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ここ数年、ハロウィン期間中にまとめサイトなどを見ると、「リア充がステマに踊らされてはしゃぎやがって!」というような、ぼっち系のひがみっぽいコメントがやたら多いんですがそれは(笑)
いや確かに、周囲の迷惑をかえりみない迷惑な若造が多いのも事実なので、お怒りの気持ちも良くわかるのですが、もうこのイベント、日本に定着しきって、これからも更に進化していきそうな気配です。

ラジオで、コスプレやってる人に話を聞いたら、
「衣装は全部手作り。終わったらもう、すぐ来年は何の仮装をするか考える」
と言っていましたが私はこれを聞いて、「日本のハロウィンブームが分かった!」という気になりました。
ブラジルの、リオのカーニバルでは、住民たちは1年間、カーニバルのために働くというではないですか。
やはり人間、1年に1度くらい思い切りハジケたいんですよ。ハレの日が欲しいんですよ。
年に一度、地元のお祭りが盛大にあるのでそれで十分、という人もいるでしょうけど、東京で暮らす若い子たちのほとんどは、そんな心のよりどころを持たないだろうし、そもそも伝統的な祭りでは若い人のエネルギーがハジケきれないだろうし。
日本にも、浅草サンバカーニバルなどがありますけど、あの衣装、普通の日本人が着るには恥ずかしすぎる。恥の民族ですから。
でも、あれっくらい思いっきりド派手な恰好をして誰よりも目立ってみたい。
おっ! その恰好はすごいな、そのアイデアは思いつかなかったわ、と言われたい。
まあ要するに、大きなお祭り。しかも、外国からやってきたものなので日本古来の伝統の縛りもなく、アレンジし放題の無礼講。
これは、楽しいですよ。
私はコスプレ経験はないけど、1度やったら病みつき、というのも分かる気がする。

去年までは、いわゆる普通の人、リア充の人が、オタクだけに許された「コスプレ」というちょっと気色悪い遊びを、この日だけは堂々と出来るから、というのがハロウィン盛況の原因かと思っていましたが、それだけではないようです。
そもそも、日本人はおそらく江戸時代からコスプレ大好きだったぽい。

日本では、江戸時代に流行した集団参詣や民衆踊りの際に仮装を伴うものが多く見られた[5]。また、江戸時代の京都では、人気芸妓が歴史上の人物や物語の登場人物に扮して祇園などを練り歩き、途中で馴染み客から「所望!」という呼び声が掛かると、立ち止まって役にちなんだ舞を披露する「ねりもの」と呼ばれる仮装行列があり[6]、現在のコスプレ写真のように、個々の仮装姿が浮世絵に描かれ人気を集めた[7]。
(ウィキペディア「コスプレ」より引用)

「節分おばけ」など、伝統的に仮装を楽しむ行事もあったらしいのですが、なぜ定着しなかったのかというとやはり、お祭り感、馬鹿騒ぎ感に欠けるせいでしょう。
あと、コスプレイベントとしてのハロウィンがこんなに流行るのは、ハロウィンの仮装が基本「怖い系」だからだと思います。
映画の主人公や恰好良いゲームキャラ、イケメン様や美女様に変身するのはやはりそれなりの気合いと覚悟が必要。でも、包帯男やゾンビなら恥ずかしくない。ミニスカナース服も、血まみれメイクなら恥ずかしくない。「キレイ」「素敵」と言われるよりは、「スゲー!www」と笑いを取るくらいがハロウィンでは粋。
日本人ならではの美意識、恥の感覚が今までは一般の人たちをコスプレから遠ざけていたのに、ハロウィンで一気にその敷居が下がった、という気もします。

あと「怖い系」ということで言えば、日本人と「妖怪・もののけ」の親和性の高さ。
江戸時代が今より何倍も「妖怪ブーム」だったのは有名だと思いますが、渋谷のハロウィンを見ていて思い出すのはもっと古く平安時代の「百鬼夜行」という言葉。
なんかその、やはり好きなんじゃないですか日本人は、こういう、人とも鬼とも妖怪ともつかない異形のものたちが楽しくワイワイと夜通し騒いでいる図が。
それが証拠に(?)、最近のハロウィンコスプレでは「異形頭(いぎょうあたま)」と呼ばれるかぶり物が人気らしいではないですか。
東宝シネマズの映画泥棒(カメラマン)とか、あの手の、まったく人間の頭部のシルエットとは異なる形のかぶり物のことです。
女の子で、ディズニープリンセスの衣装を着ている人などもいますが、そういう、キレイ系方向への変身よりも異形頭のような妖怪系方向への変身の方が粋だなと思うのは私だけでしょうか。

このように、「若い人たちのハジケ祭り」という側面と、「妖怪好きの日本人の百鬼夜行ごっこ」という側面が、ここ数年のハロウィンには強く感じられますので、この流れ、止まらないでしょう。
あと、社会人にとって秋は他に行事がない、というのも大きな要因かと。
学生時代、学園祭や体育祭その他、秋は大きなイベントの季節だったのに、社会人になったらその手のお祭りが無くなって寂しい人が多かったのでは、と。
ディズニーランドと広告会社が流行らせた、という説もありますが、「コスプレ」という言葉が市民権を得ていた以上、流行るのは時間の問題だったかとも思います。

公共の場での馬鹿騒ぎ、まあ年に一度だし大目に見てやりたい気もしますが、コミケのコスプレルールを見習って、早いうちに最低限のルールを決めないといけないなと思います。
最低限、「武器のたぐいは持たない」これは必須にしないと、テロとか犯罪やり放題になってしまうのでは?
1度でも事件が起きれば、コスプレ自体が全面禁止になってしまいますから。


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