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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
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半年くらい前に放送大学で、どこの大学の教授だったか忘れましたが、日本のコミックスやアニメの海外進出やら二次創作やらの話をしていたので、面白いなーと思ってボーッと見ていたのです。その教授、「トライガン」の外国語版を10種類くらい(ドイツ語、タイ語、中国語などなど)持っていたり「これはいわゆる同人誌です」という薄い本を何冊も持ってきていたりしてかなりディープな学者でした。

更に、江戸時代からの日本の庶民文化、特に印刷ものの研究者だったらしく、古い絵本や絵草子をスタジオに数十冊も広げて展示してあったのですが、それらを解説していく中に、サラリと「これは『東海道中膝栗毛』の女体化エロです」というセリフがあって、今でも思い出すと笑ってしまうwww

常々、江戸時代の同人誌文化はかなり進んでいたに違いないと思っていましたが、弥二さん喜多さん女体化ってwww先鋭的だなwww
っていうか、江戸時代って本ってほとんど自費出版で、しかも著作権というものがないから文字通り薄い本が生まれては消え生まれては消える状態だったわけで、妄想全開のクズ本みたいのが山のようにあったのであろうことは想像できます。そんな内容のない本は、すぐに捨てられるしたまたま後世に残っても、価値がないから研究する人もいなくって、目立たないままに歴史に埋もれていくのであろうとw
現代の同人誌文化もそうだけど、いわゆる二次同作は新たな創作ではなく、コピーの大量生産品と同じだから、後世には残らないですよね。でも、その時代時代の庶民にとっては大いなる娯楽であるというw

教授の絵草子の中には、何冊も「絵手本」があったのもまた興味深かった。
「絵手本」ってようするに、漫画家やイラストレーターがよく使う「ポーズ集」や「カット集」みたいなものなんですよ。美人画集とか風景とか猫のいろんなポーズとか(笑)
そんな「絵手本」が売れて、何種類も出版されてるってことは、江戸時代の人たちが自分でイラスト描くのが大好きで、イラスト上手くなりたいって思ってた、ってことだと思うんです。
そのイラストや、妄想小説の元ネタが、古くは源氏物語であり、江戸時代には八犬伝が王道でヤジキタが茨道、って事なんですよね。これ、印刷技術の問題以外は今とほとんど変わらない状況だと思うのw

この放送、ボンヤリ見ていたので教授の名前も覚えていないのですが、ちゃんと覚えておけばよかったと後悔しています。
自分は学者じゃないけどね、このへんの、同人誌文化への日本人の執着ってDNAレベルで存在すると思うんです。創作意欲のDNAというか。とにかく、マンガ家志望者がこれだけ多くて、絵の上手い素人もやたら多い、こんな国は他にはない。
古文が読めれば、そのへんの研究をしたらきっと面白いと思うんですよ。「萌え」にあたる言葉って何だったんだろうな、とか(笑)
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