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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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2015年4月8日発刊 集英社ジャンプコミックス 西尾維新原作
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「天国」「指輪」「サッカー」などなど、西尾維新が「お題」に基づいて作った原作を、9人の人気漫画家に作画してもらって1冊の本にまとめるという、なんとも贅沢な企画の短編集。
それぞれの短編の掲載誌が、週刊少年ジャンプだけでなくジャンプSQやヤングジャンプ、別冊マーガレットまで含めたクロスオーバーな企画だったため、すべての作品を読むのは大変だったのですが、こうして1冊の本にまとまり、掲載時のカラー表紙絵までレイアウトもそのままに完璧に復元されていて、ファンには至れり尽くせりの本です。
そして、それぞれの短編の切れ味の良さ、また、各マンガ家さん達の個性あふれる作画のすばらしさ。
まさに、宝石箱のような短編集。
西尾先生はシリーズものが多い印象だけど、こうしてみると「平成青春版・星新一」とでも言いたくなるような、短編の名手であることが良くわかります。
また、巻末には西尾先生による後書きと各作品の解説もあり、西尾先生のそれぞれの漫画家さんたちへのリスペクトに満ちた内容となっていて、更に一層、心が暖かく満たされます。

『娘入り箱』(お題・ダンボール 作画・暁月あきら)
「めだかボックス」にて、うるさがたのジャンプ読者をもうならせた黄金コンビ、西尾先生と暁月先生。
暁月先生の、キャラクター作りの上手さは「めだボ」でも遺憾なく発揮されていましたが、この「娘入り箱」でも、ヒロインのハコちゃんがとにかく可愛い。幼女版も娘版もどっちも可愛い。
西尾先生って小説を書いていてもなにかマンガっぽいけど、その、軽くてシニカルで残酷だけどちょっと甘い持ち味を100%活かせるのはやはり暁月先生という気がします。一言で言うと相性バツグン!
爽やかな後味の作品で、巻頭を飾るにふさわしい。

『RKD-EK9』(お題・天国 作画・小畑 健)
かつてジャンプ誌上で、「うろおぼえウロボロス!」で西尾維新と組んだことのある、小畑先生。
小畑先生ってもともとギャグ漫画を描いていたこともあり、案外クッダラナイ話がお好きですよね(笑)
荒唐無稽な設定としょうもないオチのあるこの短編を、小畑先生が楽しげに作画しています。
あとがきで西尾先生もおっしゃっていますが、「釜茹亡国」というマッドサイエンティストの女の子が、新しいタイプの可愛さで表現されていて、やはり小畑先生の画力にあらためて感動させられます。
「うろおぼえウロボロス2!」も是非お願いします!

『何までなら殺せる?』(お題・動物 作画・池田晃久)
「蟻やミミズなら殺せるけど、蛙は無理」とか、「魚は平気だけど鳥は無理」とか、何までなら殺せるか、というエグいテーマの作品。
・・・と見せかけて、意外としみじみした話なのか、・・・と思いきや!
ラスト4ページくらいの女の子の顔のアップがマジで怖い。

『ハンガーストライキ!』(お題・ハンガー 作画・福島鉄平)
「サムライうさぎ」という連載で、ジャンプ誌上でも一定数のファンを持っていた福島先生。
当時から、絵柄の可愛さは光っていましたが、しばらく見ない間に絵柄がどえらい事になっていました!
もう、容赦なくポップで可愛い!
マンガというよりイラストに近いですが、ちゃんとコマ割りの中で登場人物の内面に沿って絵が描かれてもいます。原作を渡した時点で、自分の作った話がこんなコミックスに仕上がってくるとは想像もつかないだろうな・・・。
試合に勝って片足を上げてポーズを取る炭長ちゃんの1ページの絵が好き!
ラストは甘くて、ちょっと百合っぽいのもいい。
しかし、「ハンガー」というお題からこんな話を作っちゃうって、西尾先生、やはりパネエ!

『恋ある道具屋』(お題・指輪 作画・山川あいじ)
絵で一番驚いたのはコレかな・・・。
山川あいじというマンガ家さん、見るのは初めてだったのですが、何というかその、「こんなに絵のうまい人がいるのか!」という衝撃を受けました。
1コマ1コマに世界が封じ込められている・・・
特に、130~132ページの9コマは、ひとつひとつに独立したドラマを感じます。これだけの絵を描くのに、どれだけ資料を集めて時間をかけて描いているのだとうか・・・
ストーリーとしては比較的、よくある話なのですが主人公の呼び名をめぐるモノローグが可笑しい。

『オフサイドを教えて』(お題・サッカー 作画・中山敦史)
一見爽やかではないのに、後味が実に爽やかな青春スポーツ漫画。
滅茶苦茶な女の子の暴走漫画に見えて、ラスト、それぞれに救いがあるのがいいです。西尾先生は優しいなあ・・・。
絵も、一見勢いだけみたいだけれど、迫力でぐいぐい進んでいく感じが凄い。あとやはり、女の子が可愛いですw

『どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い』(お題・願いごと 作画・中村 光)
私、今ごろになって「聖☆おにいさん」にハマッています(2人が仲良くて癒される~w)。
その作者、中村光先生が作画なのですが、「聖☆おにいさん」のユルい感じとはうって変った暗めの絵柄にまずびっくりしました。
まあ内容も内容なので・・・っていうか、見開きでみっしり書きこんである「99の願い」があまりにも西尾的で(笑)
「めだボ」の時の安心院さんの100のスキルを思い出すなあ(笑)
ラストのオチは軽めのくせに、設定がやけに凝っているなあ、と思いましたが、そういえば最近本屋さんの店頭に、「十二大戦」という本(西尾維新・著 中村光・挿画)が平積みされているのを見たけどアレってこの設定で描かれた本だったのね!

『僕らは雑には学ばない』(お題・汗 作画・河下水希)
「いちご100%」などの作品で思春期の少年たちの、恋愛への憧れとちょっとしたエロ欲を同時に満たしてくださっていた河下先生。
この人の絵は、とにかくキレイで女の子が可愛いです。2次元的な、アニメ絵的な可愛さじゃなくて、肌に触れたら柔らかそうな、髪に触れたらサラサラッてしてそうな、そんな感じ。
そんな女の子の可愛さはもちろんのこと、この作品では男の子(変人の先輩)もイケメン眼鏡男子に描かれていて、ちょっと個性的なラブコメ短編として、隙のない出来栄えです。

『友達いない同盟』(お題・会話劇 作画・金田一蓮十郎)
「ジャングルはいつもはれのちグウ」って昔、単行本買ってたっけな・・・。
軽~いタッチの絵柄が、ユル~い内容とマッチしていて、肩の力を抜いて何となく読むのにピッタリです(笑)
女の子二人でどうでもいいようなことを延々と話しているだけなのですが、ほんの少しだけ友情っぽいし百合っぽい。
女の子同志の友情がお好きですよね西尾先生は。
個人的には、「生還フラグ」が好き。
「舞台が男塾。」「名前がポルナレフ。」ってオイ(笑)
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