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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
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噂にたがわぬ傑作。

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あまりにも評判が良いので、「なんかステマくさくね?」的なひねくれた心になりかかっていたのですが、新海監督の背景(特に夜空)を大画面で見るだけでもいいと思って映画館に行ってみたところ、あまりの素晴らしさに感動し,自分の曇った心を反省しました。

すでに多くの感想が書かれているので、今更何を言ってもあまり意味が無い気もしますが、この作品を映画館で見て良かったと思うのは、画面の美しさももちろんなのですが、音楽、というか音量?が良かったです。
画面に合わせて、いい場面で良い感じでテーマソングや劇中歌が流れてくるのですが、その、映画館ならではの周囲から大音量で流れてくる感じ。何か、熱気というか分厚い情熱みたいなものを感じるんですよ。
私はこの監督の作品は今まで、「ほしのこえ」「秒速5センチメートル」あと何か1本(タイトル忘れました)続けて見たのですがいずれもDVDだったので、画面はともかく音楽の使い方はあまり印象に無く、意外でしたし、「この監督の映画って、もしかして映画館で見なきゃいけないのかな?」と思いました。音楽の使い方も、もしかしてすごく上手な人なのかも知れないな、と。
DVDではそのへんがイマイチ伝わらなくてね。
何しろ、DVDで3本続けて見た結果、「この人、背景はキレイだけどドラマ的にはウジウジしててメンメンとしてて、なんか苛々するわー。オタクのドリームって奴か?」などど自分の中では非常に評価が低くかったのです。細やかな情感ってヤツが苦手なもので(苦笑)
「秒速5センチメートル」の中での山崎まさよしの名曲「One more time, One more chance」の使い方に関しても、「いつまでもジメジメ思ってんじゃねえ!」と、むしろ怒りを覚えたくらいで(笑)。
「君の名は。」では、音楽はむしろ主人公たちの背中をどんどん押してくれるものとなっており、聞いている側も熱量が高まってくる感じなのです。

そして、その3本と比較すると今回の「君の名は。」は新海監督の集大成っぽいと感じました。
「時間と空間とに引きさかれていく恋人たち」や、「誰を探しているのかも分からないままにいつも誰かを探している自分」などなど、今までの映画でやろうとしていたことが、すべてストーリーの中で無理なくピッタリと、強い情感と共に表現されていて、誰が見ても感情移入できて文句なしに面白い。
ストーリー自体も、昭和の頃のロマンチックな時間SFみたいなラブストーリーで、うるさがたのオタクから普段は映画をほとんど見ないOLまで泣けること請け合いです。
今まで、「新海誠? あー、私あの人の映画、趣味じゃないわー」などと散々ディスっていたことを、今は反省し申し訳なく思っております。

あとやはり、大画面で見る新海監督の夜空は美しかった・・・。
彗星がストーリーの重要なポイントになっていますので、なおさら夜空を見上げる場面が多く、堪能できます。

絵・音楽・ストーリー、すべてが揃った傑作で、日本のアニメの一つの到達点とすら思いました。
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