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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
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アメリカ人って、もしかしてものすごーくシャイなのかな・・・?


「面白いけど、エグい」と評判のヒーロー映画「デッドプール」を見てきましたよ~!
見ていただければわかるけど、とにかくガワ(マスク)がめっちゃカッコ可愛いです。
CG処理されているらしく(当然か)、目もとの表情が実に豊かで、ニンジャっぽく背中に×字型に背負った二本のソードも決まってます。赤と黒の色もいい感じです。
個人的に、ヒーローものでは外見が非常に大事ですのでね! 「ウルヴァリン」とか、外見でもう落第ですからね(ファンの人、すみません)。
デッドプールは外見だけなら今までのヒーローものでもかなり上位です。(コスチュームの基本色が赤なのは「出血しても目立たないから」という渋い理由付けもあるw)

そして、とにかく画面に凝ってます。
オープニングのタイトルロールには笑ったなあ。まあ、見てやってください(笑)
アクションもいちいちポーズが決まっていて、見ていて快感があります。「12発の弾丸」のアクションはめっちゃカッコいい!
あと、登場人物のキャラも立ち具合もいいです!
特に女性陣がすばらしくて、ヒロインのヴァネッサ役モリーナ・バッカリン、初めて見る女優さんですが、少々化粧が濃いものの気の強そうな顔立ちが魅力的。
怪力女エンジェルの、くわえタバコならぬくわえマッチの小粋さ(おっぱいポロリが見えそうで見えないのもナイスww)、X-MENの火の玉小僧、五分刈り少女ネガソニックの不機嫌そうな顔つきもめっちゃカワイイ。
さらに、主人公ウェイドの同居人、サングラスの黒人老女は靴下に小型拳銃を隠し持っているハードボイルドおばあちゃん。
男性陣では、ウェイドの通う酒場のマスター、ウィーゼル役のT・J・ミラーの、ジョニー・デップ似の顔立ちや、小心者ながら男気も持ち合わせている感じもイイです。
(「デッドプール」とは、この酒場で行われている「次に死ぬのは誰か」の賭けゲームのこと)

・・・と、まあ、ここまで褒めてきましたが、正直、この映画はどうにも無駄にグロいというかえげつないというか、後味が悪いんですよね・・・。
「キック・アス」という映画に似ていて、なにか、ヒーロー譚を作りたかったのに、過剰なシャイネスが邪魔をしてしまった感じ。
ストレートに理想を語るには少々すれっからしになりすぎてしまった感じ。
アメリカの映画で、時折この手の過剰なシャイネスを感じることがあるのですが、なにかもう、若い人の間で「熱くなるなんてダセエ。正義感なんてダセエ。ヒーロー魂なんてダセエ。ダメダメなヒーローの方がクールじゃん? 正義感なんかより、自分の欲望で動くほうがオシャレじゃん? カッコ悪いほうがカッコいいじゃん?」みたいな、露悪的といっていいような価値観が蔓延している気がします。
まあ、そういう気持ちもわかんないでもないんだけどね・・・。
ただ、そういう「とことん駄目なヒーロー」を追い求めるあまり、無駄にドジを踏んだり無駄に人死にを増やしたり、なにか見ていて痛快じゃないんですよね・・・。「馬鹿」と「痛快」は矛盾しないと思うんだけどね・・・。

まあそもそも、このデッドプールはヒーローではないんですよね。
コスチュームを着ているのも、悪役フランシスによる拷問で肌が崩れてしまったのを隠すためだし、戦う理由も個人的な復讐と、フランシスしか知らない、崩れた肌を元にもどす方法を教えてもらうため。ウェイドは顔が元に戻らないと、婚約者のヴァネッサのもとに帰れないと思っているのです。
なので映画全体を見ると、勧善懲悪のヒーローストーリーというより「恋人のもとに帰りたいと命掛けで悪戦苦闘する男の物語」というストーリーがメインになっていて、そんなピュアな男の純情を隠すために、ここまでゲスに露悪的に「クール」になっているのかとすら思ってしまいます。
なんかもう、アメリカ人のシャイさ加減が痛い・・・

あと、この映画で個人的に残念だったのが悪役フランシス役のエド・スクレインが普通のハンサムだったこと。
このエグい映画にふさわしい狂気を帯びた悪役だったら、ヤラレっぷりにももっと華があって映画全体がビシッと締まったのではと思います。なんかもう、普通っぽすぎて、デッドプールの復讐劇もスカッとしないんですよね・・・。
悪役って大事だわー。ハァ~。

B級映画マニアの心をくすぐるネタがいっぱいあるらしいのですが、私にはあまり良くわかりませんでした。
まあ、「宇宙人ポール」や「テッド」などと同じく、少々ヒネクレてしまった映画好きにはたまらない映画であるという気はします。
雑誌「映画秘宝」が好きそうっていうかね(笑)
一応アメコミヒーローの扱いですが、熱いヒーロー魂という意味では、「第9地区」などの方がよほどヒーローっぽいと思います。
面白いことは面白いけど、私の趣味からは外れている、という感じでした。
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