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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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Sunny 5 (IKKI COMIX)Sunny 5 (IKKI COMIX)
(2014/05/30)
松本 大洋

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毎回必ず泣ける「Sunny」ですが今回もヤバかったです。
特に泣かされたのが、函館からやってきためぐむの親戚の叔父さんと叔母さんの話。
優しすぎるほど優しい二人、その優しさをあえて拒否するめぐむ。でも、「すみません、すみません」と謝りながら映画館に置き忘れた傘を捜す叔父さんの姿に、理由もわからずに泣き出してしまうめぐむ。
優しさっていうのは、受け取る相手に準備が出来ていないとかえって相手の負担になるものなのですね。何か、この時に泣いてしまうめぐむの気持ちが痛いほどわかる。言葉にできないけれど、自分がこの立場だったらやっぱり泣いてしまう。(ってかココ、読みながら大泣きしました)
でも、負担にはなるけど傷にはならないよね・・・ね・・・? 

あと、野球大会の話では、家庭的な星の子学園と、対照的に規律の厳しい四日市学園のエピソードがまたちょっと苦しい。四日市を卒業した子供たちって幸せになれそうにないっていうか。
「四日市」みたいな学校とかスポーツクラブとか、あと老人ホームとか、世の中にたくさんありそうだなって思うの・・・。
ハルオみたいな元気な子供が元気なままでいられる星の子ってやっぱすごくいい環境だと思うの・・・。
(でも、本人いわく「地獄じゃ地獄!」ってのには笑ったw いかにも子供っぽい物言いで、しかも当事者にとってみればやっぱりしんどい事がものすごく多いとは思うの。「いい環境」っていうのも大人の感傷だとは思うの)

あと、緻密な計画を立ててお母さんに会いに行こうとしたせい君の話。
わざわざ自動車に乗らなくても、少し早起きして歩いていけばいいじゃん? とか思うものの(笑)、彼の中では車を動かすところまで含めて、一大冒険旅行だったんだろうなあ・・・。せい君って物静かでいつも他人を観察していて、なんとなく松本先生ご自身の子供時代ってこうだったんじゃないかな、と思わせる所があります。で、ハルオみたいな元気一杯の奴を子供心にヒーローだと思っていそう。

ハルオが園に連れてこられた日に、マキオさんが園に来ていて「ああ嫌な日に来てもうた ツイてへんなァ・・・」そう思ったという短いセリフも、なにかマキオさんというナイーブな青年の誠実さがにじみ出ていて胸に刺さる。そしてマキオさんの彼女のナナコさん、ハルオに認められた模様。という事は、いい女なんだろうなあ。

(前巻の感想はこちら)

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