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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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母の日で浮かれて、娘らに家事をさせ昼間っから映画三昧してたらコレを見てしまいすっかりブルーですよ・・・

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(2011/09/28)
ライアン・ゴズリング、ミシェル・ウィリアムズ 他

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「ドライヴ」で名を売ったライアン・ゴズリング主演の、恋愛映画、・・・と、言っていいんだろうかコレは・・・。
とにかく一言だけ確かに言えることは、コレは絶対に恋人と一緒に見てはいけない!!

高校中退で引っ越し業者として働く、心優しき男、ディーン(ライアン・ゴズリング)。大学で医学を学びながらも、両親の不仲を見て育ち、ボーイフレンドとのその場の関係に心の拠り所を求めてしまうシンディ(ミッシェル・ウィリアムズ)。
若い二人がさまざまなハードルを乗り越え、晴れて結ばれるまでのストーリーと、5年後の二人が、優しさや、お互いを大切に思う気持ちはまだ持ち合わせているものの、生活とか現実とか日常といったものの前に愛を見失い、互いを傷つけあってやがて離婚にいたるストーリーとが並行して語られる、ラブ/非ラブストーリー。

なんっかねえ、ホラ、私ってバツイチじゃないですか。
経験してるわけですよ、「この人しかいない!」と思って結婚したはずなのに、毎日の生活の大変さにやがて心がすり切れて何を言ってもすれ違いになって、「ああ、もう何をしても駄目だな」という臨界点を超えていくのを。
生活(具体的には金ダッ!)を舐めちゃいけない、っつー事ですよ!

この映画のディーンも、学歴こそないものの、いろんな才能、長所があって、それを生かして働けばいいんですが、そういう自分を売り込む方面の力が全くない人なんですね。奥さんのシンディも、医学を学んだものの、正式な医者にはなれず看護師どまり。二人とも、あまり世渡り上手じゃあない。だったらせめて、貧乏暮らしでもそれなりに満足して楽しくやっていければいいものを、やはり、結婚した当初の煌めくようなお互いへの期待感が覚めてみると、(こんなはずじゃなかった・・・)という思いだけが日々、どんどん濃くなってきてしまうのでしょうね・・・。

じゃあ、高学歴高収入の男と結婚すればいいのか、というと話はそんなに単純じゃあなくて、そういう、現実感覚がイマイチ薄いような男だからこそ、自分の全存在を賭けて一人の女を愛し抜く、みたいなロマンチックで至高の愛を見せてくれるわけですよ。少なくとも5年前、ささやかな結婚式を挙げた時の二人が感じていた幸せは、人としてこの世に生まれてきて味わいうる最高の喜び、といっていいものだったと思う。ただ長続きしないだけで。
そんな喜びを一度も感じることなく、ただ打算で生涯の伴侶を選んでいのか。たとえ別離が待っていようとも、魂の命じるままに愛に賭けるほうが良いのではないか。
一見、愛を否定しているように見えながら、実は愛の素晴らしさを、やがて消え去るはかなさのゆえにより一層貴重な、奇跡のようなものとして描き出した映画。
・・・とか考え出すと、イヤハヤ人生って難しいですねえ。自分、もう当事者じゃないから気楽ですよ(笑)

ただ、互いに誠実であろうとした結果、夫婦が別れてしまうのはある程度なっとくできるんですが、そこに子供がいた場合、・・・。
この映画でも、ディーンにもシンディもに溺愛されている、フランキーという名前の幼い娘が一番の被害者なのか、という気もします。この娘がやがて成長して伴侶を持つ時、幸せな家庭生活を築けるような気がしないんですよね・・・。

すごく良くて泣ける映画なんですが、誰にでもオススメできるか、っていうと、これまた微妙・・・。
ただ、人生で一度は見ておいて損はないかと。
結婚生活に満足している人も不満な人も、すでに別れてしまった人も、それぞれに感じる所があるでしょう。
それにしても、世の中のほとんどの人は、互いに苦しい時があってもなんとか二人で乗り越えて、夫婦を続けているんだなあ、と思うと尊敬の念で一杯です。
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