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Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
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20世紀半ば、イギリスの作家マーヴィン・ピークが書いた「ゴーメンガースト三部作」という壮大なゴシック・ファンタジーがあります。
時代も場所もわからない、いつか・どこかにある、まるごとひとつの街のように巨大な城、ゴーメンガースト城。
迷路のようなその城の内部と、そこに暮らす奇人変人たちの奇矯なふるまい。独特の雰囲気があり、一旦ハマるとクセになります。
英国BBC放送がこの本をテレビ映画化していて、全4章、4時間の大作なのですが、ゆうべ、うっかりこれを見始めて、あまりの面白さについつい最後までぶっ通しで、4時間見てしまいました。

↓ 以下、ネタばれ気味な感想は「続きを読む」で!

正直、低予算で作られているらしく、原作ではどんな登場人物よりも強烈な印象を残す、「ゴーメンガースト城」そのものが安っぽいのが最大の難点なんですねー。
でも、それを補って余りあるのが一癖も二癖もある役者陣の怪演。
特に、貧しい生まれながらその才気と美貌を武器に城の中でのし上がって権力を握ってゆく、スティアパイクという野心に満ちた青年を演じたジョナサン・リス・マイヤーズが素晴らしい。
本心を隠し、他人を利用し人殺しさえ辞さないその腹黒さは、見ていて手塚治虫のマンガの登場人物を彷彿とさせます。「バンパイヤ」の間久部緑郎(ロック)とかね。己の野心ゆえに逃げ場を失い、破滅していくさまもソックリです。
(「仮面ライダーフォーゼ」の流星君といい、今、私的に「黒イケメン」が来てる気がするぅ~!)

このジョナサン・リス・マイヤーズという役者、顔も綺麗なのですが身体の動きも凄くいいんです。しなやかでキレがあって。
もしかして、もともとダンサーなの? と思ってウィキで調べてみたら、・・・。うわあ、もの凄い経歴の持ち主でした。スティアパイクに自分を重ねていたのかもしれません。
「ベルベッド・ゴールドマイン」という映画に出演していて、とてもいい演技を見せているらしいので、是非見てみたいです。

さて、「ゴーメンガースト」の本来の主役はゴーメンガースト城の第77代当主の、タイタス・グローン。
幼くして当主となった彼は、城の外の世界にあこがれ、広い世界の旅立つことを夢見ている。
この、タイタス役を演じた子が、少年役・青年役ともに可愛いんですよ!
イギリス人には珍しく、ちょっと吊り目で。
この、スティアパイクとタイタスのイケメンぶりを見ているだけでも4時間行けそうな気がします。

原作は、やたら長くて話がなかなか進まなくて、けっこう読了するのが大変だったのですが、スティアパイクを中心に据えることですごく見やすくなりました。
スティアパイクに恋をしてしまう、タイタスの姉、フューシャ姫が哀れです。

原作の持つ、ダークで陰鬱な雰囲気があまり感じられないのは残念ですが、これはこれで面白く、クセになりそうです。
それにしても「猫の間」(なぜか白いペルシャ猫ばっかりがうじゃじゃいる、城の中の一室)は凄かったなー。
あの中で猫まみれになってみたい・・・。
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