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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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最後のシ者


どうも。
相変わらず「屍者」廃人を続けています。
しかしこんな事では日常生活に支障を来すので、そろそろ「屍者」ネタの記事は最後にしようと思います。

さて、「屍者の帝国」感想を読み漁って強く感じたことは、世の中、頭のいい人が多いなあ、って事ですねw
特に、伊藤計劃ファンの男性はガチガチに理詰めの方が多そうです。

ところでこの本の最大にすぐれた特徴は、「伊藤計劃の本として面白い」のと「円城塔の本として面白い」のを軽~く両立させている所だと思ってます。
「円城塔の本として・・・」というのは、うまく言い表せないのですが、この小説が全くの読者参加型である、という点です。
読者が、本の成立の背景を知った上で本を読むことによって、「死者の蘇り」を擬似的に体験できる仕掛けになっている点。また、あのエピローグを読んでいる時の、「この感動は、今、この本の成立事情を共有して知っている自分たちだけしか味わえない感動なんだ」という、いつもの読書から得られるものとは全く別種の感興が得られる点。

そういう、今回だけの特殊な事情は小説の評価に含めるべきではない、という、辛口の書評も割と見かけたのですが、私はむしろこれは文学の試みとしてものすごく斬新なんじゃないかと思ってます(まあ、半分は冗談だけどwでも半分は本気w)。
つまり、「道化師の蝶」に出て来る、「旅の間にしか読めない本」や「猫の下で読むに限る本」などと同じく、読み手を規定する、実験的な本でもあるんじゃないかと。そういう条件を満たした読者に読まれることによって、初めて完成する作品なんじゃないかと。
これってもしかして、世界の文学史上でも画期的なことなんじゃないですかね?

・・・とか何とか、精一杯理屈っぽく書いてみましたけど要するにまあ、どんな読み方したって面白いって事ですよこの本はww


そして、「滾る~!」とか言ってる女性ファンの感想を全然見かけないんですけど・・・
自分だけ、って事はないと思うんですけど・・・
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