今年最後の記事はゴクオーくんの感想です。しみじみと、自分に似つかわしい記事だなあ、と・・・。自分、いくつになっても小学生向け漫画からは離れられないと思う・・・。

さて、5巻で一番印象に残ったのは、ゲーム大好き少年・梶野くんの話。
成績でもスポーツでも喧嘩でも、パッとしないけれど、ゲームと名のつくものなら何でも知ってるし、誰にも負けない梶野くん。その梶野くんが、本日発売の話題のゲーム「クエクエ」を買いそこなってしまう。クエクエは、発売前にすべてが秘密になっていたので、ゲームを入手した人にしか、どんなゲームか分からない。でも梶野くんは、ゲームのことなら誰にも負けない、というプライドがあるので、「クエクエをもう買ってプレイした」と嘘をついてしまう。嘘をごまかす為にまた嘘を重ね、どんどん追い込まれていく梶野くん。分かる。分かるんですよこの梶野くんの気持ちが。吉もと先生は、どうしてこんなに子供の(大人でも同じと思いますが)気持ち、心理を描くのが上手いんだろう。
ゴクオーくんに嘘をあばかれて、思わず「ありがとう」と言ってしまう梶野くん。素直なその心に思わず涙・・・(ゴクオーくんは本当に感動的なので、マジで泣いてしまいます)

それと、天子ちゃんの誕生日の話も良かったです。ゴクオーくんの漢っぷりがカッコ良すぎです。
地獄の執事バトラーも、相変わらずゴクオーくんを愛しててステキですww
そして、金髪邪悪天使少年ユーリィの悪の魅力がバクハツww
セミの鳴き声をバックに、天子ちゃんに悪意の囁きをする場面、映画の1シーンのような演出が憎い。

更に、コロコロコミックの人気マンガ、「怪盗ジョーカー」とのコラボ漫画まで読める充実ぶり。ジョーカーも、絵柄が子供向けらしくシンプルなのに、キャラデザインがやたら恰好良くて(特に脇役ゲストキャラが毎回凄い!)、大好きなんですよね。
今回のコラボでは、二人のいい所を組み合わせて等分にカッコ良さを出した、うまい脚本だなあと思いました。
ただ、ゴクオーくんの本当の良さは、カッコ良さではなくて、嘘をついてしまった子供たちの心理描写にあるので、そういう意味ではゴクオーくんらしさがなくて、お祭り企画のコラボ漫画、という感じ。

いやー、最後にゴクオーくんが読めて、今年もいい年だったなあ(笑)
来年も面白いものをいっぱい見たり読んだりしたいです。
そして皆様の来年も、良い年でありますように。
来年もよろしくお願いいたします。

ゴクオーくん1~2巻の感想はこちら
ゴクオーくん3巻の感想はこちら
ゴクオーくん4巻の感想はこちら
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新年、神奈川で老人用マンションに住んでいる老齢の母を我が家に招き、何泊かしてもらう予定なのです。
せっかくなので、新年の皇居の天皇陛下の祝賀(俗にいう「お手振り」)に連れていきたいなあと思い、今日、娘と二人で下見に行ってきました。東京に住んで30年近くなりますが、二重橋方面から皇居に行くのは初めてです。

ネットで調べると二重橋が当日の入り口、東京駅からは徒歩11分とのこと。
東京駅は丸の内南口から出るのが一番近いようです。丸の内南口には、近年修復されたばかりの、大理石の彫刻が飾られたレンガ作りの美しいドームがあり(丸の内北口にあるものと対になっている)、母にこのドームを見せることができるのも嬉しいオプションです。
足が弱っている母のために、当日は東京駅からタクシーを使うとして、今日は歩いて行ってみよう、と考えたのが甘かった。
皇居って、だだっ広いですね・・・。
東京の中心に、こんなにも遠近感が狂うほど何もない土地が延々と続く場所があろうとは。
「二重橋前」から実際に二重橋へと至る道がまた、何もなく延々と続くんですね。後から足の疲れがジワジワ来ましたw

そして二重橋は、島倉千代子の名曲「東京だよ おっ母さん」に出てくる、
♪ここが ここが 二重橋 記念の写真を撮りましょうね♪
というフレーズそのものの、非常に美しく静かな威容に満ちた場所でした。
二重橋の手前に別の大きな橋があり、その奥に重そうな閉ざされた門がありました。その門の両側には、金モールのついた制服・制帽に身を固めた警備員が二人、微動だにせずに立って門を警護しているのでした。
その二人があまりにも動かないので、私と娘はもしかして人形なのではないかと思い、しばらくじっと見つめていたのですが、やっぱり微動だにしませんでした。でも、あの二人はおそらく武道の有段者で、誰か狼藉者があの門に近寄ったら、一瞬のうちにそいつを取り押さえるのに違いありません。カッコイイ~!

そばにいた警備のオジサンに聞いたら、1/2の祝賀の日は、その門が開いてずっと中まで入れるとのこと。10:10、11:00、11:50、1:30、2:20の、5回のお手振りがあるのですが、10:10の第一回のときは右翼が大勢来て込み合ってうるさいので、2回目以降がいいですよ、という事まで教えてもらいました。これでもう、準備は万全です。
母も陛下も高齢なので、やはり行かれるうちに新年祝賀には行っておきたかったのですが、来年こそ、一つ親孝行が出来そうです。

さて、娘と私はそのあと、歩いて駅へと戻りましたが途中に、またもや都会のオアシス、桃源郷を発見!
水道橋のラクーア飯田橋のカナルカフェに続く、第3弾です。
それは<三菱美術館一号館の中庭>。
丸の内南口から徒歩3分くらい?
背の高いオフィスビルが立ち並ぶ真っただ中に、レンガ作りの三菱美術館があり、さらにその裏には、秘密の花園のような小ぢんまりとした中庭が。
噴水と現代彫刻とゆるい坂のある順路と、イタリアンレストランのオープンカフェのあるこの中庭を一目見た時、「時オカの森の神殿の中庭だ!」と思いましたw
そう、ゼルダの伝説シリーズの最高傑作、「時のオカリナ」のダンジョンの中でも私が一番好きな森の神殿です。
だって、大きな柱にびっしり草が生えてたりするんだもんw リンクなら絶対、そこ登りたくなるってww

周囲を背の高いビルに囲まれていて、ちょっとした秘密の場所めいているのも実に好ましく、夏の夕暮れなどにピザを食べながらビールを飲んだら、また格別かと思われます。
まあ、東京駅に行くこと自体があんまり無いんだけど、覚えておこう三菱美術館中庭!

そのあと、姉の一家と兄の一家、そして母の暮らすマンションのスタッフさん達へ渡す年賀のお菓子を買いに、東京駅八重洲口の大丸ビル一階お菓子売り場へ。
物凄い混雑。東京駅から帰省する人たちが、東京みやげを買い求めている模様。
私はここで売っている、ヴィタメール(WITTAMER。ベルギーの菓子屋)のマカダミア・ショコラというチョコのかかったクッキーが大好物なので、よくお使い物にも買うのですが、今日が一番混雑していたなあ。

更に娘と、浜松町のポケモンセンターまで足を伸ばしました。
昔、子供たちが小さかった頃はポケモンセンターは東京八重洲口にあり、しかも狭くて、入店するのに1時間以上待つのもザラでした。新しく浜松町に移ってからは、今日が行くのは初めてでしたが、広くなったのはもちろんの事、グッズの質量ともに充実していることにも驚き。
舞浜駅のボン・ボヤージュ(ディズニーランドで売っているグッズが、ランドに入場しないでも買える便利な店w)のグッズ展開よりレベルが高いです。下手をすると、サンリオショップよりも・・・。
可愛さのツボを知り尽くしたデザイナーが多数参戦している模様。
ポケモン好きな人がうっかり入店すると、あっという間にゆきちが出て行くと思われますのでご注意ください。
レジの行列が物凄かったので諦めましたが、私も、クリアファイルとノート欲しかった・・・

さて、私たちの旅は更に続き、両国へ。
1月、大相撲の初場所を友人と見に行く予定なのでまずその下見をし、更に、新しく出来たというレオ・レオーニのショップ「ドリーム・ぽけっと」に向かいました。
レオ・レオーニって、「スイミー」を教科書で読んで知っている人が多いのではないかな?

レオ・レオニ iPhone5 ケース スイミーレオ・レオニ iPhone5 ケース スイミー
(2012/12/06)
ワタナベ

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↑目の黒い所がスイミーですね。
私は、「アレクサンダとぜんまいねずみ」が好き。友情ものだし(笑)
子供のころから、レオ・レオーニの絵はカワイくて大好きです。

アレクサンダとぜんまいねずみ―ともだちをみつけたねずみのはなしアレクサンダとぜんまいねずみ―ともだちをみつけたねずみのはなし
(1975/04/01)
レオ・レオニ

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ぜんまいねずみグッズもあると聞いて、楽しみにしていたのに・・・
両国駅から北斎通りを錦糸町方向に歩くこと15分・・・
なんと、年末で閉まっていた~! コルァ! まだ12/29だぞ! やる気あんのか!

更に最後は、小岩に帰ってきてから駅近にある温泉施設「湯宴らんど」へ。
お正月、母を連れていくのに良いのではと思いその下見。
2,415円で各種お風呂に入り放題、レストルームで眠り放題、ついでに、常設の舞台で旅芸人さんの御芝居が見られるという、かなりお得な施設。残念ながら、今日は休演日でお芝居は見られませんでしたが、オプションで735円払って岩盤浴を満喫し、お肌ピカピカになって家に帰ってきました。

いや~、東京人の1日だった~!
(行く先々で、コミケ帰りの大きな紙袋を持った人とすれ違ったのにはちょっと笑った)
しかし疲れた~!
明日からいよいよ大掃除です。が、がんばる・・・よ・・・。

年末恒例、「やりすぎ都市伝説」がまたまた面白かったです!
今回一番ビックリしたのは、島田秀平の「ドラゴンクエストの未来予言」。
前回(夏ごろ?)の都市伝説でもやってたネタらしいんですが、その回は見ていなくて今回初めてだったのでもう本当にビックリ。
「ドラゴンクエスト」の呪文って、若い人には分からないと思いますが(笑)、最初のファミコン版は1980年に販売されたので、まだセーブ機能が無かったのですね。なので、ゲームを途中でやめる時は、ひらがなで20文字のランダムに表示される呪文を紙に書きとめて、また次回、続きから再開する時にその呪文を打ち込まないといけなかったのです。(ちなみに私は、その呪文を打ち込むのがめんどくさくて2日でドラクエに挫折しましたw)
その呪文が、本来まったく意味のないひらがなの並びのはずなのに、意味のある文章になってしまい、しかも未来を予言していたという話。

きむよなは こおりのうえお
うつくしく まうね
(キム・ヨナは氷の上を美しく舞うね)


これは、前回紹介していたネタらしいです。
1980年代に作られたゲームが、キム・ヨナの事を知ってるはずがない・・・
更に、今年、しかも秋にあったできごとまでも予言。

いいぐるす みやぎどうあ
げしめるぜ たなか
(イーグルス 宮城胴上げ 締めるぜ田中)


楽天イーグルスが、地元仙台で悲願の初優勝、しかも最終回を締めたのはマー君こと田中投手。

にじゆうの としとうきよう
にみえたご このわ
(20の年 東京に見えた五個の輪)


2020年に東京オリンピックが決まったことも予言。すげええドラクエ!
でも、この「にじゆうの・・・」は、私だったら今見ても意味わかんなかったかも(笑)
それにしても、見事に的中させていますね! 意味を探す人が凄いのかもしれないけど。

ミスター都市伝説こと関暁生の今回のネタは、「クリスタルスカル」。
文字通り、水晶でできた頭蓋骨のこと。古代文明の遺跡から発掘される、古代にはありえない技術で作られた物体を「オーパーツ」といいますがこのクリスタルスカルもオーパーツで、しかも世界各地の遺跡から何個も発見されているという。
そしてこのクリスタルスカルはフリーメーソンと歴史的にも深いつながりがあるらしく、13個のスカルを集めると時空を超える力が生じるというのですが・・・「三つ目がとおる」に出てきそうな話ですな!
でも、思ったんですけど、スカルは19世紀以降の研磨技術で作られているという事なんですが、19世紀の物好きが、13個のスカルを作って各地の遺跡に置いてきたのでは? メーソンの暇なオジサンがやったと考える方が納得しやすいんだけど(笑)

あと面白かったのが、石原さんというジャーナリストの方が8年前に北朝鮮に行った時の話。
観光客のふりをして行ったのに、ホテルの部屋まで監視されていたらしい。
「北朝鮮というのは、映画のセットのハリボテのように、表は綺麗だけど裏はチープなつくり」というのが、なるほどなあという感じ。
日本語が流暢な、黒い服の笑わない女が怖い。そのまま映画になりそう。
でも、ゲストのプリンセス天功さんが続けて、「(北朝鮮ではホテルの部屋が監視されていることに)慣れちゃって、『ケーキが食べたいな~』って独り言をいうと、しばらく経つとケーキ持ってきてくれるのw」って言っていたのにはもっと魂消た。さすが世界のプリンセス、度胸千両!

あとはケンコバの中世の魔女狩りと名古屋の聖水とルネッサンスの話w 
ブレないお下劣さが嬉しいww
オリラジのあっちゃんのKOボーイの話も地味だけど興味深かった。KOって、日本のスカル&ボーンっていうか日本のフリーメーソンなんじゃね?(笑)

トリを取るのが、サバンナの高橋が語る、オリンピック短距離のメダル獲得に賭けるアメリカの野望の話。
いやもう、途中まですごい信憑性だったのに(笑)
おととしの「モーツアルトは大阪人」の頃から比べると、話術というか話の組み立てに更に磨きがかかってきましたねww
ビヨンセの名が出てきた時点でようやく「?(笑)」と思いましたが、
「ビヨンセは森脇健二と井出らっきょの二人に睡眠薬を飲ませアメリカの軍用機エアフォース・ワンに乗せて先日出国しました。そのときの音声を入手しました」
と、真顔(笑)で言われしかもその音声というのが、
♪らっきょから積み込もう♪
もう、このオチには爆笑というより感動ですわ~!
「らっきょから積み込もう」の一言から、あの壮大なドラマを組み立てていったというのか・・・
全然違うかもしれないけど、ミステリ作家がいいトリックを思いついて、それを長編小説にふくらませていくのって、こういう感じなんでしょうか?
千原ジュニアとの恒例のやり取りも含めて、このシリーズが大好きですw
来年も楽しみだ~!

昨日、ランチタイムに会社のそばのネパール料理屋さんでネパールカレーを食べていたのですよ。
そうしたら、入り口のドアがバタンと開いて、子供が「ママ! 成績あがったよ!」と言いながら飛び込んできたのです。
私の席からは死角になっていて見えなかったのですが、お店のネパール人のおばさんの娘(日本の小学校に通っている、5年生か6年生)が、学校で通信簿をもらって、終業式の日なので早帰りで帰ってきた模様。
おばさんが「へえ、すごいねー」などと返事をし、そのあと通信簿を広げてネパール語でしばらく会話をしたあと、その娘が勢いよくお店の奥にあるトイレに駆け込んでいきました。
トイレを我慢しても、お母さんに通信簿を見せたかったんだね(微笑)

何だか、一陣の爽やかな風が心を吹き抜けていったように感じました。
子供にとって、成績があがるという事は、こんなにも素直に嬉しいものなのか。真っ先に、駆け込むようにして帰ってきてお母さんに知らせたいものなのか。
忘れていた子供時代の記憶すら、よみがえるような思い。(私は子供の時から素直じゃなかったので、成績があがっても急いで帰ったりしませんでしたけどねww)

この、日常の中のささやかな感動は、もしかしたら俳句のネタとしてうってつけなのではないかと思い、色々頭をひねってみました。

北風といっしょに飛び込む通信簿

↑「北風」っていう言葉に、「風の又三郎」や「北風小僧の寒太郎」に通じる、冬の子供のイメージがあるので、なかなか良いと自画自賛。
でも、「飛び込む通信簿」は意味不明すぎ(苦笑)。それに、私が聞いた、「ママ! 成績あがったよ!」という声の嬉しさが伝わらない気もします。ので、第二弾。

クリスマス ママ成績があがったよ

↑「クリスマス」は12/25。
と、いうことは、関東地方では2学期の終業式の日。
なので、通信簿のことかな、って分かってください、という苦肉の策。
「クリスマス」という言葉は、子供の喜ぶ顔とセットになっていますので、まあアリかな、と。
でも、あの勢いこんで帰ってきた感じが出ていない。
それに、成績があがったらプレゼントを買ってもらう約束をした子供の句みたいな感じもします。

いやー、やっぱ難しいですね575!


先日、胃腸炎になって何も食べられず身体がヘロヘロになってしまったので、自転車で走る際の風圧にすら耐えられなくなり、自転車通勤だったのを徒歩での通勤に変えたのですよ。
家から職場まで、自転車で10分ほどでしたが特に早足でなく歩いても、15分くらいでなぜか到着してしまうのにまず驚き。人の歩く速さって案外あなどれないですね。
そして、歩きの良い点は、歩くこと自体が楽しいこと。
自転車での10分は「移動時間」でしかなく、いわば「手段」。車道での交通規則や車との距離など、常に周囲に気を配っていなければならず、「義務」という感じ。
かたや徒歩での出勤は、歩いている間中、頭の中で色々な事を考えたり、道端の植物の様子を見たり、鳥や猫を見かけたり、と、それ自体が楽しい時間なので、歩くこと自体が「目的」になっちゃうんですね。だから、時間が余計にかかっても、「時間を損した」という気分にならない。移動のために歩いている、という事であれば所要時間が何分か、というのは大きな問題でしょうがそれ自体が楽しくて歩いているなら、時間さえまるまる得した気分。

体調が戻っても徒歩での出勤は続けていて、それどころか最近、日曜日などに駅前に行くときもバスを使わず歩いています。時間は余計にかかっているはずなのに、なぜか「時間に追われる」感覚はむしろ薄くなる不思議。
パソコンなど、時間を短縮するために生み出された機械のせいで、なんだか余計に忙しくなったと感じるように、時間を節約しようとするとかえって時間に縛られるものであるなあ、と。「モモと時間どろぼう」か。

今の季節、夜家路をたどるとき、私は東向きに歩いてくるのですが、ペテルギウス・シリウス・プロキオンの冬の大三角形の、美しく雄大で、偶然とは思えないほど幾何学的に完成された正三角形が東の空に悠然と登っているのを見ると、なにか会社であくせくして文句を言ったり毒づいたりしている自分が浄化されていく気がします。

若宮健さんというジャーナリストの本2冊、あまりの衝撃的な内容に読みだしたら止まらず、一気に読んでしまいました。若宮さんは友人がパチンコ中毒になり、多重債務に追い込まれて自殺してしまったという辛い経験から、パチンコで人生を壊してしまう人があまりに多いことに憤りを感じ、パチンコの問題の取材を続けていらっしゃる方です。

なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(祥伝社新書226)なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(祥伝社新書226)
(2010/12/01)
若宮 健

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最近の私のように嫌韓まとめサイトばっかり読んでいると、
「なぜって・・・、そりゃ韓国には在日がいないからじゃないの?」
と、思わずツッコミたくなるタイトルなのですが、中を読むと確かに、韓国にできて日本にできないのは、日本のマスコミや政治家がある面、韓国以下だからだ、と思わざるを得ません。

韓国がパチンコを全廃したことは日本ではニュースにならず、著者も2007年に韓国にパチンコ事情を取材するために訪れて初めて、前年にすでに全廃されていたことを知ったのだそうです。
韓国でのパチンコ(正確には、日本のパチンコ台を少し改造した「メダルチギ」というよく似たゲーム)は、2000年ころから全国に広まり、あっという間にパチンコ中毒者を増やし、金銭トラブルからの事件や事故、放火や自殺などが相次いだそうです。
当時のハン・ミョンスク首相は、パチンコ(メダルチギ)を野放しにしてきた事について、国民にお詫びの談話を発表しているそうです。
「射幸性の強いゲーム機が全国に拡大し、庶民の生活と経済に深刻な被害をもたらした。深くお詫びする」
著者の若宮健は、この発言に対して、
「実に分かりやすく、的を得た謝罪であった。韓国の政治家は、失敗に対しては謝罪する潔さを持っている」
とコメントしています。確かに、日本の政治家がこんな発言をするところは想像できない・・・。

韓国にパチンコが流行ったのが2000年以降で、全廃されるまでの期間が短く、利権や癒着などがあまり生じていなかったことも幸いしてはいるのでしょうが・・・。
本の後半、日本の政治家やマスコミなどのパチンコ業界の癒着の実態が書かれたところを読んでいると心底ゲンナリします。
まあ、嫌韓ポジションから言えばそれも全部、あの半島がからんで来てしまうわけですが・・・。

それにしても、なぜ全廃しなければならないのか。
それは、パチンコによる被害があまりに甚大だから。

パチンコに日本人は20年で540兆円使った (幻冬舎新書)パチンコに日本人は20年で540兆円使った (幻冬舎新書)
(2012/02/29)
若宮 健

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540兆円、って、にわかには想像もできない額なんですけど・・・。
まあとにかく、最近のパチンコ屋は最低5万円持ってないと安心して遊べないらしいので・・・(5万って大金なんですけど!!??)
若宮健は「日本の失われた20年の元凶はパチンコだった」とまで言い切っています。
確かに、540兆円の金をパチンコ以外の経済に回せば、不況の問題の何割かは解決できていたに相違ないと思われ、少子化の問題ですら、パチンコが遠因なのではないかと思えます。

こちらの本では、前著「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」を読んだパチンコ中毒に悩む読者からのメールが多数紹介されていて、それがまた辛いというか苦しいというか・・・。本人だけでなく、その家族まで巻き込んで崩壊させていく恐ろしさ。パチンコ中毒もアルコール依存と同じ、ギャンブル依存症というれっきとした病気なのだという事が良くわかります。
「でも、ズルズル続けてしまうのは本人の意志が弱いからなんじゃないの?」
という反論はもちろんあるでしょうが、この本で紹介されている、業界のさまざまなテクニックを読むと、中毒になる人は遊びごとに免疫がなくて、巧妙に洗脳されているだけ、という感じが強くします。
台の出玉を遠隔操作によってコントロールされていたり、台の画面に一瞬のサブルミナル高価で「大当たり」のイメージを入れたり。また、入口にある監視カメラで、人相の認証システムでお客の履歴を調べられるのだそうです。つまり、どこかにいる遠隔操作員が、「この人はここんとこ負け続きだから、今日あたりちょっと当たりを出しておこうか」などと、出玉をコントロールすることも自由に行えるというわけです。
パチンコ中毒になる人は主婦や年金生活者が多いそうなのですが、何かこう・・・言葉は悪いけど、「強烈な刺激に縁のなさそうな人たち」が、当たれば大きいギャンブル(しかも、中毒性を保つようにコントロールされている)にズブズブとはまっていく様子が目に見えるようで、心底、罪作りな業界だと思います。

東北大震災のあと、被害の少なかった地域ではすぐにパチンコ店は再開され、著者の乗ったタクシーのドライバーは受け取った義捐金5万円を1日でパチンコで使ってしまったそうです。被災地では、家や家族、知り合いや職場などのそれまでの生活基盤を失った人たちが、辛い現実から逃れるために息抜きとしてパチンコを始め、依存症になってしまう人もいることでしょう。私たちや諸外国の人たちが送った義捐金が、被災者の手に渡り、それがどういう使い方をされようが自由なのは分かるのですが、パチンコ業界に一瞬で吸い込まれてしまい、何ら被災者のためになっていないのだとしたら、憤りを感じますし諸外国の方々にも申し訳ないです。

パチンコ業界というのがこんなにも巨大で、日本の経済と人心とを侵食しつづけていたのかを知り、今さらながらに驚愕しています。
原発全廃より先に、パチンコ全廃を目指すべきですね。

そして540兆のお金は、どこへ流れたのだろう・・・。
マスコミや政治家に回って、業界との協力体制が出来ていることは想像に難くないし、あとはやはり、あの半島に流れていっていると見るのが自然ですよね・・・。
日本人の血税もとい血と汗と涙の結晶たるお金が、こんな政府公認の金吸いマシンに吸い取られているのかと思うと、心底やるせない。
一人でも多くの人に、パチンコの害を知ってもらいたい。全廃に賛同して欲しい。
どちらの本でもいいので、立ち読みでもいいので是非いちど手に取ってみてください。

P.S.
私自身はパチンコは若い頃、酔った勢いで入ったら、3000円が5分くらいで無くなってしまった事にショックを受け、以後近づかなくなりました。確率的に言って、宝くじも買うだけ無駄だと思ってるし、ギャンブル体質じゃないみたいです。アーヨカッタ。
子供のころ、父が会社帰りに時々、チョコレートやクッキーをいくつも持ち帰ってくる事があり、「パチンコで取った」と自慢げに言っていたのも、今では良い思い出です。若宮さんによれば、そのころのパチンコは健全な庶民の娯楽だったとのこと。

P.S.その2
以前、会社の同僚(30代女性)で、パチンコ(パチスロ?)が趣味でよく「8のつく日は並ぶ」とか言ってた人がいて、一カ月に5~10万くらいは稼げる、と言っていました。
「今日は出ないな」と思ったらすぐにやめるのがポイントなんだとか。
「負けを取り戻そう」と思うのが一番悪い打ち方みたいですね。

一発宴会芸!


さっきTVを見ていたら、子役の女の子(「八重の桜」の八重さんの子供時代を演じていた女の子らしい)が一発芸を披露していましたが今年の忘年会では大受け間違いなしなのでご紹介。

(滝川クリスタルの声で)
「お・も・て・(突然甲高い声で)なっしー!!!
(と言って席から飛びあがる)
後半のテンションが高いほど可笑しいですwww

今年を象徴する一発芸だと思うぞwww

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