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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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モンスターズ・ユニバーシティ (竹書房文庫)モンスターズ・ユニバーシティ (竹書房文庫)
(2013/06/27)
アイリーン・トリンブル、ピート・ドクター 他

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ピクサー映画の中でも屈指の傑作、「モンスターズ・インク」の待望の続編!
しかも続編なのに前日譚、サリーとマイクの学生時代のお話、という、超楽しそうな映画でもう見る前から期待があふれんばかり。
そして、その期待は裏切られなかった!

「モンスターズ・インク」はサリーと人間の女の子の間の愛(友情ではないですもんねあれは・・・。恋愛ではなく母性愛に近いような愛)がメインのテーマでした。
今回は若者たちの映画らしく、「努力は報われるのか」という真っ直ぐな問いかけがテーマ。
もちろん、テーマなどにこだわらず、ただただ楽しく見ているだけでも、笑って感動して時には泣いて、大人から子供まで満足できる映画ですし、さすがピクサーという感じで画面もキレイだし音楽も趣味がいいので「映画を見るヨロコビ」を満喫できることは間違いありません。

とにかく楽しいのが「モンスターズ・ユニバーシティ」という大学の、キャンパスライフの充実っぷり!
クラブの勧誘に寮生活、古くて格式のある校舎の建造物、ダンスパーティ・・・。
面白いのが、アメリカの大学というのはどうも、クラブで仲間や友達を作るらしい所。クラブと言っても、日本のスポーツクラブなどと違ってただ気の合う人同士が集まって(本当は厳密な入会資格があると思われます。スカル・ボーンだって学生クラブだし、フリー・メイソンみたいな入会の儀式もありそうだし)、いつもクラブハウスで社交して、クラブ同士で対抗意識を燃やしたりしている、そんな場所です。「ハリー・ポッター」の、グリフィンドールやスリザリンみたいな寮ごとのライバル意識によく似ています。
エリートクラブに入会できるとリア充な学生生活が送れ、弱小クラブにしか入れないと、みじめな事になってしまう、という、けっこうヒエラルキーの強い社会。

あと、映画とは直接関係がないですが、売店で売っているMUグッスの数々が実にイイ!
MU(モンスターズ・ユニバーシティ)のロゴが、いかにも大学っぽくてね。
大学ノートやトートバッグ、バンダナ等々、いかにも大学の生協に売っていそうなオリジナルグッズっぽくてもう全部欲しくなります!
っていうか買いました。ミニタオルとリングメモとミニトート。カレッジリングも、もしあれば、欲しかったな・・・。

モンスターズ・ユニバーシティのファブリックパネルモンスターズ・ユニバーシティのファブリックパネル
()
モンスターズ・ユニバーシティ

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ちょっとイルミナティみたいなMUのエンブレム。これもカワイイ!


内容に触れるとどうしてもネタばれになるので、ここから先は「続きを読む」で!

最初の5分、幼いマイクが先生に連れられモンスターズ・インクに見学に行く場面ですでに涙が。
「2人で一組になって」と先生に言われ、子供たちは友達と手をつなぐんですが、マイクだけ誰も手をつないでくれないんです。コレハツライ。
で、先生が「マイク、また先生と組になる?」と言って手をつないでくれるのですが・・・。
マイクって、マイク・ワゾウスキーっていう名前だし、親の代で移民で外国からやってきてるのかも知れないな、と思いました。
どこか、みんなと一緒じゃない、孤独な子供・・・もうそれだけで涙出るっしょ!!!
そのマイクが、モンスターズ・インクの悲鳴工場で花形職員のマッケイの仕事っぷりを見て、至福と痛いほどの憧れとに顔を輝かせるのを見てまたちょっと涙(苦笑)。
ピクサーは子供心を大事に丁寧に扱っている!
マッケイに、「ここに来たかったらまず、MUに入らないと」と言われ、MUのロゴの入った、擦り切れた青いキャップをもらうマイク。
野球場で憧れの大リーガーに、ホームランボールにサインしてもらう少年のよう・・・。
マッケイというのが、恰好良くて颯爽としてて仕事ができて、ほんとにいいお兄さんなのよ。
「MUに入って将来は、モンスターズ・インクの怖がらせ屋になる!」という、大きな夢をマイクが持つところで映画が始まります。

そして結局、マイクはMUで努力するのだけれど、彼には怖がらせ屋としての才能が、決定的に無い。
「頑張ればきっと、夢はかなう」なんてヌルい事を絶対言わない。素晴らしい!
じゃあ努力することは無駄なのか? というと、そんな事はなく、努力したからこそ見えてくる景色がある、手に入るものもある、という事が、説教臭くなく語られて、
「そうだよなあ・・・現実って、そうだよなあ・・・。でもやっぱり頑張るって大事だよなあ・・・」
そんなふうに素直に思えてしまいます。
あと良いのが、学長先生(デザイン的にすごく怖い)が、人情もちゃんとあるけど現実的で厳しい所。
アクションキャスト・モンスターズ ハードスクラブル学長アクションキャスト・モンスターズ ハードスクラブル学長
(2013/06/22)
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(↑こうしてみると普通のオバサンですが、赤黒い翼を広げるとマジ怖い。あと、歩き方もカサカサしてて怖い)

最後、結局ズルをして怖がらせ大会に優勝してしまったことがバレて、更に実験室で大騒ぎを起こしてしまい、退学になるマイクとサリー。そこにやって来る学長先生。「あなたがたには見どころがあるから、特別に大学に残ることを許可しましょう」とか言い出すのかと思いましたが、何も言われずそのまま退学。でもやはり、もしここで学長先生の個人的な感情で退学を取り消したりしたら、「ハリー・ポッター」になっちゃうと思うんですよ。
約束は約束、やってはいけない事はやってはいけない事。
この、毅然とした学長先生の態度も好き。
短い間しかMUに在籍できなかったマイクとサリーですが、この学長先生から学んだ事も大きかったと思います。

「モンスターズ・インク」ではすっかり悪役だったランドールが、眼鏡の気弱な青年として登場するのも面白いです。
なまじ、怖がらせ屋としての才能があった為に、ロアー・オメガ・ロアー(エリートクラブ)に入会してしまい、そのマッチョで傲慢な気質に染まってしまうランドール。彼、カメレオンみたいに周囲に染まる人ですからね。それまで純真そうだっただけに、染まりやすかったのでしょう。
あと、サリーが最初、本当に「嫌な奴」として登場するのも面白かった。
観客は先に「モンスターズ・インク」を見てますからね、これがあの、心優しく、勇敢だけど怖がり屋のサリー!? ってちょっと驚くというか。
でも、マイクとの軋轢を経て、少しずつその熱意に感化されていくサリーの姿はやはり、私たちの知っているあの善良なサリーそのもので、まっすぐな夢や目標を持つ、という事がここまで人を変えるのか、という事まで考えさせられます。
マイクが幼い日にマッケイにキャップをもらったような運命の出会いを、サリーはこの年までしてこなかったんだなあ、と。
そしてサリーにとっての運命の出会いは、マイクだったんだなあ、と・・・。
(そんなわけで、当然ですが非常に友情度の高い映画でもあります♪ホクホク)
あと、サリーの背中が色っぽいと思うの、私だけですか?(笑)
あの、ちょっと猫背気味の、鍛えてないけどガタイは良い、みたいな、胸の筋肉とか張ってないけど喧嘩が妙に強そうな感じ。肩の線に色気を感じるぅ~(笑) ダンスパーティで、乗り気じゃなかったのに糸で引っ張られるようにして踊り出すとこも好きでしたww

ラストは、結局モンスターズ・インクで働く二人が、夢を半分(サリーだけ)かなえる所で終わりますが、前の映画を見ている人はこのあとマイクがこの会社の花形社員になる事を知っているので、あまりしんみりしなくて済む所もイイです。

最後になりましたがマイク役の田中さんとサリー役の石橋さん、もうこの二人の声なくしてはこのシリーズはあり得ない!
今回の吹き替えもとても良かったです。
「トイ・ストーリー」の唐沢さんの声も好きです。時々、字幕で見るとむしろ違和感を感じます(笑)
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