プロフィール

イザク

Author:イザク
好きな物・好きな人(順不同)

昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
西尾維新先生。舞城王太郎先生。荒木飛呂彦先生。奥泉光先生。円城塔先生。津原泰水先生。山岸涼子先生。松本大洋先生。三上骨丸先生。白鵬様。食パンちゃん。

カテゴリ

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:


高校生の娘が借りてきた「おやすみプンプン」(浅野いにお作・小学館)。
コミックスです。
なんかけっこう話題の本みたいです。4巻までですが読んでみました。
んーーーー、なんかね、若い人は参っちゃうだろうな、って感じです。
「悲惨な子供時代を子供の視点で描く」という、そういうカテゴリの作品ですね。
西原理恵子の「ぼくんち」とかね。業田良家の「自虐の詩」とか? 梅図かずおの「わたしは真悟」も、ちょっとそんな感じ。
だから読んでて、泣けることは泣けるんです。
主人公の「プンプン」(最初は小学生男子。だんだん成長する)が、子供のラクガキみたいな二次元の小鳥の姿で表現されているのがちょいシュールなんですが、それに何の意味があるのか、正直分かりません。
この年になると、「下手に奇をてらうんじゃない。書きたいことがあるんなら、正面から行け!」ってな気分になっちゃいます。
が、プンプンが顔を持たず表情もない、その事によって年若い読者はプンプンの少年期から思春期の内面的な悩みに自分を同化してしまうんだろうな、という事はわかります。
あと、プンプンの叔父さんの恋愛譚のエピソードもあるのですが、この叔父さん、「モテキ」前半の森本君みたいに、自分が傷つく前に幾重にもガードを張るタイプで、苛々します。
しかもモテキと違って、ここに出てくる女の子はそんな叔父さんをそのまま好きになってあげる優しい子なので、これじゃ結局、叔父さん「自分が一番かわいい」のまんまじゃん? って、また更に苛々します。
叔父さん悩んでるんだけど、「悩んでる自分が好き」っていう面倒なタイプなんですよね・・・。
4巻までしか読んでいないせいもありますが、結局何が言いたいのかよくわかりません。

でも自分が10代だったら、激感動してたかな、という気もします。
この本で「救われた」と感じる若い読者は大勢いることでしょう。
「救われた」というのは、「誰にも言えなかったこんな悩み、他の人にもあったんだ。自分、悩んでも良かったんだ」という意味です。
私が若いころは山岸涼子先生の「天人唐草」というコミックスや、太宰治の「人間失格」で救わたと感じていました。どの時代にも、そういう本は必要でしょう。
ただ、しつこいようだけどこの年になるとね、・・・「ああ、そういう本が描きたかったのね」で終わってしまうのも事実(笑)
評判いい本みたいなのに、すみません、愛がなくて。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://isaac936.blog.fc2.com/tb.php/80-ca6a3c48

 BLOG TOP