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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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第四の館 (未来の文学)第四の館 (未来の文学)
(2013/04/29)
R・A・ラファティ

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R・A・ラファティ:著。
国書刊行会:発行。
柳下毅一郎:訳。

↑カッコ良さのオンパレード(笑)
もうこれは問答無用ですね。読んで分からなかったらもう自分はそこまでの人間だった、と(笑)

・・・そして自分、やはりそこまでの人間でしかなかった(T.T)
すみません感想どころじゃないです(T.T)
いやなんか、ものすごくカッコいい事だけは分かるのですが正直何が何やら。
バチバチと火花が散るような奇想と知性の濫費、猥雑というよりひたすら喧噪。しかも平然と残虐。
ベスター「ゴーレム100」あたりにやや近い、かな。
そして分からないなりに面白く読めてしまうこの感じは、ジーン・ウルフ「ケルベロス第五の首」あたりにも近い気もします。
文章が華麗なのでどんどん読めるのですが内容がまったく頭に入って来ず、読みながら、(この人、ものすごく頭がいいんだろうなあ・・・)とボンヤリ感じるこの味は、円城塔っぽくもあります。
あと、特殊な力を持つ主人公の、日常の中の冒険の感じとか人が神に近づく感じとかは、ニール・ゲイマンの「アメリカン・ゴッズ」だったか「グッド・オーメンズ」だったかにも近いかな? ただ、読みやすさで比較すると、ゲイマンの文章がポカリスエットだとしたらラファティはカルピス原液です(笑)

この本が書かれたのは1969年。
内容がちっとも古びていないどころか、21世紀に入ってにわかに表面化してきた感のある、フリーメイソンだのイルミナティだのといった、一部の秘密結社による陰謀や世界支配の物語として読めてしまうことにまず驚きます。
ラファティでは昔読んだ「子供たちの午後」という長編も確か、異能のある子供たちが世界史のあちこちで戦争をしかけて遊ぶ話でしたが、この「第四の館」にはそこに更に宗教、キリスト教の要素が加わっています。
役者あとがきによればそもそも「第四の館」というのは、人が神に出会う場所であり、それぞれに傑出した力を持つ四つの種族が、選ばれたものとしてこの館に入る権利を得ようと争う、というのがこの小説の大筋(多分w)
まあ正直、宗教の要素に面白さを感じる人は(特に日本人では)あまりいないと思うので、固い事は考えず、ひたすら圧倒されて奔流に流されるようにして読めばいいんじゃないかと思います。
「どこが面白いの?」と言われると困りますが、分からないなりに頭が日常と違う次元にワープするみたいで面白かったです。
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