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イザク

Author:イザク
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昔のSF。宇宙とかロボットとかそういうSFっぽいもの。
本一般。映画一般。特撮ヒーロー。仏像。友情モノ。
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(2013/10/11)
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、サラ・ガトン 他

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予備知識なしで見始めたのですが、しばらく見ていてオヤオヤこれってクローネンバーグ監督っぽくないか? と思っていましたらなんとこの映画の監督はデビッド・クローネンバーグの息子ブランドン・クローネンバーグ。この映画が長編デビュー作だそうです。

さて、この映画、何とも説明しづらい。
近未来。
大スター、というかセレブ達と、その崇拝者たる熱狂的ファンたち。
セレブが病気になると、その同じウイルスを体内に注入してもらい、セレブと同じ症状を愉しむ、という変態っぽい産業が成立している。主人公のシド(ケレイブ・ランドリー・ジョーンズ)の働くクリニックも、そんな業界のいち企業。
セレブの体細胞で培養した人工肉を扱う店まであり、思想統制された異形の近未来、といった趣がある(実に独創的で、個人的には高評価)。
シドは看板スター、美女のハンナ(サラ・ガドン)がインフルエンザに罹ったと聞き、その血液を採取しに行く。
企業では、社内のウイルスを社外に持ち出すのは固く禁じられているが、シドは会社を裏切ってウイルスを自宅に持ち出していた。更にシドはハンナにひそかに憧憬を持っていたため、罹患したハンナの血液を自分に注射してしまう。
ところがハンナの病気は致死性であり、その裏には企業間の謀略があった。衰弱してゆく、ハンナとシド。
そして・・・。

と、まあこんな感じのホラーっぽいサスペンスですが、シドが見る幻想場面がモロにクローネンバーグ。
シド役のケレイブ・ランドリー・ジョーンズという人、ちゃんと見るのは初めてですが、いかにも病気で弱ってそうな神経が衰弱してそうな、色素の薄いイケメン様(色素が薄すぎて、肩や腕がソバカスだらけなのにはびっくりしましたが、豹柄みたいである意味ちょっとカッコいいかも、って思っちゃいました。イケメン様は何をやっても得ですなあ)。
この病弱キャラのシドが、後半病状が進んで派手に吐血! また吐血!
まさに出血大サービス(笑)
映画を見終わって全体を振り返ってみると、よくある「企業間の争いに巻き込まれ、ハメられた男が自分の命と愛する女のために立ち上がる!」みたいな話なんですが、見ている最中はどこまでが悪夢かわかんない中を血を吐きつつさまよっている感じです。一昔前の、クローネンバーグやリンチに通じる感覚で、私としてはけっこう好き。
映画全体がほとんど白一色のインテリアで撮影されているのも、ちょっと昔のSFっぽい。
あと、セレブたちが圧倒的に美しいものとして描かれているのもいいなあと思いました。
私は女優さんを印象的に、綺麗に撮る監督さんは大好きなのです。

チョイ役ですが老医師役で、「時計仕掛けのオレンジ」のマルカム・マクダウェルが出ているのもビックリしました。
見終わって爽快な気分になる映画ではないので、万人にオススメはできませんけれども、病気フェチや吐血フェチの方には必見かと(笑)
 
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