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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
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クロニクル [DVD]クロニクル [DVD]
(2013/12/04)
デイン・デハーン、アレックス・ラッセル 他

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ただ今絶好調のハリウッド若手イケメン、デイン・デハーン主役の超能力青春映画。大友克洋の「AKIRA」を思わせる超能力描写が新鮮です。
っていうか、「AKIRA」を実写化したらこんな画面になるだろうな、と思います。大友ファンが夢に見ていた映像という気すらします。(監督のジョシュ・トランクはこの映画がデビュー作ですが、「AKIRA」に影響を受けたと語っているそうです)

物体を意のままに動かす念動力や、その応用で空を自由に飛んだりする、子供が夢見るような超能力をこんな風にストレートに描いた映画は、今までありそうでなかったかも。「キャリー」とか「スター・ウォーズ」とか、ホラーやSFの一部として、もはや説明不要なほどに主人公の力の一部として扱われている映画は多々あるのですが。
「クロニクル」は、普通の主人公がある日超能力を手にして、その力がどんどん大きくなりやがて・・・、といったような、超能力の魅力と負の側面を正面からテーマにしており、CGをうまく使った画面とあいまって、青春の苦悩と超能力者の苦悩がうまく重なり合った泣かせる映画となっております。

主人公のアンドリューは、アル中で暴力的な父親、重病の母親と暮らす高校生。親しい友人もおらず、大人しく目立たない少年だが、母親思いで根はやさしい。
ある日、従兄弟のマット、人気者のスティーブと共に謎の洞窟に入り、謎の物体に触れて超能力を得る。最初は、小石やペンを浮かす程度の他愛ない力だったが、三人で集まって練習するうちにみるみる力は強くなり、やがて自由自在に空を飛びまわることすらできるようになる、三人はこの力を秘密にしていたので、互いの信頼と友情は強まり、アンドリューは初めて仲間、友達を持つ喜びを知る。
しかし力は強大になり、暴走しはじめる。パーティでの失敗や父親の暴力、母親の容態の悪化などからアンドリューは自暴自棄になり、力を犯罪に使ってしまう。そして・・・

主人公が家庭的に恵まれず、孤独でネクラな少年、という設定がまず良いです。
思春期に誰しも思う、孤独感や(自分には特別の力があるんではないか?)という中二病的な発想と、見事に重なっているんですね。だから見ていて、超能力の話は抜きにしても青春ものとして十分引き込まれる感じがするし、共感もできる。
そういう、基盤がしっかりした現実的な話であるがゆえに、念波(?)で車を吹っ飛ばしたりビル街を飛び回ったりする荒唐無稽なシーンも、絵空事ではなくリアルな出来事として見えてきて、その感じがとても新鮮なのです。

デイン・デハーンが、いかにもウジウジと悩んでいそうな、どこか幸の薄そうな少年の役どころにピッタリはまっています。なにかこの人、イケメンなのに線が細いんですがそこが魅力です。
とにかく「こういう映画、ありそうで無かった!」と思わせてくれる作品なので、SFアクションにはもう飽きた、という人にもオススメです!
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