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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2
(2012/09/22)
奥泉 光

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出ました!
待ちに待った、「桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活」の続編です♪
以下、ネタばれなしの感想です。

もう、前作を読んでクワコー(桑潟幸一准教授)とたらちね文芸部員が他人とは思えなくなっちゃってるので、今回も、相変わらずの彼らの貧乏お馬鹿な青春の1ページを、「おおー、やってるやってる!」と、大喜びで読ませて戴きました。もう自分、人生で、クワコー読んでる時間が一番楽しいかもしんない。っていうくらい、このシリーズにハマッています。どうかどうか、末永く続けて欲しいです。

さて今回は、夏の千葉が舞台です。表紙の、ピンクのシャツの眼鏡男子がクワコーなんですが・・・前作に引き続き、詐欺でしょコレー(大笑)
内容を99%くらい美化している、この綺麗な表紙イラスト(加藤木麻莉・装画)も本シリーズの魅力です。今回は本文扉に白黒イラストも2枚入っていてお買い得感満載。詐欺だと分かっていても、クワコーがイケメンに描かれすぎていて惚れてまうわ!

今回は2本の作品が収録されていますが、どちらの事件も本当に大した事ないっていうか(笑)、人が死ぬわけでも愛憎のドロドロがあるわけでもなく、しょーもない人たちのしょーもない動機で起きる騒動にクワコーが巻き込まれてあたふたする、ただそれだけで、もう本当に読んでいて心地良い。
そしてたらちね文芸部の腐女子ぶりも相変わらず、というか更にエスカレートしている気配すらあります(笑)
ちょっと引用してみましょう。

「ていうか、最近は無機物にはまってて」
「えー、そっちいった!」
「みのり山の『テンプレ太平洋戦記』なんか、わりとやばい感じです」
「なにそれ? 知らなーい」
「B29が攻めで、戦艦大和が受けとか、そういう感じの話で」
「でたー、マニアの世界」
「零戦とメッサーシュミットのカプとか」
「ううむ、狭すぎるゾーン」
「大傑作です。っていうのは盛りすぎだけど、これから地味に布教に励もうかと」
「うーん、いいけど、けっこう茨かも」
「軍事オタクに布教したりして」
「で、軍事オタクが萌えて腐兄化」
「あるある、それある」


いや、ないと思うけどね(笑)
「腐兄化」という言葉は初めて聞きましたよw
奥泉先生、何故そんなに斯界にお詳しいのか・・・ww
無機質ネタでもう一か所、面白かった所を引用します。

妄想される性愛の局面で誰をセメ=「男役」とし誰をウケ=「女役」とするかは、BL界ではときに世界観を賭した闘争になる大問題なんだそうだ。都内のある大学のサークルなどは、鉛筆と消しゴム、どちらをセメとするかで揉めたあげく、鉛筆セメ派と消しゴムセメ派に分裂したというから大変だ。この話が伝わってからというもの、文芸部室を兼ねるクワコー研究室の部員たちのあいだでは、同人誌作りの作業中、「おらおらおらおら書いてやる!」といいながら鉛筆で書き、「ほうら、どうだ消してやるぞ!」といいながら消しゴムを使うのが流行った。


↑わーかーるーわーwww
私も以前、腐女子宴会で「スプーンとフォークだったらどっちが攻め?」という話題で友人と盛り上がった記憶がありますww
っていうかもう、世の中のものすべてをウケセメの視点で見てみるのは、腐女子のよくやる遊びです。深いでしょ?(笑)

そして今回は、房総工業大学、略してボーコー大のキモオタ部員たちのしょーもないコスプレも、もう本当にしょーもないww 即身仏のようなのでソクシン先生と呼ばれる老教授の駄目さ加減も本当にしょーもない。もちろんクワコーの「発情した山羊のモノマネ」も本当にしょーもない。
そして概して、女子学生たちはたくましい(笑)
奥泉先生ご自身、大学教授でいらっしゃるので、おそらく腐女子の生態に触れて、その意外なまでの知性とバイタリティを目にして思うところがあったのでしょうww

クワコーの貧乏ぶりも相変わらずで、沼で取ったザリガニのあまりの美味しさに感激したり、道端に生えているシソの葉でいろんな料理をこさえたり、いじましくも可愛らしいですw
そして、クワコーも「ジョジョの奇妙な冒険」の愛読者だったという意外な事実も明かされましたww
更に、最後にちょっと、クワコーとジンジン(神野仁美。探偵役女子大生)にフラグが立った気配・・・!
マジかー!? 
クワコーが更なる不幸に巻き込まれる伏線じゃないといいけど・・・。


「スプーンとフォーク、どっちがセメなんですか?」ってどうしても気になる方は「続きを読む」で!
僕は親切な人間だから一応警告しておくけどね、この先を読んだら君はもう、元の世界には戻れなくなるかも知れないぜ?
「スプーン×フォーク」、はい、これが正解ですねw
フォークって、とんがってるけど線が細いじゃないですか。髪を逆立ててパンクみたいな恰好をしていても内面は傷つきやすいんですよ(笑)
いや、自傷癖とかもあるかもしれない。ていうかヤンデレ?(笑)
服は黒ずくめで一人称は「オレ」。

スプーンは、いかにも育ちが良さそうというか、身体つきもしっかりしていて胸板とかも厚そうだし、血色も良くて肌もすべすべと綺麗そう。髪型はピッタリ七三かオールバックで、眼鏡もアリかも。自信満々。一人称は「私」。

この二人(?)の組み合わせでは、「スプーン×フォーク」しかありえませんw
そうですね・・・スプーンは医者で、フォークは患者、ですかね・・・。
S「私は君のようなタイプは良く知っているよ。その虚勢を崩したらあとには何も残らない」
F「聞いたふうな口きくんじゃねえ!」
S「口を慎みたまえ。ここでは君はただの患者だ」
・・・みたいな感じかな?(笑)

ただ、ここにナイフが乱入してくると、俄然先が読めない展開になってくるんですよね(笑)
ちなみにナイフは、鈍感だけど純朴で素直な男、という感じがしますww


警告したわりにショボくてすみません。
でも、こういう見方を一度覚えてしまうとマジで世の中すべてがウケセメに見えてくるのでけっこう面白いですよww
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