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イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

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期待以上の面白さ!
映画館に行って良かった大スクリーンで見れて良かった。
この映画、CG使いまくりの大味な映画かと思ってまったくノーチェックだったのですが、私がちょいちょい覗かせていただいているブログさんで、(この人とは趣味が合いそうだな)と思っていた方々が皆さん映画館に見に行かれて、ブログで激賞しているのを読んで俄然興味が湧き、今日映画館で見て来ました。

・・・畜生ッ!!!
ロボットアニメや特撮映画を作ってる日本のクリエイター達は、本当はこういう映画が作りたかったんだよッ!
お金がなかったり体力がなかったり、本気になってくれる人が少なすぎたりで、正直こんな映画を実際に作ることが出来るっていう事すら想像できなかったんだよッ!
アニメや特撮の、限られた表現の中で、ひたすらカッコ良さを追い求めてそれなりの進化を遂げてきたんだよッ!
その、血と汗と努力で作りあげてきた世界観の、上澄みの一番オイシイ所だけを、大の大人(ハリウッドのこと)が、本気で映像化してくれた。見てまず感じるのが、「あ、この人、分かってる」という気持ち。そう、巨大怪獣が、巨大ロボットが動くときのカッコ良さ、重量感、スケール感。ロボット達の、細く締まったウエストやふくらはぎのある足の形などのセクシー(と、言っていいと思う)さ加減。そのセクシーロボたちが戦いの中で、ロボットなりに傷ついて、腕が破壊されたり足を引きずったりするあの感じ。
「第9地区」のあのロボットのドンパチシーンのノリでエヴァンゲリオンやってるみたいな。

胸熱です。
萌えです。
「分かってらっしゃる」です。そうです、私たちはこういうのが(実写で)見たかったのです。
っていうか、私自身、エヴァンゲリオン以外ほとんどロボットアニメって知らなくて、「分かってらっしゃる」だなんて上から目線な物言いをしてホント恥ずかしい。
でも、「分かってらっしゃる」ですよね。私の言いたいこと、映画を見た方なら頷いてくださるはず。
その昔、「ゴジラ」がハリウッドでリメイクされたけれど、素早く走る大型トカゲみたいな感じで安っぽくて、ゴジラのあの存在感、貫録などがまったく再現できてなくて、「やっぱガイジンには怪獣の良さが分かんないんだね」と日本人は皆、馬鹿にしたものでした。
結局、愛の量の差なのかも。
そう、デルトロ監督には怪獣への、ロボットへの愛を感じるんです。

近未来、太平洋の底に次元の裂け目ができ、そこから大型怪獣(英語の会話の中でも、カイジューと発音されている)が次々と現れ、上陸して都市を破壊する。人類はその能力を結集し、搭乗型巨大ロボット、イェーガー(ドイツ語で「狩人」の意味)を建造、怪獣軍団を撃退。
だが、怪獣は徐々に大型化し、現れる頻度も増し、人類は破滅の危機にさらされる。PPDC(環太平洋防衛軍)の科学者たちによって、怪獣の出現を防ぐ方法が見つかり、人類はすべての希望をその作戦に託す・・・!

ストーリーは、怪獣映画やロボットアニメを全部混ぜて平均値を出したような感じで、目新しくはありません。上司や親子の泣ける心理ドラマも、どこかで見たような感じ。
なので、特撮好きじゃない人には評価は低いかも。
話の筋を追うのではなく、とにかくひたすら目で楽しむ映画なのです。

日本人女優、菊池凜子も良いです。
アジアンビューティーな顔立ちではないのですが、役柄とあいまってどんどん魅力的に見えてきます。
初登場時、真っ黒い傘を上げてフッと顔をのぞかせる演出もいい。目が合うとドアを閉めてしまうような、ちょっとツンデレ気味(笑)なのもいい。
棒術試合の時は、キレのある(身体がピタッと止まる)アクションがカッコ良すぎ。
(この時、道場の壁面に「勇気」「毅力」などと書いてあるのも面白い)
彼女の子供時代を演じた芦田愛菜ちゃんも、短い出番ですが達者な子役っぷり。

以下はネタばれ感想なので、「続きを読む」で。

イェーガーは二人一組で操縦する、という設定がまず良いです。
シンクロ率が高いほど強くなる、とか(笑)
で、最初、主役のローリーがお兄さんと乗ってるのも好き。兄弟仲よしで、お揃いのジャンパーとか着ててね(ホクホク)
で、壮絶な戦いの末、兄を失い傷ついた身体で海岸まで歩いてきて意識を失うイェーガーに萌え(笑)
ローリーにじゃなくてイェーガーに、って所がポイントですww
ロボットが壊れかかってるのってどうして色気があるんですか。こんな事を言ってる私は変態でしょうか。
ローリーとマコ(菊池凜子)が操縦するイェーガー(ジプシー)が、怪獣を相手に両手で掴んだコンテナ車両で殴りかかったり、船を棍棒の代わりに振り回したりするのも面白い。怪獣に投げられたイェーガーが空中で回転しながら、低い姿勢で着地するのもカッコ良い。
ロボット擬人化、というのとまたちょっと違うのだけれど、あえて人間くさい動きを入れてくるあたりが「分かってらっしゃる」ですw
戦っていてプラズマ砲も尽き、絶体絶命になった時、最後の手段が昔ながらのソード、というのも良いです。

あと、ビルの中でイェーガーの腕がオフィスを破壊して、ちょうど止まった所に銀色のボールがカチカチ動くオブジェが置かれていて、勢いで動き出す、ちょっとしたギャグが可笑しかったww っていうか、振動と衝撃でとっくに床に落ちてるんじゃないか?(笑)

また、PPDCにいる二人の科学者が実に良い。腕に怪獣たちのタトゥーを入れるほど、怪獣オタクのニュートと物理学者のハーマン、いつも喧嘩ばかりの二人がクライマックスで力を合わせるのも、ありがちな展開とはいえ実に心地よい。ハーマンが黒板に数式をバリバリ書いて説明する場面、好きです。足を引きずって歩くのも味がある。
あと、世界各国のイェーガーとその操縦士たちがまたカッコいい。ロシアの金髪美男美女もいいけど、香港の三つ子が好きwww 三人が乗ってるイェーガー(タイフーン)も腕が三本あって、「雷雲旋風拳!」とか使うしねw
どうせなら、腕が6本の阿修羅像みたいなイェーガー見たかったなあww

黒人上官のスタッカーがまた良い。
去年の傑作「アベンジャーズ」の時もそうだったけど、上官ってなぜか黒人ですよね。確かに、冷静な白人と冷静な黒人だったら、黒人のほうが有能かつ優秀に見える気はする。冷徹そうに見えて実は人情家でね。
スタッカー、服の上からでも「いい身体してるな」とは思っていましたが、最後スーツを着込んだときは体型のカッコ良さにも目を奪われました。

香港にいるマフィアの大物、ハンニバル・チャウの金ピカの靴にもあっと驚きましたww
ちゃんと最後まで見ると、やはり彼もこの靴を気に入っていた模様ww

怪獣たちは、禍々しさを前面に出すためか、日本人の目からみると、やや愛嬌に欠けるかとも思いますが、怪獣に愛嬌を求めてどうすんだよ、って話でもあるのでまあ良しとします。全部CGなのだろうけど、体型的に、見ようによっては中に人が入っているように見える所はポイント高いです。

それにしてもデル・トロ監督、以前に「パンズ・ラビリンス」を見たときに、その美しくもグロテスクな幻想世界に「ファンタジー映画史に残る傑作!」と思いましたが、こんな怪獣オタクだったとはねえ・・・。
いずれにしても、去年の「アベンジャーズ」に続く快作です。ハリウッドの大作主義も、あなどれません。
この映画の、ほとんど唯一の不満は音楽があまり印象的ではないこと。クライマックスやEDに、昂揚感あふれるテーマソングが流れればもっと滾ったのに。往年のジョン・ウィリアムズに作曲して欲しかった・・・。

あと思ったのが、今はまっている漫画「ワンパンマン」と、絵的に妙にかぶること。
ジェノスの手や胸のプラズマ砲が光る感じとか、ありがちなのかも知れないけど、まったく同じでした。白黒の紙面で、ハリウッド大作と同じ画面を表現してしまう村田先生の画力を讃えるべきなのか・・・。
村田先生もこの映画を見て、「こういうのが見たかったんだよ!」と狂喜しておられるに違いありません。
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コメント

かなぶんです。

 イザク様

 仰る通り、この映画、日本のクリエイター達が作りたかった夢の映画かも知れませんね。技術力、資本力で劣る日本の映画界にこういう映画を作って欲しいと願うのは…やっぱり無理なんでしょうか?

 最近の「アイアンマン」とか「アベンジャーズ」を観て、個人的には「日本の特撮ヒーローものもこういうレベルの映画を作らないとヤバいのでは?」と危機感を持っていたんですが、正直本作で思い切りトドメを刺された印象がありますね~i-230

 ちなみに、私は吹替版で観たんですが、ジョセフとかアムロとか、綾波レイとかが出ていて結構豪華でした(´∀`*)ケンドーコバヤシがハンニバル・チャウを演じていたんですけど、割と合ってましたよ!芸人さんは何でも上手くこなしますね。

 また遊びに来ます!(*^-^*)ノ~~マタネー

Re: かなぶんです。

かなぶんさんこんばんは。

なんだかここ2日くらい、ずっと「パシフィック・リムの事ばかり考えてしまうんですが・・・
日本では、「映画」と「特撮」って完全に別ジャンルのものとして扱われてますよね。
私も、ライダー映画を見に行くときは普通の映画を見に行くときとまったく違うテンションと評価基準で見ていて、またそれが当たり前と思っていたのですが、「パシフィック~」は普通の映画でありながら特撮映画のノリを合わせ持っている所にまず驚きました。
若い頃、最初のスター・ウォーズ(今でいうとエピソード4)を初めて見た時の衝撃に似ています。
SW以前のSF映画って、今でいう「特撮映画」に近い、子供向けのB級映画か、「2001年宇宙の旅」みたいな一癖ある映画ばかりだったのが、普通の映画っぽいのにSFテイスト満載、というのが当時は新鮮だったのです。

> 最近の「アイアンマン」とか「アベンジャーズ」を観て、個人的には「日本の特撮ヒーローものもこういうレベルの映画を作らないとヤバいのでは?」と危機感を持っていたんですが、正直本作で思い切りトドメを刺された印象がありますね~

「アイアンマン」「アベンジャーズ」は、まだ映画の軸足がハリウッド娯楽映画、という感触があるのですが、「パシフィック~」は本当に、日本のロボットアニメが正しく実写化されたように感じます。
こんなの、日本人の体力じゃ無理・・・と思ってしまいますが、今「パシフィック~」を見ている子供たちが大人になった頃には、かなり近いものを作るでしょう。
あとは、資本の差かな。ハリウッドの映画作りは伝統でもあり、国を挙げてのビッグビジネスでもあるのですから、この差はなかなか埋まらない気がします。

>  ちなみに、私は吹替版で観たんですが、ジョセフとかアムロとか、綾波レイとかが出ていて結構豪華でした(´∀`*)

私は2D字幕で見たのですが、吹き替えの評判がいいですねw
「3Dで見た方がいい」という声も聞くので、もう一度3D吹き替えで見てこようかな。
ただ、映画自体があまりヒットしていないので、吹き替えの上映を探すのが大変・・・っていうか、早くしないと上映が終わってしまうかも(T.T)

最近あまりTVを見ないせいか、「パシフィック~」に関しては事前にCMを見た記憶もなく、「パシフィックなんたらっていう怪獣映画に芦田真奈ちゃんが出ているらしい」という程度のことしか知らず興味もなく、映画館に行く気もまったく無かったのですが、かなぶんさんのおかげで映画館に行って見る事ができました。
本当にどうもありがとうございます。

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