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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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(2014/04/02)
西尾 維新、VOFAN 他

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西尾維新の「化物語」シリーズもいよいよ大団円です。
今回は、今までの伏線、というか中途半端になっていたところを全部綺麗に回収して、あるべき所に納めて終わらせるという力技を見せてくれました。
(以下、ネタバレしてますのでご注意)

まず、成仏したはずの八九寺の話。
阿良々木君が地獄に落ちると、なぜかそこに八九寺がいる。親より早く死ぬという最大の不幸を犯してしまった彼女は、死後、賽の河原で永遠に石積みをしなければならないのだ。そんなのひどすぎる、と思った阿良々木君は、現世に戻る時、強引に彼女を連れて来てしまう。現世にあっては以前と同じく霊として彷徨うしかない八九寺だが、なんとここで、撫子がいなくなった後の白蛇神社の神として祀られる存在となる、という画期的なアイデアが。
家に帰りたくて迷い続けた八九字に、戻る場所、帰る場所、自分の居場所が出来たという解決案が泣けます。
カタツムリ(ナメクジ)は蛇より強い、という解釈も、あとから気付いた偶然だろうけれどピッタリだし、町を守る神様として、八九寺が前のように町中をフラフラ歩いていても不自然ではないし。
阿良々木君もまたちょいちょい八九寺に会えるようになって、めでたしめでたし。

ひたぎさんとデートをする話。
最近ご無沙汰気味のひたぎさんと、阿良々木君が大学入試翌日に久々にデートをしました。何とひたぎさんの運転するレンタカーで!
行先にプラネタリウムを選ぶあたりがやはり可愛いんですよねー彼女は。ホワイトデーのお返しを用意していなかった阿良々君に激怒(したフリを)し、「これからは一生、下の名前で呼んでもらうわ」と宣言するひたぎさん。ツンデレの教科書のようですww
とうとう、「暦」「ひたぎ」と呼び合う仲になったのでしたww めでたしめでたし。

忍野扇の話。
忍野メメの姪として登場し、イマイチ正体不明だった彼女。VOFANさんの挿絵でも、白目が無かったりして、どことなく人外の気配を漂わせてはいたんですが・・・
まさか阿良々君の別人格(?)だったとは!
だから「終物語・上」で、記憶から消えかけてた老倉育の話を執拗に持ってきていたんでしょうか。
・・・っていうか、阿良々木君にとってウッスラと「イヤだな」と感じる話題を振る役割だった彼女、最初はそんなつもりではなかったとしても、気付いたら阿良々木君の影としての性質を色濃く備えるようになったのでしょう。
そして、そんな扇ちゃんの正体に気付いてなお、女の子を見殺しにはできない阿良々木君。そこに何と忍野メメが久々に登場、「この子は自分の姪だ」と名言する事によって、扇ちゃんを実在の女の子にしてしまうのですね。
結局、自分の周囲の女の子のピンチには進んで巻き込まれていく体質は変わらず、そんな僕ってちょっとカッコいいよね、という気配がほの見える、なんか男の子的には満足しそうなラストなのでした。めでたしめでたし。

・・・とまあ、大団円にふさわしい、今までのエピソードがすべてハッピーな結末を迎え、しかも物語は始まったばかり、という絵に描いたような最終話でした。正直、こんなに綺麗に終わらせることができると思っていなかったので少々驚きました。さすが西尾先生です。
でも、この本のあとにまだ「続・終物語」が出るんですよね・・・大丈夫かな(笑)
後日譚や各キャラのスピンオフ的な話になるのかなと思いますが、ここでスパッと終わって欲しかったような気も・・・
ともあれ、八九寺の件は本当に良かったです。可哀想で、一番気になっていたので。
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