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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
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以前に「仏像戦隊ボーサンダー」っていいんじゃないか、とここに書きましたが、あの後、水面下でひそかに仏教や仏像の本を資料として読んでいるのですよ(笑)
難しい本は頭が受付けないので、ほんと初心者向けの入門書みたいなのを拾い読みしてるだけなのですが、この本は面白かった。
カッコいいほとけカッコいいほとけ
(2011/09/08)
早川 いくを

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如来や菩薩、明王などの来歴をくだけた文章で語って、そこにリアルタッチの仏たちのイラスト(寺西晃・画)が入っているのですが、楽しく読めて、いつの間にか仏教がそもそもインドで生まれて、ヒンズーの神々をどのように取り込んでいったかが良くわかる、とても親切な本です。
この人の本は初めて読みましたが、文章がうまいと思いました。この本はギャグ文体なんですが、品があって、崩れたところがないです。見習いたいです。

ところで、仏教のほとけになったインド出身の神々の、インド時代のことを一部業界では「インディーズ時代」と呼ぶらしい(笑)
便利な言葉だなあ。

私が「萌え設定だ~!」と騒いでいた、帝釈天と阿修羅のインディーズの因縁も書かれています。帝釈天はそもそも、古代インド宗教バラモン教の神、インドラ。そして阿修羅はゾロアスター教に起源をもつ古代インドの神、アスラ。事の発端は、アスラの美しい娘を女好きのインドラが攫って、力づくで~~~してしまったこと。
ここから二人の戦いの歴史が始まるのですが、これはちょっと泣ける話。

確かに、非はインドラの方にあり、アスラは「正義は必ず勝つ!」と信じて、軍神インドラを相手に希望のない戦いを続けるのですが、やがてアスラは修羅道に落ちてしまうんですね。「自分が絶対に正しい」「正しいのだから何をやってもいいはずだ」という、我執にとらわれてしまったからなのですと。
かたやインドラは、酒好き女好き、戦にだけはめっぽう強いが粗暴な奴。なのに、戦いの最中に、アスラ軍に押されて後退するとき、
「これ以上後退すると鳥の巣を踏み潰してひな鳥を殺してしまう。兵を戻らせろ!」
と言ったという、どこかやはり、大人の余裕というか器の大きさを感じさせるんですね。
うーん・・・確かに、どっちが悪いと言えばインドラなんですけど、問題は善悪じゃなく、固執する心そのものなんだ、という、納得はできないけど何となく分かる話。

まあ、インドラ(帝釈天)もアスラ(阿修羅)も、今や日本で1,2を争うイケメン仏像。
戦国バサラから入って歴女になるみたいに、イケメン仏から入って仏女になるのもいいんじゃないかと。
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まとめtyaiました【仏像のインディーズ時代(笑)】

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