プロフィール

イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

カテゴリ

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

いよいよ今年もあと一日、「この一年を振り返って」的な記事を書こうかとも思いましたが、震災のことしか思い浮かばないしそれは個人個人がそれぞれの形で向き合っていることだと思うので、なんかこう年末をパーッと飾る自分の趣味全開的な記事にしようと思ってつけたのがこのタイトル(笑)

「お耽美映画」でも「カルトムービー」でもない、「ゲテモノ映画」としか言いようのないカテゴリ。
じつわそーゆー映画が一番好きだったりする。
あんまし人には勧められない、そんな悪趣味な3本、「お正月くらい、怖いもん見たさで」という蛮勇をお持ちの方の為に紹介しちゃいます!


1)「コニー&カーラ」(マイケル・レンベック監督)
はい、ゲテモノといえばドラッグ・クィーン(衣装や化粧がグロテスクなほどにケバケバしい女装)ですね! 
私はDQ(ドラッグ・クィーン)の出てくる映画が大好きで、けっこうマメに見ているのですが、中でも一番のお気に入りがコレ。
主役の二人は女性シンガー。それが、わけあってDQのショービジネスの世界へ。つまり、男ばかりの世界へ、自分たちも男だと偽って入ってしまったわけで、ある意味イケメンパラダイス(笑)。
この映画のいい所は、主役の二人(ニア・ヴァルダロス、トニ・コレット)が歌手という設定なので、とにかく古今のミュージカルの名曲を歌いまくること。しかも、めっちゃ歌がうまい! 最初の、空港の待合所で服を次々に脱ぎながら(ストリップをしてるのではありませんよ。衣装を重ね着していたんです)歌うミュージカル・メドレーにまず感動。
私はミュージカル仕立ても大好きなので、ああ、あの歌も、この歌も! という感じで全編楽しいったらありません。(「ロッキー・ホラー・ショー」のナンバーまで出てきますよ。しかも、あの衣装で!)
女なのに男として暮らしていることから持ち上がるラブコメ騒動やら、DQとして生きているゲイの男性たちの苦悩とか、いろんな要素がギュッと詰まった映画で、最後の大団円も最高にハッピー。
DQ映画入門編としてもオススメ。

DQ関係では他に日本映画の「メゾン・ド・ヒミコ」が傑作です。田中泯さん美しい。オダジョー色っぽい。ルビーちゃんカワイイ。
ジョニデ好きなら「夜になる前に」の、ジョニデの爆笑DQあで姿をぜひ見てやって!
「プリシラ」ではヴィゴ・モーテンセン(「指輪物語」のアラゴルン様)の案外お似合いのDQっぷりが見られるよ!


2)「パーティー・モンスター」(フォントン・ベイリー&ランディ・バルバート監督)
80年代から90年代はじめにかけてニューヨークを席巻したという、クラブカルチャー界の実話をもとにした映画。ウォーホールやバスキアの時代、だそうです。でもね、この映画で見ると、そのカルチャーというのが結局は仮装パーティーなんですよ(笑)。まあ、ドラッグは入ってるんですけど。
しかもその仮装っぷりが物凄くて、衣装を見ているだけでも十分にトリップ出来る映画。全身包帯、なんて序の口、全身羽毛、とか下着ナース、とかどう見てもジョジョのスタンド、とか(笑)・・・。
そしてそれらの衣装を軽々と、というか嬉々として着こなす主役のマコーレ・カルキンの妖しくもなまっちろい、半ズボンの裾からニョキニョキのびる二本の生足。そう、「ホーム・アローン」の名子役だった、彼ですよー。こんな危ない大人になっていたとは。いやでも彼、マイケル・ジャクソンとも付き合ってたのよね。ああー、なんか分かんないけど怖い怖い。
とにかく彼の生足とか襟足とかがいろんな意味で怪しい怖いヤバイ。彼、ずーっと半ズボン履いてるし。男なのに、あんなにスネ毛の一本もないつるんつるんの生足見たの初めてだし。
ストーリー的には、クラブの世界で一世を風靡したマイケル(マコーレ・カルキン)がやがてドラッグに溺れ没落していく姿を幻覚シーンまじりに描いています。
「グロテスクと耽美の境目」というのは巷によくあるけど(そして「陳腐だな」と私は思うのだけれど)、これは何なんでしょうね・・・。グロテスクではあるんだけど醜悪ではなく、美しいというよりは・・・「変態っぽい」ですかね(笑)?
とにかく「ゲテモノ映画」としか言いようがないのですが、こういう世界が好きなんだからしょうがありません。映画の作りも、なんか全体にキラキラしてて可愛いです。音楽も、当時の音楽を使っているのだと思いますがとてもいい感じです。
見る人を選ぶとは思うけど、こういう映画がある事を知らないのはもったいない・・・。

ドラッグがらみでスターの没落を描いた映画と言えば、「シドアンドナンシー」。シド・ヴィシャス役の若きゲイリー・オールドマンの黒いパンツに包まれた割り箸のように細い足が忘れられません(自分、足しか見てないな・笑)。


3)「サテリコン」(フェデリコ・フェリーニ監督)
最後がいきなり古くなってしまいすみません。
でもこの映画を高校生の時に見て感動したことが、その後の人生のあちこちに影響を及ぼしてる気がします。
・・・いや、そんな大げさな事じゃないな、「ゲテモノが好き」という事を初めて自覚してしまった映画、ってことですね(笑)。
古代ローマを舞台にした、美青年美少年入り混じっての旅行記的なもの、なんですがストーリーは夢の中のようにあいまいで、美青年とか美少年とか言ってもやたらくどい顔立ちでむしろグロテスクであり、しかも衣装も化粧も古代ローマっぽくちょっとエロくなおかつケバケバしく、どこが好きなのか、といわれると答えに窮するのですが・・・フェリーニ作品にしかない毒にヤラレた、としかいいようがありません。
サラッと描いた水彩画ではなく、絵具が盛リ上がるほど重ね塗りをした油絵を初めて見た衝撃、とでも言いましょうか。
もしこの映画のストーリーが分かりやすくて面白く、なおかつ役者がみな美形だったら、私は見た次の週には忘れていたと思うのです。
フェリーニの場合、「悪趣味」がそのまま美しさになっているのですよ。耽美とどう違うのか・・・ナルシスティックな視点の無いこと、ですかね?
この映画をにきっかけにフェリーニが好きになり、そこから私の映画好きが始まりました。
古い映画ですが、未だにこれを超えるゲテモノにお目にかかれていない気がします。

あ、書いてるうちに大晦日になってしまった。
もう年内の更新は最後になると思います。
皆さま、良いお年を!
関連記事
スポンサーサイト

コメント

謹んで、新春のお慶びを申し上げます。
昨年は、からくり童子 風のジードをご訪問頂き、誠に有難う御座いました。
本年も、変わらぬご愛顧を宜しくお願いいたします。

からくりオム

あけましておめでとうございます~


 今年もよろしくお願いたします~
 去年は体調がイマイチだったので健康には気を付けたいと思っています。ただ、すでにお節料理の食べすぎでお腹の調子が……

 
 

>からくりオム様

早々にご丁寧な挨拶をいただきありがとうございました。
こちらこそ、よろしくお願い致します。
着々と更新されているご様子、見習わなければ! と思いました~!

>ゆういち様

こちらこそ、今年もよろしくです!
私も三元日でそうとう食べすぎてしまいました。
体が重いです・・・。
でも今日から仕事なのですぐ(ストレスで)元に戻りそうです・・・T.T

ゆういちさんも体調には気をつけてくださいね~。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://isaac936.blog.fc2.com/tb.php/145-ad6c5232

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。