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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
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Godzilla

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きのう封切になったばかりの新作ハリウッド版ゴジラを見てきましたよ~!

この映画に出演している渡辺健が、ラジオで放送作家の鈴木おさむとこの映画について話をしていて、
「今この時期に日本人として見ることに意味がある」
という事をおっしゃっていましたが、まさにそんな映画でした。
原爆、放射能、地震、津波、原発、そして自然と人間の相克。広い意味での自然災害。
初代ゴジラからうけつがれているテーマを正面から取り上げているのですが、東北大震災と福島原発事故を経験している我々にとって、いつ起きても不思議じゃないようなリアリティがあるんです。
原発事故後、周辺区域が何年も封鎖され、自宅に戻れなくなる状況などは、今までの映画でも描かれてきていたのかも知れないけれど、ブラウン管越しに見た福島の姿とあまりに似ていて胸が苦しくなります。
また、ハワイの海岸で津波が起き、観光客たちが黒い波に襲われる場面などは明らかに東北大震災の映像の影響が感じられ、日本人の映像作家ではこの画面は撮れないだろうなあ、と思ったり。

あと、渡辺健が「ゴジラが登場して見得を切るでしょう、あそこがいいんですよ」と言っていたのでその場面を期待していたんですが、本当に一声吠えて、見得を切っていました(笑)
見得を切る、という言い方が分かりにくければ、「ポーズがいちいち決まっている」と言い換えてもいいです。
日本の怪獣映画ってやはり、この「見得を切る」のがポイントだと思うのですよw
「よっ! 待ってました!」
という感じw
監督はギャレス・エドワーズという、経験も浅い若手ですが、その辺の感覚がちゃんと有って、なかなかのオタク魂を感じます。「ハリウッドの巨大生物パニック映画」ではない、「怪獣映画」としての品質を備えているのですね。「ゴジラ」という存在へのリスペクトがあるのが伝わってきて嬉しくなります。
渡辺健の演じる日本人博士が、やたらゴジラに同調的なのも「いかにも」です。やはり、日本人と怪獣というのは似合います。「パシフィック・リム」でもそうですが、画面に日本人が映っていると怪獣が「巨大モンスター」ではなく「怪獣」に見えるんです。「もののけ」とか「神様」と同じで、不思議だけどいてもおかしくはないもの、ある意味自然なもの、というふうに見えるんです。
映画の冒頭のほうで、富士山が何度も映るのですが、富士山というのも、こうして画面に映してみると不思議な姿をしていて、何か日常から離れていく感じがありますがその存在の仕方がゴジラの存在の仕方に似ている気さえします。要するに日本人にとってはどっちも神様、ダイダラボッチです。

この映画はハリウッド的なパニック映画の要素と日本的な怪獣映画の要素が半々に混ざっていて、正直どちらから見てもやや中途半端な気もしますが、水と油のように性質の違うものを、よくぞここまで融合させた、とも思います。
親子の愛、家族愛が繰り返し描かれるのはディザスタ映画の定番ながら泣けます。
「なぜ気付かない?」「なぜ最初から使わない?」などのツッコミを入れたくなるのは怪獣映画的な「ご愛嬌」だと思うので私はOKですが、ゴジラがあまりに人間に都合のいい存在なのはちょっとどうかと思いました。
全体として、「(怪獣に象徴されるような)自然災害の前に人間はいかに無力か」という重いテーマなのに、ゴジラがちょっといい奴すぎるかな、と。

ゴジラのデザインは日本版をかなり忠実に再現してあり、親しみが持てて良いのですが、虫型の怪獣に愛嬌がないのが残念です(怪獣に愛嬌を求めるのもどうかとは思いますが)。
ゴジラは怪獣だけど虫型怪獣はモンスター、そんな気がしてやはり中途半端に感じてしまいました。
「パシフィック・リム」ほどのオタク必見映画ではありませんが、ゴジラ好きとしてはやはり大画面で吠えるゴジラ、低音振動で座席までビリビリ震えるあの感じが味わえるだけでも、行く価値があると思います。
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