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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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皆様おひさしぶりです。
数日前からPCの調子が悪く、今修理に出しています。
なのでここしばらく更新できずごめんなさい。
今日は娘のPCを使わせてもらって書き込んでいます。
今後もしばらくお休みしますので、忘れたころに覗きにきてやって下さいね~w

いろいろ書きたいことはあるのですが一個だけ・・・
ジャンプ37・38号の西尾維新原作の読み切り2本が凄く良かった!
けっこう突拍子もない話なのに不自然さがなくて、女の子の気持ちの描きかたもすごく共感できる。
ページをめくるコマの引きの強さ、展開の巧みさ、すべてがお手本のようです。
やっぱり西尾先生は凄い!
作画の二人も、表現力のあるいい絵です。今までの連載は長続きしなかったけれど、原作に恵まれれば十分行ける、実力のほどを見せてくれました。
今後の活躍を期待してます。
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妖怪ウォッチ 05 コマさん妖怪ウォッチ 05 コマさん
(2014/07/26)
バンダイ

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「太陽にほえるズラ 第二話 誘拐」
ああもうコマさんが可愛くてタマラナイ!
ウィスパーに叱られて「ごめんズラ」と犯人からの電話をあっさり切ってしまうコマさんに爆笑です。
コマさんって、弟のコマじろうと一緒のときはここまで天然じゃない気がするんだけど、ウィスパーと一緒だと小学生みたいなハジケっぷりですが、それもまたヨシw

「妖怪わすれん坊」
ケータ君が一人で(ウィスパーと一緒だけど、他人からは一人に見える)見に行った映画が、明らかに三船敏郎「用心棒」のパクリ「おとなりの用心棒」って、ケータくん趣味が渋すぎるだろー!
しかもこの映画、画面に雨降ってるしコマ飛んでるし。昭和か!? しかもトトロネタだし(笑)
空き巣に入られたと思ったウィスパーが、警察への電話に仕方を説明する時の落ちついた口調が可愛いです。ウィスパー、妖怪情報以外では役に立つこともあるんですねww

「妖怪一旦ゴメン」
「ゴメンゴメン、一旦ゴメ~ン」
このフザケたせりふとウザい動作、ムカつく目つき。
明日、夏休み中のプール教室に通っている小学生たちの間でこの言い回しが大流行するのが目に見えるようだ・・・。
今の小学生は多分、ほぼ全員が「妖怪ウォッチ」を見ていると思われますからね。
昔、娘がまだ小さかったころ、近所の男の子たちが全員「ドラゴンボール」を見ていたのを思い出すなア。ナメック星の頃です。あのころ隣に住んでいたI君と向かいに住んでいたT君に、ドラゴンボールのコミックスを貸してもらいベジータにハマったのも懐かしい思い出です。今ではI君もT君も結婚しちゃって子供まで出来ちゃってねえ・・・。
それにしてもケータ君って、妖怪のしわざとはいえふみちゃんに嫌われすぎじゃないの?(笑)

001.jpg
2mのエヴァンゲリオン初号機(1,836,000円)が本日発売になったのですが、限定25機が発売後、2分で完売になったとのことwww
セブンイレブンとのコラボ商品で、右側の赤と緑が入った機体は、セブンイレブンのイメージカラー仕様とのこと。

うーむ、しかしこのエヴァは私の知ってるエヴァと違うぞ・・・
そもそも、こんなヒョロンヒョロンじゃないし。クモとかアメンボとか連想するし。なんか、昔のハリウッド版「ゴジラ」を見たときみたいなガッカリ感があるぞ。
映画版の初号機なのでしょうか。体型もポーズもスマートすぎて、巨大ロボットというよりジョジョのスタンドみたい。
まあそもそも、エヴァは巨大ロボットじゃないんだけど(苦笑)
それに「セブンイレブンカラー」って意味わかんないし・・・。183万の商品でそういう遊びをするのか?

それにしても2分で完売は凄い。
転売目的ってやつなんですかね。それとも単に熱狂的なファンが多いのか。
私がもしお金持ちで、エヴァの熱狂的なファンであっても、この初号機はなにか違うから、欲しがらないと思います。

FM東京のラジオ番組「アポロン」が面白い~!
特に、準レギュラーと言ってもいいゲスト様たち、ジェイン・スーさん、峰なゆかさん、サンキュータツオさん、このへんの人が出て来るときは必ず、仕事をしながらひそかに聞き耳を立て、ブログに書くネタをメモっているのであります。

さて本日のゲストは「アラサーちゃん」の作者、峰なゆかさん。
アラサーちゃん 無修正2アラサーちゃん 無修正2
(2014/05/17)
峰 なゆか

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いろいろ面白い話をしてくれましたが、特に気になるのが、
「チェックを着ている男は処女好きだから気をつけろ」
というもの(笑)
チェックを着ている男というのは、小学校中学校と、ずっとチェックを着ているんですって(笑・そーなの?)
つまり、子供の頃の精神のまま、変化せずに大人になってしまっているんですって。食べ物も、ハンバーグ・カレーライス・カツ丼といった、子供が好きなものがそのまま好きだったりするんですって。
そういう人は内面が小学生・中学生のままだから、相手にもピュアな純粋さを求めるんだそうな。

「処女が好き」って、単なるオトコのサガかと思っていましたが、言われてみると確かにただ単に女好きの男性は、別にそこにはさほどこだわりを持っていない気がする。「処女」よりも「いい女」であることに価値を見ているというか。
逆に、内面が子供っぽい男性(つまり、いつでもチェックを着ているような男)は女性に対しても自分の子供っぽさを期待してしまうんでしょうね。自分より経験豊富な女性なんて怖くて仕方がないのかも。

もちろん、チェックを着ているから即アウト、という事ではないので(笑)、念のため。お洒落に着こなしている人も、もちろん大勢いるし、何年かおきに流行もしていますしね。
私もチェックの服を何枚か持っていますけど、考えてみると確かにチェックというのは妙な若々しさを発散している柄ですね。なんだか着づらくなってしまった(笑)
女性のチェックは特に学生っぽい。
逆に男性のチェックは、子供から「オトコ」を経ずにオジサンに移行してしまった、油っ気のないロハス、というイメージ。
イヤあくまでも個人の感想ですww
でも、チェックシャツ1枚からここまで情報を読み取る峰なゆかさんって本当にスゴイ!!!

ディズニープリンセス アナと雪の女王 キラキラダンスパーティドールセット(CBM27)ディズニープリンセス アナと雪の女王 キラキラダンスパーティドールセット(CBM27)
(2014/08/09)
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今や飛ぶ鳥を落とす勢いの「アナと雪の女王」。
スーパーのお菓子売り場に「アナ雪ポテトチップス」と「妖怪ウォッチミニラーメン」が並んでいるのを見ると感慨深いものがあります。妖怪ウォッチは、マーケティング的にポケモンを攻略することにはほぼ成功したんだけど、思わぬ伏兵に苦戦しているというか。

でもまあ、妖怪ウォッチはどちらかというと男の子目線、ヒットしているのも男の子中心と思われるので、まあ棲み分けができているのかな。
アナ雪は、女の子にとっては、セーラームーン以来久々の大ヒットだと思うのね。お菓子からお弁当箱からパジャマからトイレットペーパーまで、アナ雪現象といっていいこのブーム、小学校高学年あたりの女の子が中心なのでしょうか。
(っていうか、女の子を持つお母さんを中心としたブームなのかも知れない)
これから20年くらい経って、お互い子供も出来て久々に集まった時、
「私たちの時ってアナ雪だったよね~!」「あの歌覚えたよね~!」「なんかその頃男子って、妖怪ウォッチと言っててなかった?」「男子って子供っぽいと思ってたよね」「今でも男って子供っぽいよね」「ウンウン。キャハハ」
などという会話が交わされるであろうことは想像にかたくありません。

さて、そんな「アナと雪の女王」を、ついにDVDで見たわけですが・・・
(以下、ネタばれあり注意。っていうか、今ごろネタバレの心配なんてしなくても大丈夫でしょうか?ww)
最初に思うのは、「プリキュアみたい!」っていうこと。
女の子の間で大ウケなのも納得ですね、女同士の友情(姉妹愛)がまず一番に大切なんです。男性(恋人)じゃなくて。
ラジオで以前、どなたの発言だか忘れてしまいましたがこの映画を評して、
「男なんていらない、私は私のやりたいように生きる、という事をディスニー映画のヒロインが言う所が新しい」
とおっしゃっていましたが、続けて、
「でもそれって、日本の少女漫画が何十年も前に通りぬけてきた道なんですよね・・・」
と言っていました。
うーんなるほど、確かに、ディズニー映画としては画期的なんですが、なんか「どっかで見たような・・・」という気がしてしまうんですよね。で、よくよく考えてみたら「プリキュア」によくありそうなパターンだった(笑)

小学生くらいの女の子にとっては、異性というのはあまりリアリティを感じられないと思うのね。それより同性の友達の方が、圧倒的に大事だと思う。
今までのディズニー映画はそんな女の子の実情に沿うことはせず、ある意味理想的な、男女のカップルを描いていて、それはそれでロマンチックな夢の世界の物語だったわけで。でもアナ雪はある意味現実的というか、ミもフタもない女の子の現在の話だと思う。
「男はあてにしない、私は私の力で進む!」と宣言して、本当にどんな困難も自分の力で切り開いて行かなくちゃいけなくて、困った時に頼りになるのは同性の友人だけ・・・。なんか、今の女の子って大変なんだなー、って思っちゃいます。

ジブリの「千と千尋の神隠し」では、千尋はとにかく絶対に逆らわず、言われた通りに懸命に働きつづけることによって、いつの間にか力をつけ、大人になっていきます。そういう、自分を殺して努力するやり方のほうが日本人としてしっくり来るというか・・・。

エルサとアナの関係は、もともと仲の良い姉妹なのにお姉さんの方が先に大人になってしまって妹が寂しがるようにも見えるし、姉妹のうちどちらか一方にだけ凄い才能があって、世界が離れていってしまうようにも見え、女の子が大人の世界に出て行くときに誰でも感じる寂しさをうまくつかんでいると思います。
ただ、アナが寂しい思いをしたりエルサが閉じ込められて暗い性格になってしまうのは、両親の責任じゃないかと思うのですが・・・?

ストーリーは、ディズニーにしては夢がなさすぎな気もしますが、女の子同志の強い結びつきが泣かせる、いい話なんじゃないかと思います。
ただ、この映画、個人的に面白いと思えないのですがその大きな原因は、最後までCGの絵柄に魅力を感じられなかったことだと思います。「これがセルアニメだったら・・・」と、途中で何度思ったことか。
CGだとキャラが立体的になるため、トゥーン独特の軽さが無くなるんですよね。雪だるまキャラのオラフが、すぐに頭や胴体がバラバラになってしまうのですがそれがいちいち怖かった。セルの画面なら何も感じなかったと思うのですが・・・。
あと、影のつき方が暗くて画面が汚い(特にゴブリンの歌の場面。ここ、セルだったら陽気で派手なミュージカルナンバーだったと思うの)。
アナもエルサも、目ばかり大きくてキャラとしての魅力を感じられない。クリストフは若い頃のジェラール・フィリップみたいでハンサムだと思う。
エルサが歌いながら変身してマライア・キャリーとかビヨンセみたいな歌姫ルックになったのにはちょっと笑ってしまいました。スリット入ってるしw しかも最後、国民に愛される良き女王となってもその服のままなのはどうかと。
(更に、最後には登場人物全員と国民たちがハッピーに歌い踊る豪華なミュージカルナンバーを入れて欲しかった。ちょっと寂しいラストだと思ったし、そんな箇所も含めて、全体に夢がない気がする)

ディズニーといえば、「美女と野獣」や「ヘラクレス」あたりの、絵も音楽もゴージャスに綺麗で夢のあるラブロマンス映画を期待してしまう私には、どうにも寂しい気がしてしまった映画でした。
まあ一言でいうと、「やっぱりCGアニメは好かん」です、ハイ。

「DEVILY MAN」
新人さんの読み切り。
うーん、これは面白い!
今週はこれが読めただけで満足です。
独創的なアイデアとそれをキッチリ描き切る表現力の高さ、読みやすくてメリハリのあるコマ割り、短い話の中での登場人物のキャラの立ちっぷりも凄い。194p~195pの見開きとか、絵も話も分かりやすいのにドキッとさせるあたり、ベテランの貫録すら感じます。
「今 このブラジャーの価値はね お巡りさんの人生そのものなんだよ わかってる?」
こんなセリフも、サラッと出て来るのって凄いと思う。いつの間にか犯罪ミステリものになっているのも面白い。ついでに、監禁しているアイドルにネコの着ぐるみを着せているのも、サイコパスっぽさが出ていてさりげなくユニークです。
難点を強いて探せば、タイトルロールのマドギワ悪魔の外見に愛嬌が足りないことくらいか。「デスノート」のリュークの、せめて半分くらいの可愛さがあったら・・・
いずれにしても、福田健太郎、この名前は覚えておこうと思います。

SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
(2014/06/06)
チャールズ・ユウ

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久々の円城塔の本は新刊ではなく、アメリカの作家チャールズ・ユウの作品の翻訳本。
って事になっていますが・・・。

・・・この本、読んだ人10人中9人までが「チャールズ・ユウって円城塔が作った架空の作家?」って思うんじゃないですか?
だってあまりにも、文体も内容も円城ワールドなんだもん。文体はまあ、翻訳する時に癖が出るとしても。

タイムマシンが発明された近未来(またはパラレルワールド)。
タイムマシン修理工の僕(チャールズ・ユウ)は電話ボックスくらいの空間で、非実在犬のエド、女の子バージョンOSのタミーと共に体感時間で10年暮らしている。あるとき、修理工場で「もう一人の僕」を見た僕はパニックになって「もう一人の僕」を光線銃で撃ってしまう。逃げ出した僕は「もう一人の僕」が死に際に残した言葉「全ては本の中にある」の意味をめぐって、過去の記憶を読み(語り)、自分の父親について読む(語る)。そして・・・

ここで語られる「僕」の父親というのが、なんというか・・・昔の「文学」に出て来るようなある種の典型的な不器用な男なんです。
それを、子供である「僕」の目を通して描写していくのですが、「僕」がまだ小さい時は威厳に満ち万能の天才のように思えた父親が、「僕」が成長するにしたがって、卑小な存在に見えてきてしまうこと、そのこと自体に強い悲しみを感じていることが切ない。
息子は父親を愛しているのに、その父親への尊敬が自分の中から失われてしまった事への自責の念。何と心優しい心情でしょうか。でも、これに近い気持ちは自分が大人になって、老い始めた親を見た時に誰でも大なり小なり感じる気持ちだと思います。

変人だった父への愛惜、というテーマは「良い夜を待っている」を思い起こさせる、まことに円城的なテーマ。
っていうか、円城塔ってワケわかんないSF書き、というイメージだけど、例えば「これはペンです」などを見ても、読み終わって印象に残るのはテーマである「物語る」という行為の変奏よりも、変人の叔父との愛に満ちたやり取りの方だったりするし、友情にも篤い。
この「SF的な宇宙で~」も、タイムトラベルやタイムマシンをめぐるワケわかんない外見の中身は、そんな円城的な優しさに満ちた家族小説なので、内容的にも円城塔がいかにも書きそうな話なんです。
しかも、「タイムマシンから出てきたもう一人の僕を撃ってしまう」というのは、円城の「松ノ枝ノ記」で、「僕」が翻訳する作品の内容。そして、その作品を書いたのは実在しない「僕」の友人。
・・・これってどう考えても、チャールズ・ユウ=円城塔、な気がするんですけど・・・

でも、解説などを読むと、チャールズ・ユウというアメリカの作家の経歴が語られてはいるのよね。
とすると、もしかしたら円城塔が今の円城塔になったのは、チャールズ・ユウの作品世界に触れた影響が大きいのかな。
つまり、円城がユウを作ったのではなく、ユウが円城を作った?
うーん、個人的には、この経歴自体も創作なのでは、と思っているんですが。じゃなきゃ、アメリカで円城がユウ名義で創作活動をしているとか・・・!?
一体今度は、何を始めたんだ円城塔!?

どっちにしても、円城の読者であれば、この本を読んで私と同じような疑問にとらわれるのは間違いありません。
そこまで含めての作品じゃないかと思っています。
「これはほとんど創作である翻訳なんじゃないの? この本に書かれた親子関係は円城自身の体験がもとになっているんじゃないの? 自分をさらけ出すことを良しとしない円城が回りくどい手法を使って本にしているけれども、その事自体が、彼自身の親への気持ちの複雑さを表現しているんじゃないの?」
そういう、一つの表現方法としての翻訳なのではないかと。「疑いながら読むに限る本」というわけ。ヒントはやはり、「松ノ枝ノ記」なんじゃないかと。

・・・まあ深読みはともかく、この本が、久々に円城塔のピカピカでツルツルの文章を味わえる本であることは変わりありません。
私は円城作品は、内容は分からなくても文章を読んでいるだけで気持ちがいいです。
それにしても、子供の目を通して見る両親の姿は辛い。アメリカ人の夫婦ってなぜか、また一段と乾いた悲しさみたいな物がありますよね。アメリカという国自体が徐々に衰退しているからだろうか・・・。
そして「謝辞」のあとに置かれている「はじまりの物語」には特に、SFならではの美しさがあります。
時間SFと家族ネタは相性が良いのは、テッド・チャンの「あなたの人生の物語」などを思い出していただければ納得できると思います。
と、いうわけでこの本は、一言でいうと泣ける本です。
私は読んでいてヴォネガットの「スローターハウス5」や筒井康隆の「残像に口紅を」を連想しました。

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