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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
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うほほいシネクラブ (文春新書)うほほいシネクラブ (文春新書)
(2011/10/19)
内田 樹

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図書館で借りて読んだ本です。残念ながら私が見た・見たい映画とほとんどかぶってなくて映画の本としては参考にはなりませんでした。ただ、この本の中に、オタクについて書かれた部分があり、非常に同意できると感じたので、ちょっと引用してみます。

 私見によれば、オタクの「真正度」は、オタク・アイテムのコレクションの充実とか、トリビア知識の多寡で計測できるものではありません。そうではなくて「決して裏切らないもの」に対する忠誠の深さによって考量されます。
 オタクがもっとも愛するものは何よりもまず「精密で機能的なメカニズム」です。
(中略)
「若く美しい女たち」にももちろんオタクたちは強い固着を示します。(中略)「若く美しい女たち」は「オタクの一途な愛を歯牙にもかけず一蹴する」という仕方において、決して彼らの期待を裏切ることがないからです。
(中略)
オタクたちはうっかりと「若く美しい女」との関係が好調に展開しそうになると、むしろそれを進んで台無しにして、「オタクに惚れる女はいない」という不易の真理を確認しようとします。


これ読んで、「ああ、分かる分かる!」と、目からウロコの落ちる思い。
私個人の少ない体験でも、オタク男子と知り合ってちょっと仲良くなりかけたら、突然別人のような態度でキツいメールを寄越されて、(やっぱオタクの人って性格がつかみづらいなあ)と思いそのまま疎遠になってしまった事があります。
それでなくても何となく、ディープなオタクの人というのは女性に対して常に(オレってこんなに駄目な奴だよ。ほら、駄目でしょ? それでもいいの? それでもいいの?)と問い続けているかのごときオーラを微弱ながら発散させていて、(そんなの、全然平気だよ~)と近づこうとすると、突然冷たくなったりして、調度いい距離感をキープできないような印象がありますね。普通に友達になりたいだけなのに・・・。

オタクの人が二次元のキャラが好きなのは、1年たっても2年たっても、彼女たちのキャラが変わらず、裏切られることが無いからなのでしょうか。アイドルオタクが、応援しているアイドルが売れて大物になると離れていってしまうのも、そこに裏切りに近い感覚を覚えるからだと思われます。
あと、オタクは「精密で機能的なメカ」が好き、というのもすごく納得できますね。
鉄道オタというのはオタの王道の一つですが、精密で機能的で、しかも時間を正確に守る所など、まさに「決して裏切らない」。何時何分に、この線路にやって来る、と思ってカメラを構えて待っていると、まさしくその時間にやって来る。女の子じゃ、そうはいきませんよね(笑)

対して、昆虫マニアなどが、その対象への偏愛の割にオタクと呼ばれにくいのは、対象が生物である以上、常にそこには予想外の出来事、つまり裏切り、が発生するからだと思われます。オタクというのは畢竟、自分の内側の予定調和を乱すものは受け入れられない、狭い意味で、心の狭い人たち、という言い方も出来るわけで・・・。
言葉を変えて言うと、自分を変えたくない人、相手に合わせて自分も変わっていくことのできない(そうしたくない)人、というのが真正オタクの、身も蓋もない正体、という気すらするわけで・・・。
真正オタクはやたら頭が良い人が多いので、いろいろ理屈をこねたりしますが、自分を裏切らないものしか愛せない、というのはやはり狭い意味の自己愛なのではないでしょうか。

まあ、普通のオタクはそこまで真正オタクではないと思うし、私自身を含めオタク気質な人は人口の何パーセントかを占めると思われますので、他のほとんどの問題と同じく、程度の問題ですよね。
でも、オタの自覚がある人は、せっかくの恋のチャンスを自分から駄目にしていないか、時々考えてみるのもよろしいかと思います。
私個人は、異性でも同性でも、ある程度オタクな人が相手じゃないと好意を持ちづらいです。そもそも、会話が続かないし(笑)
何かにのめり込む人の熱い語りを聞いているのも好きです。
でも恋バナには興味が無いかな。脳内でBL妄想してる方がいいや。BLは裏切らないからなあ。あーっはっはっは!
(語るに落ちた所で、今夜はこのへんでww)
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