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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
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3月中旬、上の娘の結婚式でハワイに行ってまいりました。
式も無事終わり、相手方のご両親ともとどこおりなくお付き合いをして、観光を楽しみ帰ってきたのですが、何か色々と考えさせられることが多かった。
そんな事をつらつらと書いてみます。

♪ハワイ良いとこ一度はおいで♪
・・・という歌もあるように、ハワイと言えば常夏の楽園。
観光客だらけの俗っぽい島なのではないかと!
今まで行ったことの無かった私はそう思っていたわけですが!
確かに観光客だらけの俗っぽい島なのですが、それでもすんごく楽しかったんですよ、これが。
まず何といっても気候が良い。
3月は雨期だそうで、小雨がパラつくことも多かったのですがそれでも寒くなく日が照っても熱くなく、空気は常に爽やかで海辺でも魚臭くなく、ココナッツの香りがただよっているのです。
ワイキキビーチの周辺はホテルとショッピング街しかなくて、買い物をしたりトロリーバスに乗ったり砂浜でボーッとしたりレストランで食事をしたり、もう目に入るものすべてが「ハワイっぽくて可愛い」という、町全体がテーマパークみたいな所で、そこにお金を使って観光しに行くのですから楽しくないわけがありません。順番待ちのない東京ディズニーランドのようなものだと思っていただければ。
ほとんどの場所で日本語が通じますし、食べ物も美味しかったです。
「ハワイに来たんだし、これくらいは」とばかり、派手な水着やムームーを現地調達して、年甲斐もなく髪に花飾りなどして女心を満足させるのも楽しかった。

・・・が、しかし。
私たちの泊まったホテルをはじめ、ワイキキの町で目にする観光客、7割がた白人(おそらくアメリカ人)なんですよね。
日本人は思ったより少なくて、2割くらい?(中国人や韓国人も、見た目じゃ区別つかないので一緒にカウントしてます)
あと1割がいかにもお金持ちそうな黒人とかアラブ人っぽい人たち。
そしてハワイの原住民、というか昔からこの島に住んでいた人たちは、ホテルの掃除夫だったりウエイターだったりバスの運転手だったり、あるいは街中で道路工事などをして働いている、と。
まあ、観光で成り立っている島なのだから、住民が働いて客を楽しませるのは当然といえば当然なのですが・・・。

そんな中で2~3日過ごしていると、何となく居心地が悪くなってくるわですよ。
ワイキキビーチに面した斜面は、上の方まで高級住宅地のなっていて、そこに住んでいるのはリタイアした白人だったりするのですよ。
バスでちょっと郊外へ向かうと、都市にはつきもののホームレスさん達が昼間から歩道で寝ているのですが、そのホームレスたちは全員、ハワイの原住民の人たちばっかりだったりするわけですよ。
白人がレストランでシーフードを食べながらハワイアンダンスショーを見て歓談して、帰りにテーブルの上にチップを置いていき、それをハワイ人のウエイターがお皿を片付けつつ拾っていく、みたいな世界観が、なんか日本人として居心地悪い気がしてくるのですよ。

・・・これってもしかして、植民地ってやつじゃないの?
という疑問がフツフツと湧いてくるわけですよ。
うーん・・・。
観光地なんだから当たり前、といえばそれまでなんですが・・・。
でも、風光明媚な島をアメリカ人が開発しまくって良い場所は現地の人が住めなくしてしまって、独自の産業とかも育てず、現地の人が働く場所はサービス業中心の肉体労働ばかり、って何だかなあ・・・。
ハワイはアメリカの50番目の州で、ハワイ人は皆アメリカ人なのに、なんか「現地の人と本国の人」みたいな差が歴然とあるのが、何だかなあ・・・。

私は外国にほとんど行ったことがなくて、30年以上前に中国を旅したことがあるのですが、その時はこんな居心地の悪さは感じませんでした。白人観光客もけっこう多かったのですが、皆貧乏なバックパッカーばかりだったし、中国人の国内旅行者も相当いて、人種によって客と奴隷(この言葉は使いたくなかったのですが私の感じた居心地の悪さを端的に表現しようとすると使わざるを得ない)に分かれているような印象は全く無かったのです。

ところが、楽園のハワイで、「奴隷を使っているような居心地の悪さ」を感じてしまうとは。
うーん・・・。
難しいけどね、日本でも旅館を出る時に、心づけを置いていく習慣とかもあるしね。
でも、日本人はみんな、観光地で働いている人もお客として遊びに行っている人も、「今はそういう役どころ」とは思っていても、それが固定化された身分だとは感じていないでしょ。
むしろ、「お客さんに喜んでもらえたらもてなす側も嬉しい」と思って、要求されなくてもサービスしちゃったり無駄に愛想良くしちゃったりしますよね。

前にどこかで読んだけど、駅のホームで吐き捨てられたガムを、金属のヘラで一生懸命はがしている掃除のおじさんとかいるじゃないですか。
外国人がアレ見ると、嫌な気持ちになるらしい。「こびりついたガムをはがすのは夜中に奴隷のやる仕事」というイメージがあるので、目の前で白昼堂々(?)といい年をしたオジサンがそんな事をしているのを見ると嫌な気がする、とのこと。
まあ「外国人」と言ってもさまざまだけどね、それは分かるんだけどね。
でも、歴史上植民地を持っていたり、あるいは別の人種を連れてきて奴隷にしたりしていた国(ようするに欧米)の人たちにとって、「自分たちがやる仕事」と「奴隷のやる仕事」ははっきりと区別されているのかなあ、って・・・。

職業に貴賤は無い、それは分かっているのですが、まあ清掃関係とか正直避けたいとは思う。
でも、もし自分が駅のホームの清掃の仕事についたら、最初は嫌々でも、そのうち熟練してきちゃいそう。
「〇〇社のヘラは良く取れる!」とか言っちゃって(笑)
それで、ガムはがし名人の域にまで達するとTV局が取材に来たり、「××名人お勧めのヘラ」とかって商品の宣伝に使われちゃったりとかね(笑)
仕事が生き方であり遊びでもあるという、日本人の労働観っていいよねー。
(まあ、働き過ぎという弊害もあるわけですが)

・・・とかまあ、3月以降、とりとめなくそんな事を考えていますが、でもやっぱりハワイはすごく楽しくて良い所でした。
また行きたいです(結局何なんだよ!)
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