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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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36話直後。
病弱設定のはずなのに、あんな熱くドラムをたたき続けてケンゴ死んじゃうんじゃないの? って心配してたんですが、本当にケンゴが倒れてしまって大喜びの小母さんことイザクです。
あんな間抜けな姿を晒した以上、補完世界では流賢の関係にまた新たな進展があるに違いありませんww

ところで「フォーセ補完計画」のサブタイトルはすべて、「新世紀エヴァンゲリオン」に使われているタイトルなのです。
毎回、無理矢理感が一杯ですみません。
「死に至る病」というのは、その、ケンゴの、ドラム叩き病、って事で(笑)

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ラビットハッチ。
放課後早い時間、まだ流星しかいない。
そこに来た賢悟、流星を見て少し嫌そうにするが、あえて平気な顔で入って来て端末のカバーを開ける。

「新しいフードロイドを設計してみたんだが。見てくれないか」
流星は賢悟の横顔を見て、ふふふと笑う。
「新しいフードロイドか。それよりお前たちのバンドの、新曲が聞きたいな」
賢悟の顔がこわばる。
「悪いが、その時のことは記憶にないんだ」
流星はまた笑う。
「それは勿体ない。ドラムの神が乗り移ったかのような熱演だったのに」
「やめてくれ」
「もともと素質があったんだろうなあ、あれだけテンションを上げられる、っていうのは」
「くどいぞ、朔田」
流星は真顔に戻る。
「わかった。やめる。じゃあもうお前も、このことをとやかく言うなよ、賢悟」
流星はそう言って、右手の包帯を見せる。
「おれも如月も、コスミックエナジーのおかげで傷の治りが早いんだよ。お前が心配するほど、無謀なことをしているわけじゃない。お前もタチバナさんも、最近『すぐ逃げろ』しか言わないが、おれはおれで、ちゃんと考えているんだ」
「また、そんな強がりを」
「何か言ったか?」
「くそ、何でもない。楽しいだろうな朔田。おれに使えるカードを、やっと手に入れたんだからな」
流星は椅子にかけたまま伸びをして、晴れやかな顔で笑う。
「ずうっと、お前には言われっぱなしだったからなあ。これでようやく、対等な友情が結べるってもんだろ。ヨロシク頼むな、賢悟クン」
流星は包帯のまかれた右手を出す。
賢悟はいらただしげに、その手を払う。
それをみて流星はまた笑う。

弦太郎たちがどやどやと入ってきて、ラビットハッチの中は急ににぎやかになる。
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