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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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真のエンディングというよりは後日談。

しかも、よく出来た後日談だと思いました。
患者の心情と医師としての熱意、そこにゲーム要素やデジタルワールド要素などが無理なく組み合わさって、エグゼイドならではの泣かせるストーリーに。

小学2年生の女の子、まどかちゃん。幼い頃から難病で入院を繰り返しており、父親は生まれたばかりの時に家を出てしまっている為、家族は優しく付き添ってくれる母親のみ。
そんな彼女の夢は、運動会に出て50m走で1着を取り、母親の作ったお弁当を食べること。
しかし彼女を診ているエムは、それがほとんど叶えることの出来ない夢と知っていて、それでも彼女に笑顔になってもらおうと日々、心を砕いている。
外資系ゲーム会社、マキナビジョンの作ったゲーム、「ハリケーンニンジャ」は感染した人々を仮想現実の世界に送りこむゲーム。
感染者はまどかちゃんが在籍する小学校の児童とその親たちや、入院する病院の関係者、近所の人たちなど。
謎の男がまどかちゃんの病室に入りこみ、彼女をデータ化して仮想現実の世界に取り込む。
そう、この仮想現実の世界は、まどかちゃんが健康な普通の子供として、お母さんやお父さんと一緒に楽しく運動会に参加できる、まどかちゃんの夢の世界だった。
取りこまれた人々を、そしてまどかちゃんを助け出すべく、エムはクロトが開発したVRシステムを使って仮想現実の世界に入って行く・・・。

・・・とまあ、ここまでで全体の1/3くらいなんですが、「まどかちゃん」という小さな女の子をめぐるお話だ、ということ、まどかちゃんのパパが鍵を握っていそうだな、ということ、くらいは想像がつくかと思います。
この、「まどかちゃん」役の森山のえるちゃんという子役の女の子がね、可愛いのよ!
変に芸達者というのではないけれど、喜怒哀楽を自然に表現していて引き込まれるのよ!
「まどか」という名前で某魔女っ娘アニメを思い出す方も多いと思いますが、「まどか」という名前は「円」とも書くし、なにか、「ザ・ワールド」的な、世界をまるごと自分の内側にしちゃう少女のインナーワールドと申しますか、この映画で言うと、ラスト、彼女と父親との確執が解けて二人がお互いを受け入れることで彼女の望みがかなう、そこでようやく物語がエンディングを迎えるわけですね。
もちろん、エムをはじめ仮面ライダーたちが「ハリケーンニンジャ」の中で敵ライダーやゲムデウス(壇正宗のTV版とは違う、映画版オリジナルのゲムデウス。なかなか強そう)と戦って勝利したからこそ、まどかちゃんと父親は再会できるわけですが・・・。

あ、この「父親」の役をケミストリーの堂珍嘉邦が演じていて、なかなか恰好良いです。謎めいた感じも良く出ていてね。
ただ、DAIGOみたいな黒い革手袋しちゃってるし、小学生として自分の父親がこんな外見だったらちょっと嫌かも(笑)
仮想現実の「楽しい運動会」の中で「俺に撮れないものはない!」と叫んでビデオカメラを構えていたヒイロさんのほうがパパとしては感じが良かったですね(笑)

この映画、壇正宗も「仮面ライダークロニクル」も登場しないんですよね。
そして、CRの面々やタイガさん達は普通に今まで通りに活動している。つまり、今TVでやってる戦いが終わってひと段落したあとの、エムたちの医師としての日常を描いた映画、という印象です。
今回のボスは外資系のゲーム会社の社長、ジョニー・マキシマという男でしたが、この「エグゼイド」の世界観だったら他にも、ゲーム会社やVR関係の人間で野望を持った奴なら「デジタルっぽいウイルスを流行らせて人類を支配」というシナリオが簡単に書けてしまいそうなので、この映画の後にも、同じようなピンチ、同じような戦いは何度あってもおかしくない。見終わって、むしろそんな感想を抱きました。

だから「トゥルー・エンディング」というのは、まどかちゃんにとってのトゥルー・エンディングなのかな、と。
とすれば、この先も、見ている人一人一人にそれぞれの「トゥルー・エンディング」があってもおかしくはないのかな、と。
・・・とまあ、なんか良い事を言ってまとめようとしていますがそれって、
「頑張っている君を応援したい」
「でも、自分の力でなし遂げないと」
ポスッ「意味ねーんじゃねえのか」
・・・と言うことでもありますよね(笑)

あと、夏映画では次作ライダーが無意味に話に絡んでくる「顔見世興行」シーンが必ずあるのですが、この映画ではそれがエンディングの後、ストーリーとは全く関係のない場面だったのも好印象です。
本編が、以上に述べてきたように、少女の内面をめぐるドラマだっただけに、無駄に異種ライダーとか出すとバランスが悪かったんじゃないかと思うんですよね。エムやヒイロさんの変身はあの世界観では「医療行為」だしね、そういう意味ではあの世界、「医師」はいても「ヒーロー」はいない世界だものね。

あと気になるのが、クロトが「ライフ残り1」になってからゲーム内でパラドと一緒に倒されたこと。
これって、もう復活できないんじゃ? と心配になりました(だから「トゥルー・エンディング」なのか!?)が後のシーンでしれっと登場していました。
どういう事なんだー!?
誰か教えてくれー!!

最後になりましたが、戦いの場に最後に登場するエムの貫禄、「ザ・ヒーロー」感は凄かったです。
「よっ! 待ってました!」
と大向こうから声がかかりそうな感じ。
カッコいい画面効果も手伝って、一年間かけて成長したライダーの夏映画のクライマックスにふさわしい無敵のヒーローオーラが出ていました。
ああ・・・。
やっぱ年間通してライダーを見続け、夏映画を鑑賞するというのは最高の贅沢ですなあ・・・(笑)

P.S.
ラストにちょっとだけ出てきたビルド、
「究極の救済を意味するエクストリーム・エイドを略してエグゼイド、だな」
などと、いちいち言葉の意味を確認する面倒くさそうな喋りがなかなか個性的で面白い奴です。
動物とか鉱物とかの、いろんな要素を瓶に詰めて収集している(それが変身のバリエーションになる)し、変身時、プラモデルの枠(?)みたいな実験器具(?)にプシューとはさまれるのも斬新。

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