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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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今日、前回書いたイケメン帝釈天を見に(自分、正直すぎ)上野へ行ってきました~♪
台風が来ていたせいか土曜日なのに混雑もひどくなく、ゆっくり見られました。
会場ではまず、空海の肖像画やら書やらのコーナー、曼荼羅や仏具などのコーナーがあり、解説を読んでいくうちに徐々にその時代の空気にハマっていきます。
そして、仏ゾーン(仏像展示)にはいると一気に空気が重厚かつ華やかになり、イケメン仏への期待はいやがうえにも盛り上がります。
そして最後の部屋が、京都・東寺の所蔵八体による仏像曼荼羅、この展覧会のメインです。

この最後の部屋、入るとまず、ちょっと高い廊下から八体の仏像を見下ろすことができるんです。ここからの眺めは飽きませんでしたね。
左隅の奥に、例のイケメン帝釈天がいらっしゃるのがまず目に飛び込んできます。ここの八体の仏像は、けっこうポーズが派手だったり装飾が華やかだったり、全体に躍動的な感じなんですが、帝釈天だけが表情もポーズも静かなんですよ。なんで、そこだけスポットが当たったように浮かんで見えるんです。三国志の暑苦しい武将たちの中に、一人だけ白皙の諸葛孔明が文官姿で立っている感じ、とでもいいますか・・・。
そこで、はやる心を抑えつつ、廊下を降りていよいよ右から順に、八体の仏像を見ていきます。
いずれも国宝、見ごたえがあり、全員胸板が厚くて体つきが非常にイイ(笑)。
特に右端の「梵天坐像」は三つの顔に四本の腕、しかも四羽のアヒルの細い八本の足の上に乗っている、という非常に造形的・空間的に面白い像で、手に花を持っていたり全体に「ラブ&ピース」といいたくなるような穏やかな雰囲気でありながら、どこかチョイ悪な、攻めオーラみたいなのを漂わせている(罰当たりですみません!)、個人的にとても気になる像。
そこで会場左隅の、帝釈天様の静かなたたずまいにチラリと目を走らせ、これは、「ボンタイ」で決まりか、などと更に罰当たりなことを思いつつ、いよいよ左端に到達すると、帝釈天の前に立っている「増長天立像」、これがまた素晴らしい。

邪鬼を踏みしめ憤怒の形相でキッと左を見据えるポーズ、立ち姿なのに躍動感があふれていて、鎧の下の筋肉の動きまで見えそうです。(紐でしばって固定するタイプの鎧を身にまとっておられるのですが、その紐が背中の分厚い筋肉にめりこんでいるのを見逃しませんでしたよ私は!)

そしていよいよ、帝釈天様の前へ。
いやこれはやっぱり、話題になるだけのことはあります。目元は端正に整っているけれど鼻と口元に男性的な色気が感じられ、特に上唇のあたりがヤバい。松田龍平の口元に近い? 目は伏せていらっしゃるのですが瞼の下の眼はどんな表情なのか・・・影になっていて確認できず、残念。
そして近くで見て初めて気づいたことですが、この帝釈天様は、静かに象の背中に乗っているようでありながら、足の指先までピンと緊張してるんですよ。腰にあてた左手も、よく見るとぐっっと握りしめていらっしゃる。つまり、静かに見えて臨戦態勢、というか少なくとも瞑想中ではありません。やはり、あくまで戦う男。そしてもちろん、分厚い胸板と適度に締まったウエスト、服を着てても裸みたいな、ゴーカイブルーのようなボディ(罰当たりですみません!)の持ち主。
さてここでまた、廊下を上って上から全体を見下ろします。
すると何と、帝釈天の前に立った増長天が、
「タイに手を出したらオレがただじゃおかねえ!」
と会場全体をにらみつけて威嚇しているように見えるんですよ!
ボンタイと見せかけてゾウタイ!?(ほんっとに、罰当たりですみません!!)

・・・とまあ、いろんな事を考えてしまった展覧会でしたが、非常に見ごたえがあり、また特に最後の八体仏の部屋は(萌え抜きで)素晴らしく、久々に「いいものを見た・・・」という満足感とともに帰ってきたのでした。
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