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Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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2016年マイベスト


今年も残すところあと1日。
個人的には今年はアニメの当たり年でした。「おそ松さん」「ジョジョ4部」「怪盗ジョーカー」そして忘れちゃならない「妖怪ウォッチ」と、多い時は1週間に3本もアニメを録画していました。
ついでにチバテレビで青い背広の「ルパン3世」(最も初期の、私の好きなバージョン)も放映していて、これまた録画。「七番目の橋が落ちる時」はやはり何度見ても傑作だ~!

そんなこんなで、アニメその他、今年を振り返りつつマイベストを決めていきたいと思います。

【アニメ部門】
「怪盗ジョーカー」
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夏から秋にかけてドハマリした「モブサイコ100」も最高のアニメだったのですが、「怪盗ジョーカー」のアニメとしての完成度・美しさに軍配を上げてしまいました。
ギャグを入れててもどこか上品で、元気な配色なのに色彩にも統一感というか世界観があってね。スタッフの方々の作品への愛をヒシヒシと感じます。
夜の7:00から始まる子供向けアニメであることも高評価です。深夜っぽい、エログロ要素やオタク・腐女子要素がまったく無い、綺麗な水やおいしい牛乳のような心地よさ。

【コミックス部門】
「モブサイコ100」
無題
アニメ部門でモブサイコを1位にしなかったのは、この作品、アニメよりも更にコミックスにハマってしまったからなのね・・・。
もうほんと、10年に一度の傑作だと思っていますよ。
このコミックスの感想は前に書いた(感想はこちら)ので繰り返しませんが、青春ものであり友情ものでありサイキックバトル漫画であり熱っぽく感動的で人物造形がいちいち素晴らしい、本当に面白い漫画です。
現在、web上で連載中の最新話が、すごい所で終わっていて、続きが超気になっています!

【映画部門】
「ファインディング・ドリー」
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今年は「シン・ゴジラ」だの「君の名は。」だの話題作が多くて、映画館に行ったときはそれなりに面白いと思ったんですが・・・。
暇だったんで大して期待せずにDVDで借りてきて見た「ファインディング・ドリー」に一番感動してしまった・・・!
そもそも前作の「ファインディング・ニモ」という映画、私あまり好きじゃなかったのですよ。
ニモの父親、マーリンの顔が人面魚みたいで気持ち悪いし(笑)
ストーリーも、ディズニー映画によくある、「女の子だって頑張れば夢は必ずかなう」路線の親子版みたいな感動路線でね、ピクサー映画の中ではあまり評価してなかったんです。
なのでこの映画も、映画館にも行かず期待もしてなかったのよ。

この映画は、「ファインディング・ニモ」にも登場していた超忘れっぽい魚・ドリーが主人公。
ほとんど記憶をもたない彼女が、ふと、両親のことを思い出し、会いに行こうと決意する。
思いがけない幸運や、周囲の助けもあってドリーは両親が住んでいた巨大水族館へとたどり着くのだが、運命のいたずらか、両親とはすれ違ってしまい、会えないばかりか自分自身も海の中で迷子になってしまう。
真っ暗い海の中でたった一人、自分がどこにいるのか、自分は誰とはぐれてしまったのか、自分は誰を探していたのか、自分は何をしていたのか、すべてを忘れてしまったドリーの絶望感。
彼女はそのどん底から、どうやって自分の進むべき道を見つけるのか・・・。

これ、ストーリーの後半に出てくる場面なんですけど、ちょっと見ていてビックリしてしまいました。
こんな底なしの絶望、そしてそこから、自分の力だけで光を取り戻すドリーの強さ。
ドリーは忘れっぽいだけではなく、有り体に言って馬鹿、いわゆる知的障碍者だと思うのですが、そんなドリーでも、自分にできる方法で、自分の知っているやり方で、真っ暗な海を抜け出すことができる。ほんとにね、簡単なことからまず一歩を踏み出す、ただそれだけなんだけど、そこからしか道は開けない。
なんかうまく言えないんですが、ここは鳥肌が立つほど感動しました。
「モンスターズ・ユニバーシティ」にも通じる、人生で直面する問題に対する容赦の無さ。哲学的とでも言うのか、自我の全否定に人は耐えうるのか、みたいな。
やっぱりピクサーは凄い。凄すぎる。

・・・とはい重っ苦しい映画では全然なくて、むしろドリーの楽天性に引かれるようにラッキーなことが次々と起きて、「偶然すぎるやろ!」ってツッコミ入れてしまうんですけどねw
まあファミリー向け映画だし、
あと、何かとドリーを助けてくれるタコのハンクがちょい悪オヤジみたいな魅力があって恰好良くて、もう大好き!
エンディングで、ハンクがどこに隠れているか探すのも楽しいですww

【本部門】
「謎の独立国家ソマリランド」
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ごめんなさい、私が読んだのが今年だっただけで、もう何年も前に出版されていた本です。
いやーしかし、この本は面白かったです!
最近、あまり本を読まなくなってしまい、今年は小説では印象に残るものが無いのですが、この「謎の独立国家ソマリランド」はノンフィクション本の久々の大ヒット!

アフリカの東端に位置するソマリアと聞けば、私たちにはせいぜい内戦とか海賊とかのイメージしか無いのですが、そんなソマリアにルポルタージュ作家(探検家と言ったほうがいいのか?)の高野秀行さんが行って、その超速かつ異次元の暮らしに驚愕しつつ、徐々にその魅力に取りつかれていくさまがユーモアのある文章でぐいぐい書かれ、読みやすいったらありゃしない!
ソマリア周辺の部族の対立は日本の平家や源氏、奥州藤原氏などに例えられていて非常に分かりやすく、アフリカの部族社会の社会秩序の在り方までがすんなり理解できてしまいます。(部族間の激しい内紛を終わらせるために、長老たちがヤシの木陰で話し合いをするというのが可笑しい。しかも話し合われている内容が、結局金で解決という、実にシビアで世知辛い内容なのもイイw)
超速世界の凄腕ジャーナリストたちとの友情や、覚醒作用のある葉「カート」をムシャムシャ食べてみんなで酔ったようになる「カート・パーティ」の様子など、ソマリランドでの高野さんの暮らしぶりが実に楽しそうで、若い人が読めばソマリランドに行ってみたくなる事請け合いです!
(っていうか自分、カートだけでも食べたい)
なんかね、世の中にはまだまだ私たちの知らない面白い場所がいっぱいあるんだな、って思えるというか、「面白い」と思う心さえあれば、「危険地帯」と言われるような場所でもこんなにも楽しめちゃうんだな、って・・・。
ソマリアも凄いけどこの高野さんという人も凄い人です。

高野さんはこの旅ですっかりソマリに魅せられてしまい、そのあと続けて「恋するソマリア」「世界の辺境とハードボイルド室町時代」(こちらは歴史学者、清水克行との共著)と、本を出しておられます。「恋するソマリア」はソマリアに舞い戻った高野さんがまたまたいろんな場所に首を突っ込んでスリリングな本、「世界の辺境と・・・」は、ソマリアの社会と日本の中世の社会って似てるよね、という対談でこれまた滅法面白く、日本史の見方がまた違ってきたりします。

・・・うん、こうして見ると今年もなかなか充実した1年だったと思います。
1年1作なのでマイベストで取り上げなかったけど、特撮ヒーローものでも、戦隊(ジュウオウジャー)と仮面ライダー(エグゼイド)両方とも今年は当たり年。
来年も、面白いものや楽しい事にいっぱい出会えるといいな。

では皆様、良いお年を!
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