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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
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宇宙コワイ・・・もうそれしか感想がない・・・(T.T)

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去年の「パシフィック・リム」と同じく、公開当初はあまり興味がなかったものの、口コミでじわじわと評判を伝え聞いて、見たいと思い始め今日ようやく、木場のIMAXの映画館まで足を伸ばして見てきました~!
アイマックスというのは、私も初めて体験したのですが、映画館自体が音響や光源などの面でとにかく観客に純粋に映画を最上の状態で楽しんでもらえるようにとデザインされているが売りなのです。普通の映画館では上映中も、非常口のランプは灯ったままですが、アイマックスは完全に暗闇になります。
なので、今回の「ゼロ・グラビティ」のようなリアルなSF映画にはうってつけです。

ただ私は、普段から映画が始まってしばらくすると「非常口」などの表示はまったく気にならなくなるので、アイマックスのありがたさをあまり体感できていなかったように思います。それよりも、映画館の内装が黒一色なのと、空気の流れを防ぐためなのか、場内が妙に密閉されたような圧迫感があり、Uボートにうっかり乗り込んでしまったかのような息苦しさで、あまり好きになれませんでした。まあ、その息苦しさも、「ゼロ・グラビティ」という映画を見るためにはうってつけだったわけですが・・・。

「宇宙兄弟」などが目指している宇宙飛行士は、結局のところ地球の軌道上を回る宇宙ステーションで作業したり研究したりするのが主な仕事なのでしょうか。
この映画は、まさにそういう現在の・現実の宇宙ステーションでの宇宙飛行士たちの、緊張感も薄れた日々の業務の様子からスタート。いきなりそこに、「ロシアの人工衛星が爆破されて、そのカケラが秒速10kmで飛んでくる」という情報が飛び込む。現実にも人工衛星はいくつも軌道上を回っているのだし、その一つが爆発したら、この映画のように連鎖反応でいくつもの衛星や宇宙ステーションが爆発し、その破片が四方八方に飛び散るのではないかと考えると恐ろしい。
平和(?)なステーションは一瞬にして破壊され、主人公の女性飛行士ライアン(サンドラ・ブロック)とマイク・コワルスキ(ジョージ・クルーニー)の2人だけが生き残る。2人は、宇宙服のままで近くの宇宙ステーションまで移動し、そこから地表への帰還を目指すのだが・・・

なにしろ、重力ゼロ・空気ゼロ(したがって摩擦による運動エネルギーの減衰ゼロ)慣性の法則だけがしっかり生きている宇宙空間ですから、一度ある方向に飛び出したら、自力では絶対に戻ってこられない。一度クルクル回転しだしたら、自力では絶対にその回転を止められない。目の前の何かと衝突すると分かっていても、避けることができない。
「2001年宇宙の旅」という1968年(!)の映画で、人工知能のハルが、船外作業をする宇宙飛行士の命綱を切ってしまい、その飛行士がなすすべもなく、無音で宇宙空間を回転しながら勢いよく遠ざかって行く恐ろしいシーンがありますが、「ゼロ・グラビティ」という映画は最初から最後まで、あのシーンのような非情な宇宙空間の怖さの連続です。ほんと、重力がないって、空気がないって、こんなに怖いことなんだなあ、って・・・。
しかも嫌なのが、この映画、宇宙ステーションの軌道が舞台なので、地球の地表からあまり離れていないんですよね。映画の画面上に、いつも大きく青い地表が写り込んでいて、こんなに地球に近いのに、もう重力も空気もないなんて・・・やっぱ月着陸とか、無理じゃね? という気分になってしまいます。
(地表に近いのに無重力なのは、宇宙ステーションも飛行士ももろともに軌道上をフリーフォール状態で落ち続けているからじゃないかと思うのですが・・・。SFは大好きだけど高校生のとき物理で0点を取ったことがあるヒトなので、自信がありません。でも、フリーフォール状態にしておかないと、衛星も人も、みんな地球に落ちてしまいますよね?)

ほとんど全編を通じて、ライアン役のサンドラ・ブロックの一人芝居ですが、宇宙服を脱いで下着姿になり、その細身の美しい身体を見せるところが唯一のサービスシーン(?)で、あとはひたすら叫びまくり。SF映画というよりもパニック映画なので仕方ありませんが。コワルスキ役のジョージ・クルーニーが実に美味しい役どころで、オジサンのくせに独特の愛嬌を振りまいてくれているのが、この重苦しい映画の救いとなっています。

ラストは「人類は重力に負けない。立ち上がるんだ~!」という、やたら前向きな終わり方なのがやや唐突にも感じますが、全編を通じて、「無重力の恐怖」という、いままでありそうで無かったテーマに真正面から挑んだその力技にはほとほと感服しました。見たことのないものを見せてくれた、という意味では、キャメロン監督の「アバター」に通じるものがあると思います(それにしても、無重力画面、どうやって撮ったんだろ?)。
前に試写会で見ていた娘は、「ディズニーランドの『スターツアーズ』みたいな臨場感」と言っていましたが、確かにその通りでした。
ただ、アイマックスで見たせいもあるのでしょうがとにかく息苦しい映画で、ラストは力強いとはいえ、見終わった後、とても明るい気分にはなれません。口をついて出てくるのは「宇宙コワイ・・・」というつぶやきばかり。カップルで見に行くのは避けた方が無難です。
あと、「宇宙兄弟」で感動して宇宙飛行士になりたいとか言ってる人も、見ない方がいいと思うよ・・・。
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