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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
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終ってしまいましたね「フォーゼ」・・・
よくも悪くも、実にフォーゼらしい最終回でした。
ケンゴ、戻って来ましたね。良かった良かった。
でも結局、理事長の気まぐれで消滅させられたり復活させられたりしていたような印象がぬぐえません。
ケンゴの、橋の上でのキター! は良かったですけどね。キーホルダーもうまく使ってありましたよね。

うーんこれは、感想が書きにくいぞ・・・。

正直、見ている最中は「これで終わりかー!? 納得できんぞ!?」って思い続けてましたけど、時間が経ったらこれはこれでアリだな、と思うようになりました。
ただどうしても、話をまとめるには時間が短すぎる感じがしたのが残念でなりません。
あと2週間分、最終コーナーに使っても良かったんではないかと。

フォーゼの世界でも、夏休みが終わる時期。
明日は始業式、学食に新メニューの野菜スープがある、ぜひ味わって食べてくれたまえ、と校内放送する理事長。
そう言ってるそばから、先週暴れたせいで校舎が爆発してるんですけど(笑)
「これでラビットハッチとお別れになっちゃいましたよね・・・」

行き場を無くした仮面ライダー部が教室に集まると、ユウキが一通の手紙を取り出す。
これは、自分がコアチャイルドだと知ったケンゴが皆に当てて書いた手紙。
それぞれのメンバーにふさわしい言葉を語っていきますが、流星とはもっと話をしたかった、と言っていたのが印象的。
そうですよね、考えたら、この二人がちゃんと話をしたのって、京都の知恩院の場面くらいじゃないでしょうか。
その言葉を聞いて思わず口元を強く抑える流星の男泣きの表情がまた印象的。

東映さんの公式HPによると、このシーンの撮影でクランクアップだったのだそうで、皆の表情がすごく自然に泣き顔になっているのも納得です。彼らにとっては本当に、一年間通い続けた学校を卒業するようなものなんだろうな・・・。
そしてゲンちゃんに対しては、自分を人間らしくしてくれてありがとう、という感謝の言葉と、蒲生を止めて欲しい、という言葉。
「お前の言葉、胸にしみたぜ」
と言って胸を叩くゲンちゃん・・・。

・・・泣ける場面なんですが、蒲生を恨むな、止めて欲しい、というのは、自分がコアチャイルドとして宇宙に旅立つのを蒲生に阻止される、という展開を予測していたという事なんですか? 気になるツッコミ所です。
でも、一年間に最も人として大きく成長したケンゴが、最終回で「敵を倒すな」という言葉を発するのは、「フォーゼ」というドラマを象徴しているように思いましたね。
力と力のぶつかり合い、強いものが弱いものを倒す、そんな勝負ではなく、そもそも勝ち負けではないんだ、と。
敵とでも手を結べば、そこには争いはなくなるんだと。その為には、相手よりも自分の方がずっと大きくなればいいんだ、と。
この最終回を、特撮ヒーローものの最終回として見た時、イマイチ煮え切らないもどかしさがあるのですが、よく考えたら「悪を倒す」という事を否定しているわけで、これは画期的としか言いようがありません。
今、フォーゼを見ている子供たちに、そういう解決もあるんだ、という記憶が少しでも残ればいいなと思います。

さて、学食でスープを食べて気合いを入れたゲンちゃん、そして流星。
並んでバイクで爆走、走りながら変身、炎と爆炎をしょって最後の盛大バトル。
派手ですねさすが最終回!

メテオはレオと、因縁の対決。知恩院で一回、メタメタにやられてますからね。流星って執念深いしね。
ワイヤーアクションでの大乱闘です。
ストームに変身して、コマを打ち返すときに「倍にして返す!」と言ってたのがちょっと面白い。
蒲生の為に命を捨てるつもりのレオに対して、
「おれは弦太郎と、この天高で作った仲間たちと生き抜く。自ら滅びを認める男に負けるわけがない!」
「おれの定めは、おれが決める」
と言っていたのも良かったです。流星、アンタも成長したんやなあ、って・・・。
「お前の定めはおれが決める」というのは、ただ強気で高飛車なだけの発言なんですが、「おれの定めはおれが決める」というのは、何ていうか・・・自分の人生に責任を持つことを決意した若者の、力強い言葉ですよね。
「なぜおれをメテオにした!?」とか言ってたころは、自分の人生は他人に翻弄されているという感覚しか持ってなかったんじゃないかと。それが、自分の人生の主役は自分なんだ、自分の足で立って歩くしかないんだ、という、実感と覚悟が出てきたんだな、と。
そんなメテオの渾身の攻撃を受け、
「若造が・・・」と言いながら、変身も解けて爆発する立神、そして自らもダメージの大きさに変身を維持できなくなってボロボロの制服姿に戻りつつ、立神の最期を見届ける流星・・・最終回らしい名シーンでした!

そしてフォーゼも、サジタリウスに向かって、
「あんたの怒りもあんたの絶望も全部ひっくるめてダチになる!」
という、フォーゼ最終回にふさわしい言葉を放つ。
更に、「天高はおれたちの青春銀河だ!」とも。
これも、天高という場所がたとえ邪悪な目的で作られたものであっても、そこに通う自分たちまでもが悪に染まる必要はないこと、また、どんな環境であっても自分たちの自覚次第で、そこに光を見出すことができるということ、要するに、「おれの定めはおれが決める」という事を言葉を変えて言っているんだなと思いました。
平成ライダーにありがちなニヒリズム、というか、「暗くて悩んでる方がカッコいいでしょヒーローは」みたいなノリが微塵もありません。斬新です、フォーゼ最終回。

そして、体育館に移動するとそこは仮面ライダー部の卒業式。
会長とキングも久々の制服姿だったのが泣けます。
天高を作ってくれた理事長に対する、お礼の言葉を口にする部員たち。
ここでも、自分たちの運命は自分たちで作る、という意味の事を言っていました。
その言葉をバックに、素顔に戻ってサジタリウスを攻撃するゲンちゃん。ちょっとシュールです。
サジタリウスは意表を突かれたのか反撃できず、しかも「卒業キック!」が決め技って・・・これはギャグなのか!? 笑っていいい所だったのか!?
「卒業生代表、仮面ライダーフォーゼ、如月弦太郎」
手で髪をキュッと抑え、決め顔でそう言ったあと、
「ダチになってくれ。賢吾も賢吾の父親も、それを望んでいる」
友情握手を求めるゲンちゃん。す、凄い展開だにゃあ・・・。
力ではともかく、人としての大きさでゲンちゃんにはかなわない事を悟った蒲生。
「君達がプレゼンターに会って、私が出来なかったことをなしとげてくれ」
そう言って、ヨロヨロとその場を後にします。
一同、礼! でその後ろ姿に頭を下げる仮面ライダー部の面々。

夜の公園。
少年時代、星の声を聴いた時の事を思い出している蒲生。
(先週見たときは、1969年のあのシーンは緑郎少年かと思ったんですが、蒲生の少年時代だったんですね)
「約束は果たせなかった・・・でも私の生徒たちがきっと行く・・・」
そして消滅。
野望に固まった人生を、静かに終わらせていきます。

そして数日後。
フォーゼ第一回の、あの思い出橋の上で。
ケンゴからもらった手紙を、川に流してしまおうとするゲンちゃん。突然現れ、その手を掴む賢吾。
「人からもらった手紙を捨てる奴があるか!」
理事長が死の前に、スイッチを修復していてくれたんですね。
橋の上で「キター!!!」と大きく手を振り上げる賢吾君がとってもいいです。

思えば一年前、賢吾が人からもらった手紙をここで捨てようとしたシーンでフォーゼがスタート。
フォーゼは、一年かけて賢吾が成長していく物語でもありました。
ただ、ここでも気になるのが・・・賢吾が復活したんだったら、今度こそ、
「おれたちの代表として、胸張って行ってこい」
になるんじゃないのか、っていう・・・。
でも何となく、復活した賢吾はもうコアチャイルドじゃなくて普通の人間になってるっぽいような・・・ピノキオか!?
納得できない。
結局、理事長の嫌がらせや改心、ようするに気まぐれに、賢吾の運命が左右されちゃっていいのか?
自分の運命は、自分の未来は、自分で掴む、というのが最終回の、フォーゼのメッセージじゃなかったのか!?
だからこのへんも、せめてあと一週かけて丁寧にやってくれたら、と思うと残念でなりません。

あと、各メンバーのエピローグ。
流星は昴星高校に帰るんですね。遊びにおいで、という流星に、
「でも彼女さん、いるんでしょ?」
と不安気な友子。
「一生有効なペアチケット」まで作らせてるくせに、今更何を言うんだー!!
白川さんの名前が出てきたついでに、二郎にも言及して欲しかった(T.T)
それを言ったら、鬼島くんと園ちゃん、ワンカットずつでもいいから、地上に降りた所を映して欲しかったですね。
冬の映画ででもいいから、ぜひぜひそれはやって欲しいです。
あ、あと、弦太郎の両親って結局何だったんだろう・・・触れられずに終わってしまった・・・。

会長に指輪を渡そうとするキング、でもそこに、もっと大きな輝く指輪を持った人物が通りかかって・・・。
哀れなキング、賢吾君に「会長にふさわしい男はあなたしかいない」とまで言われていたのに、やっぱり最後までピエロなんですね(T.T)

そのウィザード、私の印象では、変身後は文句なくカッコいいのですが、変身前がちょっと優男すぎてどうかな・・・?
「フォーゼ」が、これだけ型破りの斬新なライダーだったので、何をやっても地味に見えてしまうと思うのですが、好きになれるといいなと思います。

ラストは、新しいメンバーになった仮面ライダー部、修復した旗を持って、「みんなで宇宙キター!!」
これもいいラストだと思うのですが、・・・ハルとラン以外の部員は、この部を卒業したんじゃなかったの!?
うーん・・・最後までツッコミ所が・・・。

・・・と、いう感じで、どうも気になる箇所が多すぎて最終回、話に乗りきれなかった感があるのですが、ただ、やろうとした事はよく分かったし、とにかく最後まで明るく! 爽やかに! 元気で! 走り続けたことが素晴らしいです。
どちらかというと、前半、学園ものの側面が濃かった時のほうがフォーゼらしくて楽しかったかな。でも最後まで、勢いが止まらなかったことも凄いですね。
とにかく一年間、私の一週間は日曜朝を中心に回り続けました。
キャスト、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!
とりあえず今後は冬の映画を楽しみにしています。
もうしばらく、自分はフォーゼから卒業できそうにありませんので・・・ww
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コメント

感想書きにくい最終回

直前2話を見たときに、ああ、これ以上説明する気はないんだろうな~と覚悟して最終回に臨みましたが、とてもいい最終回でしたね!
感想も書こうかなとおもってるんですが、いっぺんに3話みたのでなんかまとまらないのです。
流星さんが荒野においてけぼりでしたね・・・ひとりでバイクで帰ったんでしょうか・・

3話いっぺんは大変ww

azささんこんばんは~w
やっと、最終3話見られたんですね。
いっぺんに見ちゃうと、「実は・・・」「実は・・・」の連続で頭がイッパイになっちゃいますよね。
ちょっと、台詞で説明しすぎてる感じで、最終回だけでも1時間取って欲しかったです。

でも最終回は、「卒業」という場面がフォーゼらしくって良かったです。ただ敵を撃破するだけじゃなくってね。

流星は、確かに置いてきぼりでしたねw
あのボロボロの制服で一人で帰ったと思うとちょっと笑えるww

かなぶんです。

 イザク様
 コメント失礼します。

 た、確かに感想が書きにくい…i-229でも、あくまでも恨みのためではなく、理事長を救う、ダチになるために戦うっていうのは、弦太朗らしくてよかったと思います。口で説得するのかと思ったら、いきなり理事長を殴り出したのには笑いましたけど…。
 賢吾がそんなにアッサリ復活していいのかとか(笑)ツッコミ所はありますが、フォーゼらしい、いい最終回だったと思いますi-234

 また遊びに来ますね~!

Re: かなぶんです。

かなぶんさんこんばんは。

夜、窓を開けたら部屋の中にかなぶんが飛び込んできて、ブンブンとうるさいので上からバスタオルを掛けて大人しくしてもらって、翌朝タオルをどけてみたら動かなくなっていました。っていう事がこの夏2回もありました。
かなぶん殺しの女、イザクと呼んでください。

最終回、見た直後はどうかと思いましたが、後から考えてみると破天荒ないい終わり方だった気がします。
理事長の絶望というのは結局、孤独であること、だったと思うので、「ダチになる」というのは一番効果的な、正攻法だったんじゃないかと。
理事長は最後、力の強さじゃなくて人としての大きさで負けを悟ってしまったのかなあ、と。
まあ、そんな解釈ですw

賢吾が宇宙に行く話はどうなっちゃったんだー! というのと、鬼島くんや園ちゃんはどうなっちゃたんだー! というのが気になる点ですので、冬の映画でクリアして欲しいです。
っていうか賢吾は最終回、宇宙に行っちゃって、冬の映画でサラッと帰ってくる、というのが良かったかも。
「オーズ」のアンクみたいに。

また来てくださいね~。

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