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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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2/9は都知事選です。東京都民ですが、その日は会社の社員旅行のため、今回はじめて期日前投票というのをやってみようと思っています。なにせ今回の選挙は日本の行く末を左右する大事な選挙だと思うので。

っていうか、猪瀬都知事で良かったのに、何で辞めさせちゃったんですかね? 私の感覚だと、政治家たるもの5千万くらいの個人献金は普通じゃないかと・・・。もらった後、特別に便宜を計るようなことがなきゃいいんでしょ。
例えば今の都知事選で、田母神さんに頑張ってもらいたいな、と思ってどこぞの富豪が5千万寄付したとして、それは田母神さんの姿勢に共鳴して、経済的に彼の力になりたい、と思うから寄付するわけで、「当選したあかつきには我が社を御贔屓に」なんて思って寄付するわけじゃないでしょ。
自分に出来る方法で政治家の力になりたい、政治に参加したい、という気持ちの表れだと思うし、そういう綺麗な(?)寄付や献金というものも多くあると思うのよ。まあ実際は汚い寄付もいっぱいあるんだろうけど。
(猪瀬さんのは汚かったのかもしれないけど、でも「たかが5千万くらいで・・・」って思っちゃう私は政治を見る目の基本が間違っているんだろうか・・・)

そしてマスコミは枡添×細川の一騎打ち、という論調なのですが、私はもちろんネトウヨなので田母神一択です。
ちょっと極端な事を言ったりもしますが、この人以外の有力候補は皆、外国人参政権推進派なので、もうその一点だけでも田母神さん以外の選択はありえない。
枡添は私生活の乱れがあまりに酷いのと、自民党を脱退したいきさつなどが嫌な感じでもう生理的に無理。逆ギレしてる印象しかない。
細川に関しては、ある程度以上の年齢のヒトなら、突然この人が総理の座を投げ出した驚くべき無責任さを知っていると思うのですが・・・? 5千万の献金で辞めた猪瀬の代わりなのに、1億の献金疑惑があるとかもう笑っちゃう。反原発をアピールしながら、原発に代わる代替エネルギー案を提示できないお粗末さ。地元に戻って茶碗焼いてろよ、って感じ。

そもそも東京の知事を決めるのに、何で原発が争点になるんですかね?
もしも都知事が細川さんに決まったとしても、都知事にそんな力は無いから別に原発は減らないと思うけど(笑)
私は基本的に原発はなくすべきと思っていますが、今すぐどうこう出来る事ではないしね。国内や他国に新しく作ったりするのには断固反対ですが、今ある原発は安全性を確認しつつ使ってもいいと思っています。まあ、使えば使うほど核燃料廃棄物が増えるので、本当はそれも嫌なんですけど作っちゃったものはしょうがないし(笑)、これ以上石油を買って貿易赤字を増やすべきではないし。

まあ、そんなこんなで今回は田母神さん押しなんですけれど、中矢伸一さんという方のサイトに、思わず「なるほどなあ!」と思う事が書いてありましたので申し訳ないですが転載させてもらいました。
中国や韓国については、本当にいつ戦争や動乱が起きても不思議ではない気がするので、やはりその面からも田母神さんに首都を守ってもらいたいな、と思います。
安全な東京で華やかにオリンピックを迎えたい!

(以下、「日本弥栄の会」http://www.nihoniyasaka.com/ 「今週のコラム」より転載)
田母神俊雄さんは、ネット投票では驚くべき得票率で、ダントツ一位なのですが、大手メディアはドクター中松氏と並んでちょっと紹介する程度ですので、ネットをやらない一般有権者の間では、田母神さんの支持率はグッと下がるようです。

舛添さんには公明票がついていますから、組織票が見込めます。
しかも大臣経験者ですから、「政治に明るい」という理由で、舛添さんに入れる人がおそらく多くなると思われます。

大手新聞各社が行った世論調査では、舛添さんがトップで、次に細川さんが続き、三番手に宇都宮氏、そしてその次に田母神さんという結果になっているそうです。
まあ、現実には、そんなところでしょう。

しかし、それにしても、今回の都知事選はおかしいですね。
まず、討論会をやらないというのがヘンです。
細川さんは討論会の欠席を表明したそうですが、それなら、細川さん無しでやればいいだけなのに、NHKをはじめ、どのテレビ局もやろうとしません。
もしやったら、候補者の論点が明確になり、田母神さんが一気に票を伸ばしてしまうからでしょう。
当たり前です。
今回の選挙ほど、論点が明確になっている選挙はないのです。
田母神さんだけが、外国人参政権に反対しており、靖国参拝には賛成している。
これだけでも、対立点がよくわかるはずです。
ところが、テレビを観ると、そういうことには触れませんね。
脱原発とか、そんなものは国政でやれ!というものをあえて争点にしています。

まったく報道されませんが、朝鮮半島情勢が今、緊迫しているのです。
もしかすると、近いうちに北朝鮮の南進が始まるかもしれません。
韓国は、経済的にも破綻寸前ですが、経済はおろか、国そのものが亡くなるかもしれないという大国難に直面しているのです。
朝鮮半島が戦争状態になりますと、日本にドッと難民が押し寄せる可能性もあります。
国内における在日韓国人・朝鮮人は、どういう行動に走るのか。公安当局も警戒しているようです。
つまり、日本の首都・東京としては、喫緊の事案として、第一に治安問題が浮上してくるはずです。
そういう意味でも、田母神さんのように防衛を専門とし、有事に強い方が、東京都のトップに座るべきなのです。

他の候補者であれば、防衛の専門でも何でもないばかりか、外国人による擾乱や犯罪行為ついて極めて甘い考えを持っていますので、東京都の治安は保てないでしょう。
候補者によっては、下手をすると、有事の際、トップの座を捨てて逃げてしまう可能性だってあります。
田母神さんなら、絶対に逃げることはありません。
しかも専門家ですし、防衛のプロを使うことのプロですから、どう考えても田母神さんしかいないはずなのです。
「誰がなったって同じだよ」
──なんて投げやりなことを言う人もいますが、今度ばかりは違うのです。
今回の都知事選は、日本が本当の意味での日本の力を取り戻せるか、そのせっかくの動きを大きく後退させてしまうかの、分水嶺と言えるでしょう。
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ライアン・ゴスリング主演、デレク・シアンフランス監督。
「ドライブ」のあの黄金コンビが再び組んで放ったヒューマンドラマ。親の因果が子に報い、十数年の時を経て宿命に翻弄される人々の姿を描く140分の長尺映画ですが、緊密なドラマに引き込まれて、長さを感じる暇もありませんでした。

ライアン・ゴスリングが相変わらずハンサムです。っていうかこの映画で役名がズバリ「ハンサム・ルーク」!
抜群の腕を持つバイク乗りのルークは、移動サーカスのバイクショーの花形スター。1年ぶりに戻ってきた町で、以前遊んだ女(ロミーナ)と出会う。ルークが旅を続けている間に、ロミーナはルークの息子を出産していた。そして、赤ん坊を抱えた彼女をそのまま愛してくれる優しい男、コフィと所帯をもって暮らしていた。
自分に息子がいた事に衝撃を受けたルークは、ロミーナへの想いと息子への愛をはっきりと自覚し、サーカスを辞めて町に定住し、ロミーナや息子と暮らしたいと願う。大金があればロミーナを振り向かせることができると思ったルークは銀行強盗を繰り返し、とうとう警官に射殺されてしまう。
ルークを射殺した警官はヒーロー扱いを受け、順調に出世していく。
十数年後。警官の息子とルークの息子(ジェイソン)は、高校の同級生。
母親のロミーナはルークの事をジェイソンに秘密にしていたが、やがてジェイソンは父親の事を知り、そして・・・

ルークという男が「ドライブ」と同じく、人を愛することに不器用というか、生き方が不器用な男なのです。悪気が無いのはわかるのですが、でも、せっかく新しい所帯を持って前向きに暮らしているロミーナを付け回すなど、迷惑千万のストーカーぶり。そして愛をお金でしか表現できず、その金すら真面目に働いて稼ぐことが出来ず、銀行強盗を繰り返してしまう駄目男ぶり。
対して、そのルークを射殺した警官エイブリー(ブラッドリー・チャールズ・クーパー。「ハングオーバー」シリーズのフィルでおなじみw)は、同僚を裏切り出世街道に乗る。
対照的な二人の、同い年の息子たちが父親同士の間に何があったかを知らぬまま友達となり、そして・・・、という、親子二代の「エデンの東」とか「嵐が丘」を連想させるドラマチックな作りになっています。
少年らしいナイーブさが光ったジェイソン役のデイン・デハーンは、今ハリウッドの若手の注目株ですが、何と「アメージング・スパイダーマン2」ではハリー・オズボーン役で登場するんですよね!
映画館で「アメージング・スパイダーマン2」の予告見ていて、ハリー役の子がメッチャ恰好良いので「誰だ誰だ」と我が家で大騒ぎ(笑)になっていたんですが、この子だったのねー。デイン・デハーン。面白い名前だな。覚えましたぞ。「クロニクル」という映画にも出ているらしい。見なくては。
ジェイソンは父親役のコフィに愛されているのですが、でもやっぱり自分の実の父親の事が知りたいのね。そこには理屈を超えた血の絆があるのね。そして、自分の生き方を左右するのはやはり実の父親の生き方なのね・・・。
家を出て独立する年頃の少年の、自分はどこから来てどこへ行くのか、自分は何者なのか、という問いかけが、父親のことを調べる行動につながっています。

更に、ロミーナ役は私が大好きな小粋なラブコメ、「最後の恋のはじめ方」で小生意気なヒロインを演じていたエヴァ・メンデス。

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(↑ウィル・スミスの映画で一番好き。彼の都会的でスマートな持ち味が遺憾なく発揮されています。ラスト、みんなで踊りまくる至福のハッピーエンドも、後味がとても良い)

こうして見ると、俳優陣だけでも実に豪華で、売れっ子の監督が売れっ子のスターを使って作った旬の映画でもあります。こういう、二代にわたる愛と宿命のドラマっていうのは映画の王道中の王道という気がするのですが、今時っぽい軽さも感じられて、監督の腕の冴えと自信の程をまざまざと見せつける映画に仕上がっております。

今週もナルトのカラー見開きの表紙絵が凄い・・・スゴスギル・・・
今まであまりメカメカしい絵はみたこと無かったけど、「TEKI」って書いてある敵ロボットとか超カッコイイ。
ナルトに関しては、いつもイラストばかり褒めてるんですが、漫画のほうはもう何年も前から読んでなくてスミマセン。なんだかエンエンと戦い続けてるイメージしかないんだけど・・・

「食戟のソーマ」
丸井君、眼鏡を指で押し上げてカッコつけてるのに「味の物知り博士」は無いわーwww
そして「燻製の貴公子(プリンス・オブ・スモーキー)」の燻製カレーが美味そうだー!
審査員のなつめ姉さんがエロ絵を描かれすぎて、足腰立たなくなってるのが可笑しいです。

「磯部磯兵衛物語」
平賀源内の発明ってスゴイものばっかりなんですね!
164pの、お掃除ロボットの暴走が地味に怖い。2コマ目、源内の着物に「げんなり」って書いてあるし・・・
次ページの崩壊した家の静かな絵もいいし、ラスト5コマの二人の表情もイイですwww
去年12月、東京ドームのジャンプショップで「磯兵衛祭」なんて楽しそうなイベント、やってたんですねー!
うちからは行きやすい場所だし、行けばよかった。次回は注意してお知らせを見逃さないようにします。

「斉木楠雄のΨ難」
アカンこれ、来週感動的になるフラグ立っとるで・・・
248pの上のコマ、
「オレ達がやってんのは喧嘩じゃねェ・・・ 野球だろ・・・? ノーアウト一塁だ・・・ゲームを続けようぜ」
には笑った。確かに、こういうセリフ、あちこちで見ますわー!!
その下のコマ、いきなり雨が降るのはともかくいきなり捨て犬が登場するのはもはやシュールギャグですねww
でも来週は、海藤くんの勇気と友情が試されるのね。アレン君も何だかんだでいい奴だし、泣ける後半になりそう・・・。

「放課後・オブ・ザ・デッド」
スピカちゃんやメルヘン王子グリムの渡邉築先生の読切り。
私この先生大好きなんですけど、今回は絵が上手くなっててちょっと見間違えちゃいましたよ!
最初のページとか扉のコマとか、かなりシリアスじゃないですか?
でも、本編はいつものエグいギャグだったーwww
高校のクラスの委員長(?)の作ったくじ引きがまず怖すぎるw そして生野くんを紹介する口調が明るすぎるw
288p、すでにギャグとしてもエグすぎて笑えなくなるギリギリの線まで一気に行っちゃてるよー! って思ったけど、その後どんどんクダラナクなって行って良かった。290pの「馬の・・・なに!!?」にはワロタww
295p「腸は!? いいの!?」(いいゾンビすぎて逆にヒく!!!)も可笑しいし、最後のコマの「僕チョコ持ってるんですけど」「おっ! くれくれ!」の軽さもいい。
渡邉先生、やはりただ者ではない・・・

最強の2ショット!


白鵬様、初場所の優勝おめでとうございます。
そして優勝パレードの旗持ちが敢闘賞受賞の遠藤!
同じ一門の力士とあって、白鵬様も遠藤が可愛くて仕方のないご様子ww
インタビューでも、
「遠藤の壁になる」
「稽古してあげようかな」
などと語っているとのこと。
白鵬様は常に相撲界全体の事を考えているので、日本人力士で強くて人気も出そうな若者が出てきたことが嬉しいのでしょう。
来場所は直接対決もあるというから、楽しみでなりませんね~!
遠藤、それまでに髷が結えるといいですね~!

それにしても、遠藤って美男子だと思いませんか?
昔、霧島という力士が美男力士と呼ばれていたけど似てるんですよ。
髷をきちんと結ったら、惚れ惚れするような男っぷりになると思う。
白鵬様の美しさは、今さら説明するまでもないし。あの、大理石のように白く輝く身体!!
優勝パレードの、二人のツーショットを見ていて、
「美しさでも最強の二人だ・・・」
「もっとも強いものがもっとも美しいということなのか・・・」
という感慨にふけってしまいました。

あ、でも今場所は鶴竜も良かったですね!
グズグズしてる稀勢の里より、鶴竜のほうが早く、一発で綱取りするかもしれないです。こちらも楽しみ。把瑠都が引退してしまった寂しさを、遠藤と鶴竜に埋めてもらいたい~!

今日は土曜出勤の日でしたが、昨日が給料日だったため、「自分にご褒美企画」として帰りに岩盤浴に寄ってきました。
小岩で岩盤浴というと、「湯宴ランド」という巨大銭湯に行くわけですが、この「湯宴ランド」にはステージがあり、何と月替わりで旅芸人の一座の上演があります。芝居と歌と踊りのショーを一日2回、公演してくれるのですが、最前列に陣取ったオバサマたちのおひねり攻勢が凄いですw ピカピカの万札で作った扇を、ごひいきの役者さんの和服の襟元に挟み込んじゃったり。ホントにあったんだそういう世界ww
役者さんたちの色気も半端なくて、最初見た時はびっくりしました。世の中、まだまだ知らない世界がいっぱいあるものです。

さてこの「湯宴ランド」の岩盤浴には一日に数回、「ロウリュ」という名のイベントがあり、何なのかと気になっていましたがついに今日、体験してまいりました。
岩盤浴の部屋に熱した岩があるのですが、そこに係の人が水を掛け、発生した熱波を巨大な団扇で、お客さんの方に煽いで送ってくれるのですよー!
それをフィンランド語で「ロウリュ」と言い、発汗を促し新陳代謝を高めデトックス効果もある、という事なのですよー!
熱した岩に水をかける、なんていうと「ジュワーッ!!」って真っ白い水蒸気がモクモクと立ちそうな気がするでしょ? ところが、全然白い気体が出ないんですよ。考えたんだけど、室内温度がすでに60℃で、そこでガンガンに熱した岩に水をかけても、瞬時に気化してしまうんではないだろうか。水蒸気、つまり湯気が白く見えるのは、空中に細かい水の粒が大量に浮遊しているからだけど、ヨウリュの熱波は、水の粒すら蒸発して気体になってしまう温度なのではないだろうか(つまり摂氏100度ww)
まあさすがに100度はないと思うのですが、そんな熱波を巨大な団扇でブオーンブオーンと送られて、もう汗ダラダラ、老廃物出まくりデトックスしまくり、ツルツルテカテカのお肌になってしまいました。

フィンランド人、何て恐ろしい事を考えつくんだ・・・
ムーミンやスナフキンも、週イチでロウリュとかやってたんだろうか・・・

よくある「北欧の風を感じて・・・」というフレーズも、なかなか奥が深いです。

早いもので、今年の9月には亡父の七回忌がやってきます。
父は大正の生まれで、もし存命ならば今年90歳になっていたわけですが、今の世に生まれていたならば立派なオタクになっていただろうなあと思われますw

父は千葉の農家の出身ですが幼少時より頭が良かった(その代わり運動神経はゼロw)ために、当時としてはエリートコースだった陸軍士官学校に入学し、卒業後は小隊を率いたりしていたのですがすぐ終戦になり、それからアルバイトをしながら大学を卒業、サラリーマンとなり戦後の右肩上がりの経済の中でそれなりに家庭を持ち家を建てた、典型的な昭和の男でした。

しかし今思い返してみると、彼の中のオタク気質は脈々と私に受け継がれているなと思う訳ですww
父は確かに頭が良かったらしく、家の中に中国の古典や歴史書が全集で揃っていまして、子供の頃はどこの家の親も、大人というのは難しい本を読むものなのかと思って気にも留めていませんでしたが、自分が大人になってみるとそんな事はまったくなく、本好きというのはカラオケが好きとかバイクが好きとかいうのと同じ、趣味の問題だと気付くわけです。昭和初期のインテリの教養といえば、ヨーロッパ系か中国系だったわけで、父は中国オタクだったわけです。家庭内の話題には出しませんでしたが、一度も聞いたことのないような難しい四字熟語などをたくさん知っていました。
他にも父はいろんな方向に趣味を持っていて、知る限りでも、謡曲と仕舞(能の唄と舞)、お茶、座禅、俳句などなど、教室やら禅寺やらに通い、そこそこ物にしていたようです。
なんかこう、この手の知識欲旺盛で実践にまでのめりこむタイプのオタクって現代にも多いじゃないですか。
歌舞伎や宝塚が大好きな、ミーハーでもありました。

しかし彼のオタク気質が最も良く表れているのが「女の子好き」(「女好き」ではない、念のため)という側面ww
戦後すぐに、父はハリウッド映画やディズニーアニメにのめり込むのですが、女優さんが美しい映画が大好きなのですよ。特に好きなのがオードリー・ヘップバーンの映画とか、ヒッチコック監督の映画とか、女優さんが品が良くて清楚な感じ。当時はビデオ屋さんがなかった為、TVの洋画劇場などでこれらが放映されると必ず見させられました。
逆に、女優さんが色っぽいのは苦手だったみたいで、ブリジット・バルドーとかソフィア・ローレンを褒めているのを聞いた覚えがありません。
逆にディズニーアニメが大好きで、特に「白雪姫」と「不思議の国のアリス」に関してはいろんな薀蓄を語られました。(2次元少女が好き、という痛い性癖w 当時としては珍しかったのでは)
極め付けは「女は馬鹿なもの。主人公は馬鹿なほうが面白い。だからディズニー映画は主人公が女の子のものしか面白くない」という、ドン引きレベルのセクハラ発言。しかしこの言葉を聞いたとき私は親の言葉を疑う事を知らない小学生だったため、長い事ディズニー映画はプリンセスものしか面白くないのだと思っていました。結婚して子供に見せるために「ピーター・パン」や「ピノキオ」を借りてきて、初めて「こんなに面白かったの!」とびっくりしました。
まあ、昭和中期の、当時の大の大人がアニメの主役について真顔で論じるということが彼のオタク気質を如実に表しているわけですがww
自分がこの年になると、父の言わんとする事もわかるのですが・・・「女性というものは懸命すぎて愚かなものだ。そういう女性が運命に翻弄されるタイプの映画が面白いと思うなあ」というような意味の事を言いたかったんだなあ、とw
何というか、オタク特有の「自分のこだわりポイント」だと思われますw
まあ、私も常々「お馬鹿高校生男子が一番カワイイ!」と公言してますので、似たり寄ったりですww
そんな、女の子好きな父がジブリ映画にハマらないはずがありませんww 特に気に入っていたのが「となりのトトロ」で、千葉の山奥で育った少年時代を思い出すらしく、カンタが無言で傘を差しだす場面では何度見ても必ず「この気持ちは分かるなあ」と言っていました。

そんな父の性質のおかげで、実家では浮気沙汰や夫婦喧嘩など血の気の多いトラブルが皆無で、穏やかな子供時代を過ごせたことは感謝していますし両親を尊敬もしています。
自分が結婚してみて初めて、それがどんなに難しいことかが良く分かったからね・・・(T.T)

80歳近くなってからはパソコンにも興味を持ち始め(新しい機械が好き、という側面もあった)、入門書を何冊も買って独学していたのですがイマイチ不器用というか要領の悪いところがあったため、ひそかに書き溜めていたらしい自分の半生記を、上書きのミスか何かで消してしまったのは娘の目から見ても辛かったです。

私はオタクと呼ばれる人たちの薀蓄や熱い語りを聞いているのがけっこう好きなのですが、やはり自分のそういう性質は父によって培われたものだと思います。
子供というものはあまり親の話を真面目に聞かないものですが、もし、父が自分と同世代だったら、もっと彼の話を熱心に聞いてあげられたのになあ、と思うと残念です。
あと、若い頃は拒否反応があり、父の軍隊時代の話をまったく聞かなかったことも後悔しています。
まあ、いろいろ考え合わせると、私の父というのはなかなか面白い男だったようです。
そして、頭の良さはともかく、彼のオタク魂は私に受け継がれているのを感じますww

本当はこんなに面白い「おくのほそ道」 (じっぴコンパクト新書)本当はこんなに面白い「おくのほそ道」 (じっぴコンパクト新書)
(2014/01/11)
安田 登

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本屋さんでちょっと立ち読みしたらすごく面白かったんだけど、給料日前なので買えませんでした・・・(T.T)

著者の安田登さんという方は、本業がなんと能役者で、ゲーム関係の著書もありプレステのゲームの企画に関わったこともあるという、大変おもしろい経歴の人です。「能役者」という古典的・伝統的なものの見方と、ゲーマー的なものの見方と両側から同時に見たら、こんな本できたよ、という目からウロコな本。

まず、奥の細道に旅立つ芭蕉の、教科書などによく載っている黒い袈裟みたいな衣装、あれは僧形らしいのですがお坊さんでもない芭蕉がなぜ僧形なのかというと、過去に同じミッションの為に探索の旅に出た偉大な先達、西行法師を模したコスプレなんだそうです。
西行は旅をつづけながら歌を詠んだ人ですが、その旅の目的は崇徳天皇の鎮魂にあったのだそうな。(日本史に詳しくないので知りませんでしたが、崇徳天皇は「日本最大の祟り神」とか「日本三大悪妖怪」とか言われている悪霊だったらしい)
この本によれば、「奥の細道」の旅はそもそも「源義経の霊を鎮魂する」という壮大なミッションをクリアするためのRPG。途中でジョブチェンジエネルギーの回復、そしてラスボスとの遭遇、などなどRPGの要素がテンコ盛り。
そして「奥の細道」は、芭蕉がゲームマスターとなって門人をゲームの世界(迷宮に迷い込み、行く先々で詩人の魂や亡き人の霊と出会う。怪物と戦う代わりに、詩人の魂と交流をし、怨霊を鎮魂し、四季の景色を愛でて、名所を一見する)にいざなうテキストなのだとか。

・・・という視点で読み解く「奥の細道」。面白そうでしょ? 面白そうです!
給料が出たらもうちょっとちゃんと読みます(T.T)

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