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イザク

Author:イザク
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連休中、上野に行って「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」 を見てきました~。
亡父が中国オタク(昭和にはこういうオジサンは多かった)で、よく「中国の宝物はみんな台湾の故宮博物館にあるんだよ」と言っていました。なので、上野の博物館にその至宝が来ると聞き、期待して行ってみたのですが・・・。

何と言うか、「美術・芸術」というより、「考古学・精密工芸」という感じ。
展示が美術館じゃなくて博物館なのも、納得の感じです。
展示物自体は大変に価値のあるものなのだろうという事は分かります。殷の時代(紀元前11~13世紀。神話時代の王朝。「封神演義」というマンガで覚えましたw)の青銅器とか。まさに神品。
その他、蘇軾とか王羲之とか、歴史で習ったような人の書が惜しげもなく展示されているのですが、まあ、書というのはシロウトが見てもありがたみがわからなくてね・・・。
絵画も、宋の時代の緻密な作品などが何点も展示されていたのですが、西洋のテンペラや油絵と違って、水墨画は保存が難しく紙の変色が激しくて、価値はともかく、絵画として見たときの美しさには欠けるきらいがありました。

ただ、やはり中国の至宝といえば宝玉細工。
今回の展示でも、門外不出の「白菜」が、期間展示されていました。私が行ったときはもう展示は終了していましたが、解説ビデオがあったのでジックリ見てきました。
白菜
「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」
高さ15cmくらいの、石でできた小さな白菜です。石の色が白から緑に変わるところを生かして、まあ確かに白菜らしくしなっとした感じで、むしろ「なぜ白菜!?」と言いたくなる一品なのですが・・・
上の方に、やけに直線的なカクッと折れた細い棒みたいな部分があるでしょ? アレが何と、白菜にたかっている虫、キリギリスの脚なんですよ~(><) 反対側にはイナゴもいるのよ~!!
虫がついているのは、繁栄の象徴なんだとか何とか・・・
しかし、「白菜」というだけでも「何で!?」なのに、更に虫がついてる一品が門外不出の神品とわ・・・。まあ、本物を見ればそれなりに綺麗なんだろうけど・・・。
つくづく、中国的な美意識ってようわからんと思いました。もっとぶっちゃけて言うと、趣味が悪いです。

白菜以外にも、細密な彫刻やどうやって作ったのか分からない陶器など、見ごたえのあるものは多かったのですが、今回私が特に驚いたのは、細密な刺繍の数々。
刺繍
刺繍九羊啓泰図軸(ししゅうきゅうようけいたいずじく)
元の時代(13~14世紀)の作品ですが、水墨画に比べてもとの色が鮮やかで色面が大きくカラフルなため、実に見事です。刺繍というより、色糸で作った絵画という感じ。どれだけ細い針と糸を使ったら、こんな風に仕上がるのか・・・。

ミュージアムショップでは何と、白菜とキティちゃんがコラボしていました。
images.jpg
↑これは私があまりの衝撃でつい買ってしまったクリアファイル。他にも、ぬいぐるみやお菓子など、いろいろありました。
良く見ると、葉の部分の右上と左上に虫が一匹ずつたかっているのがわかると思いますw
「神品至宝」という文字がある所を見ると、今回の展示のために日本で独自に企画されたコラボなのよね、コレ。
日本のKawaii文化ってスゴイ・・・。この白菜キティグッズを日本で買って、台湾にお土産に持って行ったら現地の人に喜ばれそうw

美術品を見に行くつもりで行くと、ちょっと肩すかしを食うかもしれません。
中国史・古代史が好きな人にはオススメ! 殷どころか、新石器時代の文物まで展示してありましたよ~!
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