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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
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ワールズ・エンド/酔っぱらいが世界を救う! [DVD]ワールズ・エンド/酔っぱらいが世界を救う! [DVD]
(2014/10/08)
サイモン・ペッグ、ニック・フロスト 他

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イギリスのオタクコンビ、サイモン・ペッグ&ニック・フロストの、DVDになったばかりの最新作。
この2人の映画は「宇宙人ポール」と「ショーン・オブ・ザ・デッド」を見たことがありますが、どちらもとっても面白かったです。SFやB級映画をこよなく愛している感じが伝わってきて、国は違うけどお仲間同士のギャグで大笑いするような、「わかる~!!!」と手を叩きたくなるような、何とも良いセンスなんですよね。
今のところ、彼らの映画にハズレなしです。

さて、この「ワールズ・エンド」もそういう、彼らのオタク心が満載の1本。
20年前、まだ若く前途洋々だった主人公ゲイリーは故郷の町、ニューヘイブンにある12軒のパブを一晩でハシゴする、「ゴールデン・マイル」に地元の友人4人と挑戦するが、途中でリタイアしてしまう。そして現在、アル中の中年男と成り果てたゲイリーはあの頃の輝きを再び味わいたくて、それなりに家庭も仕事も持ち、立派に社会で活躍している当時の友人たちを誘い、また5人で故郷の町の12軒のパブめぐりに挑戦するのだった。
しかし、旧交を温めるのもつかの間、故郷の町の人々は中身の青いロボット(?)に入れ替わっていることが判明。
5人はどうしたらいいのか必死で考えるのだが、すでにビールを何杯も飲んで酔っ払っているため(笑)、ロクな考えが浮かばない。
「パブめぐりを途中でやめたら怪しまれる。12件目の『ワールズ・エンド』までこのまま飲み続けよう」
という事になり・・・

・・・とまあ、最初はこのように始まるのですが、最後の最後まで予想できない方向にどんどん話が転がっていって、最後のオチも実にくっだらねー!(褒め言葉)
酔っ払いのおっさんと青いロボットたちの乱闘また乱闘!
デブキャラのアンディ(ニック・フロスト)の意外にもキレのあるアクションも心地よい。
故郷の町に帰ってきた中年男たちの、甘酸っぱくほろ苦い郷愁がうっすらと漂っているのもいい。
「光る眼」という古典SF映画へのオマージュなのか、目が青く光るロボットたちに追われる場面や、街中に立っていた金属彫刻のようなロボットが動き出す場面など、侵略ものSFらしい、ちょっとノスタルジックな画面もいい感じ。

しかし個人的にこの映画最大の魅力は、ニューヘイブンという町と12軒のパブ。
パブってどんなものかよく知らなかったんですが、ここに出てくるパブは古くから地元に根を下ろした、伝統ある店ばかり。
やたら明るく薄っぺらい、フランチャイズの店にはない重厚な、伝統を感じさせる店がまえが何ともいい感じなのです。
薄暗いカウンターの奥で初老のマスターがジョッキに注いでくれるビールがまた、おいしそうなのよww
更に、これらのパブは名前も面白くて、「フェイマス・コック(有名な鶏)」「クロスハンズ(組んだ手)」「ホール・イン・ザ・ウォール(壁の穴)」「キングス・ヘッド(王の頭)」などなどがあり、それぞれの店名を絵にした看板がまた、良くできていていい感じなんですよ~。
12軒目、最後のパブが「ワールズ・エンド(世界の終わり)」。日本にもそういう名前のバンドがありますね(笑)
イギリスの大学生とか若い作業員とかが、「今夜も『世界の終わり』行くか」なんて会話してるのかと思うとなんか楽しいw
「指輪物語」をはじめとする、英国ファンタジーを読んでいると主人公たちが泊まる宿の名前が「踊る仔馬亭」だったり「黒い淑女亭」だったりするのを思い出しました。
そうか、あの名前のノリはイギリスの庶民文化の伝統だったのか・・・。
英国というと、執事文化つまり上流階級の文化にばかり目が行ってしまいがちですが、そうかあ、普通の人たちには普通の人たちの、こういう飲み屋文化みたいなのが古くから受け継がれているんですね。
日本の温泉地を訪ねて古い旅館に泊まってみるような感じで、イギリスの小さな町の古いパブを巡ってみるのも面白そう。案外、イギリスのファンタジーの世界に触れる近道かもしれません。

映画自体は軽いお笑い映画ですが、そんなパブの様子が実に印象的で、見終わると「パブ行きて~! ビール飲みて~!」となること請け合いですw
個人的には、ビールの好きな友人数名と夏場に見るべきだったと思っています。
冷蔵庫に缶ビールをいっぱい冷やしておいてね、DVDを見てて「飲みたい!」って思ったらすぐに飲めるようにしておいてね、見終ったころにはすっかり酔っ払っていたら楽しいだろうなww
くっだらないギャグでも、見てるほうも酔っ払ってて大爆笑しちゃうだろうなww
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