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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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夏だ!
映画だ!
ウィザードだ!
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(2013/08/07)
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まず、同時上映の戦隊映画について。
私は「キョウリュウジャー」は大味な感じがするのがどうも苦手で、TVシリーズも最初の頃しか見ていなかったのですが、同時上映の「獣電戦隊キョウリュウシャー ガブリンチョ of ミュージック」は面白い! と思いました。
説明不足でガンガン進んで行ってしまう、大味な感じは変わらないのですが、画面や展開のテンションが異様に高いというか。アクションシーンが妙にみっしりしているというか。短い時間に、ギュウギュウ詰め感がものすごい。さすが坂本監督、と思いました。
アクションシーンでは、映画版のゲスト悪役のレムネアとアーシーという、二人のお色気お姉さんの素顔アクションが凄かった。フォーゼ映画でいうとインガ姉さんみたいな感じで。せっかくミュージカル仕立てなんだから、彼女たちにもっと踊って欲しかったな。
最初に、アイドル歌手ミコトのライブステージの場面から始まるのですが、会場を埋めたエキストラのノリと熱気が素晴らしいww
ブルーが、「ロックを理解しないなんて、ロクな奴じゃねーぜ!」とオヤジギャグ入りのタンカを切ると、背後の兄さんたちが大喜びでウォオーッ!!! と歓声を上げる場面が微笑ましかったですwww
あと、エンディングはこの観客たちとキャスト達が一緒に踊るのですが、ウィザードのハルトもチラッと出てきて踊っていたのが嬉しかったww これから見に行く方、短いカットなので見逃さないでね!

さて、ウィザード映画。
いかにもウィザードらしい、人知れぬ苦悩や孤独を丁寧に描いた作品で、すごく共感できる良作なのですが、やはり坂本監督のアクションの後に続けて見てしまうと、地味な印象になってしまうのが残念なところ。
でも、ウィザードの良さはこの普通っぽさにあるので痛し痒し。

この世界とは違う、魔法が普通に使える世界での話なのですが、そこでの魔法の使い方がとっても面白い。
みんなが、自転車の代わりに箒に乗って通勤・通学していたり(駅に自転車置き場ならぬ箒置き場があるw)。
携帯やスマホの代わりに指輪で通話したり。そもそも、お金の代わりに魔力で支払いをするシステムだったり(これは終盤への伏線)。
そして何より、全員がベルトをしていて魔法使い(メイジ)に変身できる世界!
瞬平やリンコさんがノリノリで変身ポーズを取るのが実に楽しそう。

あと、魔法世界のマヤ大王の城の中にいる、耳にピアスをした近衛兵隊長、(ん。なんかイケメンだなこの人・・・)と思っていたら、デカレンジャーのバンちゃんこと載寧龍二でした。パンフレットを読むまで気づかなかった。ああ残念。
これから見に行かれるかたは、ぜひ注目してみて!

この先の感想は、ネタバレするので「続きを読む」で。

魔法世界の王であるマヤ大王(忍成修吾)の孤独とコヨミの孤独、この世界で自分たちはひとりぼっちだ、という切ない共感がストーリーの根底に流れているのですが、コヨミには一緒に歩いてくれるハルトがいる。でも、素顔は普通の青年であるマヤ大王には共に歩いてくれる人がいない。
この絶望的な孤独感を利用し世界を自分のものに作り変えようとする悪大臣、オーマ(陣内孝則)。
この二人の芝居が良くて、なんか魔法世界の話でありながら現実と地続きな、人物にいちいち感情移入できる話になっているんです。
あと、魔法世界のコースケの扱いも良かった。魔法世界にありながら、ベルトも手作り、チベット風の天幕に住み、食事も自分で釣りをして食材をまかなうロハスな生活。(釣っているのが「生きたマヨネーズ」なのには驚いたww)
面影堂が魔法の指輪のお店として、大繁盛している絵面も面白かったですねww あ、もちろん輪島サンも変身しますwww

この面影堂に助手として暮らしている少年、シイナ。
彼は消えた母親の行方を探すため、金色の魔法使いを追い続ける。
そこに登場するフェニックス(なつかしい!)、グレムリン、メドゥサ。
「さあ。絶望してファントムを生み出しなさい」
とか言ってる所に登場する、ハルトとコースケ(彼なりにマヤ大王に疑問を持っているらしく、ハルトに協力してくれる)。並んで変身、ファントムを撃破してシイナ君を救う。
(ここでシイナ君のアンダーワールドに入り、くねくね長いウロボロスを蝶々結びにしちゃうのがオカシイ)
ビーストが最後に「ごちそうさん!」って言わないとなんか変ですねw
シイナ君に、オレが(大王の)城を調べてやるからお前はムチャすんな、と言いきかせるハルト。
「さてと・・・行きますか」
と、歩き出す所へ、
「オレも行くぜ」
とコースケ。
「足引っ張んなよ」
「お前が、な」
と、思わずニヤケてしまいそうな仲良し会話を交わして城に潜入。衛兵の制服姿に変身してます。マント付で、グレーの詰襟。キャー素敵~♪
王の部屋に潜入した二人。コースケが、チェス盤のコマをチョイチョイと動かしてチェックメイトの形を作ると、地下室への隠し扉が開く。
一目見ただけでチェックメイトできるなんて、コースケってかなりのチェスの上級者だったんですねー。
さて、この地下室の扉に書かれた魔法のモザイク画の女が、
「世界で一番美しいのは誰?」
と聞いてくる。この合言葉に答えないとここは通れない。
「白雪姫?」
「ミスユニバースじゃねえの?」
と悩んだ末にハルトがいきなり、
「君! 二度も言わせんなよ」
と、モザイクの女に向かって売れっ子ホストのようなパワーを発動!
「そんな事言われたの初めて~! 正解じゃないけど、通してあげる(はぁと)」
あっさり扉を開けてもらえました。
なんかさ、ハルトって毎回、新しい一面を見せてくれるよねw 自分を演出してるという言い方もできるのだけど、この、内向的なくせに自分のカッコ良さに自信を持ってる風な、予測不能な言動もけっこう好きなんですww

さて、地下室には不気味で巨大な、人骨で出来たオブジェが。
そこに入ってくるマヤ大王とオーマ大臣。隠れるハルトとコースケ。
この骨のオブジェは、国民から金銭の代わりに少しづつ集めた魔力の器だった。この膨大な魔力を一斉に逆流させることで、国中の魔法使いを絶滅させる計画を二人は立てていたのだった・・・!
「いよいよだ。この世から、魔法使いがいなくなる」
思わず、隠れた場所から「何!?」と声を出してしまうコースケ。
大王とオーマに見つかってしまい。ウィザードの魔法で床を通り抜けて逃げる。その時にコースケが「どーも。スミマセン」という顔付きで笑いながらお辞儀をしているのがカワイイww

街に戻るハルトだが、大王の陰謀の話をしても誰にも信じてもらえない。仕方なく町中の魔法装置(黒い手)を破壊していくハルトだったが、「俺たちの街を壊しやがって」と、人々から石を投げられる羽目に。
ここの、群集心理というか、いきなり襲ってくる感じは怖かった~!

身体を張ってハルトの代わりに石を受けるコヨミ。そして魔法世界の瞬平やリンコさん、シイナ君らの信じる力で助けられたハルトは再び地下室へ。
マヤ大王がとうとう魔法使いを絶滅させる装置のレバーを押してしまう。
「彼女(コヨミ)には君がいる。私には誰もいなかった ありのままのボクを受け入れてくれる人なんてだれも・・・」
大王は実は、この魔法万能の世界でただ一人、魔法の使えない少年だった。「できそこない」と呼ばれ、しかもそれを秘密にせねばばらない。その苦悩と孤独、いかばかりか。
しかし膨大な魔法は人々を絶望させはじめる。何が起きたのか分からない大王に、
「ファントムが生まれるのですよ・・・」
とオーマが告げる。実はファントムであったオーマは、最初から大王の苦悩を利用して、自分に都合のいいように魔法を集めさせていたのだった。
(オーマが、ファントムなのに魔法使いでもあるってどういうこと・・・???)
絶望の淵に追いやられる大王、そしてハルト。しかし・・・!
「オレは信じてんだ。自分の中にある希望を・・・! ウォーッ!」
と、何とか絶望をはねのける! コヨミが祈って力をくれたおかげでもある!
「なるほど。まだ私を楽しませてくれるのか」
「いや。お前の楽しみはもう終わりだ。ここからはオレの、ショータイムだ」
セリフをピシッと決めた所で、変身! 更に、魔法装置から花の指輪を抜き取ってインフィニティに変身、画面が花で一杯に~! 花吹雪の中、キラキラと華麗にオーマを倒すインフィニティ。うつくしいwww 
女子力の高さは健在でしたwww

魔法世界が壊れ、世界がもとに戻る。ハルトとコヨミはもといた世界へ。
ハルトが、リンコさんがベルトをしていないのを確かめようと服をまくりあげて、リンコさんに思いっきり平手打ちをされるのが可笑しいww やっぱハルトは平手打ちの似合う男だ~!(笑)

魔法世界では孤独だったマヤ大王だが、こちらの、本来の世界では赤ん坊を抱いた妻と仲睦まじげに歩いていた。良いパパっぷりだった。もう彼は、孤独ではない。
それを見て、ハルトとコヨミも安心する。
「良かった。世界を一つ、ぶっ壊した甲斐があったな」

・・・と、いうわけで、何となく中学生あたりに見せたいような、誰にでも身に覚えがありそうな(世界で自分は、たった一人なんじゃないか?)という孤独感というものがテーマだったりするんです。渋い。
アクションはむしろ地味。
子供よりも付添いの大人が面白いと思うような内容ではないかと・・・。いいのかなあ、それで。老婆心ながら、何だか心配です(笑)
コミカルな軽いコメディタッチも、ウィザードの美質のひとつだと思っていますが前半は魔法世界の描写が特に良かったです。
あと、コヨミちゃんの白い服が似合っていて可愛い。ヒロイン感もバッチリ。TVでは茶色っぽい、西洋人形みたいな色の服を着ていることが多いですがもっと白を着せたほうがいいと思いましたw

あ、あと、マヤ大王の城が「エメラルド城」というのですがこれは「オズの魔法使い」へのオマージュですね。最初、大王がカーテンの向こうにいて姿が見えない描写もオズだと思いました。
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