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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
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ミュンヘンの 雪で切手を 貼りました  (一般の部A・40才未満・大賞  永原 仁)

「おーい お茶」の新俳句大賞より。
会社で来客があったとき、「おーい お茶」のティーバッグを使ってお茶を淹れているのですが、時々ティーバッグの袋に印刷されている俳句を目にした瞬間、「これ好きだ!」と感じる句があって、そのままこっそり持って帰ってきて、こうして夜にブログの記事にしていますw

この俳句って、友人からもらった絵葉書に書いてあった一文をそのまま俳句として応募しちゃいました、みたいな何の技巧もてらいもない、たまたま五七五になってるだけの文章だと思いませんか。
おそらく、初めてのヨーロッパ旅行。
折からの雪で白く化粧したミュンヘンの町並みが美しく、高揚した気持ちのままに、家族や友人に絵葉書を書いたのでしょう。
雪景色にちょっとはしゃいだ、子供みたいな喜びが伝わってくる句で、作者の方はまだお若い方だと思われます。

そしてこの句は何といっても、「ミュンヘン」が良いです!
何だか「メルヒェン」と響きが似ているせいで、「ミュンヘンの雪」という言葉だけで、水色やブルーグレーの寒色系が美しい、雪の結晶が描いてあるような絵本を目の前でパッと開かれたような気分になります。
更にいうと、その時のBGMはチャイコフスキー」の「くるみ割り人形」です。
ミュンヘンは1972年にオリンピックを開催した都市ですが、同じ年、札幌で冬季オリンピックが開かれており、どうも私の中ではサッポロの時のスポーツニュースのテーマソングだった「くるみ割り人形」と「ミュンヘン」という響きのよい名前が結びついてしまっているのです。
「ミュンヘン」をモスクワや札幌、ベルリンなどに置き換えてみると、全然面白い句ではなくなってしまいます。

「貼りました」という口語体がまた童話・童謡っぽくて、
「上海で 白いパンダを 買いました」
とか、
「エジプトで 砂に金貨を 埋めました」
とか、カラフルにどんどん続けていったら楽しそう。
この先、「ミュンヘン」という地名を聞くたびに思い出すことになりそうな、そんな一句です。
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